++ワタシノココロ++
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2003年01月31日(金) 解放。













夜。

眠りに落ちるちょっと前。






やすくんにお願いした。








  ナマエモ スンデイル トコロモ シラナイ ヒトト

  ゴウインニ スルヨウニ ワタシヲ ダイテ

  ワタシノコト トカ ナニモ カンガエナクテイイカラ

  ジブンノ シタイヨウニ ワタシヲ ダイテ






突然そんなことを言った私を

やすくんはちょっと変な目で見た。

世の中には、そうやって愉しむ人たちもいるらしいけど

わたしもやすくんもそう言うことはしたことないし、

また、そういうつもりで言ったんじゃなかった。










やすくんは困った顔をして


「そんなこと出来ないよ」っていったけど


私は、真剣だった。







やすくんの顔を見ないように

天井だけを見てやすくんに抱かれた。

していることは、いつもと変わらないだろうに

なんか、本当に知らない人にされてるようだった。











でも、あの時みたいに怖くなかった。















やすくんはそれまで黙って私を抱いていたけど

いよいよ、というときに

私の名前を1回だけ呼んだ。









その時、私の中の何かが

はじけて消えた。

今まで、胸の奥に閉じこめていた真っ黒い固まりが

浄化されながら膨らみ

跡形もなく消えた。







男の人はただ自分の欲求を満たしたいだけで

女の人を抱いているんだ、って

だから、女だったら誰でもいいんだって


あの時から、ずっと思っている自分がいた。

やすくんと出会って、身体を重ねても

どこかで、そう思う自分がいた。


やすくんだって、結局はおなじだって

そう思っていた自分があの真っ黒な固まりの中にいた。










でも、違う。



お互いが大切で愛おしいからこそ

すべてをさらけ出して、抱き合えるんだって分かった。






もう、

あの黒い固まりが膨らんで

私を苦しませることはないだろう。





私は、過去の重い鎖から

解放されたんだ。





2003年01月30日(木) もの申す。

今日はお休み。やすくんと珍しく休みが合った。
どこかに出かけようか・・・なんて、
コーヒーを飲みながら笑顔で語り合っていたのは、
カーテンを開ける前まで。

知らないうちに降っていたらしい雪が
ベランダの手すりにたっぷり積もってた。

「・・・今日は、雪かきだな」

早速ジャージとジャンパーと毛糸の帽子と軍手で完全装備して、
二人で外に出る。
他の人はもうすでに出社した後で、
がらんと広い駐車場には、やすくんと私の車と
出社前にザッとよけたであろう、雪の山と
よけきれずにそのままになってるたっぷりの雪。

いや、いいんですよ。
雪かきってやっぱりなんか変にハイテンションになれるし。
何とも言えない楽しさもあるし。
けど。
自分の駐車スペースだけきれいに雪かきして、
そのよけちゃった雪を人の駐車スペースに山にしてる
お隣の奥さん、それっていいんですかねえ??
今日、私たち完璧に雪よけやっときましたけど。




午後からお出かけ。
年末から何だかはまっている編み物。
本格的にいろんな物を編みたいと思い、
本屋で本を物色した。
マフラーやセーターやいろんな本がある。
初心者の私には、いろんな編み方が載っているのを
捜してみた。
いくつか自分の中に条件があって
それをクリアしたのを1冊購入。

で、素朴な疑問なんだけど。

なんで、編み物の本って
「彼のために編みたい○○」とか
「ふたりで一緒に着たい○○」とか
そう言うタイトル、多いんですかねえ?

自分のために編んでる私にとって
そんなタイトルの、しかもバレンタインデーを前にしたこの時期に
そんな甘いタイトルの本を買うのは
かなりこっぱずかしいんだけど。



2003年01月28日(火) うずうず。

先週末は大雪。昨日は雨。今日は晴れ。

日当たりのいいところや、
水の流れのいいところでは
あんなにたくさん積もった雪がもうほとんどない。
日陰だったり、
あまり通ることがない道だったりには
まだ、雪や雪が溶けて再び凍ってできた氷に覆われてる。


ざくざくした雪と、分厚い氷。
空にはお日様。


こうなってくると、私の中にある何かが
うずうずし始めて止まらなくなってくる。
そう、ちょうど冬眠から目覚める直前みたいなかんじ。
体の中がくすぐったいような、じんじんするような
そんな感じ。
じっとしていられない。

たっぷり積もった雪の上に、暖かい日差しが降り注いで
地面や道路が顔を出し始めると、
なんとなく、春がすぐそこまで来てる気がするのだ。


今日も、お昼休みから午後の少しの間
職場の数人と一緒に、門から玄関までの長い道に
固まったままになってる雪というか氷を
シャベルで砕いて脇へ捨てた。
一緒にやっていた人たちは
面倒みたいで結構グチグチいいながらやっていたけど、
私は
自分でどんどん春を引っ張り寄せてるみたいな気分だった。




ここにある雪が全部溶けたら、
今度こそ本当に春がやってくるんだろうか。


2003年01月25日(土) 隣の芝。


大学時代の友人Mからメールが来た。
最も信頼し、尊敬している男友達。


「仕事は忙しいし、しかも嫁はそのことをなかなか理解しようとしないし、
 なんか外でもうちでも気を使いっぱなしや」


自分が結婚するまでは、Mのことをいたわるような事とか
時にはきっと奥さんのことをわざとちょっと悪く言ったりして
Mの気を紛らわせようとしただろうけど。


立場が変わった今、なんかそう言う言葉の受け止め方にも
変化があるような気がする。



私とやすくんはそれほどラブラブカップルって言う感じじゃないけど
もしやすくんが、幼なじみの女友達に同じ様なことを言ったら
かなり寂しいなあと思った。


Mの奥さんもきっと、
同じ様なことを感じているはず。でも
それは、誰かにグチってどうにかなる問題じゃないもの。
分かってもらえない、って逃げてちゃ
きっともっと辛くなる。

・・・・ってなことをMに返信した。




Mはもしかして
優しい言葉を書けて欲しかったのかもしれない。
一緒になって、グチってもらいたかったのかもしれない。


けど。
それは、奥さんにお願いしたほうがいいよ。




2003年01月24日(金) 懐かしい人たち。

1週間の仕事を終えて家に帰ってきたとき
前の職場の人から電話がかかってきた。
私の仕事を引き継いだ人。
初めてのポジションで、しかも
私1人に任されていた部分が多かったこともあって
今も時々電話がかかってくることがある。

