としょかん日記
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長かった親不孝時代は年末年始なんざ遠くから帰省してきた友達と会う期間だったのに 結婚をして、子どもも授かると親戚めぐりをする期間になってしまいました 結構忙しいね、年末年始 来週も30日以前のスケジュールががら空きで 「わたしって忘年会も呼ばれないほど人気ねー」と不貞腐れていたのに なんかバタバタと予定が入って 一つ泣く泣くキャンセルしてしまった
というわけで、月曜日は日記を書けると思いますが 一応今年最後かもしれないということで ご挨拶をば
来年もいろいろあるでしょうが よろしくしてください
ではまた
このミスや文春なんか読むと 自分も今年のミステリーベスト10を作りたくなっちゃうけど よく考えれば新刊ってあまり読まないんだよね 予約が80件も入ってる話題作に81件目の予約を入れて待つのもいやだし かといって新刊入荷ともに予約を入れて真っ先に読むのも図書館員としてどうと思うし なにより次待っている人がいる中で本読むのってなんか落ち着かないし
それでも今年でた本で面白かったものを挙げると 『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎 『硝子のハンマー』貴志祐介 『幻夜』東野圭吾 『夜のピクニック』恩田陸 『パズラー』西澤保彦
こう見るとべた過ぎ? そういえばわたしの選書の基準て話題になった本に手を伸ばす傾向があるね 間違っても新人に手を出して発掘することは無いね よし、来年こそは読んだ本は全部ここに記入して ベスト10かけるようにすっか
とりあえず今のところ読みたいリスト 『犯人に告ぐ』 『暗黒館の殺人』 『さまよう刃』 『チルドレン』 『生贄を抱く夜』 『Q&A』 これまたべたなラインアップですな
あと一度は見切りをつけた霧舎巧を復活させようかと思っている
もうすぐクリスマスです 私は小さい頃、多分小学校入学前だと思うけど ちょうど今時期、兄貴と家で探検ごっこをしていたとき 押入れの奥にサンタさんに頼んでいたおもちゃを発見したことがある たしかキャプテン翼のボードゲーム なぜ?サンタクロースにお願いしていたものが なぜ押入れにしかもクリスマス前に? 慌てふためく自分 そこは覚えてないのだが母親によると 兄貴はわざわざパート先の母親まで電話をしたらしい 曰く、「サンタさんにお願いしたおもちゃが家にあるよ」と 母親も苦笑いだっただろうに 翌年、兄貴と今度は目的を持って探検ごっこを行う 見事たんすの上からお宝を発見 その翌年からは親は普通にクリスマスプレゼントとしておもちゃをくれるようになったのは ちょっとさびしいことかもね
このまま12月の恐ろしいスピードとともに 忘れ去られてしまうのかもしれないので久々の更新 関係ないけどわたしの車はいまだ夏ワイパーであります
この前の土曜日に小さい忘年会をやった 混むことが予想されたので予約を入れておこうと思ったけど 嫁さんがちょい風邪気味っぽい とくに必ず行かなくてはならない飲み会ではないので 自分の欠席を考えつつ予約は取らなかった
土曜日、嫁さんの体調も復活したようなので 大手を振って飲み会へ行く準備をする 仕事が終わってから店へ電話 「すいません、今日の七時から6人で席開いてます?」 この時点では同じ質問を約30回聞くとは思わなかった
「すいません、今日は満席です」 「全部予約で埋まってます」 「あー今日は無理だね」 ひっかかりもしない いや、実際にはひっかかったところはあった 「4人席でいす2つなら用意できますけど」 ちょっとそれは狭いんじゃないの? 「カウンターでよろしければあります」 6人いんだよ!話できねーよ
やっと開いている店を発見 これがまたイタリアン風の鍋コースなんざあって当り えてしてこういうときに見つかるとこにいいところがあったりするから 幹事もなかなか辞められません
2004年12月10日(金) |
大人と子どもの狭間で |
小学校読み聞かせ最終日 今日は6年生3クラス 6年生に読み聞かせなんて難しいよ 同僚と「帰れコールおきたらどうする?」なんて心配 それでも読む人が少ないので果敢に一人で45分受け持つこととする
教室入った瞬間の印象 「6年生でかっ!」 君たちはもう大人だよ もう教えることは何も無いよ ずらっと並んだ子どもたちをとりあえず見回す あーいるいる6年生にこんなタイプ 笑いがちょっとわかってきたお調子者タイプ 体が高校生並みに大きい男の子 それ以上に大きい女の子 わたしには大学生の彼氏がいますみたいな大人びた女の子 大人を小ばかにすることを覚えた子
こわっ! こんな中で読み聞かせすんの? かなりテンション下がってきた とはいえまあやるしかありません いつもの手を使ってまずは子どもたちをリラックス まずはつかみとして「ともだちや」 次にちょっと自信なかったけど「よかったねネッドくん」 これがあたった 子どもたちとわたしの間の壁が一瞬で崩れ落ちた とはいえ実際はその壁を作ってたのは大人のほうなんだけどね
「100万回生きたねこ」でしっとり聞かせようとおもったけど いまいち物語的なものは反応が薄い それじゃあ持ちネタということで「これはのみのぴこ」で勝負 この本はどの学年にも通用することが判明 読む方は大変だけどね 「どんぐりかいぎ」を経て時間を見ながら「ねえどれがいい?」でラスト 「ねえどれがいい?」は対象が子ども過ぎて6年生には通用しないと思ってたけど やっぱりいい本には食いついてくるものです
自分としては成功したと思ったけど 実際子どもたちはどう思ってただろう? ちょっと感想聞いてみたかったわー とりあえず貴重な経験値を取得 そろそろレベルアップしたかな?
