『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2003年11月30日(日) 赤いローター

 紅白
ご主人様から頂いた、赤くてかわいいローター。

 
赤いローター。
それは、前回お逢いした「焼肉デート」の時に、ご主人様から渡されたモノでした。
 
私が使っていた「水色」のローターは、先日「昇天」。
それをご主人様にメールでお話ししたところ、
またもや事前には何も言わず(笑)、
牛○で席に座ったときに「はい」と手渡された。
ビニール袋の中には、紙袋。それを開けると、おおおっ、赤いローター。
ご主人様にお礼を言いその場は終了。
そして後日、メールで「ローターを使ったらちゃんと報告しなさい」と命令が。
 
日曜朝7時半。ふと……目覚めたときに、生理で使用が遅れていたコレを、いよいよ使ってみることに。
 
 
以下、ご主人様宛のメール文をそのまま掲載(笑)
 
 

プラスチックの箱を開け、中身を取り出しました。
私が持っているのと同じ形状ですが、ちょっと軽いような気がしました。
 
電池を取り出し、電池フタを開けました。
 
電池ボックス部分は、私が持っているのとはちょっと違いました。
ん? まだ薄暗い部屋の中で見てみると、(+-)が交互に入るタイプと
確認。
でも。電池ボックスの電極部分は一緒なんですけど??
(私が持ってたのは、(-)部分はちゃんとスプリングがついていた)
 
とりあえず書いてあるとおりに電池を入れて、ダイヤルを回すと。
あ、このローター、電気つかないのね。
(私がもっていたのは、スイッチを入れると赤い電球?がつくようになってました)
 
あれ?
やだぁ、私、電池の入れ方まちがっちゃった?
ふたをあけて取り出し、もう一度慎重に入れて。
 
あれ?
この表示が間違ってるのか知らん?
と、今度は電池を幾通りにも入れ替えてみる。
 
電池がダメだったのよ〜。
と、電池を交換。
 
ん?んん??
やはり幾通りにも入れ替えて……
        ・ 
        ・   
        ・  
        ・  
        ・  
        ・  
        ・  
        ・  
ご主人様〜! 
ローター動きませんっ!!!(涙)
ブルッともきません(大泣き)
        ・  
        ・  
        ・  
        ・  
        ・  
        ・ 
        ・ 
        ・ 
        ・ 
 
 
すっかりやる気を無くしたものの、電池の確認を一応しておかないと。
赤いローターから電池を抜いて、念のため私の「買い置きしておいた白いローター」に入れてスイッチを回したところ……
 
 
 
ヴヴヴヴヴヴヴヴ〜
 
あらん? 良い振動です♪(爆)
 
 
 
ということで、おめでたい「紅白ローター写真」を添付致します。
めでたしめでたし……って何がっ!(笑)
ま、でも日記かコラムのネタにはなります(ニヤリ)

 
 
*-----------------*
 
というわけで、赤いローター使用報告は書けなかったのでした。
え? その後、白いローターでオナニーしたのかって?
ふっふっふ……それはね……ふふふ。
 
 



2003年11月29日(土) 私は「愛奴」志望者。それでいいじゃん♪これでいいのだ。

 ぷわぷわうさ

 
さてさて。
『愛』って、いろんな意味があるのよね。
主には「恋愛の愛」や「家族、親子の愛」って感じで使われることが多いけど、
生きていくと、いろんな人とふれあうと、それを知っていくものなのである。
『愛』はもの凄く幅広く、曖昧なことば。曖昧な感情。
 
私は「主従関係をもっている」と知っている人にも、「本当に奴隷?」と言われるほど、おちゃらけている。
「ご主人様のウケをとることが一番!」とも思っている、真面目に奴隷業を営んでいらっしゃる奴隷さんからみたら怒られそうなタイプの、世間から見たら「不真面目な奴隷」である。
 
  

その不真面目な奴隷の戯言でございます(ペコリ)P<br>zひよ
 
 
主従関係を「恋愛関係」という方もいるし、本当にそういうカップルって居ると思うけど、
やっぱり、私が営んでいるのは、「(恋愛ではなく)主従」であると思ってしまった私。
そして主従は「SMだけの関係」とは違うとも思ったり。
  
ご主人様と先日話をし、数日考えた結果出した答え……
「私は、関係解消のその日までに、ご主人様に気に入ってもらえる『奴隷』になろう」であった。
ご主人様にとって最高位の奴隷。つまり、世間で言うところの「奴隷の最上級『愛奴』」であろうか。
ということで、人様にキモチワルイとかムカツクって言われても〜、ココロ密かに目指すのである(笑)
  
 
主従でよく言われる、「奴隷」と「ペット」。
このふたつもまた微妙な違いがあって、それも捉える人によって違う意味になったりするので、上手く言えないけれど。
わたし的には「私は、ペット的な奴隷」を目指してるのかな。
 
ペットは飼われる。ペットはご主人様と遊べる。
ペットはご主人様を楽しませたり癒やしたりすることができる。
ペットはご主人様に甘えられる。
ペットは嫌なことがあると主張することは出来る。
そしてご主人様は、ペットを気まぐれに扱うだけでなく、愛情を注ぎ、責任を持って飼って下さる。
だから。
 
ずいぶん甘えた存在だね? って声も聞こえそうだが……そうなのだ、現在の私はこれでいいのだ!(笑)
 
だいたい、主従関係なんて、ただの思いこみだと思う。(言ってしまえば、恋愛だってとことんつきつめればそういう部分あるんだけど)
「信頼する」ように、時には相手を、時には自分を思いこませる。
そうして成り立つ関係。
SMなんて、高度な想像力のお遊びかもしれない。「ごっこ」ではない、真剣な精神のお遊び。
その中で私は、「甘え」たいんだもん、「信頼したい」んだもん、「私という存在を気に入り、喜んでもらいたい」んだもん、「私という生き物の存在証明」をしたいんだもん、いいじゃん。 
それが虚構だって夢だって自己満足だって、なんだっていいのだ。
 
「愛奴」に戻ります。
私はまだまだ初心者マークの奴隷なので、言葉の意味をはき違えてたりするかもしれないけど。
『愛』にはいろんな意味がある。
だから、「愛奴の『愛』」にもいろんなパターンがあると思うのだ。
私は私なりの、ご主人様の愛奴になりたいのである。
だが別に、ご主人様に「お前は私の愛奴だ」って言葉で言って頂きたいなんて望んでいない。
 
ご主人様に言われた、私の中で支えになっている言葉。
「気に入らない女にSMなんてしたって、おもしろくもなんともない」
「じゃあ私は気に入ってもらえてるの?」
「うん、気に入っている」
そして
「麻瑚を大切にする」
「私は麻瑚を『どこに出しても恥ずかしくない模範的奴隷』に
 したいわけではなく『私がいいと思う奴隷』にしたいのであるから」