「今ね、みんなまだ残ってて、あんたと話したいって言ってるから代わるよ」
突然そんなこと言われた。

「もしもーし。元気?俺さ、明日から山形に行くから、そっちで会おう」
いきなり無理なことを言うのは、所属が同じで何度か一緒にのみに行った先輩T。
色が黒くてスリムな彼は
いつも白のボタンダウンのシャツを着て、黒のコーデュロイパンツをはいてた。
おどけて話す様子まで目に浮かぶようで楽しかった。
彼と話したいろんなこと(仕事のね)が頭を駆けめぐる。

「あ、お久しぶりです。お元気ですか?先日はお花ありがとうございました。
 え?結婚生活はどうだって?一言で幸せ」
こんなおのろけを言うのは、年上なのにいつもからかいまくっていたせいか
私に敬語を使う、英語が得意なH。
「今度また、男性部会開くからさ。お前も来るだろ?」
そうそう、男っ気がない私はいつもこの「男性部会」のメンバーとして
お寿司屋さんに飲みに行ったっけ。


「あまり話すと、電話代ももったいないから、とりあえずそんなところでね〜 じゃ。」

代わったのも唐突なら、切られるのも唐突。



ちょっと寂しかったけど
なんか、あの時のパワーが身体によみがえった気がした。


2003年01月23日(木) へんなてんしょん。

朝から降り始めた雪が
午後になっても止まなかった。
あたり一面が、分厚くまぶしい白に覆われた。
雪国で長いこと暮らしてきた私にとっては
当たり前の冬の景色。
仕事を終えて、ようやくアパートに着いたとき、
駐車場が真っ白で、
何だかおいしそうなくらいの雪が積もっているのが見えた。
私の車も、大きな帽子をかぶっているみたいで
このままだったら、外へ出すことはおろか乗ることもできない。

雪がたくさん降るところなら
こんなになる前に道は除雪されるし、
スノーダンプとか、自家用除雪機とかがあって
駐車場だってここまでひどいことにはならない。

そしたら。

なんか自分の意志とは違う部分で
「やらなきゃ」って強く感じて
やすくんの長靴とジャンパーと軍手と帽子を借りて
外へ出た。

降りたての雪は粉砂糖みたいに軽くて
サクッサクッとよけていくことが出来る。
自分の車の所まで進んで、とりあえずワイパーを掘り当てて立てたとき、
「自分の所だけでいいかな?」と思い始めた。

そう、私の住んでいるのは、やすくんの会社の社宅。
小さな事業所だから、住んでいる人みんなをよく知ってる。
自分の所だけよけるって言うのは、なんかばつが悪い。
おまけに、単身赴任とか独身の一人暮らしの人が中心だから
夜遅く帰ってきて、それから雪よけをすることを考えると
なんか切なくなってきてしまって。

無謀ながら、およそ15台分の駐車場の雪かきをしようと思い立った。
小さな雪よけスコップだったけど、なんかやれそうな気がした。
雪が降り止んで、だんだん雪がしまってくると
固まりのまま掘り出すことが出来る。
「まるで杏仁豆腐みたい」「これは、お客さんが喜ぶなあ」とか思いながらスコップを動かすと
なんかだんだん変な興奮状態になってきて
腰が痛くなっても、腕がはってきても
楽しくてとまらなくなってしまった。

その時の私はニット帽をかぶってたけど
きっと湯気出てたよ。
そのくらい汗だくになりながら半分雪をよけた。

途中、帰ってきた会社の人たちも一緒になって
駐車場全体の除雪が終わった。

なんか、すごくやり遂げた!って言う感じになった。







ちなみに、ここまで3時間。



腕が痛いです。力が入りません。


2003年01月22日(水) 衝撃の新事実。

実はこのネタは、随分前から書こうと思っていたんだけど
何となく書きそびれていたもの。
時間経過なんかは実際の物とずれていると思います。
あしからず。





で。



衝撃の新事実です。









それは・・・


「幸せ太りは、医学上存在しない」



だって。

結婚して、心から幸せになると
太りすぎだった人は痩せ、
痩せすぎだった人は太っていくらしい。
つまり、自分のあるべき姿に戻っていくそうです。
だから、余程極端に痩せすぎだった人以外
ぶっちゃけ、標準以上の人が太ると言うことは
人間の身体のしくみの上ではあり得ない、らしい。


私の身体って一体・・・

確かに、仕事を辞めたり、結婚したり
新しい土地で暮らし始めたり
思い浮かぶいろんな理由はあるけれど。












本格的に、ダイエットをしなくては。






(汗)


2003年01月21日(火) 夢の国。

かなり突然だけど、今日、二人でディズニーランドへ行った。
Seaの方じゃなくて、Landの方。
ディズニーランドは何度か遊びに行ったことあるけど、
やすくんとは行ったことないから、何となくSeaではなくランドに行きたかったのだ。

1月の平日は空いてるって、
事前にいくつかまわったサイトで書いてあったけど
本当にがら空きで。ビックリ。
プーさんのハニーハントは残念ながらメンテナンス中だったけど
目に付いたアトラクションに片っ端から入った感じ。
っていうか、のべ22個のアトラクションに乗ったって、かなりやりすぎかも。(苦笑)
普段だったら、絶対チャレンジしないカヌーにも挑戦したし。
誰にも秘密にやって来たから
おみやげを買うこともなく、入ってから出るまで目一杯遊んだって言う感じ。
(余談だけど、閉園の時にお買い物袋を1つもぶら下げてないグループってひとつもなかった。
 みなさん、お買い物されるのね)

昼は、ポリネシアン・テラスでビュッフェ。
ハワイアンショーなんかもあってゆったりランチをしたなんてのも
ディズニーランドでは、初めての体験。
いつもはどこぞのファストフードのメニューみたいな物しか食べたことなかったし。
オフシーズンと言うこともあって、遅くに開園し早く閉園だったけど、
本日が最後という昼間のパレードを見て、
夜はエレクトリカルパレードも見て
なんか、お腹いっぱいって感じ。

