Camellia's DIARY

2006年12月31日(日)

2006年 年末

今年1年は、
あまりCamelliaとしていいニュースは無かったかもしれません。
年間通じて仕上げた作品は2点、
美術館の更新ペースもダウン、
それによって来館者は過去最低を記録。

そして、
ようやく切り開いた作品販売という道、
「CRYSTAL MUSEUM EZ」も、
運営母体の都合により、
あえなく閉店となってしまいました。

しかし、
最新作「ある森の中」では、
新しい3DCGソフトと、
この1年間で培ったものをうまく取り入れることもできた。
そして制作環境も少しずつ改善されてきている。
これは来年に向けて、
明るい兆しが見えてきたということでしょう。

今年1年間、
ありがとうございました。
良いお年を!

2006年12月27日(水)

クリスマスカード総括

99年の「硝子の摩天楼」以来、
今回で8回目となったクリスマスカードプレゼントは、
比較的初期の頃の作品の印象に戻しつつ、
最新の3DCGを使った質感の向上を図っていました。

全体の配色は「硝子の摩天楼」、
構図やストーリーは「星のかけら」を継承しています。
欲を言えば、
作品の真ん中にある建物の中にも、
何かを入れたかったところでした。

この作品はほぼ全面が3DCG制作ですが、
煙突の煙は写真合成、
雪と電飾はPhotoshopによる手書き合成なんです。
少ない時間での制作でしたが、
久しぶりに持てるものを出し切った。
「ある森の中」は、
そんな作品です。

2006年12月25日(月)

カードの用紙選び

せっかくいい作品、
そしていいプリンタをそろえたわけですから、
今回は紙選びもまた一からやり直しました。

ここ数回のカードプレゼントは、
Canonの「フォト光沢ハガキ」を使っていましたが、
新しいプリンタとはインクの相性が合わなかったこともあり、
EPSONの「写真用紙(絹目)」と
Canonの「プロフェッショナルフォトハガキ」の2つを買って、
両方プリントして比較しました。

EPSONの光沢紙が手に入らなかったのもあるのですが、
やはりクリスタル作品には光沢紙が一番いい!
という結論になりました。
絹目の細かいキラキラ感も捨て難かったんですけどね。

特に今回の「ある森の中」は、
クリスタル感が大切だったので、
この紙で正解だったと思います。
・・・紙によっても、
作品の印象って変わりますからね。

2006年12月22日(金)

顔料インク

今年も無事に、
Camelliaサンタの役目を果たしました。
サマーカードのときは1ヵ月以上も遅れてしまい、
このままだとクリスマスカードも遅れる恐れがあっただけに、
間に合ってよかったと思います。

今回、念願の「顔料インクプリンタ」を導入して印刷しました。
5年ぐらい前に「MC-2000」という耐久性のある顔料インクを使うプリンタが登場してから、
なんとかこれを使って作品をプリントしたいと思っていましたが、
ようやく実現できました。

このインクは直射日光の当たらない、
そしてフレームなどに入れてできる限り空気を遮断した保管をしておくと、
通常では持って10年程度といわれているものが、
80年は色褪せることがないというもの。
アートの作家としては、
ぜひこのインクでプリントしたものをプレゼントしたかったのです。

カードプレゼントにご応募いただいた方、
ありがとうございました。
できるなら末永く大切に保管してください。

2006年12月21日(木)

ある森の中

2006クリスマスカードのタイトルは、
「ある森の中」です。
この作品は、
「星のかけら」のようなファンタジー路線のものですが、
ゆきだるまくんのようなキャラクターが、
大きく出てくるものではありません。

想定した設定は、
シラカバの森の中にある、
「森に住む小人の家」なんです。
「動く城」では無いです(笑)
横版の作品で、
色合いは2000年の「星のかけら」に近いですね。

冬を想像させる要素として、
「雪」「葉の落ちたシラカバ」「煙突の煙」などを使い、
大判で印刷して初めてわかる細部のこだわりなどもあり、
なかなか面白い作品になったとおもいます。

2006年12月20日(水)

PM-3000CからPX-G5100

みなさん、
クリスマスカードに、
新しいプリンタが間に合いました!
今日、無事に届きました。
EPSONのPX-G5100という、
念願の顔料インクを使ったA3ノビ対応
インクジェットプリンタです。

今まで使っていたプリンタ、
PM-3000Cは99年夏に購入し、
それから7年半、
歴代全てのサマーカード・クリスマスカードを印刷し、
Camellia初の受賞となった
2000年の東京グラフィックスフェアCG-ART展に
「うるおいの塔」を応募した時も、
このプリンタでA3ノビ印刷したのでした。

Macintoshは1・2番機が制作から引退し、
デジカメも3代目に移行、
オレが札幌にいた頃から使って来た仲間もずいぶん減りました。

今までの足跡をたどる上で、
コレ無くしては語れない、
それほど貢献してくれたいいプリンタでした。
今までありがとう。

2006年12月18日(月)

プリンタ後継機

1つ先送りしていた問題がありました。
今年のサマーカードプレゼントのときに、
うちで7年間活躍しているプリンター
「PM-3000C」がもう限界だろうという話。
後継機、まだ買っていないのだ!

お店が開いている時間に帰れないため、
ネットで安いところを探して注文することに。
今は「価格コム」って便利なものがありますね〜
おかげでなんとか注文できて、
「即納」ということでした。

あとは、
年末の物流事情で届くのが遅れる可能性があることと、
配達可能な時間にオレが帰宅できるかどうか!
そして、クリスマスまでにカードが届けられるように発送できるかどうか!
間に合わなそうな時は、
もうひと頑張りPM-3000Cに働いてもらおうか・・・

2006年12月17日(日)

痛いド忘れ

Camelliaにとって12月最大の行事は、
「クリスマスカードプレゼント」。
毎年恒例で今年は8回目!