 
ゆえに私は、世間一般の言葉を使ってはいるが、
  
「ご主人様だけにとっての『愛奴』
 
になりたい、と望むのである。
私の場合、その「愛奴の『愛』」は「恋愛の『愛』」という意味ではないけれどね。
 
主従関係って、そんな「脆い関係」だって判ってるからこそ、「ご主人様」「奴隷」「愛奴」などなど、そういう言葉をわざと使いたいんだと思うけどな〜。
わかってて使ってる人も多いと思うよ。ま、憧れもあるけど(苦笑)
だけど。主従関係には双方に「救いと感謝の気持ち」もつきものなのよん。
それはやっぱり「愛おしい」と思ってなきゃ、できないよね。
 
人の意見なんてそれぞれなので、万人に理解してもらいたいなんて思わないし、
ムカツクだけムカついて頂いて結構だし、それを否定はしないけど〜。
私も、たまにゃ「自分が言いたいこと、思う存分言いたかった」もんで(笑)  
ま、今日書いたことの意味は、わからんひとには一生理解してもらわんでいいもんね♪
……なーんて(笑)、私にしちゃー珍しいぐらい強気な発言しちゃったわん♪ニヤリひよ
  
 
ちなみに〜
主従だのSMだのの関係というと、
「会話はその話題ばっかり」とか「普通のsexはしない」と思われがちだけれど、
私とご主人様は「普通の会話」「趣味の会話」ばーっかりメールでやりとりしてるし(もちろんエロ会話もバンバンしてるけど)、sexヌキで逢うこともあるし、ノーマルなsexだってしますわよん♪


2003年11月28日(金) 職業柄、「エロコーナー進入許可パス」が、あったら欲しい

 パラダイム文、ビブロス、リーフ

 
副業は「エロ系作家のタマゴ」ということを自覚しはじめた昨今(笑)
というか、ここ2ヶ月ぐらいの出来事で、「自覚しないとやってられない」状態になったことは確か。そうでも思わないと、崩壊しそうである(苦笑)
でもまだ「タマゴ」だけどね〜、『プロ』じゃーない、間違っても。
 
今回、はじめて出版社から依頼があり
(依頼といったって、ボツになる可能性はとても高いのだった)
「自分のまったく持ってないもの書くことになった。
いや、全く持ってないと言うよりも……
とあるお仕事で、私は4本の作品の「大幅加筆修正」作業を請け負うことになったのだ。それが……
「毛深い、男臭い男との話」「ファンタジー近親相姦」「異種人間」「レズビアン」
であった。このときに、「私はこのジャンルの作品には向いてない人間である」ということを悟ったのだった。
それが今。悟った、1年チョイ後に「同じジャンル」を書くことになるとは。それも完璧オリジナルで(苦笑)
ひじょーーーーーに煮詰まってる今日この頃。そこにいろんなことが重なり、いつしか精神状態は「ガラスのココロ」に(涙)
 
なんて、泣き言ばかりも言ってられない。これはお仕事である。やらにゃーならない。
 
 
とりあえず、市場調査。
こういうジャンルの女性向けお手本作品はないか?
世の女性はどういう作品に「萌え」なのであるか?
  
で、気づく。話に聞いてたけど、確信した。
「私が書かなきゃいけないジャンルモノって、
 かなりエロでは一般的かもしれないけど、実際行ってる人は多いだろうけれど、 
 女性向けのそういった作品、ほとんどない!」
ということである。
 
『お手本』が無い〜(涙)
 
昨日は、地元にあるちょっと大きな古本やさんにいき、物色。
でもやっぱり「それ」は見つからない。
やむなく、ひとまず、今まで読んだこと無かったボーイズラブ作品を見る。
出版社や作者さんによってだけど……なんとすでに、価格が一冊「98円」になってた。
  
うっそぉ〜、ボロボロのハーレクインだってもっとしてるぞぉ〜!
 
ということで、数冊購入。
  
本当はえっち系コミックが欲しかったんだけど、私が欲しいと思っている
「女性向け」で「エロ」で「耽美的、退廃的なタイトルがついている作品」がない(涙)
やっぱ、定価で買わないとだめ?
  
そしてずんずん奥に入り……黒いのれん?カーテン?が下がる場所へ。
 
そう、「18禁」コーナーである!
一度奥まで入ったことがある。
そのときは同人系と思われるオタクカップルがいたので、安心して入ってた。
官能小説を物色してたら、そのカップルが私に気づき、「はっ!」としてしまった(苦笑)
  
今回も何度も様子をうかがう。が、常に一人はいる。
一人……余計に入りにくい(苦笑)
男性が2人+2人組になったところで、意を決してはじからそ〜っと進入。
  
お店側も考えいてくれるらしく、そののれんから伺えるはじっこ(一番手前)には「ボーイズラブ作品」があるのだ。
そこを見るふりして、すこしずつコーナーへ。
おお、なんか……男臭い、押入くさいというかほこりくさい(笑)←でも本当に、そういう匂いがするのだ。
ボーイズラブの次は、パラダイムノベルズ辺りの作品。
手に取り、みていく。
だが、そこが限界。それ以上奥にはやっぱり入りにくい。
  
いや、私としてはずんずん奥に入っていけるのだが、見ている他の男性お客様に「多大な迷惑」をかけてしまう、それが申し訳ないのだ。
ああ、こういう時って、
頭に「私はエロ作品書いてる女です。私もある意味、男性皆様のお仲間です。私の存在は気にせずご覧下さい、お楽しみ下さい」って書いて張り出したいぐらいである(笑)
あああ……「エロコーナー進入許可パス」とかあったらいいのにな(涙)
  
15分位いたであろうか?
そこで話し声がして、奥にいた二人組の客がアダルトコーナーをでる様子。
まずい、入り口付近に私がいてはまずい! と思い、そそくさとでる。
でも手にはすでに3冊の本(笑)
   
もちろん普通の文庫も1冊買いましたがね(笑)
レジでどう思われたか知らんが、9割5分「エロ本」の買い物を終え、外へ。
  
そのから少し離れたドラッグストアまで歩き、
午後ティー(ミルク)と、「イチジク浣腸30E」10個入りを購入(笑)
  
現在使用している浣腸は、かなりお買い得価格の「ミカサ浣腸」であるが……
容器の色はスケルトンピンクで可愛いんだけど、
ご主人様曰く「やっぱり使いづらい。最初のほうがいい」とな。
最初の……すなわち、イチジクのロングノズルタイプである(笑)
  