この前来たときは、実は仕事がらみ。
楽しかったことは楽しかったけど、
どこか気を張ってるせいか、100%楽しめなかった。
ま、仕事なんだから当たり前なんだけど。

今日は。
くらいところはいつも以上に暗く、
明るいところはいつも以上にまぶしく、
怖いところはいつも以上に怖く、
楽しいところはいつも以上に幸せだった。



残念なのは、今回はガンガンまわったこともあり
1度もミッキーちゃんのお顔を拝見できなかったこと。
あと、やすくんがなんかやけにパレードとかで平静を装おうとしたこと。

今度は、一緒にミッキーに手を振ったりしよう。


2003年01月20日(月) これが私の生きる道(予定)

今している仕事は、
これまで続けてきた仕事の延長上の職場。
一種独特な職場環境ではあるけれど、何となく昔とったなんとかで
雰囲気なんかはつかみやすいし、仕事も見通しが持てる分だけよく動くことが出来ると思う。

これから何年間かはこの仕事を続けるつもりでいたのだけど
大きく進路変更せざるを得なくなった。

やすくんは職人さんで、長男。
しかも、実家の仕事と関係があるので
いずれ家業を継ぐことになっていた。
それがちょっと早まったみたい。

3月までやっていた仕事はすごくやりがいがあったし
充実感がいっぱいあった。
でも、やすくんと一緒に生きていくことを決め
やすくんの仕事の手伝いをすると決めたとき、
これまで続けていた仕事を辞めることに何のためらいもなかった。

縁があって、遠くへ嫁いできた今もその時の経験を生かせた仕事に就いているが
いずれ辞めるんだから、なんて思って割り切って働いていた。
今日。正式に今の職場のボスに
この仕事は今年度限りで辞めることを告げた。
ボスは意外なほどアッサリとその話を受けとめてくれたが、
辞める事を告げる自分の声が
変に遠くから聞こえて
ちょっと寂しかった。



後悔じゃない。

これまで慣れ親しんできた場所から

いよいよ本当に飛び出すんだなあという

不安と淋しさ、そして、期待。


2003年01月19日(日) なにも言わないで。












なにも言わないで



ただ私を抱きしめて



身体がとけあって

ひとつになるように



あなたの想いが


私の胸に飛び込むように




あなたが私を愛する気持ちが

私があなたを愛する気持ちと

混ざりあうように




いっそ一つになってしまいたい



なにも言わないで


2003年01月18日(土) のんびり休日&出ていく娘と出てきた娘。

何の予定もない休日。
やすくんも帰ってきている。
ま、ただ厳密に言えば、やすくんは休みではなく
午後出勤だから、ゆっくり出来たんだけど。

このところの不規則な生活の疲れか
昨日の夜も早く寝て、朝はお日様の光が射してきても
珍しく布団から起き出せなかった。

ゆっくり起きて、しかも起きてからも
何故か二人でコーヒー飲みながらアンパンマンとか見てるし
せっかくの天気だし、洗濯や掃除もやりたいなあと思いつつ
座った場所から動けないでのんびりしていた。

やすくんはやすくんでミカンを食べたり
新聞を読んだり、
たまには私とベーゴマで戦ってみたり
のんびりやっている。

遅い朝御飯、というよりちょっぴり早めの昼御飯という感じで、炒飯と卵スープと焼売を食べたのも
なかなかいい感じ。

ボーっと何もせず過ごす休日が
このところ多かったけど、
こうして過ごすお休みも、なかなかいいと思った。


++++++++++++++++++++++++++++++++++

夕暮れころから、やすくん実家へ一人で行く。
家業の手伝いと思っていたらそうじゃなくて、
夕御飯のお誘いだった。

実家につくと、ちょうどやすくん妹が出かけるところだった。
これから、車で2時間かかる彼の所へ遊びに行くらしい。
「何もこんな時間から行くこともないでしょう?明日朝来てもらえば?」
なんて、お義母は引き止めていたけど
恋する二人は一秒でも長く一緒にいたいでしょうよ(笑)
そう言う私だって、車で4時間もかかるやすくんちに
遊びに行ってたんだから(苦笑)
しかも仕事終わってから、9時過ぎに出るときなんてざらだったんだから。
2時間の、しかもそう混んでないあの高速だったら心配ないでしょう。
なんて。親はそう言うもんじゃないだろうけどね。

「全く、みんな勝手に遊びに行っちゃうんだから。
 夕御飯の予定なんて立たないよね」
なんて、複雑な顔しながら笑っていうお義母さん。
ま、そうやって私もここに来ちゃったわけだし。
なんて、心で思いながら一緒に笑った。

出ていく娘を見送って、
出てきた娘・・・嫁と3人で食事をする
やすくんの両親の気持ちがちょっと分かって
胸がチクンとした。

本当は御飯を食べたら帰るつもりだったけど
そんな様子だったので
泊まって来ちゃいました。

せめてもの、嫁の勤め。なーんて。


2003年01月17日(金) あげぱん。

横浜ラーメン博物館に(まだそのネタかい!って言わないで下さい)、
「懐かしの味!あげパン」が売っていて
結構昔の子ども達(笑))が結構買って食べていた。


給食のあげぱんって私も好きだったなあ。
学期に1度くらいの貴重な味。
確か、うちの学校は学期末の給食には
あげパン(きなこ味)かフルーツクリームパン
(コッペパンに縦に切り込みが入っていて、生クリームとフルーツが挟んであるごちそう)
が必ず出た。

他のレーズンパンとか、黒パン(地域によっては黒糖パンと言うらしい)とか
いろんなパンが出たけど、
あげパンは別格のメニューで、その日をみんな心待ちにしていた物だった。



ところが。

ところがです。


今、仕事の関係で月に何日か地元の小学校に通っていて、
子ども達と一緒に給食を食べる機会があるのだけど。
その学校(と言うか、地域)では
月1ペースであげパンが出ている!
しかも、「ココアあげパン」だの「アーモンドあげパン」だの、
味のバリエーションも豊富らしい。


