目口覚書



■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2003年02月26日(水) 銀行の窓口業務をすべてATMですることはできひんのんかい

昨日の一件で、すっかりしょげていた。
股の間にシッポをいれて、耳はすっかり垂れている状態。

財布の中身が338円というほうがいっそ潔い。

朝起きて、貴重な現金100円玉3個を持って
コインランドリーへ(まだ洗濯機ない)。
生ゴミも捨て、お日様が照ってるしたで洗濯物を干せた。
まだ、シッポは下をむいているが、行かねばならぬ いざ。

源泉徴収票と保険の証明書もって税務署へ。
そして、銀行でキャッシュカードの再交付申請。
だいだい、窓口のある銀行自体が今探すの大変。
錦糸町までえっちらおっちら。

ここで撃沈。

姓が変わったので、元の苗字を証明するものや
今の姓を証明するもの それぞれあっても だめ。
それらが「1枚の書面」ではっきりわかるものがなければ、だめ。
本籍がのってる住民票だろーが、パスポートがあろーが だめ。

カードが欲しけりゃ、まず通帳の氏名変更してね、それからよ。
とじらされる。わかっちゃいたけどがっくり。弱り目に祟り目。


今日はコーチを受ける日で、
ここしばらくの自分が学んだこと をつらつら話してて、
「でもねー、悪いこともあったんですよー、財布とられちゃってー」
と話したら、
「じゃ そこでめぐっちさんが学んだことは?」と。
笑っちゃったぜ。あるある、いっぱいある。
雑談の中でコーチが
「その災難は、実はなにかすごく悪いことの
身代わりになってくれた・・・って 私は考えるんですよー」って漏らした。

ふむ。
昨日 母親もいっていた。
命奪われず、身体傷つけられず、ひったくりにもあわず。
もーっと悪いことを、あの一件が全部ひっかぶってくれていたと・・


はは。
ま、そー考えたら またぐらのシッポがだんだん きゅいんと立ってきた。


昨日、連絡があったついでに盗難の件を ちらと書いて
元旦那さんにメールしたら、仕事中というのにすぐ電話がかかってきた。

カードは悪用されてないか、金に困っていないか、貸そうかまで言ってくれて
そうだ、その時も 耳とシッポがピンとしたんだっけ。


まだまだリハビリ中、やっと毎晩君の夢を見てしまうことから脱して
突然涙が出てしまうのも 毎日ではなくなった。


外出前に干した洗濯ものも ちゃんと乾いていた。

春だ。
耳を立てて シッポ巻いて 明日もがんばろう♪



2003年02月25日(火) がっでむ

財布 盗られた・・・




きゃっしゅかーど3枚と

くれじっとかーど2枚と

うんてんめんきょしょ1枚と

ふくざわゆきち 家賃1ヵ月分と

てんこもりの小銭と

社員食堂の食券と

社内の人間への信用。



会議前にカバンの奥に押し込んだのに
2時間後オフィスに戻ったらなかった。


私 恨まれてますぅ?



かなしい・・・・・・



2003年02月24日(月) 地球交響曲(ガイアシンフォニー)

もう10年くらいも前に第1番がクランクアップされたかと思うのだが。
はじめてフィルムを観に行った。第4番。

表参道で降りて 地下から出てすぐのスパイラルビルでスパイラル。

地球はそれそのものがひとつの生命体である。
そのガイア理論をはじめて唱えたJ・ラブロック博士はじめ
4人の地球人が語る。

山 森 川 海 空 火山 マグマ 珊瑚 葉っぱ 風 花 蝶
岩 水 泡 波 太陽 月 星 女 男 子供 藁 火 音

地球って本当に美しい

このフィルムに、「ジェリー・ロペス」という男が出ていた。
彼はもう50歳もとっくにすぎた目じりに優しそうな皺のある褐色の肌の男。

おぉ。

ケツの青い子供の頃、サーフィンもしらないくせにサーファーが
かっこよく思えて、せっせとサーフショップに通ったり、
やれ御前崎や生見やと サーフポイントの話に目を輝かせて聞いていた。
海が 好きだった。