「えええ〜。あれ、高いんですよ」といいつつ。
まだミカサ浣腸も半分は残っているのに、ご主人様には逆らえない奴隷(笑)
ロングノズルタイプは、マツキヨなどでは意外と売っていないうえに、あっても1個入りか2個入りである。
このドラッグストアには「お得な10個入り」があるのであった(笑)
午後ティー、胃薬、頭痛薬、そして「イチヂク浣腸〜お徳用」という
先日に引き続きまた「怪しい買い物」をして、帰宅。
  
しかし。
私が不慮の事故などで死んでしまった場合。
親は私の副業のことは知っているけれど……実際に部屋を見たら驚くだろうなぁ。
メイド服とナース服はいいとして、
娘のアラレもない静止画と動画が入ったCD-R、
見たこともない下着……ガーターベルト、ベビードール、ふりふりキャミソール、Tバックのショーツ類
ローター、パール入りバイブ、アナルビーズ、アナルバイブ、綿ロープ、ローション、コンドーム、そして浣腸(笑)
  
ただの妄想えっちかと思ったら、娘はここまでやってたのかっ!とね(笑)
きっと死後、遺影にむかって、さんざん怒られ、ぼやきまくられることであろう(笑)
  
なんてことを言ってる前に、部屋を片づけないと。
いくら袋に入っているとはいえ、コンドームと浣腸を部屋にさらけ出しとくのは、危険危険(笑)
  
 
追伸
エビちゅ 今、依頼が着ている文庫さんが目指すところは「ハーレクインロマンス」的なものと知りつつも、どうしてもハーレクインは読めない私。今は、ハーレクインのコミック版ってのもあるのね。パラパラ見てみたけど、なんかもう私は「ごめんなさい〜苦笑」って感じで。
だったら私は、同人系なんかの作風のほうがイケるなぁ、と確信。
そして、読んでいて……どうしても『おるちゅばんエビちゅ』(画像参照)に「やっぱりこれだよ〜!」とホッとしてしまう私って……(苦笑)
あ、古本やさんに、懐かしの『ドクター秩父山(2)』があって、ついつい全部立ち読みしてしまった。
忘れてるネタもけっこうあったから、ちょっと新鮮だった。作品によって出来の差はあるんだけど、くだらなくていいなぁ〜としみじみ(笑)
今回購入した中で、今んとこ一番面白いとおもったんは『G-taste SとMの秘密』であった……やっぱ、SMものかよっ!(爆)
でも現在の私は、SMという行為ものよりも
精神的なことについて解いたものが面白いのよね。ふむふむって感じで。 
 
 


2003年11月25日(火) マツキヨでコンドームを買ったら

 青ひよ

ネタの前に、ご報告。
 
突然ですが、日記タイトル変更〜。
というか、もう1週間くらい前から、「もっと柔らかいタイトルにしたい」症候群に襲われ。
でも、なかなか決まらなくて、「これでいいや〜(タメイキ)」的に決めたので、また変更するかもだけど(苦笑)
 
『バイエル』はその名のとおり、まずピアノ習い始めに使うことの多い「ピアノ初心者教則本」の『バイエル』から。
エロ系作家、そして奴隷として、いろんな意味で「えっちの初心者」状態の今を書く日記ということで〜。
「スウィート」は、いろいろな意味を込めて、「甘い」と。
お菓子などの「甘いモノ」のsweet、
 甘美な、という、えっちな意味のsweet
  そして、私が「甘ちゃん」(考えが甘い等)であることの、sweetから。
ということで。
これからもおつきあいの程、宜しくお願い致します。
 
*-----------------* *-----------------* *-----------------*
 
さて、ネタ日記(笑)
hot cap  

   
仕事の帰り道、お買い物をする。
某所のマツキヨ。
店頭にて、「サランラップ・ミニ」が78円! お一人様3点まで。
やすーい! 買いでしょ!
カゴを持ち、その中にサランラップ・ミニを3本入れて、マツキヨ店内へ。
 
マツキヨに立ち寄った本当の理由は、無くなったタンポンの補充が目的である。
生理用品売り場で、「チャームソフトタンポン レギュラーサイズ」の大きい箱入りを(30本入りだっけ?)
と、その上を見ると、「ロリエの夜用」の新製品が特売!
女性なら解ると思うが、夜用のナプキンというのは定価で買うとなかなかお高いのだ。
ということで、それもカゴに。
 
-- 現在のお買い物かごの中 --
サランラップ・ミニ 3本
チャームソフトタンポン レギュラーサイズ お徳用箱
ロリエ・ナイトガード 30個入り
-----
 
他に安いモノはないか、店内物色しながら歩いていたら、目が自然とコンドームの棚に(笑)
上にある、バンドエイドなどの商品を見るふりして、コンドーム物色(笑)
 
私は今、探しているコンドームがあるのだ。
それは、この秋の新製品、「温かいゼリー入りのコンドーム」である。
だが、なかなかドラッグストア店頭でお目にかかれない(涙)
ネットで検索したら、アダルトグッズ専門店ではまだ取り扱いはなく、
コンドームメーカーの通販サイトでは、定価販売(涙)←定価で買うのはなんか悔しい
ということで、ずーっと「欲しくても買えない」状況であった。
 
と、そこに、黄色いパッケージ発見。
「ジェクス ハニーキャップ」ではないか!
「コンドーム業界初! ☆ 女性側に"あたたかさ"を感じるゼリーを塗布
  先端の精液だまり部分を凹型に!! そのくぼみにたっぷり濃いゼリー。
  装着すると女性側にあたたかなゼリーがたっぷり広がります」
 
である。
きゃあきゃあきゃあ。んもぉ、考えただけで、私の「いやらしい鍾乳洞」は熱くウネウネと蠢くようである(笑)
 
まずは、1m遠くから商品確認。ああ、視力が良いことに感謝。
レジを見る。
レジは3カ所。コンドーム棚近くのレジは男性。
少し離れた2カ所は、全て女性!
……購入のチャンスである(笑)
 
そりゃさー、いくら私だって、やっぱり
「男性のレジで、コンドーム購入」は、恥ずかしいわよん。
レジに女性が居る時を狙うわよ〜ん。あ、コンドームだけじゃなくって、浣腸の時も然り。
 
とりあず、そんな広くない店内一周。
いくらなんでも、夜用ナプキンとタンポン徳用箱と一緒に「コンドーム」って、なんか生々しいやん!(笑)
他に買うものないかな〜と。
でも、無かった(涙) それに銀行に行き忘れてしまったので、そんなにお金も持ってないし。
 
