ヤブニッケイ 20年くらい前に植えた小さなヤブニッケイの苗は、今では実をつけるまでになりました。
植樹ボランティアでよく悩むのが、シラカシとウラジロガシの見分け方。
一般的な見分け方は、 ・葉裏が白いのがウラジロガシ ・葉がうすいのがウラジロガシ ですが、葉裏の白くないものや、シラカシ並にガッチリした葉のウラジロガシが頻繁に存在します。そこで、
□ 専門的なウラジロガシの特徴 ・新芽は初め、全面に淡黄褐色の軟毛が密生している ・成葉は上面の毛がなくなる(裏側はわずかに伏毛がある) ・葉の主脈がへこむ
またウラジロガシは、民間療法に使用されてきた歴史があるそうです。
□ 採集と調整 ・葉や小枝を採取 ・刻んで天日で干して乾燥 ・時期は常緑樹なので選ばない
□ 薬効 ・尿路結石 ・腎石 ・胆石
□ ウラジロガシ茶の作り方 ・乾燥葉20gを沸騰した水2リットルに入れ10〜20分細火で煮出す。色が紅茶のようになったら出来上がり
ウラジロガシエキスは、病院でも実際に使用されているそうです。
アケビ (画像削除)
ツバキ 野々市 極早咲きの個体です。
■ ドングリ&種子採集@茨城県守谷市
□ 採集した種子 シラカシ ヤブツバキ
守谷市役所付近のシラカシの巨木 (画像削除)
スズメガ(フラッシュ撮影)
イヌマキの実(画像削除) 赤い花托は甘くて食べられますが、緑色の種子には毒があるそうです。
■ 種子採集@茨城県守谷市
採集した種子 シラカシ シロダモ コブシ
□ 大日堂(画像削除) 駅の北東方向約500mのところにあります。常緑広葉樹はシラカシ、ヒサカキなど。
以下は植樹ボランティアとは関係なく集めた種子
クサギ
サルトリイバラ
アオツヅラフジ
ゴンズイ
先日、台風の直後に夢の島公園(新木場)に行くことがあったのですが、予期したとおり、大きなユーカリの木がバタバタと倒れておりました。これは聞いた話ですが、ヒマラヤスギも各地で倒れたそうです。ユーカリやヒマラヤスギなど、結果的に日本の風土に合わない外来種や、本来は海岸や山の尾根筋の岩場など極限られた場所に根を這わせて生育する松、杉、ヒノキなど、人間の都合や勘違いで本来の故郷とは違う場所に植栽された木々。それらが今の日本列島の所謂「緑」の殆んどを構成しております。その行き着く先の片鱗を目の当たりにした一日でした。
ライオンに故郷があるように 樹にもそれぞれ故郷がある
キバナアキギリ Salvia nipponica
アカガシの種子 (画像削除)
□ アカガシの種子採集
□ アカガシの種子採集
■ アカガシ(Quercus acuta)の種子収集
□ 御獄神社(おたけじんじゃ/みたけじんじゃ) 千葉県船橋市前原東5-43-1 アカガシ 1株
□ 津田沼駅付近の墓地(タブ、スダジイ、シロダモ、モチなど)
タブノキが茂る清々しい墓地
縄文の息吹が感じられました
シロダモ(♀)
□ 子安神社(こやすじんじゃ) 千葉県習志野市藤崎1-4
タブ
□ 八剱神社(やつるぎじんじゃ) 千葉県習志野市鷺沼3-16
タブノキ
スダジイ
□ 誉田八幡神社(こんだはちまんじんじゃ) 千葉県習志野市大久保4-5-19 アカガシ 10株
□ 天津神社(あまつじんじゃ) 千葉県習志野市屋敷3-12 アカガシ 6株
□ Wikipedia より
クロマツ(黒松、学名:Pinus thunbergii)
分布と生育環境 海岸の岩の上から砂浜海岸に広く見られ、特に砂浜のクロマツ林は白砂青松と呼ばれて景観として重視された。ただし、遷移の上では、砂地のクロマツ林は次第にタブ林などに置き換わるものと考えられている。
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