としょかん日記
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2002年07月31日(水) 調べ物は図書館へ

たまにはお仕事のこと
図書館の大事な仕事にリファレンスがある
調べ物のお手伝いのことですね
今なんかは夏休みの自由研究で
子どもがあれ調べたい、これ調べたいと聞いてくる

たとえばこの前は「リサイクルについて調べたいんですが」と
ちょっと知的な子どもがきた(命名はかせ君←べた)
児童の環境の棚に連れて行けば
リサイクルの本なんてたくさんある

さてここで図書館員としてはどこまでしてあげるか
1、本を手にとって一緒に探す
2、あとは自分で探させる
このどっちか

結論としてはケースバイケースで
子どもの宿題なんかは自分で探させる
大学生のレポートっぽいのもそう
自分で調べることが勉強でしょ
それでもまだわからなかったら聞きに来てね
とはいうけど一度聞いたらもうあんまり来ない

図書館員に声かけるのってけっこう億劫らしい
こんなこと聞いたら恥ずかしいとか思ってるらしい
あの職員には死んでも聞きたくないと思われないよう
雰囲気作りは工夫してるつもりですがね
職員としては何でも聞いてほしいとおもってますよ
図書館員にとって「わかりません」とはタブーだと思ってるので

さて、図書館員としてはどこまでお手伝いできるか
わたしとしては探し当てる喜びとか味わってもらいたいので
けっこう自分で探させたい
とはいっても何をどう見たらいいかわからなかったりするんでしょうね
「答えまで見つけてもらう」ていう姿勢の子どもとかよくいるし

結局は調べ物の聞き込みに加え
なぜ調べてるかとかだれが調べるかとか
その辺まで聞かないとならないんでしょうね
やりがいあるなー
でも難しいねー


2002年07月30日(火) さまーばけーしょん

めちゃめちゃ忙しかった・・・
子どもたち大爆発(なにが?)
リファレンス、予約の電話、リファレンス、リファレンス、新規登録、リファレンス、新規登録、リファレンス、新規登録・・・
一人夏休みを取っている人がいて、一人はちょっと他のとこで仕事してるので
一人ひとりの負担が増
あーつかれた
とはいっても地区館勤務のわたしの愚痴なんぞ
中央勤務の人にいわせれば
なに寝言こいてんだ!
とかいわれそう
どんだけ辛いことでも(からいじゃないよ)
もっと辛い人(かえすがえすもからいじゃないよ)は周りにたくさんいるみたい
そう考えると弱音はいてられないねー

最近ちょっと絵本にこってみる
とはいっても有名どころしか読んでないんですが
いまのところお気に入りは
『ぼちぼちいこか』かな
この前書いた『あらしのよるに』シリーズも好き
絵本ってけっこう考えさせられるね


2002年07月29日(月) まねる

なんだか最近更新が滞りがち
久々に麻雀なんてやったからかね
そしてゲームに忙しい日々・・・
小学生並みの夏休みにちょっとあこがれてしまいますわ

「学ぶ」という言葉は「まねる」からきてるっていうじゃないですか
わたしも物考えるの好きなんですけど
オリジナリティがないのか独創性がないのか(もしかして同じ意味?)
いろんなものから知恵を拝借する
でも自分の味をつけるようにがんばってるんですけどね
さて、なにがいいたいかというと
まねというか二匹目のドジョウというかその辺の話です

図書館に新刊を入れるとき
新刊が載ってる本が毎週来るので
それを見て自分の図書館に入れたい本を選ぶ
そして会議みたいなものを開いて
最終的に決定するわけですが
この新刊紹介本を見て常々思うことがある
最近「美しい日本語・・・」とか「残したい日本語・・・」
というタイトルの本がわんさかある
言わずと知れたベストセラーの
『声に出して読みたい日本語』に始まる日本語ブーム(ていうの?)
にのっかた本をだしてる
なんだかなー
もうちょっと考えたらどう?
ブームにのるのは一向に構わないんですが
どうせならタイトルはまったく違うものにして欲しいもんだ
どれを見ても同じようなタイトルつけて
まちがって買ってもらいたいのか?
やや前は「世界がもし100・・・」とかこんなんばっかり
タイトル忘れたけど「世界がもし100年のながさだったら」みたいな本もあった
はっきりいってうんざりですわ


