目口覚書



■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2004年09月27日(月) 空港バスから愛を込めて

出張先から携帯電話で書いてます。
今朝新神戸駅から乗った タクシーの運転手。
今夜はどこに泊まるのかと聞かれ、明朝から台湾なんで
関空付近に泊まると言ったら何て言ったと思います?
「台湾行くの止めなさい。飛行機墜ちるから止めろ」と。
下らん冗談をいいやがるとムッとして黙ってたら、 「実はね…(沈黙)僕 宇宙人と戦ってるんですよ。信じられないでしょうがね」と 小さい声で戦況を語りだした。

食事中、このはなしを上司にしたら 「わあ奇遇ですね~私も宇宙人と戦ってるんです くらい言って欲しかったな」とご指摘頂いた次第で。
ああ それにしても縁起わるっ!誰か厄払いしてよん~



2004年09月26日(日) 台湾にいってきまつ

土曜日。
夕方から 神保町でコーチング勉強会。
ここでは 劣等感に包まれる。

全部背負うな。クライアントは勝手に這い上がる。
共に奈落に落ちるな。お前は傲慢になるな。そんな戒め。

0時を過ぎた電話に出たら
「こんな時間に電話がかかってきたら 
びっくりするでしょう?」というかのひとからの第一声。

あんたからしか 家電(いえでん)はかかってこねーよ。

3時間程 いろいろおしゃべりをする。

フィードバック力のある かの人の強味を私が一押しする。
彼は今 上昇中。


日曜
護国寺で あるゲストを招いての価値観と自発性に関しての研究会。
各社 人事担当者が大勢いらっさる。
面白かった。
私の価値観が さらに見えた感じ。それに新に加わったものも知れた。

終了後 近場でしゃぶしゃぶ。
仲間の一人から
「めぐっち 最近 女っぽくなったなぁ
 恋 してんのんかぁ?(彼は京都人)」と。

へへへ。お茶を濁す。

飲み会終了後 解散時、かのひとが
「さぁ めぐっち 歩いて帰ろうか」と いつものノリで。

仲間達が え? という顔をしている。
なんで おめーら 二人で一緒に帰るの?と。
さっきまで 飲み屋でほかの女をさんざ口説いてたのに(笑)。

「お持ち帰り~?」なんて茶化す声も聞こえる。
だから 変に思われるよ? 笑いながら散会。


私たちはその後飯田橋まで お喋りしながら歩いて
それから電車に数駅乗って
それぞれの最寄駅で 下車しただけ。


ただ それだけ。


自分の唇に指を触れて
そして相手の唇をタッチ、そんなこと したことありますか?

指でキス。
そんなこと できたらよかった。

明日から 関西で仕事後 台湾に出張です。

海外出張の前に 別の出張があるなんて 
すごい仕事。


頑張ろう。

帰ってきたら10月。

いよいよ天秤座に3つの星が集まる 10月。



2004年09月24日(金) 気づく

先日来から
私の不安第一号の仕事として
心にどっかり居座っていた集合研修のひとつを終えた。

アンケートに
「流れが悪い。先生の元気がない」とあった。

わーい。さーすーがー。よまれてるよ。


前日、新しい手法の研究会に参加して
急遽トライアルと直感で その手法のひとつを取り入れた。

結果、それに対して よかったという声がきかれた。

あぁやっぱそうなんだ。
自分の直感に従おう。いじくりまわしはじめたら
もうそれは腐りだしている。
新鮮な言葉を喋ろう。
自分の腑に落ちている言葉だけを喋ろう。

++++++++++++++++
その前日の研究会は
祝日の北とぴあ。
何度いっても、このあたりを歩くとどきどきしてしまう。
かつて住んでいた駅であり 誰か に会える気がして。
それは 会いたい からなんだろな。


