Stage Diary
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Yoshimi.Aが観た舞台の感想です。
レポートではなく感想だけを載せてたりすることが多いかも…。(^-^;


2001年08月31日(金) 『エリザベート』

 行ってきました、大阪へ…!
『エリザベート』大阪公演千秋楽〜!!!
梅田コマ劇場より、劇場飛天という名前のがよかったという思いがなきにしもあらずなのですが…まあ、いいです。
阪急インターナショナルの隣というのがいいです。
阪急インターナショナルのケーキも食事も美味しいんですよ。
大阪らしくなく落ちついていて、のんびりとくつろげますしね。(笑)
まあ、それはさておき…(^^)

『これぞ、グランドロマン〜♪』…という素晴らしい舞台を堪能してきました。
(*^^*)
トート閣下はもちろん、山口祐一郎さん!
『風去り〜』の舞台があったので、彼は29日から3日間だけの出演という…残念な大阪公演でしたが、それだけに!感激も一入でした。
本音を言ってしまえば、あんな『風去り〜』なら、『エリザベート』の方がよかったという…。
(^^;

『エリザベート』を観る度に思います。
私はこういう舞台が観たかったんだって…!(力説)
祐一郎さんも本当に気持ちよさそうにのびのびとお声を出していらして、やっぱり『エリザ…』のが、『歌の祐一郎』の本領を発揮できるのね…なんて思ったり、公演を重ねてカンパニー全体のまとまりがよくなってるわ…とか思ったり、様々な思いが交錯しますが、突き詰めてしまえば、『素敵』な舞台で、『大好き』という感慨に集約されます。

美しいメロディラインに、華やかな衣装、ゴージャスな舞台装置に美声持ちのかっこいい貴公子(笑)と美女…およそ女性が憧れる要素がぎっしりと詰めこまれた贅沢な舞台ですが、多くの人々が惹きつけられるのはそれだけに留まらない、緻密な計算の上に成り立っている出来のよい舞台だからでしょう。
なんて言いながら、最も言いたいことは…

『ちゃんと馬車がある〜!!!!』(感涙)

でしょうか。(^^;
…馬鹿まるだしな感がありますが、中日劇場では馬車がなく、構成的に間抜けな舞台であったこと(代替の構成も上手く考えられていたのですが、それでも流れ的に馬車が出てこないとトート閣下がお間抜け…なので)を考えれば、それも致し方ないのでは…と思うのですよ。馬車もなく鞭を揮ってはトート閣下がただのサディストのようではありませんか。<言い訳

それにしても、千秋楽公演というのはいいですね。
長い公演だといつも同じコンディションを保つのは難しかったり、日によって出来、不出来があったりしますが、最後だけは皆が力をあわせて全力投球。
…いや、普段が悪いって言ってるわけでも、手を抜いてると思ってるわけでもないですが、『最後だ!』って力が入る分、素敵な舞台にプラスαのエッセンスがかかりますよね!?(誰に同意を求めてるんだろうか…)
それに、千秋楽だとカーテンコールで出演者さん達のご挨拶もあったりして、素敵な舞台の感慨がさらに高まります。
一路さん、阿知波さん、寺泉さん、初風さん、綜馬さん、井上君、高嶋さん、祐一郎さん…と、主要キャストの方のご挨拶だけだったのですが、それぞれのキャラクターを表している楽しいご挨拶でした。
でも、最も嬉しいのは役者さん達それぞれの満面の『笑顔』ですね。
その瞬間…役者さん達の最も美しい笑顔を見れるのです。
計算され尽くした美しい笑顔の演技ではない、役者さん達の極上の素の笑顔を…。
私は舞台もさることながら、この笑顔の為に千秋楽公演へ通うのかもしれません。
初日にはアクシデントがつきものですしね…(笑)
そして、追い出しのアナウンスがかかってもやまないアンコール!
皆、なかなか帰ろうとしない熱気はやはり、千秋楽だけのものですからね。
どんなに手が腫上ろうと、筋肉痛になろうと、最高の舞台を見せてくれた出演者とスタッフにありったけの気持ちをこめて拍手したいのです。
他人の迷惑を顧みずにカメラのフラッシュをたくよりも、拍手を贈りたいです。
それが、礼儀だと思いますが…最近はそれを出来ない人が多くていやになりますね。マナーは考えていただきたいものです。

全然『エリザベート』の内容について語ってませんが、最後にひとつだけ…
ラスト、トート閣下がエリザベートを黄泉の国へと誘うシーンで、祐一郎さんは白いブーツを履いていませんでした。(前楽はちゃんと履いていたそうです)
オペラグラスで見ていた方がいうには、『足が赤くなってた』そうで、ブーツを履けない状態だったのでしょうか…?<心配
エリザベート様も裸足になるので、気にならないんですが、体操服のようなあの衣装素材はもちょっと何とかしてほしいの〜〜〜っ!