その頃、ロペスはすでにチャンピオンで、彼のおかっぱ頭とひげを
男達はこぞって真似していたような気がする。
ジャクソン・ブラウンとイーグルスを交互に夜と昼を過した。

そのロペスが、
今 とても自然な笑顔で、フィルムの中にいた。

「波とダンスを踊る」と彼は言った。
海にプラグインした彼は、昔のようなビッグウエンスディな波でなく
たのしそうに小さな(といっても日本では大きい)波の上を踊る。


このフィルムの4番目に出てきた「ナカ ボクネン」という男。
版画や絵を作る人だが、これまた熱い。
自然の人だ。 それ以外の形容がわからん。

彼の故郷である沖縄のある島、まーーーすっばらしい。
お祭りでは、「その年慶びがあった家」や「なぐさめを必要とする家」を
村人総出で蛇皮線と歌と音で取り囲む。
たったそれだけなのに 泣けた。


すべての映像が済むと、監督の龍村 仁と、
そのナカ ボクネン本人がでてきた。
トークの中でボクネンが
「皆さんに 言いたい。
今 家には 風がない。窓を閉めて 暖房や冷房を入れて
風を通さない。

ふうしん(風水のこと)では 風と陽と水を通すことが必要で
沖縄の人は それをごく自然にしとります。

空気をよどませたら菌が繁殖します。体によくないです。
風を入れてください。部屋に風を。」


そういやそーだなー。
窓は休みの日しか開けないし。

今日 朝起きて すぐ窓を開けた。
仕事から帰ってきたら 窓を開けた。
雪もふった冷たい空気を 肺一杯にいれた。






2003年02月23日(日) 洋服まとめ買いなんて何年ぶりだ?

しばらくの留守の間にアイビーちゃんがめきめき伸びすぎ
我が部屋がツタのからまるチャペルにもなるわけでなく、
枯れまくって死霊の館と化してわななくわけでなく、
私はペギー葉山にはなりませんでした。
すくすくと育っているような。

が。

来月の出張を数えたら、15日間。は、ははは・・・(カラ笑)

さて 社員の福利厚生の一環という名目で、
社内商品を割安で提供するという日がある。
池袋サンシャインまででかける。

入場制限もレジの長蛇の列にも驚いたが
皆様こんなしんどい目をしてここにきても
本当に気に入るものしか買わないのね。
昔、このセール応援スタッフとして
レジ担当したことあったけど もっと買ってた人ばっかだったねー。
それだけシビアで 安くでも無駄な買い物はしない ということね。

で、わたくしはというと 何かのたががはずれたかのように(笑)
鞄4個、ジャケット2枚、ワンピース2枚、スカート、セーター
ブラウス計4枚・・・・これだけ買ってジャケットの定価一枚の値段。
買いでしょ?買いでしょ?(そう思い込みたい心理)
だってさーだってさー来月しゅっちょーだしさー



帰りの有楽町線で荷物ひきずるようにして帰ったあたしです。



2003年02月22日(土) 母からの留守電

久しぶりに受講生になって、合宿研修を受けてきた。
自分ではぜーんぜん気が付いてなかった「角」や「壁」を
気が付かせてもらった。
そして「明日からどうする?」も決めてきた。

同年代の男性にまじって紅一点だったわたしは、
初対面メンバーからは「強い女」「前向きな女」に
うつっていたという。わ、わたしが?(汗)

こんな研修に参加せよと社命を受ける男性社員は
自己主張が強すぎるか弱すぎるかもう一歩を期待されてるか。

人から自分がどう見えているか(他者認知)を数値でつきつけられ、
自分の認知との差にあぜんとする。

どちらかといえば主張が弱い人が多かった今回、私は疎まれた(笑)。
それがお互いをさらけ出すことでどんどん距離が縮まった。



「俺はおやじにほめられたことがなかった。」

ほめられたくて やる人と 
怒られたくなくて やらない人

どっちも根っ子が同じで 行動は正反対だけど
心ぎしぎししながら 閉塞してしまった。


散々自分発掘をしてきたつもりだったけど、
原因がわかっただけじゃ解決にはならない。
PDCAのビジネスサイクルにのっとって 具体的な計画をたてる。

今までやってきた事に未来をくっつけたような研修だった。
「つかえる」(ニマ)