本当は、個人的には、ジェクスのより
「オカモト ドットでホット」が欲しかったのだけど……
だってだって、オカモトのは「つぶつぶコンドーム」なんだもん!!
つぶつぶ好きとしては、どーしても試してみたかったんだもん。
それに、ジェクスの商品ならば、「とりあえず、お試し」ってことで、
10個入りより5個入りが欲しかったのだ。
でも、贅沢は言ってられない。あっただけマシってことで。
 
意を決し、よし、商品持ってレジへ! と思ったら、ひとつの女性のレジに男性店員が!
もう一つの女性レジは、薬の相談かなんかしてるおばあちゃんがいて、すぐ終わりそうもない。
こりゃやばい、商品持って女性レジにならんだとしても
「お待ちのお客様、こちらへどーぞ!」と呼ばれてしまう。
しかたなく……店内もう一周。
 
と、ほどなくしてレジを見ると、さっきの男性店員は姿を消し、女性だけに。
 
やった! とばかりに、私はコンドームの棚へ。
棚の目の前(足元)には段ボール箱が置いてあり、すぐ傍までいけない。
少しかがんで手を伸ばすと、黄色い箱にかわいい「ジェルたっぷりコンドームちゃん」のイラストを確認し、
電光石火の勢いで手に取り、カゴへ。
 
幸い、「サランラップ・ミニ」のパッケージは小さく「黄色い」。
ふふふ。「ホットキャップ」の黄色い箱も、同化して判りづらいじゃん(笑)
 
何食わぬ冷静な顔をしながら、レジへ向かう。
女性レジは……ひとつはお会計中、もうひとつは空いてる。
そこへ早足!
「いらっしゃいませ」とすぐにお会計に突入。
 
私の「生々しい買い物かご」から、どんどん商品が出され、バーコードで読み取られていく……と、そこに、さっきの男性店員が!
うそっ! 男性店員が「商品を買い物袋に入れる」係になったらどうしよう。
私の今までの苦労は(涙)! と思っていると、男性店員は小銭を入れて帰ってしまった。ほっ。
 
「……お会計は2383円です〜」
レジ終了。ほっとしながら、マツキヨポイントカードとお金を財布から出していると……
レジのおねえちゃん、シルバーの不透明なビニール袋をとり、商品をガサガサと入れていく。
ん? ちょ、ちょっとまった。
コンドームもそのまま、袋に投げ入れですか?
あのぉ、乙女が買ってるんですよ、
せめて、せめて、それだけ「紙袋に入れてから、ビニール袋に入れる」とかしてくれても〜!
 
店を出る。商店街アーケードを歩きながら、手に持った「大きな銀色のビニール袋」の中を上からのぞき見てみると……
 
ある。確実にある。
サランラップ・ミニ、3本の黄色い箱の横に、ホットキャップの黄色い箱が(涙)
 
あの……私がここでコケたら。
この人通りの多いアーケードで思いっきりコケたら。
 
想像してしまう。
 
コケる……手に持った袋から、商品が飛び出る。
ナプキンの傍には、大箱のタンポン。
そしてもっと先にコンコンコーンと、勢い付けて飛んでいく、「コンドームの箱」
笑ってる「コンドームのイラスト」(上にある画像参照)……
 
いやぁ〜! 絶対にいやぁ〜!
はずかしい、さすがに恥ずかしい!
 
その後、歩みが妙に慎重になったことは、言うまでもない(爆)
 
無事コケることなく、駅に向かい、電車に乗り、地元でもちょっとお買い物して、自宅到着。
家についたら、袋開くことなく、上からサランラップ・ミニだけを上手く取り出し
「はい」と麻瑚母に渡し、袋もって速攻で部屋に戻りました(笑)
 
マツキヨさんへ。
お願いだから、いくらパッケージが可愛くても、
サランラップの箱と同化する色だといっても、
女性客の場合は「コンドームは一旦紙袋に入れてから、ビニール袋へ」入れてほしいでしゅ(涙)
 
          《 2003.11.26 17:00 記》
 


2003年11月24日(月) 羞恥プレイに於ける、「恥じらい」の駆け引き?

いじけひよ

 
本当はこの週末に「前回の逢瀬記録」を付けようと思ったんだけど、
心身共にそういうテンションじゃなくなってしまったので、次の週末に延期。
  
違うことを書きましょ。
 
私が調教を受けるに当たって、常に悩んでいるのが
「奴隷、M女としての駆け引き」がまだ良く解らない(涙)ということ。
 
基本的には恥ずかしがりであるので、「ずっと恥ずかしがってろ」と言われればいつまでもウジウジやってられる。
だけども、そこまでやっては、つまらない。
かといって「脚開け」といわれて「ほい、きたっ!」とばかりに笑顔で大開脚しても、
これまたつまらないものである(笑)
 
いつまで「恥ずかしい自分」でいて、いつから「理性を捨ててエロ全開」にしたらよいか、その見極めが難しい。
そしてそのタイミングが「今日のご主人様のテンション」とも合ってないと、ダメだということもある。
 
前回の逢瀬で、
ご主人様の準備が出来るまで、脚を開いてそのままで待っていろと命令された。
だけど妙にその日は恥ずかしくて、私は脚を閉じてしまった。
と、それに途中で気づいたご主人様が、「麻瑚、脚開け」と。
「えっ……」と言いながらも、私はますます恥ずかしくて……というか、
恥ずかしさの引っ込みがつかなくなってしまった。
 どうしよう。なんか今から脚開くのも。でも開かないと。ああ、どうしよう……
何回か「脚開け」と言われたのにウジウジと悩んでいたら、視界に入ったご主人様の姿は、脱いだジーンズを再びはいていた。
「えっ!?」と思わず言ってしまった私。
「麻瑚が、言われたとおりに脚ひらかないからだろ」
私が仕方なさそうに、おずおずと脚を開くと、ご主人様は戻ってきてくれた。
準備を終えると、のしかかり、挿入。
と、そこで「なんで、言うことをきけない?」と一言。
やばい……怒ってる〜。
「……はずかしいか……」
と言いかけた私の言葉を遮るように「我慢しろ!」とぴしゃり。
「……はい」
「いいな、恥ずかしくても我慢しろ」
「はい、ごめんなさい」
「わかったな!」……二度と同じことは言わないぞ!という口調だ。
「ごめんなさいっ」
なんで今日はこれっぽっちのことでこんなに怒られるのぉ〜と思いつつも、私は半泣きで必死に謝った。
 
が、しかし、気持ちは複雑なもので、怒られて嬉しい部分もあるのだ。
普段の私は「褒められて伸びるタイプの子(笑)」なので、怒られるのはすごーく苦手。
だがご主人様には、ビクビクしながらも、どこかで「怒られたい」というワクワクとした願望もある。困った。
多分、怒られることによって「私は見捨てられていない、気にしてもらっている」と感じる部分があるのかもしれない。
わざといたずらをして気を引く子供のように、ご主人様の気を引きたいのかもしれない。
 