2002年07月26日(金) 映画

今日の出来事
多分小5か6の男の子(もてそうな顔)が
突然カウンターにやってきて
「トラック野郎ないの?」と聞いてきた
渋いねぇ


2002年07月25日(木) なつ

子どもにとって最大のイベントの一つである夏休み
今日はそんな子どもたちがわんさかきた日です
まあ初日だしね
開館10分前にして入り口に子どもがたかるたかる
ちょっと早めにあけてみると
わずか5分でレーザーディスク視聴が埋まった
図書館には来てもらいたいけど
今の子どもは外で遊ばんのかなーと
ちょっと心配
今の子どもはゲームばっかりなんだろうねぇ
カンけりとかルールしってんだろうか?

『スコッチ・ゲーム』西澤保彦
やっとここまで来ました
タックシリーズ
一番疑わしい人物のアリバイを証明するのは
アルコールの匂いをさせて
スコッチの瓶を川ですすいだという人物
果たして連続殺人事件の真犯人とは?
タカチは過去と訣別できるか・・・
いやーさすが西澤保彦(前にもこんな表現かいたかも)
タックは上記の「スコッチを川ですすぐ人物」を
話を聞いただけで見事言い当てる
でもこういうのほんとはあんまり好きじゃない
推理ったいうより推測になっているような気がしてね
現場検証とか物的証拠とかで狭めていくほうが好き
でもそんなに好きじゃないのにどうしても読んでしまうんだから
どうやら西澤作品にべたぼれらしいです
このシリーズは二番目の出来!
一番は『彼女が死んだ夜』
これおすすめ


2002年07月23日(火)

今日は目の話。

普通図書館のカウンターは「返却」「貸出」の二つ、そして「利用案内」または「リファレンス」と分かれてるいることが多い。だいたいカウンターの上のほうに「かりるところ」とか「返却カウンター」とか書いてある。しかしお客さんによっては本借りるのに返却カウンターに来る人もいる。パソコンの画面かえれば返却カウンターで貸出もできるので別に問題はない。しかしわたしはそういう人と対応しているとき、「この人は周りを見る目をもたない人だな」と心の中で思っている。正直ちょっと笑っている。

周りを見る目をもたない人はたくさんいる。開館10分前から図書館は開けているのだが、開館時間まで入り口の椅子に座って待ってもらっている。人がたくさんそこで待っているのに、「もうすぐ開館します」の立て札もたてているのに目がない人はそこをすりぬけてまっすぐに本を返しに来る。周り見たら「あ、みんな待ってるんだな」とか思わないのか?

具体例をもう一つ。カウンターで電話かけているのに、近いからとか他のカウンターが埋まっているからとかいう理由で本を出してくる。子どもなんかに多いのはぐいぐい本を出してきちゃったりする。こっちは電話してるんだし、ちょっと待てば隣のカウンター空くんだからそれも我慢できないのか?

もうちょっと心に余裕を持って周りを見てみたら、意外にいいもんみつかりそうなもんだけどね。でもこれがなかなかできないのも確かだね。というわけでわたしの目がなかった話を一つ。

最近できた中華料理屋に入ってみたら「ただいまランチバイキングのみのお時間ですがよろしいですか」と聞かれた。チャーハンでも食べようと思ってたのでちょっと面食らいながらも席についた。そのときふと「バイキングといってもいくらかかるんだ」とちょっと心配になってみる。結局は千円程度だったのだが、帰り際入り口のドアを見てみるとしっかりとバイキングの内容や値段も書いてあった。このときは自分の目のなさにほんとに情けなくなった。まだまだ甘いねぇ。