さて、大磯くんだりから帰ってくると
母から留守電が。

『おかあさんです。
生きてますか。死んでませんか。
酒 飲みすぎてませんか
別に用事はありません。(ガチャ)』













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老母にいったい何を心配させているのだろう。
母認知と娘認知のずれありなむ。



2003年02月18日(火) 嗅覚

ここ最近、それがそばにないのに
「におい」がすることが続いている。

昨日は、改札を出た瞬間 猫のおしっこの匂い。

今日は、線香花火に点火したときの匂いと
ある植物を干して燃やした匂い。

本当にその匂いが漂っていたのなら笑える。

明日から週末まで缶詰だ。コンビーフだ。

モォ~。



2003年02月16日(日) 伴走者

劇団四季の「クレイジーフォーユー」の練習風景や
ミュージカルの歴史などの番組を観ていた。

主演は荒川 務。あのあらかわつとむだ。
もう いいおっさんなる年齢だと思うのだが
四季の舞台で主役をはれるのだ。
それはそれは努力したんだと思う。

いろんな舞台がダイジェストで観られるのもよかったが
日米の比較もあって面白かった。



へ~へ~と感心していると、
本場米国版「CATS」で「Memory」を
熱唱するシーンが流れた。

「Touch me, it's so easy to leave me」

お願い わたしに触って わたしを抱いて・・・

訳を見た瞬間。
ほんとに瞬間で滝のように涙が飛び出た。ぴゅー。
あまりのことに「は?なんで?」と自問。

舞台自体を観てないのに、話はよめてないのに、
自分の弱さをさらけ出して歌う雌猫にゆすぶられた。


大切にされたい
大切にしたい

人間の欲求という水の入った器が
ガクンと揺れてこぼれたような 
そんな感じだった。





今私は「自分を大切に強化期間」キャンペーン実施中で
しばらく前から自己投資をしている。



専属のコーチをつけたのだ。

マラソンの高橋尚子選手が小出監督のコーチで
早くゴールに到達するという目的を達成するように。
本人が持っている才能を 引き出す役目であるコーチ。

私にとっては、自分のゴールへ、
より早くより楽しくより高く到達するための。

自分がどこへ行きたいのか(ゴールの場所を)迷ったとき
それを早くみつけるための。

私の知らない才能をどんどん引き出してもらうために。

コーチが答えを出すのではない。
あくまでも主体は私。

残りの人生、無駄に過したくない。
ハートフルに有効に。

コーチは今やスポーツだけの世界ではない。
会社が経営コンサルタントを雇うように
一個人が自分のためにコーチを雇う。

もちろんそれに費用をかける以上
効果的な見返りがなければ意味がない。投資だのだから。

今 みしみしと音がするように成長している
(と 勝手に自分で思っている)のは
このコーチの存在が大きい。

ちなみに 私自身もコーチである。
一昨年くらいから、中小企業診断士の試験科目に
コーチ理論は取り入れられた。

目標にむけて伴走してもらっている。
自分がどこまで走れるか 楽しみだ。












2003年02月14日(金) とうとうやってしまいました。

仕事が終わって無人の事務所に戻ったら
事務の女の子のデスクの上に箱入りチョコが。

おそらく上司からのお下がりだろう。
午後9時。
そっと蓋をあけ、一個ほおばる。

これでわたしも盗人だ。
とうとうやってしまった。でもまいうーーーっまんぼっ!


