らんこのホンネ
一覧


2002年11月09日(土) 何ヶ月ぶり?

時が過ぎるのは早いもので
叔母ちゃんが息を引きとってから
もう二ヶ月以上も経っていた。
悲しいくらいの青い空の中、太陽が眩しくて
何度も目を細めた。

振り返れば、この二ヶ月間、大笑いもしたし、
大好きなものをたくさん食べたり、趣味に没頭したりもした。

それでも、フトした瞬間に思い出すことがある。
あの日と同じ青い空を見上げたとき、
一人でいると悲しみにおそわれる。

久々に会った友達に話したときには
店でコーヒーを飲みながらだったにもかかわらず
私は大泣きしていた。
溢れる涙が止まらなくて一人泣いていた。
友達を見ると彼女も涙を流してくれていた。

それから一ヶ月くらいして、別の友達にも
話す機会があり、飲みながら話した。
そのときには涙は出ず、やっと悲しみが薄くなったんだ、
と思った。

あれから二回ほど帰省したが母はいつも変わらずにいて
時たま話す叔母ちゃんの話題にも動じなくなった。

それなのに、今こうやって日記を書きながら
キーを打つ手がたまに止まる。
また涙が溢れる。


あのとき、暑かったのに、今は吐く息が白い。
時は過ぎている。
叔母ちゃんのいない時が過ぎてゆく。


いいかげん、復活しないとね。



らんこ |MAIL

My追加