研究会は、かのひとも参加していたのだけど
もう歩くことが日常となってしまって
つい「歩く?」と誘ってしまった。

さすがに北区から中央区までは無謀なので
途中で電車に乗るつもりでしばらく歩いた。

その間、かのひとは研究会のワークのひとつが納得いかなかったらしく
「あそこであのワークを入れる意味がわかんない!」と
声を大にしている。鼻から煙が出たした。

これは 単に 彼の感想なのだ。


私は 「あれは~な意味があったと 私は思うんだけどな」と
感想を述べる。

「いや、初心者の集まりならわかるよ、でも曲がりなりにもコーチとして
やっていってる人たちに なんでわざわざ今更あのワークが・・・・」

人は喋りながら 自分の意見を纏めたり 気づいたり 発見したりするのだ

私は そう そうあなたは気づいたのね と手離せばいいだけなのだ

なのに

私はだんだん自分が責められているような気になってくる。
自分の肩がどんどん固くなっているのに気づく。
あぁ 私は 今 責められている気持ちになっているんだなぁ
彼は そうじゃないのに 声の大きさや反論で 私は私に矛先が向いている
そう 感じているんだねぇ

と 自分に気づいてやる。
おもしろい。人間って 気づいてやるだけで 安心する。



この議論が終わったあとは、
さくさくと出る私の手料理と ワインとビールと焼酎で
楽しく会話をした。


ま そういうもんなんだな。



2004年09月21日(火) 誰も知らない

三連休を ずっぽりコーチングの勉強に費やした私に
かのひとからの「映画行かない?」という誘いは
またたび前の猫、肉前の犬、酒前のわたしとあなた。

とびつく。

有楽町マリオン下での待ち合わせ前も
方向音痴クィーンの私を気遣ってメールをくれる。
勝手に判断するな 迷ったらおまわりさんに聞け
その際 いちいち相手を承認しなくていい とかなんとか。

大丈夫よ。
私 タクシーに乗っていくから(内緒)
マリオンの時計が丁度待ち合わせ時刻を人形たちが奏でると同時に
到着した私を
「えらいねぇ」と 。

誉められたよ。 ひとりで待ち合わせ場所に来れただけで・・・。



そして 小さな劇場で観たのは
14歳の少年がカンヌで最優秀男優賞をとった「誰も知らない」


ただ、ただ、
淡々と 命がある。そこにある。 ただ淡々と生きている。
一生懸命ある。

静かな 静かな 心の震えが ずーっと続く映画だった。

観終わって 言葉がなかった。
「すごい映画だね」彼が言う。
言葉なんて いらない。静かに二人で浸った。
かのひとと観た 最初の映画は 批判も風刺もこれっぽちもない
描写の作品だった。


つい数日前 うちのグループ会社が丸の内に物販と飲食の店を出した。
新聞にもテレビにも取り上げられはじめている。
そこにある、ロスの江戸前寿司屋と提携している店に行った。

まだ 食事をはじめるには早くて、小1時間ウエイティングバーで
一杯軽くビールを飲んだ。

誰の目にもとまらない奥まったソファ(明らかに年代モノ)で
コーチングしてもらった。


もし、


自分の身近な人に マッサージ師がいたら いつでも至福のマッサージが、
アロマセラピストがいたら いつでも至福の香が。

身近にコーチを携える私はなんとすごく恵まれた環境よ。
「今 私はおそらく仕事に恐れや不安を感じている。 
それを取り出してみてみたい」というオーダーにかのひとは応じてくれた。

結果、
今 ものすごく忙しい時間を駆け抜けながら
誰にも愚痴を言えず 不安を告げられず 肩を張って必死に必死に
走っていたことがわかった。

そして 自分に自分をねぎらって欲しい よしよしして欲しいという言葉が出た。

私はぽろぽろ泣きながら 「ほんとは つらいの」と 出した。

その瞬間
私は 蓋をして閉じ込めた自分の感情を はじめて手のひらに乗せてあげられた。


ただ それだけ、ただそれだけで どれほど 人の気持ちが軽くなるか
身を持って知った。
そんな引出しを作ってくれた 優れたコーチであり私の大切な人であるかの人。

この間15分程度(すっごーい)


でも 実は飲み込んだ言葉がある。
あなたに よしよししてほしの。(ちくしょー いえねーや)




その後 しこたま飲んで
丸の内で飲んでも 平気で歩いて帰ろうとする自分たちって これまたすごい。


そっと手を繋ぐ。
なんでかわかんないけど 涙が出てる。
3日間のセミナーのせいでもあり、映画のせいでもある。


静かに見つめよう。
自分の心を。



誰も知らない


私の心は 私も そして誰も 誰も知らない。



2004年09月19日(日) バランス

三連休は 永田町でセミナー。
数ヶ月に一度 三日間連続で濃厚な時間。大切な時間。

もう一週間前のことになるが、
日が傾くのを待って かの人とウォーキングに出かけた。

はっきりいって 今が激務といえる分類の仕事の仕方かも
しれないが、その後に彼と歩きたいと思えてしまうからまぁ
なんとも心のもちようって すごいわね。 これが恋?(がはは)