新宿の高層ビル街を迷いまくった。
どっちが北や南や。わからん。
48階なんて 耳きーんする。


研究会はおもしろく、やはり井の中の蛙にならぬよう
外の空気もまめに吸うべきだと思った。

医療関係会社のシャッチョサンと
介護受けてる人や車椅子の人用のうちの会社のアイテム提案され
なるほどーと感心。

これはビジネスチャンスなんて見地じゃなくて
「(社会の中で)自分たちは何ができるのか」という問題を
つきつけられたような気がした。


そのあと主催者のはからいで サンドイッチパーティが
あり、いろんな人と交流を持てた。

一昔前なら そういう講演会やパーティでも
50歳前後の人事部課長ばっかりで
相手にもしてもらえなかったが、
まーそれだけ私も年くったというか。

部署の責任者もずいぶん30歳代から40歳前後の
若い層が多くなっている。

それにしても あのぅんまいサンドイッチ
ほとんど誰も手をつけなかったのはなぜ?
食べるは無粋なの?んなあほな。
まじお持ち帰りしたかったよ。

今度浜松町のプレタマンジェを覗きにいこうっと。



2003年02月12日(水) ガスール、ほんまええよ。

・田坂広志の「風の講話」を聞きはまり。
・ガスールでシャンプー大正解。これはお薦め。
・明日は新宿で研究会。6万円の参加費用はご招待の恩恵。
・amazonで、田坂広志の本を購入。
・しかし同送品がアメリカザリガニの「泥沼劇場」とは我ながらオサレ。
・アメザリの平井くんらヴ。まじ らヴ。どないしょ。
・どないしょ ゆーてもしゃーないけど。
・ガイアシンフォニー4番を観に行く予定。ご覧になった人いらさります?
・来週は大磯ろんぐびーち。久しぶりに受講生。
・いやぁ平井くん ええわぁ
・壁紙かえてんけど、これどこかで誰かつこてはったよなぁ
・誰んとこやったか思い出されへん。
・ますだおかだ、年末のM1グランプリの賞金1000万円の税金は200万。
・んなアホな。



2003年02月11日(火) ア、アイビーがっ!

風にあててやろうと、窓辺に置いた
小さい鉢が ぐらん と傾いた。

鉢カバーのかわりに、
陶器のカップに入れてたんで
落としたら大変。
カップは指先でひっつかんだが
固められてない土は崩れ落ち
あわれチビアイビーは、
階下のひさしの上に。

下に誰も歩いてなくてよかったよ。
土まみれにしてしまうとこだった。

今度はやっぱベランダのある部屋にしよ。

風にふかれたアイビーが
道路に落ちるのをまって 救助。
あぁ ごめんよ。


道路には信号がある。
信号を守るのはルールだ。
ルールはお互いを守るものだ。

歩道の向こうから
人がやってきたら
自分のさしている傘をちょいとかたむける。
その人に傘の先があたらないように。

それはマナー。相手への思いやり。
そうしないと自分が居心地悪いから 自分へも思いやり。

言葉遣いにしろ テーブルマナーとかにしろ
相手への思いやり。
そしてその場が楽しくなるための流れの工夫。
だから、
フィンガーボールの水を飲んだ人を見て笑うのは
マナーを知らない人を疎外する枠。

自分たちは知っているのよ
あなたは知らないのね そんな線引き。

思いやりのためにあるものを
悪気なく知らなかっただけで
責めるのは 一番思いやりのない行為。

 つくづく 今の自分って余裕がねーなーと思う。
言葉遣いなんて 極論だけどどうでもいい。
それに目くじらたてる人間(私のことね)は
もっと思いやりをもてよ!私に!ってことにならねーか?

仕事で 相手(お客様)を不愉快にさせることは
徹底的にやっつけたいと思うけれど、
結局は今共に仕事をしている人への糾弾してるんでねーか?

