としょかん日記
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先生になりたかった そのために大学も行った 教育実習も行った 臨採として実際に教室で教えたこともある 教師になって子供たちを育てること 教師になっておもしろい授業を作ること 教師になって生計を立てること それがわたしの「夢」だった
とても魅力のある仕事だが 今のところその道に進む気がなくなっている なれなかったのもある 試験に通らなかったから しかしならなくて良かったともおもう 自分に教師としての才能が欠けていることを知っているから 教師とは仕事に失敗すると その責任は自分にかえってくるわけではない 自分の受け持つ子供たちにかえっていく それが怖かった
今の仕事に不満はない しかし教職に未練はたしかにある でも今は自分のやれることをやっていく 将来教員をまた目指すとき 間違いなく今やっていることは 自分の財産になる
月末整理日なのでお客のいない図書館で こんなことを考えていた
自分はここにいるよ どうにかがんばっているよ 今のところは問題ないよ だからあなたも がんばって
2002年02月27日(水) |
テレビで三瓶をみておもったこと |
本日は突然ですが 「わたしの性格」というテーマで 実体験を元にお送りします シチュエーションはわたし運転の車に 友人Aと乗っているとこです そのとき他の友だちの話題をしてました ちなみにその友だちを仮名として ドラガン・ストイコビッチとしておきますね
わたし「あいつってさー、芸人肌でしょー」 友人A「え?何?」 わたし「あーごめんごめん、芸術家って言おうと思った」 友人A「芸人はおまえだろ」 わたし「・・・そうだね」
こんな素敵な親友に囲まれて ここまで育ってしまいました もう後戻りできないっす・・・
ちなみに「ストイコビッチ関係ないだろ」と つっこんだあなたも じゅうぶん芸人ですよ
この間、彼女がキャラメル食べてたら 歯が取れたと電話してきた 大笑いしてやった後 歯医者嫌いの彼女をどうにか 歯医者に行かせる約束までさせた ちなみに彼女の歯医者嫌いの理由とは 先生のマスクで隠された顔の中で 出ている目だけ笑っているのが嫌という 常人には理解できない理由にある
さて、昨日友達が遊びにくるというので ビール飲んで待ってたら おつまみとして味ごのみを発見 それをむさぼるように食べてたら 突然口の中に異物の感触 おそるおそるとりだしてみると なんと歯のつめものが取れてる おそるべし味ごのみ しかし、キャラメルとかならわかるのに なぜ、あんな硬いもので?
歯医者行きたくないけど 彼女の手前いかないとなー
人間の価値はいったい何で決まるのだろうか 民衆をひれ伏せさせる権力? すべてを犠牲にしてもかまわない恋人? だれからも尊敬を集める名声? 何にも変えがたい知識?
しかしこれだけはいえる 財力で人の価値は決まらない この世のものの大体はお金で買える しかしながら この世の大事なものの大体はお金だけでは買えない 人をお金で買おうとしても その心までは買えないはずだ お金はたしかに大事だ チャップリンだって認めている しかし、それはわずかにあればいい わずかにあればいい
残金293円の財布を握り締めて そう考える日曜でした
連日蔵書点検してるんだけど とても腹が立つことがある 不明資料が多すぎ 間違ってかばんに入ってたみたいとか 貸出手続きがふめなかったとか たしかにありますよ でもそれをふまえても多すぎる 大体貸出をしない最新の雑誌がなくなりすぎ
おまえ一人の満足のために 図書館は本を入れてるわけではない! 当たり前だ! それぐらいわかれ! いい大人なら! まあ人のもの勝手に持っていく輩が いい大人なわけないわな
本日は特別整理休館であります 専門用語で曝書であります POTというバーコード読み取り機(かっこわる)を 片手に棚に並んでいる本を片っ端からスキャンするわけなんですが めんどくさいのも多々ある 紙芝居 棚が小さいのに本体でかい CD 本体いれてるビニール袋どうしがくっついてだしづらい 実用書 いっぱいある 写真集 表紙の向きがまちまち 参考図書 重い