やな客が来た 図書館に来るやな客なのでたかがしれてるけど なんにでも文句をつけたい人らしい こういうお客はかまわないに尽きる 適当にいなして終わり 来なきゃいいのに
その後他のお客さんと対応したけれど 感じ悪い人なんてほとんどいない ふと思って周りを見渡してみると いやな奴だな、この人はなんて思う人ってほとんどいない それでいていやな事件や変なことばかり起きるのはなぜ?
平和に平穏に平凡に日々がすぎていけば これ以上の贅沢はないのかもね
結構予約が入っているので 一度選書であきらめた本を結局購入した タイトルは「へんないきもの」 装備しているときにチラッと見たけど いや、こりゃ本当変な生き物ばっかりだわ そしてけっこうぐろい こりゃ、ゆっくり見たいとばかりに予約入力 これ、なかなか面白いよ 年末にぜひ
土曜日、兄の一家が遠方より来ると言う事で我が一家も実家へ集合 3年前までは実家を拠点とした子ども二人の家族だったのに 嫁が二人来て、子どもが二人来て今や八人もいる
孫二人はどっちもまだ1歳に満たない子どもだけど 二人とも遊んでくれるじいちゃんが大好き 実際我が子はパパよりもじいちゃんを選ぶ ちょっとジェラシー
思えば、わたしは両親をあんまり大事にしていなかったかも 傍から見れば特に問題の無い家族だったろうけど わたしも兄もいろいろと心配と迷惑をかけたんだろうなあ 当然だけど親になってはじめて両親の気持ちがわかりました 嬉しそうに孫二人の相手する父親を見て ちょっとは恩返しできているのだろうか
周りがあってすぐに「レベルいくつ?」という挨拶が流行りだしているなか わたしはせっせと108星を集めている これがまたみつからねーんだよ 不本意ながらネットで検索でもすっか
なんてゲーム三昧の自堕落な生活を送ってしまい 明日もまた小学校へ出張読み聞かせへ行くのに全く練習していない始末 ついに「カニツンツン」デビューを予定しているのにね
それにしても学校の廊下ってあんなに寒かった? そんな中半そでで走り回る子どもたちにとりあえず尊敬の念を送っておきました
いつも行ってる小学校とは別の学校から読み聞かせの要請が来た 私の中では二つ返事で承諾したい とはいえ師走の忙しき中みんなやりくりが大変 それでもボランティアさんの協力を得て今日がまず初日
今回の小学校はなんと全学年やって欲しいとのこと そして今日は5年生のクラス いやー女の子はもう大人だね 男の子は手を武器に「レーザービームごっこ」をやっていてそれでちょっと安心 そんな高学年がどう絵本を聞いてくれるかと心配したけど これがまた、いい聞き方をしてくれました
今回は読む人が余っていたので一つのクラスに交代で3人も読んだ わたしは一冊しか読まなかったけどしっかりと聞いてくれていた 意外に反応が良かったのが先生だった ぜひ、これを機に図書館と仲良くしてくだせえ
そして学校へ行くと まだどこかで先生という仕事を選びたい自分がいることも また発見しちゃった 考えしまうわー
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