前なら 帰ってきてバッタンだったのに。

で はじめての日中歩き(いつもは夜ばかり)
気合はいりすぎて 隊長ったら早い早い。
ついてくのに必死。

で 気がつけば我が家から 浅草(ここまで2㌔)三ノ輪 町屋
根津と 15㌔歩いてた。

帰るころは日もおちて のどの渇きに負けて 浅草の屋台村で飲んでしまった。


往時はかの人が隊長だったのに、復時は私が隊長(先導者)だと命名される。
南下しなきゃいけないと私の中ではわかっている。
でも
そこは ほれ 地図の読めない女。


途中 きれいな夕焼け空がみえた。
それを左手に見ながら
「あぁあああ
   きれいな夕焼けぇ~
     心の留めよう~」とのたもうた私を

かのひとは にやにやしてみてる。
何? と聞いても笑っている。

あとで教えてくれたのは
「夕焼けが左に見えるってことは 進行方向は北でしょ?
 人生って、いっぱいヒントがおちてるのに
 それを気づかない人はそのまま チャンスを逃してるんだって
 よくわかったよ。」

だって。
 ぐーやーじー>自分に

*********:
また 研修中に 過呼吸で受講生が倒れた。
もう 慣れたもんだ。
紙袋を口にあてて 「だいじょうぶだよ~ はい 吐いて~」
と 看護しにばりだ。
 こんなこと 慣れてどうする。
*********:

彼の残していったセブンスターの吸殻を
そっとくわえてみる。

なんの味もしない


少し寂しかった

*********:
セミナーが終わったら 1日休みをとった。
映画を観に行く予定。

楽しみ

*********:

そんなこんなで やっぱり人生ジェットコースター
でも 揺れない 私はバランスをとろう



2004年09月12日(日) あなた 転換期ですね

俗に 商売の暇な時期を「にっぱち」といいますが、
なにが にっぱち。

はちもきゅぅも ついでにじゅぅも これでもかの出張三昧。
あぁ 本当 私って幸せ者です。(まじでいってます)

9月に入ると私の運が動き出すと信じて疑わなかったのですが、
先日 すごい出来事がありました。

会社から 郵便局に向って歩いていたら
日傘を差した上品そうなご婦人が すれ違いざま
「すみません・・・」と声をかけてきた。

振り向くと、わたしの顔をまじまじと見つめ
「あなた・・・
今 転換期ですね」


は?

「今、自分の人生が動き出してるって 感じしてません?
あ、急にびっくりしましたよね」
と 鳩が豆鉄砲くった顔した私にのたもうた。

「ごめんなさいね。
私 鑑定をしてる者なんですけど、あなた本当に今
いい転機にいるって お顔にあらわれますよ」

と 手で自分の顔の中央を空で触って示した。

「私、人と待ち合わせしてるんで 時間があまりないんですけど、
2、3分くらいなら 少し説明してみましょうか?」

と、有頂天な私の前で紙を出して バイオリズムの話を説明してくれた。

しばらくすると そのご婦人を「先生~」と呼ぶ少し若めの女性登場。
待ち合わせ相手らしい。
そして その鑑定士の弟子という女性に
「この方見て あんまりいい「気」が出てるんで つい話し掛けたのよ」
と説明すると、弟子のほうも私をまじまじと見て

「あぁ・・・・・本当ですねぇ・・・よかったですねえ(^^)」
と顔文字と同じ顔をして喜んでくれた。

弟子が言うには、先生はその方面では有名で 今も鑑定待ちされてる人が
何人もいるので こうやってご縁があって話をしてもらえるのはラッキー
らしい。

 このあたりで 私の直感が(あやしい)と感じた。
先生はなおもつづける。
「今 いろいろな人との出会い、ありませんか?ありますでしょ。
まあ ご本人はそれほどいい運とは思えないんですけど
後になって気づくんですよね。ほとんどの人が 気づかず運を逃がすのですよ
あんまりいい相が出てるから もったいない。ちゃんと見てみましょうか?
とかなんとか。

ひとまずその人の名刺をもらって(ちゃちぃ名刺に あ こりゃ嘘だな)と
またまた気づいた。

半信半疑のまま、別れて 郵便局方面に歩くと、
私と同じように二人の女性の前で
私と同じようにバイオリズムの曲線を 
メモ用紙に書かれて説明をうけている
女性がいた。



ひっどい。
前向きな乙女心を 騙そうとしやがって!

