speak like a...child

 

 

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Mr.Cockroach - 2004年10月27日(水)

喫緊ノ作業此有リテ研究室ニ籠リ候。

独リ寂シク佇ミシ折、闖入者来タレリ。

名ヲ蜚※ト申セシ彼ノ者、見ルニ久シク、

再会ニ感極マリテ吾唯新聞紙ヲ手ニ取ル。

(※・・・虫偏ニ廉ト記ス)


恋人はパブロ - 2004年10月18日(月)

Norah Jonesの日本公演の報せが届いた。
時期と場所とチケット額を5秒ほど眺めてすぐにフォームを埋めにかかる。
ざっと見直して送信完了するや否や、折り返しのメールにて購入確定。
この早さと手軽さがWEB決済の怖いとこ。来年のアテもないというのに。
衝動的な行為の罪悪感と生ノラに会える貴重な機会を天秤にかけたら
断トツでノラが重かったので良しとする。

今年も残すところ2ヶ月と少しになってしまったが相変わらずライブの
予定だけは入っていて、今週末に小島麻由美。初BEEB。来月は何と、
Ego-Wrappin'とOrange PekoeとAsian Kung-Fu Generationの3本立て。

アジカンは付き添いのわりに演奏に興味津々、エゴは初めてなので楽しみ。
オレンジ・ペコは好きで何度も行ってるがZeppは初なのでどうなるやら。
つか、これ全部Zepp公演か。疲れるナ。ちなみにOrange Pekoeが1枚余剰中。

しかしながら、それよりもなによりも小島麻由美。
単独公演は初めてだし、なかなか仙台まで来ない人なので
土曜のために今週は力を蓄えてひっそりと生きるのであります。


sick? - 2004年10月12日(火)

ボロボロでホコリだらけで(中略)だった研究室の隣の部屋が
急に改装されたかと思ったらすでに入居者がいるので驚いた。

こんな突貫工事で壁の張り替えなんかしたら「シックハウスに
なるんじゃないか?」と言うつもりが、言葉が出てこなくて
「ホームシックになるんじゃないか?」と言ってしまった。

よく見ると留学生の部屋なのでどちらも避けたいところ。


うっかりしてた。 - 2004年10月11日(月)

近所の家屋に『管理』という看板が掲げられ、玄関先から歩道まで
処狭しと家具が打ち並べられている。これが噂の物件差し押さえか?

そういや、研究室にベッドが欲しいって言ってたな。

話は変わって、もうほとんど使っていないメアドにやたらと迷惑メールが来る。
ネットを始めたころのメアドなのだが、そのプロバイダーが大手に吸収されて、
新しいアドレスを取得したのを機に使うのをやめたのだ。

そんなアドレスに来るメールの量が最近になって激増したものだから
これはもしやどこかから漏れたのか、はたまたウィルスかと思っていたら、
なんのことはないyahoo!のプロフィールに載せっぱなしだったのだ。さぃ。



BGM : 『Anthology 1994-1999』 / Yngwie Malmsteen

スコアは載ってるけどCDがないね。もともと企画物っぽいし廃盤か?


一風堂 - 2004年10月08日(金)

噂の真相を確かめたくて帰りにわざわざ晩翠通りを経由してみたところ、
たくさんの人だかりを見つけた。雨の中の行列は異様である。

上野で食べたときはまあこんなもんかと思ったが、タクヤの評価では
「かっぱ亭を超えた」そうなので空くころを見計らって食べに行ってみよう。

ついでにSEIYUに寄って買い物。
久々にお菓子を作る気になってヨーグルト、果物、ゼラチンを
選んだところで肝心なホイップクリームを忘れていることに気付く。
ところが高いものしか残っていない。困る。悩む。が、仕方なく購入。

帰宅してすぐに取りかかって、仕上がりは明日。さてさて。


forget-me-not - 2004年10月06日(水)

彼の死について僕は知らないことが多すぎる。
改めて詳細を聞こうにも、それは編年体のように
時系列に沿って語ることはもう完遂しているため、
あとは特定の感情によって記憶が喚起されることを
待つしかないようだ。そう、例えば今回のように。

それが心身に負担を強いることはよく知っている。
それ故に真実に近づけないもどかしさが今もある。
気が付くと、僕はまだ、ここから動けないでいる。


パラレル - 2004年10月03日(日)

先日DVDで買った『きょうのできごと』(行定勲 監督)を見た。
映画館で観たときに比べて感想に大きな変化はなかったが、
作品に望んだときの心境があまりにも違いすぎることに今気付いた。
エンピツのログがほとんど進んでいないせいだ。

先週訪れた祖父の家には長男が贈ったプラズマテレビがあって、
皮肉にもBSデジタル放送というものを片田舎で初めて拝んだ。
いくつものチャンネルを回しながら不意に見覚えのあるシーンが
過ぎったと思ったら、『はつ恋』(篠原哲雄 監督)であった。
スクリーンで観たのは確か大学3年のころ。僕も君も若かった。

髪を短くして「耳たぶ触ってみ? こんな感じ。」(※)と言ったかと思えば、
いつの間にか結婚して(※)しまったし。味噌汁いいなぁ。シクシク。

あ、今日はある女優さんのお話。


雨と老人 - 2004年10月02日(土)

仙台に帰る日はあいにくの雨だった。
昔案内してもらった道を思い出して鳥海山(標高2236m)に立ち寄ってみた。
昼に訪れるのは初めてで、たどり着くまでに晴れることを期待していたが、
迷いに迷った挙げ句、天気は変わることはなく、絶景は望めなかった。
このところ、山との相性が悪い。

車には首枕が積んである。
標高が高いところに上って気圧が下がるとパンパンに膨らむ。
破裂すると怖い&悲しいので普段はフニャフニャにしてある。
その変化を楽しんだだけのドライブだった。

さて。

祖父はと言えば、正月に会ったときに比べて劇的に変わった点はなく、
相変わらず僕の代わりに3通りほどの名を呼んだ。ただし、僕が誰の息子だとか、
大学に行って勉強しているとか、どんなスポーツをしているとかいったことは
ちゃんと覚えていて、出てこないのは僕の名前だけであった。

“自己とは他者との関係のみによって定義され、名前は単に識別するための
記号にすぎない”ことを認めるならば、この会話もあながち間違ってはいない
気がしたが、それ以前に会話が噛み合っていないのでそれは無理だった。

それでもこの日は体調が良かったらしく、やけに多弁であったし、
昼食後にもかかわらず持っていったお菓子を軽く平らげた。

衰えの中に希望を感じさせる一時。
また来るよと言い残して重い扉を閉めた。

思えばこの日も雨だった。
会話の節々で「外は雨か?」と何度も問うた祖父の声が印象的だった。



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