今日の給食がまさに「アーモンドあげパン」。
「こんなの初めて食べたよ。私が子どもの時はきなこあげパンしかなかったよ」
と子ども達に言ったら
「きなこはあまりおいしい方じゃないよ。おいしいのはココアあげパンだよ」
と言われてショックだった。

そして、ラーメン博物館で嬉しそうにあげパン食べてる大人達のことを思って
ちょっと寂しくなってしまった。


まあとにかく、私の勤務日に余程大きな変更がない限り
月に1度は(私にとって)ごちそうのあげパンにありつけるという
ことが判明して

大変嬉しく思ってます。

そして、子どもがなんと言おうと
きなこあげパンはおいしいのです。
ごちそうなのです。


あげパン萬歳。


2003年01月16日(木) 夫婦共通の趣味。

・・・・があると、いいらしい。


夫婦にとって
会話や一緒に楽しむ時間が増えるって言うのは、
やっぱりいいことだろうと思う。

我が家にとって、共通の趣味っていうのは
これまでなかった。
お互い、料理(食べることも作ることも)が好きだけど
食べ歩きしてるわけじゃないしなあ。
手の込んだ料理を作ってみるわけでもないし。



でも、最近。
二人ではまっていることがある。











・・・・・・・・・・・・・・・ベーゴマ。




先日行った、横浜ラーメン博物館で買って来ちゃった奴。
(時間が出来たら、空白の日記部分で横浜の話を書くつもり)

とにかくやすくんは
「なつかしいな〜」って
その場でもはまりまくって、博物館内の警官さんと何度も対戦していた。
正直、ラーメン食べていた時間より、並んで待ってた時間より、
ベーゴマしてた時間の方が長かったし。
「この台は何と何で作ってるんですか?俺、子どもの頃は米袋で台作ってたんですよ」
とか聞いてたし。

うちで早速作られた
即席ベーゴマ台は
段ボール箱に座布団をかぶせ、新聞紙で傾斜をつけた・・・ま、説明しづらいもの。
でも、なかなかいい感じ。

私のベーゴマ体験はラー博(って言うらしいです)の時が初めてなんだけど、
2回目で上手に回せたというので味を占めて
一緒になってやっている。



・・・・二人とも、ただいま
右腕筋肉痛です。






やりすぎだっつの。


2003年01月14日(火) 横浜へ(その2・老婆心ですけどの巻)

(これは13日分の追加の日記です)

先輩の家から、新横浜のラーメン博物館へ。
新横浜駅前の交差点で信号待ちしていると、
角という角、歩道という歩道に


新成人の皆様方。

蜘蛛の子を散らすとはこういうことを言うのじゃないかと思うほどの
大量のダークスーツの男の子、振り袖の女の子。
(新成人を子呼ばわりする自分に年を感じてしまう・・・涙)
待てども待てども人の波はとぎれず、
しかも、こんな大量に新成人を見ることは今までになく

・・・ちょっと怖かった(泣)

ま、でもどうやら今年の新成人は横浜市が一番多かったらしいので(又聞き情報)
季節物を見たと思えば、ちょっとラッキー。

ただ、
振り袖姿でくわえタバコってどうでしょう?
振り袖姿で、一段高いコンクリートの所に腰掛けるってどうでしょう?
おまけに、振り袖姿でべたべたしながら歩くのってどうでしょう?

男の人のスーツ姿って見慣れてるせいか、男の子達が騒いでいる姿を見ても何とも思わなかったんだけど
一部の女の子のそう言う姿には正直驚いた。

長い袖をフリフリしながら、くわえタバコなんて
なんか、おそろしい。

ま、そんな新成人達をかき分けかき分けラーメン博物館です。
思ったより狭い。でも、思ったより楽しそう。
早速、ものすごい人だかりの中で1件目の行列に並ぶ。
もう、人がひしめき合っていました。
やすくんがチケットを買ってくれている間に、私は一人行列に並んでました。



「ったくー、こういうところにわざわざ来てラーメン食べる人の資質を疑っちゃうよ(笑)」

・・・・?

「結局さ、店としてもこういうところに店を出してるって言うことに名誉みたいの感じちゃってんじゃないの?(笑)」

・・・??

「こんなに人いれてさ、スープだってぬるかったりするんだろうね。
 そんなんで、こだわりのうまいラーメン店名乗っちゃっていいの?って言う感じだよ(更に笑)」

・・・・・???

「こういうところはさ、1度来ればいいって感じだよね。なんか、時間の無駄って感じ」

私の後ろに並ぶ、男2人組。
たまたま立ち寄ったとか、無理矢理引きずり込まれたって言うならともかく、
入場料払って、実際チケット買って私の後ろに並んでるのはあんた達でしょーがっ!!
そんなあんた達が並んでるお客さんのこととか、
ラーメン一生懸命作ってるおじちゃん(失礼)のこととか
何でそこまで言うことが出来るの!!??

聞きたくないけど、聞こえてくるコメント。
こっちはせっかく楽しもうと思っているのに、イライラさせられまくり。
「もし、後ろの男の人たちと隣同士なら、やすくん間に入ってね」
って、何も聞こえていなかったやすくんにお願いした。

幸い、席はちょっと離れたところだったし
頼んだミニラーメンは、チャーシューはレギュラーサイズより小さかったけど(チェック済。卑しい?)
おいしかったし、よかった。
出がけにそのお兄ちゃん達を見たけど、黙々としかもうまそうにラーメン食べてた。

その後、超こってりラーメン(ちょっと匂いが私には合わなかったかな)と
某TV番組に出演中の方のお店(店に入ったときの匂いがすごくよかった。ラーメンも◎)とをまわって、
お腹の中がラーメン天国になった。


腹ごなしに館内を散歩。
古き良き昭和の時代、って言う感じの雰囲気は味わったことがないようなあるような
不思議な感じでした。

偶然、ベーゴマを興ずるお巡りさんと出会い、
やすくんは昔懐かしいらしく、かなりエキサイトして何度も何度もやっていた。
途中、ベーゴマ好きな男の子や、昔の少年だったおじちゃん達も混じって。
こういう雰囲気って好きだなあって思った。
見ず知らずなのに、仲良く遊べるってのはいいよな。やっぱり。

というわけで、予定時間を遙かに過ぎ、私たちの休日は終わりました。
長くいすぎて、帰ったのが次の日だったのが反省点。

やすくんが、ベーゴマやりすぎるからだよ(笑)