どうせ ハンコとかツボとか変えって言うんじゃないのか。
あぁ 思わず騙されるとこだったぜ。


と いう実話を いろんな人にしたのだが、
相手の意図はさておき、そんな事件が私の前にあったということが
何を伝えようとしてるのか 考えてみる。

もしかしたら、
やっぱり私は人生の転換期にいるのかも。
(実は そんな気がしていた)


++++++++++++++++
さすが 私の運が動き出す(占星術、六星占術、タロット共)9月。
それはそれは大きな出来事が。

例えばそれは 
・私の人生の土台が何か見えたり
・いろんな出来事がいっぺんに押し寄せたり
・すごい量の仕事が押し寄せたり
・有名人の名前しりとりで「ペキンパー」と言ったかのひとに
 笑い転げたり(サム・ペキンパーって 知ってる人は何人いるか)
・15キロくらいウォーキングして体ガタガタになったり(笑)。
留まることをしらない人生ジェットコースター。

ちなみに私の人生の車輪を回す土台とは
「ワイワイ」「夜」「ニュートラル」「認められる」です。
夜って・・・。

私がなぜ耳たぶを触る癖があるのかすら
幼い時期を辿って 解明されてしまいました。


やっぱ 人生の転換期じゃん!



2004年09月07日(火) 関西にいってきます。

台風ですな。
地震もありますな。

日本全国 揺れてるような。


土曜日ののねがま研究会は欠席しますた。
あ~
あの雨が 雨が 雨が 私を遮った。


 出張から戻ったら 会社に2名新しい方がいらした。
防衛大学のお方だとか。
当社でいったい何をされるのだろう??

 さて 今から暴風圏内必須の地方へ出張です。
いってきまつ。



2004年09月02日(木) にぃはぉ

台湾帰りのめぐっちです。

台北空港では 大変な報道陣とファンの群れが私を迎えてくれました。
ファンは皆「なっち」と書いた垂れ幕やら紙やら 持ってました。

安倍かい。


訪台初日。
会場のホリディインについて10分後には 仕事開始。
対象者は 現地人の店長とMD 合計15名ほど。
全員の名前を あえて中国名で覚える。

夜 台湾社の社長と副社長 通訳、MDと食事。


2日目。
昨日と同じメンバーに 第二段の仕事。
パソコンにインストしてあるDVDを使うのだが
これだけのために なんでわざわざPC日本から持って行くのだよ。
重いったらありゃしない。

通訳もぼろぼろに疲れてる。
私の話を 頷いて聞くのはいいが 訳すのを忘れてる(笑)

終わってから 台湾のマーケット調査。
足がちぎれるんちゃうかってくらい歩いた。

夜 台湾に住んでる元同僚と 副社長ときのこ料理の店。
眠い。明日の朝 死んでるかもしれない。


3日目。
現地事務所で打ち合わせ。
執行役員と社長 副社長と。

今 過渡期のアジア市場。これからサービス向上とスーパー店長育成を目指す。
色々とアドバイスを求められるが だんだん瞬時に応じられるように。
亀の甲より 年の功か。

昼食は 台湾料理。スタバでお茶してから 送迎タクシーで空港へ。
チェックインのために わざわざお見送り人までつけてくれる。
そんなんええのに。
チェックインくらいひとりで できるわい。


成田から自宅へ。
かのひとにただいまメールをする。

結局 またいろいろ話して 夜中2時になっちまう。
まじ 明朝はしかばね決定。

 覚書
・コーチングにおいて 私は傾聴レベル3なれど
インナーゲームにおけるセルフ1との仮説が立つ。
(わけわかんない言葉 お許したもれ)発見してくれて ありがとう。

そして 今朝
東京で2日間連続研修(私はファシリテーターの一人)が始まった。
しかばねになってる場合じゃない。


もう 寝よ。



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