年3回の行事で、
そのうち1回が12月にあり、
6年ぐらい続けてきたものがもうひとつ。
Studio MOMOの「もも展」への出展です。
確か2000年4月に「シンガポールスリング」を出展してから、
年3回欠かさず作品を送り出してきました。

年3回、4月、8月、12月・・・
そう、今月だった!
みごとに忘れ去っていました。
これで連続出展記録も途絶えてしまった。

もも展そのものが以前ほど注目されなくなり、
出展効果が薄れてきたとはいえ、
この美術館とCamelliaのアピールの場ではあったので、
痛いド忘れでした。

2006年12月15日(金)

募集始めました

クリスマスカードをクリスマスまでに届けようとすると、
遅くとも22日には発送していないと間に合いません。
今年は23と24が週末のため、
更に早めに発送しないと。

そんなわけで、
クリスマスカード募集を始めました。
ここ4〜5年はMemorial Guestsに
プレゼントのお知らせと応募フォームへのリンクがありましたが、
今回は場所を変えてATRIUMのTOPICSを使っています。

お知らせと同じページで応募もできるようにしたので、
今までよりは判りやすくなったでしょうか?
この美術館の入館者数とともに、
応募数も減少しているので、
今回のように手を打たないと、
先細りの一方ですからね。

2006年12月13日(水)

今週がピーク

年内の忙しさは、
今週がピーク。
これを乗り切れば、
すこ〜しだけ仕事が減るのだ。
また美術館の管理から離れがちになっていますが、
もうすぐ戻ってきます(^-^)

3DCG部分が完成した2006年クリスマスカードは、
その後あまり進んでいません(>_<)
1週間後に発送をしておかないと、
来週末がクリスマスですからねぇ。

それが過ぎれば年賀状、
そして新年のためにカレンダーと、
今度こそFactoryの改装を終えていなければ・・・
まだまだ年内、
やることいっぱいです。

2006年12月11日(月)

またスパムが来てた

先週末にかけて、
再びMainTableがスパム投稿に襲われました。
いつの間にかURLを入れた投稿ができない設定になっていて、
それを解除した矢先の出来事。
油断も隙もありゃしない。

再び設定を変更して、
今は平静を取り戻しました。
これもいつまで続くか・・ですが。
一方、
一時かなりひどい状態だったSideTableは、
対策が施されて今は大人しくなりました。

やはりネット上を回ってBBSのURLを取得する、
検索ロボットに引っかかってしまうと、
スパムの標的にされてしまうのでしょう。
Aタグと言われるHTMLのリンクを隠すだけでも、
効果はあるんですね。
今後他のBBSにも同じリンク処置をしようと思います。

2006年12月10日(日)

3DCG部分完成

意外に早く終わった。
今年のクリスマスカード作品のうち、
3DCGを使って表現する部分の制作が、
今日でほぼ終了しました。

3DCGと写真などを使った合成が多い中、
今回作品は背景を含めて全面3DCG。
しかもクリスタル調の材質をたくさん使ったために、
かなりのレンダリング時間がかかると思っていた。
しかしさすがPowerMacG5!
あっさり一晩ぐらいで終わってしまった。

これから3DCG部分の修正と、
特殊効果(?)加工に移ります。
遅れをなんとか取り戻し、
いよいよプレゼントも、
募集間近になりました。

あとは・・・
作品名がまだ決まっていないんです(T-T)

2006年12月09日(土)

CALLISTO

前作の『Pire』から、
使っている3DCGソフトをShade8にバージョンアップ、
今回のクリスマスカードは、
Shade8では2作品目になる。
それまで使っていた、
Shade6との違いに戸惑うことが多かったが、
ようやく慣れてきただろうか。

『CALLISTO』という、
新しい機能が追加されていて、
これをうまく使えば、
質感の出し方がさらに向上する!
さっそく今回のクリスマスカード作品に使ってみた。
イイ!!(@▽@)

絵の中央にあるオブジェに、
部分的にしか使っていないけど、
周囲と明らかに違う!
この機能をマスターすると、
クリスタル系の表現がさらに綺麗になることでしょう。

でも昨日、最新の「Shade9」が発売されたんですよね(ーー;)

2006年12月06日(水)

プレゼント募集に向けて

来週の金曜15日まで、
仕事がたくさん集まっていて、
しかもその15日は会社の公式忘年会。
これではなかなか平日乃クリスマスカード制作は難しい。
去年はこれほどでもなかったからねぇ。

明日の朝もちょいと早出をしなくてはならないので、
今夜はあまり遅くまで起きれ作業ができません。
そうなると、
勝負は週末か・・

そろそろクリスマスカードプレゼントの、
募集開始の時期だと思います。
あまり進んでいないのですが、
せめて募集できるぐらいのレベルにまでは作らなくては。

気にかかるのはこの美術館の入館者数。
BBSを見ても、
常連の人はいないですから、
どれほど応募があるでしょう??

2006年12月04日(月)

12月突入

今回のクリスマスカードは、
形と質感にはこだわって、
従来の硝子質よりも少し高級感のある、
宝石のような質感を目指しています。

複雑な形状にするほど、
その透過・屈折・反射が綺麗に映えると思うんですが、
そのためには形を作ることと、
質感の設定が複雑になってきて、
ずいぶん手こずっているんです。

もともと複雑な形を作るのは得意でない上に、
少ない時間で作ってゆくことになるので、
さらに追い込まれています。
例年12月上旬には
クリスマスカードのレンダリングに入っていることが多いので、
ここから挽回しなくては。



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