博多座では、万全な状態であることを祈っております。(−人−)
私は観には行けないけど…。(;。;)



2001年08月14日(火) こぼれ話

そういえば…13日の日比谷はものものしかったです。
15機のヘリが飛び交うやら(タクシーの運転手さんが教えてくれた)、
交通規制があるやら…。大勢の警官が交通整理してるんで、
『ナニがあったんだろー、事故かな…?おかしいなぁ』
…と思ってたんですが、事故の痕跡などはありませんでした。
『事故による検分……』などと言ってましたが、それはあの方のせいでした。

『熟慮する』と言って結局、短慮だったあの方の…。(T^T)

…なんで私が東京に行った日に靖国神社参拝するの…!?
いや、本人を見たりしたわけではないのですが…道路が混んでて困ったし、
ホテルでニュースを見てても、他のニュースやってない!!

国民に迷惑かけてんじゃねー--っ!!(T△T)



2001年08月13日(月) 『風と共に去りぬ』

 再び、『風と共に去りぬ』を観に行ってきました。
先日の観劇後、母に感想を述べていたら、いきなり『行きたい!』と、言い出したので…そのお供です。(苦笑)
2F H列 35番 のA席でした。
…10日前をきってから申しこんだために、S席は完売いたしておりました。
まあ、そんなもんでしょう。今度はもっと計画的に『行きたい』と言わせるようにしなければ…。

そして、前回との違いはといえば…!
プログラムが新しいのになってたので…舞台写真が入ってたので…
また買ってました。(^^;
おまけに、『風共CD』の申し込みもしてきました〜。

…母の金で!!(笑)

9/15発売だそうですね。…宅配で頼んだからちょっと遅れるらしいけど、楽しみにしています。(^^)

そして、肝心の舞台はどうだったかというと…

まず、舞台のいいところは…いいものは何度観たっていいんだ!
…っていうことと、同じ演目であっても同じ舞台はない…というところですね。

アトランタの炎上のシーンはアンサンブルの人たちの演技もしまってきたせいか、より迫力がありました。

母曰く…『空襲ってホントにあんなんだったんだよ』
…そうなんですか。(--;終戦の時は3歳くらいだったはずなのに、憶えてるんだね。

それはともかく…!

以前より声に艶が出た方、より役に近づいてる方、迷いがふっきれた方、こてこてと塗り固めた演技を一新した方…いろいろでしたが、いい方向に動いていたと思います。
…でも、もうすぐ公演が終っちゃうんだよね。(;。;)
まあ、そういった中でも特筆したいのが、やはり!祐一郎さんについてですね!(*^^*)

子供が死んで悲嘆に暮れるシーンは、このミュージカルの中でも心に残るシーンのひとつですが、この日は前よりも格段によくなってたんですよ!!
以前は…無気力に投げやりげに『台詞』を呟いているカンジでしたが、(彼の演技は…(^-^;…ですから…。(泣))この日の祐一郎さんは違いました!
『台詞』ではなく、『父の心情』を語ってらしたのです!!
あの祐一郎さんが…!(失礼…)
その後に続く『掌』も素晴らしく、私ははじめて(><)このシーンを満足度101%で観ました。
まだこの『風共』自体、成長途上のミュージカルだと思ってますが、『1度観れば充分』な舞台でなく、今後も観たいと思うにはもう少し、出演者様および、スタッフの皆様に頑張っていただきたいですね。
東宝がさくさく再演してくれる演目になるように…がんばって〜!(笑)
せっかく、部分的に、少しづつ…いいカンジに仕上がってきているのだから、このままで終わらせることのないようにしてほしいのです。

…でも、『タイタニック』や『じゃじゃ馬ならし』をパクるのはどうかと…。(^^;


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