と まぁそんなことを考えたり。



昨夜のトレーニング(ビジネス関連でとある分野の勉強してます)で
ぼろぼろと泣いてしまった。

自分は安心して包まれていたい と思っていた。
それが叶わなくて 悲しくて 包まれていなくて
寒くて つらくて 孤独で そんな堂々めぐりを
実は心の中でしていた。

ところが昨夜のセッションをきっかけに
5年後のビジョンを描いたら 自分は包まれているんだけれど
何に(誰に)包まれているかというと
それらは 今すでに私の周囲にいる人ばかりで。
そりゃそうだ。な。5年後のnew交友は知らないんだから。

本当は今現在私は 沢山の人たちに包まれているのに
見えていなかった。それに感謝していなかった。


いえ これでウロコが落ちてすんなりいくほど
自分は素直じゃないと知ってる。
また 繰り返すんだろうけど、ここに覚え書き。

私の様子を遠くで黙って見ていてくれているあなたへ 感謝。




2003年02月10日(月) 「お疲れ様でございました」

 以前ココで「店頭で受けた不愉快な言葉遣い」
などなど大募集した折には、愛読者はたまた行きずりの方々に
大変お世話になりました。本当にありがとうございました。


お陰様で頂いたご意見をもとに、
全国の拠点に配信する資料は着々と出来上がり 
来月中には製品化の予定。


私の担当したものは、イラストレーターに絵を入れてもらって
CDで見ることができるそうだ。

こっちが資料作成していた頃、私のおしょはん(師匠)は、
DVDを作るため店員役やお客様役、店長役をやる女優さんたちの
オーデションをしていた。

一企業の社内教育映像なので、有名女優さんなどは
使わないが、そこはそれ文学座の若めのアクトレスなども
すこぶる演技派で、
「電話で怒る演技」を要求したところ
その迫力に審査員であった同僚などは
まるで自分が怒られてる気分だったそうで。

 いつぞや、ブレイク前の山口智●(グッサンではない)を
TVCMに使ったところそれがどえりゃぁ当たったことがあった。
費用対効果はあったようだ。

テレビではないけれど、雑誌のみのCMでは松嶋奈●子さま。
これも掲載された時は売れっ子でも、
契約時はそうでもなかったのでギャランティは押さえ気味。
けど 彼女のイメージは定着しなかった気がするなぁ。
今年はベッカムさまとタイアップするらしいけど。(んー)

某宣伝会社にうまくやれれてる気がしないでもないが。
それぞれ全然別のブランドだから、イメージはもちろんバラバラ。
昔キムタクにCMを断られたときいたけど、
流行のものはイメージが流れるから といのが理由らしい。
ほなエステはええのんか。缶コーヒーはどないやねん。

今回ご出演の女優さまたち全部集めても 有名タレント1人分にも
満たないわさね。でも うまいよ。皆さん頑張れ。>舞台で。



とある直営店の閉店後を借り
徹夜徹夜で撮りあげたフィルムの
デモができあがった。

どこかで見たことあるなぁ と
お客様役やってるヴェリエ風女優さんは
なんと「恋のから騒ぎ」に出てた人だ。
なんだよ、あれもヤラセかぁ?

社内でひとりヘッドフォンつけて見入っていたが
いやー おもしろかった。
あれ社内だけじゃなくて外にも売れるぞ。
まぁそのつもりで作ったんだろうけど。


ところで、最近仕事を一緒にやっている人が
カリキュラムの最後にいつも
「お疲れ様でございました」と研修生にむけて挨拶するのが
耳について気になっていた。

言われたほうの新人たちも 即座に呼応できずアワアワしてる。

「お」「様」がついているところからして敬語だし、
「ございます」は「です」を丁寧にしている。
だからこれは多重敬語だし、現に違和感を感じるという人もいる。

だから 「お疲れ様でした」と普通に言ったほうがいい と
ほれ 出来もしない言葉遣い担当だし(笑) 進言しちゃったのね。


で、ちょっと調べてみたらそれが誤りだという文献はない。
ただ、この言葉はやたら上下関係が厳しい時代や
環境で使われていたようだ。
皇室とか、軍隊とか。

特別な場所で使われてて 誰も間違いとは言わないけれど
使われなくなったことば。ただし目下にあえて使う言葉でもない。

その人には、使い方を否定したことをあわてて詫びたが
あん?
「サザエでございました」って言うのか?言うのか?え?