2002年07月19日(金) 印刷できん

あ、暑い・・・
この暑さの上に今日はなぜか変な仕事が増えてばっかり
プリンターの調子がおかしくなったりね
夏休みを控えた子どもたちに
せっかく先輩が「図書館いいとこやで。ちょっとよってかない?」
プリントつくったのに
どうしても一行だけ汚く印刷されてしまう
中央やNECさんを巻き込んで
3人がかりでプリンターとの格闘の結果
紙のきれっぱが原因であることに気づく
ちなみにわたしは職場でパソコンに詳しい人だと思われている
実際はISDNとADSLの区別もつかんのにね(苦笑)
今日もプリンターのカートリッジがどこにあるか
それを探すだけでたっぷり5分は使った
はぁ・・・さすがに勉強すっか

今さらながら宮部みゆき『理由』読んだ
本当は6月から読んでたんだけど
カーンのセービング見たり
ロナウドのトーキック見たり
そいつらを引きずってマスターリーグやっちゃったり
かと思えば108星揃えようとしたり
いろんな意味で忙しかったので
やっとこ読み終わった
宮部みゆきってばなぜかしら読みやすい
つらつらっと読んでしまう
うちの兄貴の部屋から『人質カノン』奪ってきたので
次回はこいつだ
あ、西澤保彦よんでからね
ゲド編もやってからね


2002年07月17日(水) ともだち

昨日の日記で児童は管轄外みたいなことを書いてしまったので
ちょびっとフォローの意味でたまには絵本の紹介
『あらしのよるに』
『あるはれたひに』
『くものきれまに』
『きりのなかで』
『どしゃぶりのひに』
『ふぶきのあした』
作・木村裕一 絵・あべ弘士
嵐の夜、暗い小屋に避難したふたつの影。お互い顔も見えない状況で話し込み、そしてふたりはともだちになる。ところがその影とはオオカミとヤギ。オオカミはふだんヤギをえさにしている。この二匹の友情はどうなっていくのか?
とまあこんな話で6冊のシリーズものです。けっこう有名な本だと思いますよ。わたしは6冊読んで涙を流しそうになりました。6冊目これで完結なんだけど、ガブ(オオカミ)が、ガブが・・・。ああー。ガブがいいやつです。いいです。素敵です。わたしがいつの日かお父さんになったらこの本を子どもに読んであげたい。この本について話してみたい。
ちょっと他にも絵本読んでみようと思ってるけど、いまのところそれほど読んでない。しかししかし、絵本侮りがたし!次回は『でこちゃん』に挑戦か?(←ゆうめいどころ)


2002年07月16日(火) 餅は餅屋

小4あたりの子どもを連れたお母さんが
「この子に読書感想文書かせたいんだけどなんかいい本ないかな?」と聞かれた
おもわず固まってしまう

まず「いい本」とか「おもしろい本」などの基準はむずかしい
よく子どもが「どんな本読めばいいの?」などと聞いてくるけど
この質問ほど難しいものはない
逃げと思うならそう思ってくれ

そしてなにより児童の本はまだ専門外
児童ってけっこう難しいんだ、これが
そろそろ『ダレン・シャン』や『ゲド戦記』読むかね
結局勤続5年目の人(児童担当)にお願いしたけど
『ハリーポッター』薦めてたんじゃないかな

でもこういう質問に
「この本はけっこう感動しますよ」とか
「男の子ならこんな本なんておもしろいんじゃないですかね」とか
そんなこと言えたらすごいだろうな

あーあ、一度でも
「おもしろい推理小説読みたいんですけど」とかきいてくれないかな
「この本は一行でひっくり返してくれますよ」とか
「この犯人当てはフェアではないかもしれないですけどそれ許せたらおもしろいですよ」とか
「設定は突飛ですがちゃんと本格ものですよ」とか
「最後まで読んで思わず叫んでしまってもう一回読んでしまいますよ」とか
言ってあげることできるのに・・・