その後、ご主人様は「怒りの、厳しいモード」に入られ。
うつぶせになっている私の髪をつかんで顔を上げさせたり、
快感が強すぎて苦しくて「やめて下さい」とお願いする私に、
「お仕置きだ。今日は絶対にやめないからな」と言い
「いやっ、やめてっ!」と私が叫ぶ中、強引に後ろから激しく犯し続けたりなど……。
といってもご主人様はまだ私に「厳しい調教」はほとんど施してないので、手加減されているのはわかるのだけれど。
言葉と身体でさんざん怒られてしまった。
その結果は……あとで書くとして(笑)
 
結局その日は、
ご主人様は「恥ずかしがる私の脚を、笑いながらこじ開けて犯す」というプレイをお好みではなく、「従順な私」がお好みだったわけである。
そういう見極めとか、難しい。恥じらいの引き際も難しい。
 
後日、メールで「この前はごめんなさい。でも私、恥ずかしさの引き際とか、そういうのがまだよく分からなくて……」と書いたら、
「そういうことも、私が教えていくのだろうな(笑)」とお返事が来た。
 
-----*-----
  
私は普段、甘えることとか凄く苦手。というか、甘え方がわからない。
パートナーである男性を、自分から「会いたい」と誘うことが出来ない。
現にそういう風に話を持って行っても、私の記憶が確かならば、実現したということがほとんどないのだ(苦笑)
でもご主人様は違っていて、私が「今度ご主人様と、また飲みたいです〜」と漠然としたことをメールに書いても、
何も言わず、ある程度時間がたとうとも、ちゃんとそういう機会を作ってくれる。
それが嬉しかったし、私が言う愚痴を聞いて下さったり、私の状況を見守って下さっているのが、凄く嬉しく心強かった。
だけど、ここのところの私は、甘えすぎであった。
 
私の、ご主人様宛のメールは、全く「テンションの統一」が図れていない。
嬉しいときは弾けたまま、悲しいときは落ち込んだまま、
楽しときははしゃいだまま、怒っているときは心が荒んだ状態のまま、
メールを書いていた。
それは、主従関係に於いて、凄く失礼なことである(苦笑)
それをある日お詫びしたら
「別に構わないよ。それはそれで、次の調教のネタにもなるし。
 部下の不満を、上司はきいてやらなければいけないとも思うしね(笑)」と。
それを鵜呑みにして、自分を甘やかしていた。
甘えは、どんどん増長する。現状では満足できなくなって「もっと」と上を望んでしまう。
そしてその望みが叶えられなかったり、うえに上ったところでガクンと落とされると、酷いショックをうけることになるのだ。
その前に、そんなわがままな自分になっていくのも、あまり見たくないはずだったのに。
 
私は自分自身に甘やかされた状態で、何を望んでいたのだろうか?
どうしたかったのだろうか?
ご主人様に飼われなくなる自分をいつも想定していたはずなのに、それを忘れていたのではないだろうか?
 
土曜日、深い話をしていて、私は「ご主人様に対する自分の位置や距離」が見えてしまった……様な気がする。
私はその基準値より、少し近くに行きすぎていた。
今までは「私はこういう人間ですし〜」と人としての麻瑚を全面に出し、
「調教してくださ〜い」という態度で居たけれど、それはダメでしょ(苦笑)
私は奴隷なのだ。飼われているペットなのだ。
それが守れなきゃ、躾が出来てない犬と同じ。
 
もちろんご主人様はそんなことを一言も言ってはいない。
ご主人様は
「周りが『こんな奴隷はおかしい』『躾がなっていない』など、
 なんといおうと、私が必要としないことは気にしなくていい。
 麻瑚は麻瑚のままでいい。
 悪いところはちゃんと叱るので気にするな」
と言ってくれていたのだ。
 
「この関係は長くは続かない。だからいつでもお別れ出来るように」
と思い一本線を引いていたはずなのに、
いつしか「少しでも長く飼って頂くには」ということを考え始め、
私が勝手に思っただけのこと。
でもそれがご主人様に受け入れられるのか、はたまた方向違いで怒られるのかは、まだ解らない。
 
-----*-----
  
しかし、「M女」と「奴隷」って、ひとくくりにされることが多いけれど、
それって違うと思う〜。
M女って、その人の趣向とか状態でしょ?
奴隷って、人間の関係でしょ?
私はM女というより「奴隷」という感じでいたいな〜。
だって、本当はすっごく気が強い私。ご主人様以外に「君はMなんだから」というプレイをしかけられたら、横っ面はり倒してチンコ蹴ってタマ踏みつぶしてうずくまる男に罵声を浴びせるぐらい、怒りそうだもん(笑)
そんな私は、ご主人様に
「他の人の所に修行にいかせたり、他のSの方とプレイするように命じたり……と言うことは絶対にしないで下さい」とお願いしてる。
私は、SMが好きで、興味を持って、この世界に踏み込んだ訳じゃないのだ。
誰かをとことん信頼し、服従したかったから、そういう世界に憧れたのだ、きっと。
 
 
          《 2003.11.24 20:00 記》


2003年11月23日(日) 深い深い夜。

 いじけひよ

 
突然決まった、22日(土曜)のご主人様との飲みデート。
前から約束していた
「リアルロマンスに、ネタ1つ提供ありがとう。原稿料が入ったらお礼を……え? 焼肉ですか。はい、いいですよ」というお礼企画を実行することに。
んで、どこに行こう……?
ご主人様が「牛○でいいよ」と。
 
事前に場所は調べておいて。割引券も印刷して。あと、2軒目のお店も調べておく。
近日中に髪を切りにいきたかったので、どうせならと
待ち合わせの2時間前に美容室の予約をいれたが、意外と混んでいて、
結局、待ち合わせに10分遅れる私。
でもまぁ、ご主人様もお気に入りと思われる、人工的「超ストレートヘア」の私になっての登場だから、「怒らないだろうな〜」という確信はあったりして(笑)
(私は根強い「くせっ毛」なので、普段は何もしなくてもウエービーヘアなのだ)
 
牛○へ行き、私の名で予約を入れる。
30分待ちと言われたが、実質1時間待ちであった(苦笑)
待ち時間途中から不機嫌なご主人様。飽きないようにといろんなモノをだして、ゴキゲンとったりと、まるでむずがる子をあやしつけるお母さんのような私(笑)
まぁとにかく、男性店員さんはン〜だったけど、女性店員さんの応対が可愛かったので
「ね、ねっ、ご主人様。○○ちゃんの応対かわいいでしょ? ○×ちゃんの応対イイ感じでしょ? 許して上げましょうよ」と言う私。けなげである(笑)
 
