:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
疚しい事だらけ 背中を向けるしかないの こんなに悲しい話を君に話すすべはない いつも思いは一方通行 お巡りさんに叱られる春を 終わる前にと息をする 命を吹き込んで眠る 明日一日を誓いながら 明日一日に腐りながら 肉体が乞われていく うだつは上がらない 惰性で生きている今日を 強い風に紛れ紛れ 悪いことしかしていないのに 誰も気づいてはない たぶん人生はそんなもの 下らない腐りかけの果実に似ている 舌を痺れさせる甘美さを 強い甘い馨りに隠しているだけの夜
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