2003年01月13日(月) 横浜へ(その1)。

今日は久々に2人同時の休み。
カレンダーも赤日で2人で休みって、初めてのことかも。
というわけで、昨晩からどこかへ行こうと相談していたのです。
テーマは「楽しいところ。テーマパーク」。
つき合っている頃から今までを振り返っても、テーマパークって行ったことないし。
(何故か、寺とか神社とか名所旧跡が多い私たち。苦笑)

で、横浜に決定したわけです。
わたし的にはかなりの遠出なのだけど、やすくん家のみなさん的には十分日帰り圏内だそうで。
だって、横浜まで5つの都県をまたぐのってどう?
日帰り圏内かな?
ま、とにかく浮かれた私は
ちょっと頑張ってボリューム満点のハムサンドを前の日に作ってしまった。
あくまで、朝食用。



早朝自宅出発。
途中、横浜在住のやすくんのかつての職場の先輩に電話。
そこで何故か、その人のお宅におじゃまするのがメインみたいになってしまった。
車の中で、ハムサンドとレモンティーを飲みながら話をすると
いつもと何となく違った感じでいい。


10時には先輩のお宅へついた。
やすくんは先輩と奥さんといろんな話をしていたけど、私は先輩の御子たちと戯れる。

「そうだ、ちょっと散歩に行こうよ」

昼食食べて、6人で散歩。
「うちからは歩いて八景島へ遊びに行けるんだ」
海岸の遊歩道を歩いて八景島へ。
歩いて1分で海、更に15分も歩けば八景島だなんて
なんて恵まれた環境なのでしょう!
私の家なら15分散歩しても・・・・・ま、そんな事は頭の隅に追いやって。
遊園地と水族館があるのに、入場料がないって言うのはすごくいい。
で、奥さんの希望でジェットコースターと、御子の希望でメリーゴーランドに乗りました。
平均より大きいやすくんより更に10cm背の高い先輩が、
ジェットコースターに乗れないで下で待ってたり、
怖さのあまりやすくんがジェットコースターが動いている間中大笑いしていたり、
子連れじゃなくメリーゴーランドに乗っているのは私たちだけで、
しかもやすくんは初体験でかなり楽しんでいたり、
何だかとにかく楽しかった。

夕方過ぎに先輩の家を出て、さあ帰ろうかと思ったら
「さて、ラーメン博物館も行っちゃおう」
と、やすくんの驚きの一言。

私たちの休日はまだまだ続くのでした。
(これは明日の分の日記に書きます)


2003年01月12日(日) 天気予報。


誰にでもあることだと思うし
もしかしたら私だけかもしれないけど

起きる直前から直後に、その日の天気が私にはわかる。



寝起きがよくて、布団から飛び起きるずにはいられない日は、快晴。
寝起きはいいけど、布団の中で静かにしていたいときは、曇り。
寝起きが悪くて、でも起きようかなと思えるときは、暖かい雨。
寝起きが悪い上に、「今日はずっと布団の中にいる!」って強く思うときは、
寒くて雨か、雪。

ストレスがたまりまくったときや、前日遅くまで飲んでた時なんかは
当たらないこともあるけど。
大概当たる。



今日は、寝起きはよかったんだけど、実に静かに目が覚めたというか
夢の中で視線を動かした拍子に目が覚めた、と言う感じだった。

・・・今日は曇りか。

って思って、しばらく布団の中でじっとしてから
カーテンを開けるとやっぱり。
昨日の夜、明日は晴れるでしょうといってた天気予報と
午前中は曇り、のち晴れるでしょうと言ってた天気予報があったけど
どうやら、後者の勝ち。


おまけに、その後布団に戻らずにそのまま起きていられたから
たぶん、予報通り晴れてくるだろうと思った。


晴れると思うとなんとなくじっとしていられなくて
起きてあれこれしてしまうんだけど、
いつの頃からかはまっている、っていうかクセなのが、
起きたら部屋中の窓を全開にすること。
晴れていれば、または晴れそうなら
寒かろうが暑かろうが関係なく
窓を開けて、朝の空気を部屋中に充満させるのが好き。

しかも、後で知ったことだけど
朝の空気はマイナスイオンがいっぱいらしいです。
早く起きて、霧や霞が出ている頃の空気が一番いいらしいです。


とにかく、今日の私はなんとなく
今日の天気みたいに、前半はじっと、後半はかなり活動的だった。
天気がいいと洗濯物も乾くし、いいよね。


そうそう、今日はやすくんが帰ってくるらしい。
一人暮らし気分も一時中断。








2003年01月11日(土) 思い出すいっち。

やすくんは昨日からお泊まり。
正真正銘「週はじめ婚」に突入。

やすくんがいないと、やっぱりさみしいけれど
嬉しいこともある。
ゆっくりお風呂に入れることと、
早い時間に夕御飯を食べられること。
それに、テレビも好きなのを好きなだけ見られること。

昨日は6時には夕御飯を軽く食べ
1時間ぐらいじっくりお風呂に入って
11時には布団に入る・・・予定だった。

寝る前にたまたまスカパーで
大好きなアーティストの特集をやっていたんです。
マッキー=槇原敬之 ですがね。
大学生の時に、とにかく好きで聴きまくっていた曲。
思わぬ事件でしばらく聴くことが出来なかった。
でも、事件以降の事や彼が今考えていることを聴いて
ちょっぴり感動した。
コンサートのメイキングチックなところもあって
古い曲も新しい曲も流れたんだけど
古い曲を聴いたら、当時の事が一気に頭の中ではじけた。


夏の京都で、暑いのにみんなで集まってルパン三世をみたこととか
大好きな人に別の女の子のことで相談されてショックだったこととか
そんな私のことを知ってか知らずか、話をしてくれた友達の言葉とか
みんなで明日香村にドライブに行って、その時石舞台古墳で買ったミカンが酸っぱかったとか
若さんと久々にあって、彼女の白い軽自動車で無謀な長距離ドライブをしたこととか

それに、
いつも行っていたスーパーの商品棚のこととか
いつも歩いていた住宅街の風景だったりとか
雨の匂いとか
学食のうどんのおつゆの匂いだったりとか
大したことないことまで一気に吹き出してきた。
懐かしい、とかそう言うレベルじゃなく
なんか、一瞬当時に戻ったと勘違いするくらい。