で、まぁ……結果として。
二人とも牛○が二回目だったということで、「あれ? こんなんだったっけ?」「こんなもんだよ」という結果に(笑)
私は術後からどーも「牛肉が沢山食べられない身体」になってしまったのだ。
うーん。次に行く機会があったらこのクラスの味はもういいので、もう少し上のランクのが食べたいな〜と思いました。まる。
でも、「ぼんちり」は美味しかった! 
牛○での面白い話もあるんだけど、それはコラムの編集後記用にとっときます(笑)
 
 
2軒目のお店へ。
以前、ご主人様と、
「静かに話して飲める場所、できればバーをこの地で見つけておこう」
と話していたので……ネットで予め検索しておく。
ということで、私がネットでみつけたバーである。
少し迷ったけれど、入ったらとても良い感じ。
「こういうお店に行きたかったのよのね〜」と、麻瑚ほほえみ♪
だが、場所柄か、客層が面白い(笑)
カウンターでマスターと話をする一人の女性。
酔って色々喋る女性(悩み相談っぽいが口説いてる感じも)と、それより少し若そうな男性。
男性の一人客。
そして、「スナック化」してる、おじちゃん達6人ぐらい? でも常連さんらしく、楽しそうに飲んで騒いでた(笑)
追加で、女性単独客。そして、お店の女の子とお店のお客と思われるカップル。
 
ご主人様と「女性一人でも来られそうなバーだよね」と話す。
ということで、勝手に「これから私のいきつけと呼ばれるであろう店」に決定(笑)
 
おじちゃん達が帰ると、店は静か。……いや、カップルの女性の声がにぎやかか(笑)
 
そんな中、ご主人様と私もぽつぽつといろんな話を始める。
最初は大人しくも陽気に
「ねー、ねー、『ご主人様』って最初はどうやってなるものなの? どうやって育っていくモノなの?」とか、
「麻瑚のスリーサイズって?」
とか、そんな話からだった。
 
ある話題をきっかけに、話がゆっくりと、静かに深くなっていく。
ご主人様のこと。
ふとそこで、私はこれ以上立ち入れない何かを感じてしまった。
そして私のこと。
今回の騒動、今まで2〜3人にしか話したことのない話、私の傷。
きっと誰も知らない、私の奥底に眠る思いと考え。それは、私自身もそれに気づきつつも、きちんとした言葉にしたことはなかったもの。
 
言葉は一度口をついてでると、自分がそこから逃れられなくなるものなのだ。
結局私は、一晩中その言葉に捕らわれてしまったけれど……
 
私が淡々と話す最中、ご主人様は私に手を伸ばした。
店だというのに人がいるというのに、ご主人様は構うことなく、私の頬を撫でた。
それから店を出るまで、ご主人様は私に手を伸ばし、微笑みながら何度も何度も頬を撫でくれた。
 

温かい手、優しい手。
嬉しい。でも一度解き放ってしまった暗い感情は、ご主人様の優しさすらも素直に受け入れられないほど、深海へと私を引きずり込んでいる。
優しさ、虚偽、暖かさ、冷酷、欺瞞、信頼、裏切り……
相反する感情が入り交じる。
私は泣きそうになるのを堪えて、一生懸命にっこりと笑った。そんな私を見て、ご主人様は微笑んで私の髪を撫でた。
 
その深い夜にわかったのは。
通常は社会的になんら問題のない行動をとっている二人だけれど
男女間の感情や、人間の関係に於いて、
ご主人様はゆがみを、私はひずみを抱えているということだろうか。
 
店を出て、何事もなかったように普通に歩く。
ご主人様が「こっち」と。
行きに通った、よくわかんない暗い路地(笑)「ココの道、お気に入りなんですね(笑)」という私。
少し歩くと、「ああ、そうだ、ここ(笑)」
そう、そこは、二軒目の店にたどり着く前に、明るい気持ちでちょっとキスをした場所だった。
「ええ〜、またそこぉ〜、人ンち(の敷地)だし〜!」
「いーからっ!」 
ご主人様が笑って私を手招きする。んもぉ、しょーがないなぁという感じで傍へ。
キスをする。さっきと全く違った感情でのキスに、私の反応は鈍かったかもしれない。
ご主人様は唇を離すと、胸に私を抱き、ゆっくりと頭を撫でながら、呪文のようにある言葉を言った。バーでも、そっと言われた言葉だった。
私はそのまま、頭を横に振る。
私が否定の意味を込めたひとことを言うと、ご主人様はまた私の頭を撫でて同じ言葉を繰り返した。
もう一度キスをすると何気なく静かに歩き出した。
と、ご主人様が私の肩に手を回し、ぐっと引き寄せた。そのまま短く暗い路地を歩いた。
 
駅では明るく、いつも通りに別れた。
ご主人様は「次は○○日頃に声をかけられると思うから」というけれど、私はいつものごとく「へへ〜ん、さあ、どーかな? ご主人様、その頃はすごーく忙しいんじゃないの」と、相変わらずのへらず口をたたき、「じゃっ」と向きを変えたところで、
「あ!」
と呼ばれる。
「ん?」と振り向くと、
「ちゃんと(家に)着いたら、メールするように!」
いつも別れるときの、最後の言葉だった。
 
私はニコッと笑うと、「バイバーイ」と手を振って歩き出した。
 
 
お互いの深く暗い部分を知ってしまい、
これから主従関係はどうなっていくのか、わからない。
もっと深くなるのか、もう終わるのか。
私は、「このご主人様に飼われるペット」であることを、これからどう思い、どう対処し、どう進めて続けていくのか。
ご主人様は私をどう扱っていくのか。
……わからない。
 

まぁたぶん、少しの間はこのまんま、
「えっ、この前のことはなんだったのっ!!?」というぐらい、
なーんの変化もないと思うけど(笑)
 
 
 
追伸
帰宅しメールチェックしたら、この約2ヶ月間全く音沙汰のなかった男友達から
突然「久しぶりです!」と、メールが届いていた。
……苦笑。滅多にメールを送ってこなくなった男友達なのに、
こういうタイミングでメールが届くこと、既に二度目だ。
君、こーゆーものごとに鈍いはずなのに……なにか遙かな地で
感じ取っているというのか?(苦笑)
 
 
          《 2003.11.23 16:00 記》


2003年11月22日(土) えっ、もう、と……冬眠 !?