2003年02月09日(日) ガスール、ヘナ使用感

まずは、初へナ。

私は数年前から花王の栗色系ヘアカラーを使っていた。
友人から
「ああぁ 久しぶりに黒い髪の人 見たわぁ」
と言われるほど、染まりにくい髪らしい。
染めてるちゅぅねん。

で、ヘナ。
ほんのり染まって全体的には柔らかい色。いいぞ。

粉を練っている時から
「庭のにおいだよ!緑のにおいだよ!」と
ハーブのかほりがなんともよかった。
好みがあると思うが。

ただ白髪の多い人だと、
そこがオレンジになっちゃうから私なら気になるな。
つまり、ケミカルのように全部同じ色に染まらず
髪の状態に応じて染まると思う。
そのほうが普通といえば普通な気もするが。

数回繰り返すともっとしっかり染まるらしいし、
色が落ち着くまで4,5日かかるらしいから
またその時に結果報告。


これはトリートメントにもなるそうで
染めあがっても いつもの毛染めのよな
キシキシ感がない。髪の毛が柔らかい。
ちなみにわたしは4時間ヘナ。

気に入ったのは経済的なところ。
私が買ったのは徳用なので、1袋900円(100㌘)相当。

セミロングでその半分の50㌘を使うので
一回分が450円!
ドラッグストアの特売で買うケミカルより安いやん!

この次は、煮出した紅茶で溶いて染めてみよう。
レモンをいれるともっと暗めになるらしい。
これはなかなか面白いぞ。


よかったといえば「ガスール」
これを精乳(ヨーグルトのうわずみ液)で溶いて
しばらく置いてからくるくる。
粒子があるので、スクラブ洗顔のようだ。

もーーーーー 大変よろし。
つるつる。さらさら。
まだ洗髪には使ってないが 髪によいというので
是非使ってみましょう。
洗顔後には、例の美肌水。
これ以外 なぁんにもいりませぬ と肌がいっております。

これもしばらく使い続けてみてじっくり様子を観察しませう。



2003年02月08日(土) 大丈夫?と聞かれる。 んなわけないじゃん。でも頷く以外に何ができるのさ。

お散歩。
あてもなく、南下。

てくてく。
   てくてく。
てくてく。
   てくてく。

小さな橋を渡ってすぐ
途端に「賑わってる」という風情。
そこは「門前仲町」という町。


富岡八幡宮でお参り。
調子にのって 木場公園まで歩く。
コンビニで買った肉まん片手に公園のベンチでひとやすみ。

木場公園は お犬さまの天国。
ざっと見ても30匹以上のお犬様と飼い主さまが
ボール投げたり ドッグフリスビー投げたり。

それを万華鏡越しに覗く。肉まんにからしがほしい。

道中の、さびれた手芸屋に張られた色あせたポスターが
毛糸をコマーシャルするジョン・レノンだったことに
立ち止まって振り返ってまた見直すくらい驚いた。
なにしてんねん、ジョン・レノン。




私は 怒ったり不愉快になったり落ちたり。
それも私だと認める。
ただ、嫌な人も 嫌な言葉も
全部私に必要だから出現しているのに。

一番感謝しないといけない人に
感謝と憎悪がパラレルで押し寄せる。


さてさてただ今 ヘナ中。
結果やこれいかに。



2003年02月07日(金) テレイドスコープ

お仕事で 汐留駅からゆりかもめ。
汐留の工事風景が、んもーー興味津々で、
車両の空席無視して 窓にはりつく。

ニッカボッカのあにさんたちが、
基礎をくるくる固めている。
私は、ニッカボッカーズに殊のほか思い入れがある。

父が建築業だったこともあり、
11月までやってた弁当売りの顧客が
ニッカボッカーズだったこともあり。


お日様と海とヘルメット。
きらきら きらきら。


さて、
本日の仕事場は 青海。
ヴィーナスのいるフォート。
明日オープンの新規店舗のOJT。

しっかし、わっかりにくい施設やな。ここ。
トイレひとつ行くにもおおごとやがな。

休憩の時、
実は気になっていたテレイドスコープ。万華鏡。
いろいろ品定めをして ちいさなものを買う。
オイル式で ビーズの動きを見るカレイドスコープではなく
レンズの凸で 外界をみる。