2002年07月12日(金) カテナチオ

サッカーてば守備的よりどうしても攻撃的なほうがこのまれる
イタリアよりもスペインのサッカーが好きっていうのもたしかでね
しかししかし
ちょっと天邪鬼ぶりを発揮してみると
人間の価値なんて
意外と守りたいもので決まると思ってる

家族
地位
自分

会社
恋人
他人
幸福
友達
社会
日常
多ければいいってもんじゃないし
一つに固執しればいいってもんじゃないかもしれんけど
「守りたいもの」
これっていい言葉じゃない?
共感できないならそれまでだけど
すくなくともわたしには
いやおれには
自分の身を犠牲にしても(できれば自分も生かしつつ)
守りたいものはある
これで毎日生きてる価値が
あるってもんだ


2002年07月11日(木) お忘れ物はありませんか?

忘れ物していく人が多い
まあ、図書館に限らないだろうけど
時計を忘れていった1ヵ月後携帯を忘れていった人もいた(←本当)
靴を忘れていった子どももいた(←本当)
子どもを忘れていった母親もいた(←さすがに嘘)
ところが故意に忘れていく人もいる
それも男子トイレに

今朝、掃除のおばさんが
「こんなものがあったんですけど・・・」と
おずおずと物体を差し出してきた
みると一冊の本と4,5本のビデオ
なんとなくわかってきましたか?
そう、内容は破廉恥きわまりないものなんですね
俗に言う「エロ本」「エロビデオ」ですわ
こいつの処分に困った奴がトイレに置いていったみたい
しかも今まで少なくとも3回は同じことがあった
でもビデオ置いていったのは初めてだな

寄贈としてうけいれて棚に並べちゃうと
さすがに問題になってしまうので
捨ててもらった
いや、べつにほしかったわけではないよ(自爆)


2002年07月09日(火) 巫女子ちゃん

昨日のまんが書評に一番書きたい本書くの忘れてた
まあそのうち書きます
しかし、何度読み返してもあれは書評じゃないね
まあわたしらしくていいかー

というわけで反省もなくまた書評を
『クビシメロマンチスト』西尾維新
あの事件から2週間、「戯言遣い」いーちゃんが再び遭遇する殺人事件。現場に残された「X/Y」のメッセージ。そして悲劇はつづく。
まずは文章でしょうか。なかなかおもしろい表現が多いね。なんだっけ、「相槌る」だったかな。何て読むのよ。こういうのはおもしろいからいいけど、巫女子(みここ)ちゃんの高いテンションはどうもついていけない。松浦亜弥についていけないのと一緒か?うわ、ほんまにおっさんやんけ!とにもかくにもその文章表現が気にくわないのは確か。
しかし、なぜかなぜだか読み進めてしまう。自分の哲学だか価値観だかしらんけど、それを文章で語るのは好きくない。しかし読んでしまう。なんだろ、よくわからんけど読まされる魅力があるのは確かなんだな。
とはいっても肝心の謎解きのほうはわたしとしてはいまいち。伏線はきれいだけど、ちょっとね・・・。ありかなーって思う。前作のほうがよかったです。
ところで実はわたし「X/Y」のメッセージの謎解きがわかりません。夜中の2時に紙に書いていろいろと試したんですがさっぱり・・・。ネットもみてまわったんですが、どうも・・・。だれか教えたって!


2002年07月08日(月) 書評棚 三の巻

さりげなくこの日記のジャンルを「読み日記」にしてみたので読んだ本なんぞの感想でも。そして今回はなぜかお気に入りのまんがです。

『賭博黙示録カイジ』
『賭博破壊録カイジ』福本伸行
これは多分有名でしょう。いわずもがなでしょう。一応あらすじを書いておくと、お金をかけ、じゃんけんして、橋渡って、Eカードして、くじひいて、チンチロして、パチンコしている話です。これじゃ全然わからん!でもこれはおすすめです。あまりにもおもしろいので会う人会う人に貸してやったら、100%の確率で「おもしろい」の言葉がかえってきた。これはほんとにおもしろいぞ!というか福本作品はどれもいいよ。『アカギ』『天』『銀と金』『無頼伝・涯』など。絵が嫌いならそれは仕方ない。