青ひよ

 
びっくりしたー!
昼ご飯の時、
いくら呼んでも
ハムスターの「ハム蔵」が出てこない。
 
カゴから、寝ている部屋(ハウス)ごと出してみる。
寝ている……もぞもぞ動いてるが、起きてこない。
やっと起きてきても、動作緩慢。
抱き上げてみたら……つ、冷たい!
死体のように冷たい!
母に尋ねたら
朝ご飯の時は元気に
『なんかちょーだい』と、おねだりに出てきたらしい。
  
抱き上げたハム蔵に語りかける私。
「ハム蔵……お前まさか、
 今、『冬眠』しようとしてた!? (爆)」

 
昨日はあんなに暖かかったのに〜、今日だってそこそこな寒さじゃん(苦笑)
しかし。
もう10年以上ハムスターを飼っているが、冬眠したのはこのハム蔵が初めてである(笑)
それも、昨年冬眠しかかったのは「雪がちらつくような、寒い日」だった。
 
あのなぁ……いくら君が寒さに弱いとしても、早すぎるぞ!
 
フリースの上着で包み、抱いて人肌で温め、
あわてて巣材を増やし、家の中で一番日当たりの良い、暖かい場所へカゴ移動。
まったく、今夜はデートだというのに、人騒がせなっ!(苦笑)

          《 2003.11.22 14:29 記》


2003年11月20日(木) 給料日前、貧乏人のボージョレ・ヌーボー騒動記

アルベール・ビジョーネ社シャトー・デ・グランズ
(画像にポインタを合わせると、ワイン名が出ます)


 
 
ボジョレー? ボージョレ? 
ま、どっちでもいいが、解禁である♪ひよ
といっても私は
「ただ単にお祭り騒ぎなってるから、一緒に騒ぎたい」
っていうだけで、ワインのことなんてぜーんぜんわからにゃい(苦笑)
  
会社の仲間内でも、盛り上がっていたのは私と友人OCだけである。
(ちなみにOCは、ワイン大好きっ子だ)
 
OCは三越で試飲しまくってから買う!と言っていた。
私は「帰りに行きつけのスーパーで買う」と言う。
ま、普段の生活の差というか?(笑)
どーせ私は、「自分の口に合うか?どうか?」しか分からんのである。
価値なんてわかんないもん。
ボージョレ地方のワイン酒蔵で作られた新酒なら、ほどほどのものであればとりあえず可でなのだ。
(かなり適当である(笑)
 第一、ワインは「シャトー」でしょ? 酒蔵って言わないよね)
 
 
が、しかし。世は給料日前である。
ひょんなことから金を手に入れ(爆)、
財布の残金200円から浮上した私だが(写メール日記参照)、
何を勘違いしてか、買い物ギリギリの額しか銀行口座からおろさず、
必要な買い物をしたら……残金1600円程度。
  
行きつけスーパーMZに行ったら、ボジョレーは3種類。
1900円台〜2900円台まで。
うーむ。既に夜の19時すぎ。銀行でおろすには手数料がかかる。
で、ひらめいた。
「ヨーカドーならJCBカード使えるじゃん! 手数料かからないじゃん!」
雨の中私はヨーカドーへ歩く。
途中、ダイソーでホワイトボードのペンなどをお買い物。
ニッセンのカタログまでもらう。
 
ヨーカドーにつくが、「ボージョレ解禁!」なんて盛り上がってる雰囲気はない。
酒売り場に行くも、新酒は日本産のみ。
途方に暮れつつ、広い食料品売り場を2周したところで……みつけた!
いつもは「ポッキー新発売!」だの「チョコ2つで300円」などの
『お菓子のイベントコーナー的なワゴン』があるところで、
ボージョレーは並んでいた。
既に半分ぐらいは売れている様子。ふむ。
ワゴン周囲をぐるりと一周するが、あるのは「これだけ」と判明。
1本持つ。
レジに向かう途中「ワインと言えばチーズ」と思いつく。
いや、家にチーズはあるのよ、いろいろ(笑) でもやっぱり今日一緒に買いたいじゃん(笑)
と、明治のミニ・チーズフォンデュ(レンジで出来る)なんてのを発見。
 
ワイン一本(1980円)とミニチーズフォンデュ(100円)をレジに出し、
おーほっほっ!……天下のJCBカードで精算(苦笑)
 
ふと考える。このまま持ち帰っても、ぬるい。にやり……
氷サービスコーナーへ行き、ビニールに詰めた氷二袋をワイン瓶の周りに(笑)
これで帰宅したときはヒエヒエだいっ!
 
ドトールで30分ばかりお茶というか、手帳の整理というか、仕事をしてからというか……ま、休憩みたいな時間を過ごし(苦笑)
重くて大きな荷物を持ちながら、傘をさして徒歩30分ちょいの道を帰宅。
 
帰宅すると、ワインはキンキンに冷えていた。生活の知恵?(それほどでも笑)
 
 
ちなみにご主人様に「解禁ですよ!」とメールしたら、
「私はワインにはそんなに興味ない。ワイン買うなら、ウォッカかジンを買う」とのこと。
冷静でつまらん(笑) 日本人なら、浮かれなきゃ、騒がなきゃ!(笑)
でも私が、山梨土産で買った「山梨、白ワイン(サッポロワイン)」は、
美味しいと飲みきってくれた様子である。よかったよかった。
 
 
          《 2003.11.21 00:55 記》


2003年11月19日(水) 今度の週末こそは、エロ日記を!

青ひよ


はぁ〜。がんばっただわん。
なんとか、現在〜PCafe12月分のコラム枠原稿、8割書き終えました。
あとは、クリスマスイブ企画と、○○○メッセージと、
久々の「麻瑚コラム」だけ(現在、下書きは作成済み これからゆっくり手直し)。
 
しかしですなぁ。
逢瀬の、調教の記録って、さっさと付けておくべきよね。
今……「初めてのコスプレ、麻瑚『ちぃ』になる」のえっちぃとこを
書いてるんだけど、忘れてるのだ。
かなりの勢いで、細部を忘れてるのだ。
 
あれ? このとき私、『首輪』してたっけ? とか。
sex場面以外は、ここに記録として残しておいたからなんとかなるんだけど〜。
あとは「ご主人様から送られてきた画像」だけが頼みの綱。
 
でね、思い出そうとすると……
 

「前回の逢瀬『黒メイド服コスプレ』の
 ちょーっと激しめな調教の方が印象強くって、
 ちぃメイドコスプレえっち回想中に、
 どうしても『前回の逢瀬シーン』に入れ替わっちゃう」
のだ(爆)
はっはっは。
 
教訓:
「次の逢瀬を体験する前までに書き留めておくべき」である。
さて、次の逢瀬までには、今回の
『黒メイド服コスプレと調教 〜この頃ツイテナイご主人様と奴隷メイド』編を書き留めておかなくっちゃ!(笑)
 