夜仕事が終わって、半蔵門の会社まで帰る途中。
ゆりかもめの一番後ろのシートで
ずーっと万華鏡をのぞく怪しい乗客一名。

だってさ、
東京タワーも、観覧車も、新橋のビルビルビルも
ちっちゃいレンズの中で そりはそりはうっつくしい。

ずっとまわす。
レンズをまわす。


昨日、会社でパソコンごしに、
「俺も (妻と別れて)一人になりたいとおもうよー」
「あ、それ(自分も)思いますー」
「で? 結婚はどれくらいもったんですか?」
「でも よかったですねー。お子さんがいなくてー。」

と、のたもうた隣の女と斜め前の男よ。
あの時の脱力も この光で 飛ばしてやるさ。



2003年02月04日(火) アイビーとガスール

以前 秘密基地のあたりを偵察していた時、
花屋の前で足が止まった。

元来植物には興味がなく、
ネギの根っ子を水につけててもすぐ枯らす。
私の対極語は「ガーデナー」。

そんな私が、目のあったアイビーのちっちゃなちっちゃな
ビニルに入った子を買った。

同居人である。
それから、朝は窓辺に持っていき
夕は視界の前に飾り

ことあるごとに
「アイビーちゃーん」
「えらいねー。新しいぱっぱでてきたねー」
「すごいねー。無理するんじゃないよー」
「きれいだねー。ぴかぴかのはっぱだねー」
と声をかけた。

こんなことはじめてだ。
意識が植物にいくことだけでもすごいのに
それが継続(といっても一ヶ月足らずだが)するとは。

その子の根をほぐし、
百均の鉢にいれかえるべく
ただ今格闘中。

ちゃんと根がつくかな。
日本中の植物愛好家を尊敬します。



ところで、「ガスール」をご存知だろうか。
使った人の、髪の毛がすっるするのさっらさらになった
というのを知ったのだが、それが愛用している通販の
「石鹸百貨」のページに登場した。

シャンプーもリンスも洗濯石鹸も台所洗剤も歯磨き粉も
全部そこから私は買っている。
しゃっとあうとかいめんかっせいざい。

そのガスールだが、だまされたと思って使ってみなといわれた人が
いままで悩んでいたくせ毛まで納まりよくなったとよろこんでいた。

簡単にいうとモロッコの泥なのだが、水にといて
顔も体も髪の毛も これひとつでつやつやぴかこになるらしい。
コスメフリークおすすめ品は信用しないが、
石鹸百貨がすすめるのなら よし と思うわたしはさっそく購入。
いつものせっけんシャンプーも一緒に注文したので併用してみるつもり。

ついでにはじめてヘナ(自然成分のヘアカラー剤)も注文。
使用感は後日。



2003年02月03日(月) 萎える

仕事関係の仲間が、
「人妻なのに遅くまでお仕事お願いしてすみません」
と言ったので、いえいえいいんですよ、もう違いますし。と
さらっと言ったら、沈黙のあと


「えええええええええええええええええええっ


うれしいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」


と言われた。
うれしい そうだ。

さすがに、その人は翌日謝ってきたが、携帯メールでだった。
ちゃんと口で謝れ!と あとで思った。

「お仕事で活躍をして頂きたいと思っていたので
ついあのようなことを言ってしまいました」と詫びてらしたが。
いえ いいんですのよ。

でもそのことがあって なんかやな予感はあったんだ。



引越しハガキは、あまり気がすすまなかったが
ま 報告はすべきだろーと思い旧い友人達を中心に出した。

苗字が元に戻っていること。
一人暮らしだということ。

大人だろ察せよ、なのだが、
投函してその翌日から 辟易。


とにかく電話がじゃんじゃんかかってくる。
普段かかってこないので続けざまに3人からかかると
それは「ジァンジァン」なのだ。ライブハウスだ。



ショックといってもいいのは、
とても大切に思っていた友人からのメール。

メールの文面は、
「えぇぇ うっそお。残念ですうぅ。
でも一年悩んでの結果でしょーねぇ。
バツなんとかって、めぐっちならハクがつきますねー。
うちの子供も幼稚園ですぅ。一度ゆっくりお話しましょうぅよぉおお」


