:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2005年05月28日(土)  狂騒

変わり行く町並みに 染まれないいつものままで
三色に色づいた 緑の星が見える
いつの日にもわたしは 小さく震えていたような
空は右目にまた染みて
右目は―
 
瞬いている ゆっくりと
囁いている 小さな手
ここにいる それだけで理由もなく
わたしは泣く
 
いつの日にも 見える場所がある
誰も気づかなければ良かったのに
けれどわたしは 耳を澄ました
絡まる気持ち 明るい景色
 
わたしの傍にいつか居た人
離れて見えなくなってしまったけれど
今は見つけてるものを持つ
最後には消える夢みたいに
 
探してる 小さな手
ここにあるのは見えない手
いつまでもわたしには
残っているかな 雲のように
 
いつの日か見える
町並みの中にいつまでも


2005年05月25日(水)  ダストシュート

退屈な仕事は休み
見上げたら白い雲 ふわり
目の前通り過ぎていく
近づいて 歩いていた道幅が
狭まって狭まって 窒息しそうだぁ
酸素を吸入したいのにね
 
笑わないで 知っているのに
誰にも内緒だって 君が言ったのに
 
ため息をついて数を数えたら
息を止めて 笑った
 
何にもおかしくなくても
明日死んじゃうんだってわかっても
笑って、笑って、
 
君が居なくなった部屋でこっそりと泣くんだ


2005年05月20日(金)  004

青すぎる空 退屈な午後
偏屈なわたし VARUSENAI時間
 
ダイレクトに伝えたら拙くて汚れて
間違えたい心音が驚いて笑う
 
何もする事はないからいいけれど
誰もみな嘘を吐くから嫌い
 
空は青すぎる


2005年05月17日(火)  つなぐ

なぜだか今日は 心臓がいつもより早く打っている
やるべき事などあるかないか それすらも忘れてしまいたい
記憶することがひどく怠惰で 今日も同じ事を思っている
 
出会った人を端から記憶の海へ
わたしに残っている事実に終止符を捧げて
 
眠れない時間は果てしなく続く
忘れてしまいたい すべてをもう
なかった事へと
 
明日の今頃わたしは何をしているかしら
想像力が鈍るから だから…
 
生きる 今より先を
つないでいる


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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