断っておきますが特別休館だからといって 職員も休みな分けではないです 当然ながらね お客さん相手してるほうがじぶんとしては好きなんだけどな まあたまにはこんな仕事もありか 大事な仕事だしね さいきん雑誌の盗難も多いし 中で見れよ
土曜にみんなで飲みに行ってきました 焼肉屋に行ってみたんだけど 席についてずっと気になっているメニューがあった 壁に「にんにく焼き」とかいてある ちなみににんにくは三度の飯より好き(やや意味不明) でもにおいがなー 他の人はどうかなーと おもいつつそっとたのんでみる ところがこれがみんなにヒット がつがつむさぼるように食べる まったりしたあとに 「もうちょっとなんか食べてみる?」の 問いに迷うことなくにんにくのみをたのむ皆の衆 七輪の炭がないのであたらしくたのむ そう、にんにくを焼くためだけに
翌日の母の一言 「くさっ!」 たった一言にちょぴり傷つく朝でした
最近自分が歳とったなーとおもうことがある なんかするたびに「よいしょ」といったり 筋肉痛が遅れてきたりとかもたしかにある(←おっさん) 最近思うことは後悔することである 「あーもっとこれしておけばよかったな」とか 「昔ならもっとこれできたなー」などなど 特に思うことが 勉強しておけばよかったなー と思う このせりふは大人が子供に勉強させる常套句だと思ってた しかし、違う、違うんだよ若者よ 人間はいろいろなものを持って生まれてくる でもその「いろいろなもの」は 残念ながらほとんど賞味期限を持っているんだな いかに「いろいろなもの」を持っている状態で 経験したり、思考することが大事らしい それによっていわゆる「大人」になってからの人生が変わるらしい 最近良く思うことでした
2002年02月05日(火) |
新しい建物っていいよねー |
本日はいつもの職場ではなく 違う図書館へ 図書館内の蔵書点検などなど 約一週間閉館して特別整理日にしているわけです その応援に行ってまいりました 朝から延々と書架にある本の バーコードをスキャンする これがなかなか重労働 棚からちょっと出してスキャンしればいいんだけど 百科事典は重いし 棚は高いところにあるし スキャンされないし 腕をピンと伸ばす格好で数分本に向かって スキャンする これがつらいのなんの なかなか大変です 図書館が休みだからって 職員は休んでるわけではないんですよ 自分が学生のころはそう思ってたけどね
結局人間その立場にたたないと その状況はわからない
これ、真実だね(ただし極論)
2002年02月04日(月) |
好きな作家を見つけたかも |
『両性具有迷宮』西澤保彦 なつこシリーズってこういうものだったんだ・・・ 『なつこ、孤島に囚われ』は未読なんだけど 読んでみたいような・・・ しかし、これ図書館に入れていいのかね ていうかまあ入っちゃったんだけど 内容としてはおもしろかったね 可笑しいという意味でね ただまあミステリの要素としてはうーん 華麗な謎解きがあるわけではなし そういう点では物足りないかも なつこシリーズはそういうものではないのかもしれないんだけど この本に関して言える感想は 「最初読んだときは勝目梓かと思った」 こんな感じ?
『人格転移の殺人』西澤保彦 150円だったので買ってしまいました 何よりも設定がおもしろい とある部屋に入れられると 二人(以上)の人格が移り変わる さらにそこに殺人事件まで、と まずこの設定だけで一気に読まされました おもしろい しかし理解力がないとついていけない ここにいい例がいるように だって六人の人格が巡る巡る 途中でメモでもしようかと思ったくらいっす でもちょっと冷静に考えると ミステリの要素としてはちょっとね、と思った ずばり、動機のあたりでね ここが一番の山場になるんだろうけど ちょっとどうかなーとおもいつつ でもおもしろいことは間違いないよ ちなみに読んだのは文庫のほうで 森博嗣の解説もなかなかおもしろかった 可笑しいという意味でね
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