 
しかし、だ。
ということは……今休止している(そして再開予定の)
「アナル調教シリーズ」だけど……
これ、どこにも「最初にご主人様のペニスを迎え入れた記録」を残してないのよね。
5月頃のことだもんなぁ……もう忘れてるかも! どうしよう〜。
 
コラム復帰一発目のネタは、このシリーズって決めてるのに。ボソボソ。
 
 
こんな頑張った「自分へのご褒美クリスマスプレゼント」に
 オトナなおもちゃ……新しいローターみたいなやつ(笑)
を買おうとしている私。やっぱりなんか、どっかふつーの人と感覚ずれている気がする(エロ笑)
 
 
          《 2003.11.19 22:50 記》
 


2003年11月18日(火) リストラサラリーマン級、とな

 
 

金持ち
勝手にロゴ拝借(笑)

 
 

昨日書いた「ネタフル」さんで紹介されていた  「All About Japan」で、こんなのを見つけてしまった。
 
  「金持ち頭脳(お金持ち適正を占います)」 
 
やってみた。ちょっと面倒だったけど、やってみた。
 
あなたは『リストラサラリーマン級』です
タイプ:お母さん型

 
うえええーん(涙)
お金持ちになる才覚なんて無いとは思ってたけど、そりゃないよぉ。
「リストラサラリーマン」はやだよぉ(涙) 
 
 
ちなみにこれ
  「他人鑑定」 
なんてのもやってみた。
結構おもろい。
私の「ご主人様の評価」は、『肉親級』だそうだ(笑)
で、
  「ご主人様さんの存在は唯一無二ではないかもしれませんが、
   くれぐれも『いつでもどうにでもなる』と軽く扱わず、
   会った際には丁重にもてなしましょう。」
(笑)
 
もてなしてますよ、もっちろん、奴隷ですから(笑)
 
 
さっ、こんなことしてないで、仕事しよ。
何のためにさっさと帰宅したの、かわからなくなってしまった(笑)
 


2003年11月17日(月) いちごのサンタさん

♪ひよ

 
私がMacユーザーだった頃からずっと愛読している、 「ネタフル」というメルマガ。
(以前は違う名前でしたが)
 
そこで紹介されていたのがこれ、
 
♪苺のサンタ
苺のサンタさん♪

 
なんかカワイイよね(笑) と、思わず画像拝借。
 
「苺のサンタさん」と「炊飯器で"炊く"スポンジケーキ(クリスマスケーキ)」
のつくりかたは、  こちら をご覧下さいまし。 ←クリック
 
 
と、たまには和むネタで〜日記更新(笑)
 


2003年11月16日(日) 麻瑚・リニューアル 

いじけひよ

 
只今、「あたし、リニューアル計画」実行中。


2003年11月11日(火) 今日は何の日? 11月11日

 ふつーひよ

 
今日が「ポッキー・プリッツの日」だってコトは知ってたけど。
某スーパーからの配信メールで
「鮭の日」出もあると言うことを知る。
 
理由が、
「鮭の漢字のつくりが『十一を重ねた形』だから」だって
 
(笑)
オイッ!
(笑)
 
今ラジオを聞いていたら、「11月11日は、チーズの日ですが」
へぇ〜。
 
ふと思いついて、「今日は何の日? 11月11日」で検索したら、(真面目な記念日は除いてます)
 

配線器具の日
電池の日
ジュエリーデー
ピーナッツの日
チーズの日
サッカーの日
くつしたの日,ペアーズディ,恋人達の日
おりがみの日
下駄の日
もやしの日
煙突の日
きりたんぽの日
磁気の日
カリントウの日
ライターの日>

 
うぉぉぉぉ〜い! 多すぎ?(笑)
みんな理由が「思わず読んで脱力しちゃうカンジ」で面白い。
というか、「1ならび」ということで単純な理由が多いかな。
 
ところで、
12月21日 遠距離恋愛の日
らしい。
中距離恋愛の日とか、主従の日とか、SMの日なんてのはないのかな?
SMの日はありそーだなぁ(笑)




2003年11月01日(土) 泣くより、啼きたいぃ〜

泣きひよ

 
リアロマ受賞者への「執筆依頼」の件、
本決まりになったようで、私の所へも編集長様から依頼メールが届きました。
テーマを見て……絶句。
 
うわ〜〜〜っ、うっそぉ!
そのテーマ、私にとっちゃあ不得意中の不得意っ!(大泣)
 
 
とあるお仕事で、一度書いたことあるんですわ。
それやって「私は絶対このジャンルはダメだ!」と思ったの〜。
そのお仕事、私に来た連絡では「ボツ」という雰囲気ミエミエだったのですが、本が出版されてみたら……あらら、掲載されてました(爆)
 
はぁ……
 
ハードコアでも、陵辱モノでも、
年老いた教授と若い妻の調教スカトロモノでも(ン年前、そんな官能小説を読んだ覚えが……)
なんでも書きますから、○○○○ラブと、それだけは勘弁っ!
麻瑚にとってそーゆー……テーマでした(涙)
でも頑張ります。
力ある皆さんとこんなペーペーの私が一緒だなんて、本当に申し訳ないんだけど(涙)
原稿ボツになることなく、晴れて春頃に私の作品も本の片隅に掲載して頂けるといいなぁ〜。
皆さんとは違う「麻瑚路線」で頑張ってみたいと思います(それしか道はないどぉ〜)
 

実は今、麻瑚ちん、けっこー「いっぱいいっぱい」です(苦笑)
帰宅してPC前でタメイキをつき、通勤電車では
「大丈夫、大丈夫、私は大丈夫。過換気は出ない。ならない」と言い聞かせる毎日。
久々の「軽い過換気症候群」に、もう捨てようかと思ったお薬ゴソゴソ引っ張り出してきたりして。

私以外にも、私の周りの人がかなりたくさん、みんないろんな理由で「大変」モード。
ご主人様も、大変モード。
 
私思うに、人間関係やお仕事や、さまざまな関係を見直し、
リセットしたり整理したりする時期ってありますよね。
どうやら私、その時期に入ったようであります。
 
日記とPCafeを無断欠勤してしまってごめんなさい。
せめて「逢瀬日記」だけでも更新したいと思います。
 
週末〜来週は、無い頭つかって一生懸命いろんなコト考えて、頑張ります。
一日も早く、また元気に笑顔で「エロバカなこと言えるようになりたい」と頑張ります。
 
「もうこんな日々やだぁ〜」「えーん、どーしよ〜」と『泣く』より、
ご主人様にいぢめられながら「麻瑚、啼け。ほら、もっと啼け」と言われ、
あんあん『啼き』たいですぅ(爆)
 
              《 2003.11.08 23:55 立冬 記》


谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

My追加