お昼はスパゲッティを作った。
他愛ないトマトソースのスパゲッティだけど。
トマトソースは我流。
オリーブオイルでニンニクとタマネギ炒めて
ホールトマトを入れて煮詰めるだけ。

で、
タマネギを炒めてるときに
ブラックペッパーを入れたんです。
粉じゃなくて、粒でミル付きで売ってるやつで。
ジャッジャッとひいて入れたの。

そしたら、
フライパンの中のタマネギも何もないところに
落ちたコショウから立った匂いが
なんかすごく懐かしかった。
一人暮らしを始めた、おんぼろアパートのキッチン。
あの時に、この匂いをよく嗅いだ気がする。
一人で食べるご飯が寂しかったなあとか
だけど、部屋に差し込むお日様の光が優しくて
頑張ろうと思ったこととか。



アルバムを見るのが好きで
無性に昔が懐かしくてページを開くことがあるけど
もっと鮮烈な思い出すいっちっていうのは
日常のふとしたところに転がってるんだなあって
思った1日でした。


2003年01月10日(金) 「恋愛体質」論。

今日、職場で作業に使った古新聞をひとつにまとめていたら、
「恋愛体質は本当に存在するのか?」みたいなコラムが載っていて
思わず目が止まってしまった。

先輩がすぐそばで同じような仕事をしていたので
あまりじっくりと見ることは出来なかったのが本当に残念だけど。

で。

どうやら、恋愛って言うのは
「技術」ではなく「能力」らしいです。

出会いに気づくか気づけないかの能力
その人の個性を良さとして見られるかどうかの能力
そして
その感情を維持できるかどうかの能力

高望みしたらダメって言うのはどうやら本当みたいです。

私はと言えば、
20数年間めっきり恋愛体質からほど遠い人間で
追えば逃げられ、追われれば逃げる
今思うと寂しい生活だったわけで。
でも、ひょんな事でやすくんと出会い
どういうわけかこの人と一緒に歩いてみようと思い
そして、
現在に至っています。
「能力」も「技術」もなかった私なのに。

たぶん、
恋愛については
「技術」とか「能力」だけではなくて

「タイミング」も大切なんでしょう。


あ、ちなみに
運命の人を見つけるために、
次から次へとパートナーを変えていくのは
結局、自分自身を見つけるための作業のひとつだそうで
恋愛体質とは関係ないことだそうで。

そればっかりは、引っかからなかったな。


2003年01月09日(木) 新年会のおみくじ。

本日、職場の新年会。
お蕎麦屋さんでの新年会ってどう??なんて思っていたけど
なかなかどうしておいしいお料理のオンパレード。

「はーい、それじゃあ、恒例のおみくじ行きまーす」

恒例らしいおみくじを1枚選んで、いっせーのせで見る。

「やった、私大吉♪」
「あ、私もよ♪」
「○○さんも大吉だって〜♪」
職場の奥様方が次々と嬉しそうな声を上げる中



私のおみくじは

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  末   吉 。

すっごく微妙。

ま、あまりよすぎるのも期待過多になっちゃうから
このくらいでちょうど良いのかも。


笑っちゃったのは、ついついクセで
一番最初に見てしまった
「待人」「縁談」の欄。

「待人  来ますがおそくなりましょう」
「縁談  二人合って迷います。よく心を決めることです」
もう関係ない、って言っちゃうのはちょっと寂しいけど
気にする方がかえってよくないだろうし。


気にしなくちゃいけないのは・・・
「お産」になるのか??

ひゃ〜〜〜〜っっ!!!

まだまだ先の話。 


2003年01月08日(水) やすくんが見た夢。(11日分日記)

えーっと、実は何か書きたいことがあったのに
それ以上に書きたいことが出てきたんです。
この日付は8日だけど、これから書くことは11日の出来事。


++++++++++++++++++++++++

やすくんは昨日から泊まり込み。
今日は遅番らしく、ゆったりした朝だったらしい。

「いやあ〜 今日はよく寝たよ。寝過ぎて頭痛いくらい(笑)」
私も、遅くまでテレビ見てた割に(詳しくは11日の日記にて)
さわやかな目覚めで、いつもより早起きしちゃったよ〜
なんて、二人で話をする。


天気が良くて、ポカポカ暖かいから
さわやかで、幸せな朝。


そしたら

「俺さあ、昨日おもしろい夢見たよ」

なんて、いつもより3割増のさわやかさで(当社比)話を切り出す。

「なあに?(負けずとさわやかさ3割増の私)」

「夢の中で、俺の親父から電話がかかってきたんだよ」
 (さわやかさ、更に倍)
「うんうん、それで(以下同文)」

「そしたらさ、親父が『そら ちゃんが妊娠した』って言うんだよ(もう声がスペアミント状態)」

「・・・・・・・・・は?」

「もう、ビックリだよね〜 本当だったら俺に一番に教えてくれよな〜(笑・引き続きさわやかミント風味)」

・・・・・・は、はい?


思わず思い出す、この前のおみくじ
「お産」の欄。


「安心できます。男でしょう。」










・・・・・・・・・・正夢になるのか??




乞う、御期待。


2003年01月07日(火) あまのじゃく。

年末からやすくんは長期出張。
まあ、長期出張と言っても、車で約1時間の隣の県の系列ホテルだけど。
「近いから、ここから通うことにするよ」
と言っていたやすくん。

だけど実際考えてみると
早朝出勤があったり、深夜までの勤務があったりして
帰って来れないことはないけれど、かなりの無理が強いられると言うことが分かって
ホテルの社員寮の一室を借りることになった。

すぐ側だとはいっても
離ればなれで生活することが寂しくないと言ったらウソになる。
それに、やすくんと同じように系列会社に出張している人が多いので
今生活しているアパートには夜でもほとんど人がいない。
そんな不安もあった。
だけど、そんなところで不満をたらたらぶつけても仕方ないじゃないですか。
寂しくて不安だけど(この辺、かなり新婚モードかも。笑)、それなりに自分の気持ちを整理してきた。