『ツルモク独身寮』窪之内英策
なつかしいっす。高校のとき友だちから借りて、しばらく経ってからまた借りた覚えが。ジャンルとしては恋愛コメディーなんでしょうけど。絵もきれいだと思うし。出てくるキャラどれもいいねー。やっぱりレイ子かな?そういえば確かこれ映画化されたはず。今をときめく人とかちょい役ででてたりして。

『セクシーコマンド外伝 すごいよ!!マサルさん』うすた京介
タイトル書いてみるとちょっと恥ずかしい。こちらは大笑いしたい方にどうぞ。7巻で終わるのがもったいない。やっぱりおすすめはメソでしょう。うちにはフリマで買ったメソのぬいぐるみがたくさんあります。「あ、メソだ」「それいらないんでセットで200円でいいです」ごみ袋にたっぷりのメソを手にとり満面の笑顔。今ジャンプでやってるこの人のはおもしろいの?

『Yawara!』浦沢直樹
あえて浦沢作品の中でこれを推してみました。松田さんがいいでしょう。すれちがいばっかで読んでていらいらするけど松田さんが地面に大きく「がんばれ」って書くシーンが好き。あー、ラストのエスカレーターを駆け上がってくるのも素敵。これと『帯ギュ』読んで柔道見るようになった気がする。そういえば高校のとき「富士子さん」というあだなの友達がいた。ただそれだけ。

あーすんません。今日はこれでやめます。ちなみに今のお気に入りは『美味しんぼ』と『月下の棋士』です。


2002年07月05日(金) あいのうた

この前、ちょっと遠くの親戚の所に行く用事ができたので、車で聴くCDを図書館から借りてみた。「キャラメルミルク」。Charaのベスト盤である。とくに聴きたかったのは「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」である。多分5,6年前の歌である。当時この歌が好きでたまらなかった。ちょい前のメールの着信音にもしていた(いまはコブクロの「風」)ほど好きな歌である。こいつを聴きながら車を走らせようと思っていた。

微妙なずれは5曲目「タイムマシーン」からあらわれていた。「この歌も好きだったけど、こんな歌だったか?」さほど自分の琴線に触れないまま、最後の収録曲「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」へ。最初始まったときこの歌だと気づかなかった。「あれ?この歌好きだったはずなのに・・・?今聴くと別にどうってことないような・・・」とても好きな歌だったはずなのに、今ではそう思えなくなっている。その時、以前映画かテレビで見たせりふを思いだした。

「自分がとても感動したはずの映画を、時が過ぎてから見ても感動できなくなっている。映画が変化するはずがない。つまり変化したのは自分の方なんだ」

自分が4,5年前から変化している。当然と言えば当然だ。自分で食っていけるだけの仕事はしている。馬鹿話できる友達もいる。酒を酌み交わす先輩後輩もいる。将来の話ができる人もできた。たしかに変化はしているだろう。しかし、不安も覚える。生きるためには必要としないかもしれないが、なにか大事なものを失っているのではないだろうか。そんな深刻な考えではなくてもこの「変化」はプラスに向かっている「成長」なんだろうか。「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」を「いい歌」と思ったものを、「普通の歌」としか思わなくなってしまったマイナスの動きが、自分の中のなにかもマイナスに向かっているような気がした。

なんだか文字にしてしまうと薄っぺらい考えに思えてきたけど、最近ふと思ってしまう考えを書いてみました。なにか寂しい気がする・・・。


2002年07月04日(木) スペースに走りこむ動き

昨日の日記で棚に余裕ができたなんていってみたけど、実はきついところがあります。「も」の最後の砦森村誠一がきゅうきゅう。そしてそういうときに限って森村くんはがつがつ返ってくる。