・・・・・・・

いやじゃ。


なにそれ。
なんでメールで語尾延ばし。
そしてその知性も思いやりのかけらもない文面。

まじで、「本当にあなたがそのメール書いたの?」って聞きたくなった。

なんで「一年悩んで」って勝手に期間限定するねん。
半年前すら幸せやったわい。ほっとけ。
ハク?ハクー?
なに 寝ぼけたことゆうてるのん。あほちゃうか。

と 当事者にとっては怒りが鼻から出る内容。


あとは何度も何度も留守電にもめげずかけてきて
「なんで?なんで?元気?元気なの?」って聞いてくる人。


萎える。


いや、もういい。
それだけ心配してくれたんだ。
それだけ関心もってくれてんだ。
ありがてぇ ありがてぇ。

そして、省みるのはおのれのこと。
私だって今まで、実家に戻った友人に同じようなことしてなかったか。
それにも萎える。

これは「自分の悲しみには敏感」な典型的な人間の嘆きに過ぎぬ。



しかしながら反対に、分かる人は
そのむこうで息をのんでいるのがわかる。
とっても忙しいのに、あえて、電話でなく
手紙をくれる。
そっとわたしの頭に手をのせてくれている。
おもしろいお芝居などを誘ってくれたりする。



すっかりリアクション怯え症の私は、
なかなかココロを開くことができなかった。
ここは閉鎖も含めてシャットダウンの気分。

けど。

今は歴史を消すより先にすることがあるし。




だから 普通な友人はありがたい。
なので昨日の江戸散歩
はことのほか楽しかった



2003年02月02日(日) バスに乗れなくてぶっとばす(テキヤのおやじギャグ)

ブランチ 蕎麦と麦酒
買い食い やきとり
お恵み 甘酒
味見 深川あさり
おやつ 弐袋弐百円のかすていら

お宮さんで拝み、芭蕉を訪ね、江戸の下町を堪能。
〆は馬。さくら鍋。幸せ。
(以上 覚え書き)

      




2003年02月01日(土) 如月

秘密基地生活 最初の一ヶ月は、
フローリング床で寝ていた。
敷布団も掛布団も袋から出すのが面倒で、
屋内にいながら、ホームレスな女。
毛布一枚とトーマスにくるまって。

飯作るのも面倒で、近所の総菜屋で
煮しめを買ったら、
おまけに
サツマイモのてんぷらとかき揚と、
飴ダマ2個と、カレンダー
そして
「たまには自分で料理しなさい」
というアドバイスを貰った。
ありがとうございました。

総菜屋のおばちゃん。口紅濃すぎ。


ひとり暮らしがはじまったその日は、
仕事がひとりだちした日でもあった。

あれよあれよというまに、
私はサラリーマンでなくなり
まったく予想外の展開だが、
わたしって潔い。

最近のモットー「自分を大切に」を
実行するにはまずは寝床作りで、
そうしたら、痛みに痛んでいた左半身が
すっかり楽になった。ははは。


ながらくの床での食事生活も終わり
今ではテーブルとベッドがある。



みっどせんちゅりー とか
いーむず とか
きりむ とか
かりもく とか
てんどーもっこう とか

さんざん見たあげく ただの安物の木製品を
自分で組み立てて作った。
じゅうたんはいまだになく裸のホットカーペットに
冬物シーツを敷いている。
サイズがあっていないので むきだし部分がちょっと悲しい。
この悲しさが、次のステップへのばねになるのだ。
びよよぉ~ん。

これでいい。自分の身の丈にあってる。

ちなみに洗濯機は、ない。
ぼよよ~ん。



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