「週末婚、って言葉があったけど、うちは『週はじめ婚』だね」
って笑って送り出したのだけど。




今日現在、やすくんは家にいます。
正確には、毎日うちから出勤してうちに帰ってきます。



いえ、嬉しいですよ。素直に。
帰ってきてくれる方が何倍も嬉しいです。はい。
だけど。



それなりに「自分一人で何とかやって行かなきゃ」って
覚悟みたいな、決意みたいなものを
自分の中に作り上げていたのに



おもいっきり肩透かし。



帰ってこなくていいよなんて
言いたくないし、言っちゃいけないと思うけど

正直、一人だったらこんなモヤモヤはないのに
なんて思ったりもする。


いけないよなあ(苦笑)




とにかく、忙しい休日前はやっぱり向こうに泊まってくるらしいので
それまでこの気持ちを封じておこうと思います。


2003年01月06日(月) 帰った日。

高速バスで新宿まで出るために
朝早い列車に乗り込む。

高校時代、通学に使っていたこの列車。
母に送ってもらうのも一緒。

席に座って隣の子と何か楽しそうに話している高校生の男の子を見て、
何だかとっても懐かしい気持ちになった。


・・・・なんて余裕綽々だった私。
実は、その列車がバスターミナルのある駅につくのは
バスの発車時刻よりかなり早くて
激烈な寒さの中、30分以上待たなくてはいけないかったから。


ところが。

「・・・大雪のため、列車が大変遅れております。
 この駅で普通列車と特急列車の2本と行き違いします
 (うち、単線なんです)」

何もない駅で20分以上待たされ。


おまけに、
「これより大雪のため徐行運転させていただきます。
 列車が遅れまして申し訳ございません(ついでにディーゼルなんです)」

だと。


列車を降りてバスに、なんていう事がほぼ不可能な田舎の交通事情でどうしろというのでしょう。
まあ、バスに運良く乗れたとしても、こんな状態だったら道路も大混雑だろうけど。

母さんも父さんもすでに出勤後で迎えに来てもらうことは出来ないし。

イライラしつつも何も出来ない自分が歯がゆくて
思わずその場駆け足してしまった。


こうなると、時計と景色を交互に眺めて到着時間を予想する。
・・・ギリギリ間に合うか、発車したばかりのバスを見送るか・・・
ほんっと微妙なところ。
でしたが。

どうにか5分前に到着。コーヒーを買って、チケットを購入し
(本当はここで前のお客さんがかなり手間取っていてイライラしたが、今回は省略)
無事にバスに乗り込んだ。

市内はものすごい雪で、半分交通麻痺状態の道路をトロトロ走って大変。
峠の道に近づく程どんどん雪の量は増えた。

のに。

峠の長いトンネルを抜けるとそこは。
雪がほとんどなかった。
笑っちゃう程に。

その後東京に向かうに連れて、というか山梨に近づいたら
ほとんど雪はなく、
あの騒動はいったい何だったんだ
って言う感じでした(笑)


2003年01月05日(日) 2003年の目標。

なかなか日記を更新できていませんが

とりあえず元気です。


29日にやすくんと別々に家を出て

やすくんは那須へ出張、私は東京の叔父宅へ出発。

31日に叔父夫婦と一緒に実家に帰省。





やすくんと離れ離れの毎日は

なんとも寂しくて

おまけに、今寝泊りしている部屋というのが

やすくんと同じようにお泊り出張でやってきた人と相部屋ということで

気楽に連絡できなくて

寂しさと不安が入り混じるような感じ。

想像しなくてもいいような悪いことを考えて

一人ブルーになったり。

私は連絡できなくてこんなに寂しいのに、

やすくんはどう思ってるんだろう、とか考えてしまったり。

向こうに帰る日を毎日どこかで考えていたかもしれないな。



で、明日。

朝のバスで東京へ向かう。

今はそれが楽しみでもあり、悲しみでもある。

違和感を感じたりしてるんだけど

こっちには私の大切な家族がいるし

大切な友人がいる。

出かければ、顔なじみのお店もあるし

思いがけなく知人と再会することもある。




向こうにいるときは、やすくんがすべてで

やすくんがいなきゃ何もできなかったし

やすくんとしか一緒にいられなかった。

それを私は、「大好きだから」こそのものだと思っていたけど

もしかしたら、好きと言う感情以外に

こっちにおいていったすべてを

やすくんに置き換えてしまっていたからかもしれないと

今は思う。


もちろん、人生をともに歩む大切な人と思っているけど

あるときは、友人であったり、あるときは父親や母親だったり

やすくんを通してみてしまっていたように思う。


やすくんは大切だから

誰とも変えられない唯一の人だから

だからこそ、

もっと自分が強くならなくちゃいけないなあと思う。

向こうでも一人で毎日を楽しめるように。



ただ、だからって何をしていいのかはまだわからない。

やっぱりこっちにいるほうが楽だもんな。

今私がほしいものがすべて…いや、やすくんを除いたすべてが

そろっているから。


がんばらなきゃ。

私自身で、新しい世界を切り開いていかなきゃ。



と、いうことで

2003年の目標は。

[ Be Pioneer!]         

にしました。

やすくんと一緒に切り開くんなら

[ Be Pioneers!] か。


なんだか細かい話だけど。


2003年01月04日(土) 特技:雪かき。

私が実家に帰ってきたときは
雪なんて姿すら見せてないくらいだったのに
新しい年に入ってから、なんだか寒い日が続いている。

今日起きたら、昨晩からの雪と雨のせいで
ビシャビシャと嫌な感じ。
車庫から車が出せないくらいの重い雪が積もっていた。
積雪量はそんなでもないのに、っていうのが更に最悪。
寒いしビショビショだしコタツで丸まってることにする。

「ちょっと、あんた暇なら雪かきして!」
ゴロゴロしている私に、母が一言。
   「だって寒いし、重いし大変だよ、ひとりじゃ」
「お母さん洗濯モン干さなあかんで、あんたやって」
   「だって・・・」
「あ″〜っ!うだうだ言わずにやる!!」