「も」は棚の一番端っこなのでつぎの「め」は「も」の棚の裏側になる(←あー、わかりづらい!)。棚の表裏でまたがらせるのも本を探すのに不便。したがって「も」以前でどうにかするしかない。またもや20分ほどの長考を経て大移動を決意する。松本清張からちょとづつつめる。このあたりは松岡圭祐がきがかり。一冊一冊厚いのが難。千里眼シリーズね。松山善三もさほど出ないけど年配の方の人気なので要注意。

「み」では三浦光世も三浦綾子特集の棚に入れてみる。「み」の中盤は宮尾登美子、宮城谷昌光、宮部みゆき、宮本輝とオールスターの棚なのでこの辺は配慮が必要。『宮尾本平家物語』は全4巻らしい・・・。ただでさえ『楽毅』は全4巻、『奇貨居くべし』は全5巻で場所をとっているのにね。これで『模倣犯』上下が返ってきたらどうしようもないな。これはいまだ人気あるからしばらくは大丈夫だろうけど。

村上春樹も『ねじまき鳥クロクニル』の第3部がないのをきにしながらつめる。村上龍もつめる。群ようこもつめる。室井滋(これがよくでる)もつめる。どうにこうにか「も」まで到達。結局森博嗣が一冊入らないないだけで森村誠一のスペースを確保。スペース作る一番良い方法は借りること。というわけで森博嗣一冊借り。
あー、西澤保彦も読まなきゃならないのに。うー、爆笑問題も読まなきゃならないのに。


2002年07月03日(水) スペースを生み出す動き

うちの図書館は小説は五十音に並んでいる。その小説の棚が余りにもきつい。西村京太郎あたりから、その棚の列の終わの諸田玲子まできつい。西村京太郎の隣は西澤保彦がならんでおり、激戦区となっている。西村京太郎は借りられると棚が減るのだが、なぜか一気に返ってきて飽和状態になる。林真理子にもその傾向がある。昨日は乃南アサが3人くらいにまたがって返ってきて、返却のスキャンしながら「もう勘弁してください」と心の中でつぶやいた。案の定余裕を持たせていた所がきつくなっている。飛んで橋田壽賀子にまで影響が出てる。その点東野圭吾、宮部みゆきは返ってきてもすぐに借りられるので優等生である。

対策を練るために先月の月末整理日に同僚二人と考えた。20分ほどの熟考の挙句、特集棚を作って動かすことにした。白羽の矢がささったのは旭川と言えばこの人、三浦綾子である。三浦綾子は三段を占領している。その量を他の棚にずらすことによってスペースを確保させてみた。結果は上々。森博嗣ががっつり返ってきてもびくともしなくなった。現在第二の特集を考えている。きつい所は「さ」の棚。
堺屋太一?
笹沢佐保?
さくらももこ?
柴門ふみ?
いまいち特集としてはよわいなー。


2002年07月01日(月) ふたり

この前彼女ネタを書いたら
いろんな意味で反響があったので
もう一つどうぞ

彼女さんとは遠距離恋愛を楽しんでました
そういうても距離にして130キロほどなんですが
JRを使って本を読むもよし
車で行ってふらふら寄道するもよし
しかししかしもうそんなことする必要は無いようです

彼女さんはめでたく
転勤してきました
見事戻ってきました
ほんとに見事としか言いようがないかも
とりあえずこれで心配性なわたしが
余計な心配することもないようで
とりあえず一安心です

今考えるとこのわたしが
よくもまあ遠距離恋愛なんぞしてきたなぁと思うんですが
それもまた経験というか思い出というか
そんな感じです
シャ乱Qかその辺の歌で
「愛する二人には必ず訪れる試練があり」
みたいな感じの歌詞があって
まさにそれを乗り越えた感があります
とはいってもこれからも様々な試練があるんだろうけど
まあ、なんとかなるんじゃない
わたしたちは常に二人でいるんだし
味方になってくれる人が
周りにはいっぱいいてくれるみたいだし

というわけで
なにがそういうわけかわかりませんが
これからもこんな感じなんで
よろしくー

今日の日記読み返してみたら
さっぱり意味わからん


信々 |MAIL

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