さすがに、こっちに帰ってきて甘えっぱなしだったので(って言うか、仕方ないので)上着と長靴を借りて外に出る。

水気を吸って重くなった雪が15cmくらい積もってる。
おまけに、早朝除雪車が車道の雪かきをしていったせいで、車庫から車が出せなくなってる。

はあ・・・

雪かきスコップをもって、塊になったところからどんどん車道に出す。
これって、本当はあまりよくないことなんだよね〜 車にとっては危険で。
だけど、雪を他に捨てるところがなくて、更に一番日当たりのいい場所が目の前の車道っていう我が家はこうしている。

実は、去年まで実家より更に雪深いところに住み、更に勤務地はそれ以上に雪が降るところだった私。
何度となく雪かきは経験済み。
しかも、雪の多いところにはそれなりの雪かきのノウハウみたいなものがあって、
それをきちんと押さえておけば、雪かきもスムーズに進められるのだ。
・・・って言われたことがあるのだ(いまいち自信なし)。

と、言うことで、昔教わったとおりに雪をかいては車道に振りまきやっていた。

30分くらいしたときだろうか。母が家から出てきた。
「あれまあ、あんた、かなり上手に雪かきしたんだね」
残すは父の車の前のみとなっていた私。
「さすが雪国育ちは違うねえ。手際がいいよ」
と母。

私は「雪国育ち」ではなく「雪国勤務」だったんですけど。

「いやあ、すごいわ。なかなかここまでできんよ。
 あんた、雪かき初段って感じやね」

ほめ方はどうかと思うが、とにかく母が思った以上に早く雪かきを終えた。

今は、腕がバンバンにはっているけど
私の特技はどうやら雪かきの様らしい。


…もしかして、おだててまたやってもらおうと言う母の魂胆に丸はまり??



2003年01月03日(金) 50の手習い。

実家からの更新。
ほんっと、便利だわ。うちでネットにつなげられるのって。
プロバイダ契約をしたい、インターネットがうちでもやれるようにしたい、って
最初に言ったのは、実は母。
私や弟や私の従兄妹たち、それに母の兄弟と
気楽に連絡が取り合えるメールに興味を持っていたらしい。
ところが、実際は妹の買い物がメイン。
母いわく、
「だって、ローマ字入力がなかなかできんのやもん」
とのこと。
母にとってこれまでパソコンは
「スパイダソリティアをするもの」って言うくらいの位置付けでしかなかった。
クリックとドラックくらいしかできない母。
メールなんて、書けるはずもない。



でも。
自分もそうだったなあ・・・なんて思ったりして。
一文字一文字探して途中でもう嫌になったりしながらも、
チャットなんかで新しい友達と知り合ったお陰で
だんだんタイピングが早くなってきた(我流だけど)んだった。

何か興味のあるものにインターネットを利用できるようにしよう。


そう考えて、選んだサイトは料理のHP。
レシピを検索したり、自分で登録することができるところ。
母に話すと、かなりやる気。
で、早速会員登録して、簡単な使い方を説明した。
「ここに、『白菜』って入れて検索すると、こうやってたくさんのレシピがでてくるから。気に入ったら、お気に入りに登録することもできるよ」
「『白菜』は後でいいで、私は『煮豚』が見たいの」
・・・白菜は、たとえですよ。おかあさま。

そんなことをしていたら、
偶然にも母のページに書き込みをしてくれた人がいた。
「知り合いでもないのに、メールくれた人がおる(本当は掲示板なんだけどさ、母さん・・・)」
小さな子供みたいに、目を輝かせながらその人の書き込みを見る母。
「せっかくだから、返事を書こう」
やる気満々の母。
「やっぱり、書き出しは『○○さんへ』かなあ。メールって、手紙ってことやろ?(だから、掲示板だってば)」
そんなことを言って、一文字一文字探しながら返事を書いてた。

ほんのわずかな返信を何分もかけてじっくり書いていた母。
隣で見ているともどかしい気もするけど、なんだかちょっと楽しかった。

母さん、がんばれ


2003年01月02日(木) ランチ de デート。

今日は、大親友の若さんとはなちゃんと会った。
私の結婚式以来なので、よく考えたら半年振り。

若さんに駅まで迎えにきてもらって、
初詣と初ランチ。
いくつか大きな神社もあるのに、
あえてかなりマイナーな神社に3人でおまいりする。
はなちゃんの
「大宰府天満宮で恋愛運アップを思いっきりお祈りしたら、
菅原公には恋愛運を祈ってはだめだって後からガイドさんに言われちゃったんだよ!」
って言う話に大笑い。
「その分、今日はしっかりお祈りしようと思って」
って、わざわざお賽銭用の5円玉を持ってきていたはなちゃんだけど
果たして、東照宮の権現様にその力があるかどうか疑問。

ランチは、ちょっとリッチにホテルの中華。
ま、ホテルの割りに安いし、ゆっくり話ができるからなんだけど。

お互いの近況報告をしていたら、いつのまにか
はなちゃんの「思いっきり電話相談室」状態になった。
辛い恋愛の話で、会う前のメールでは
「ハンカチ5枚は用意しておいて」なんていわれていたけど、
去年の年末以前の話しだし、はなちゃん自身がかなり消化してしまった出来事だったらしく
かなり男前に、さっぱりと話は終わった。

そのあと、はなちゃんは「私には恋愛運がないのかもしれない」と嘆くし、
若さんは「私、もうそろそろ限界。仕事やめるかも」なんて突然言い出すし
私は「地元みたいに、たくさん向こうでも友達がほしいんだよね」なんて、愚痴みたいなことを言った。

結局、どの話も結論に至らず
「ここの杏仁豆腐っておいしいよね」とか
「二次会はここのラウンジでお茶しよう」とか
全部食べ物の話に持っていかれて、そのままうやむやになった。

帰り、若さんが駅まででなく、私の実家まで送ってくれるといってくれたんだけど
大渋滞でまったく車が動かなくなってしまってなんだか申し訳なかった。

だけど、
私はもうちょっと若さんとはなちゃんと一緒に話がしたかったから
渋滞はいやだったけど、すごく嬉しかった。



なんか、
心の中のしぼんでいた何かが
またちょっと膨らみかけた気がする。


2003年01月01日(水) おめでとう。




新しい一年、おめでとう。

新しい一年がやってきた

それだけでうれしい。







ってことで、



ことしもよろしく。


きき MAIL

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