潔 ノ 森

2004年04月30日(金)

写真のスキャン、画像処理



2004年04月29日(木)

写真のスキャン、画像処理
種まき、球根を植える



2004年04月28日(水)

写真のスキャン、画像処理
庭のチェック、草刈



2004年04月27日(火)

日付変更線を超える

成田周辺の田園風景は、心に染みる美しさ
新緑の山々に藤の紫が映えていた



2004年04月26日(月)

5:50 NewArkリバティー国際空港着

視界に入るもの全てが浮ついて見え、落ち着かない



2004年04月25日(日)

出発日

サンベルト、ルース、ヘプブリカ周辺を散策
最後の最後まで植物の観察、種子のあるものは少しづつ頂く
ダイコンドラとサルビア




離陸

星空のようなサンパウロの夜景が小さな窓に広がる。が、すぐ雲の下に隠されてしまった。



2004年04月24日(土)

チェックアウト

タクシーの中から、「ここが自分の基礎を作った場なのだ。」などとぼんやり考えながら、リオ市内を見納める

Rio → Sao Paulo
16:30 サンパウロ到着



2004年04月23日(金)

再び植物園へ

これはなんだろう?


ホテルへ
種子の整理、帰国の準備

この旅は帰国して終了するのではなく、その後の引継ぎによって意味を持ち始める



2004年04月22日(木)

コルコバードのキリスト像へ
森の中を潜るように電車は進み、その上をモルフォ蝶が横切る
頂上付近の崖に、ジゴペタルムが着生していた



麓に戻って花屋を覗く
Crinum augustus(モーリシャス、セイシェル諸島原産)購入



2004年04月21日(水)

以前住んでいたアパート、遊んだ場所を見てまわる

ショッピングセンター'Rio Sul'へ
仕事のことはすっかり忘れていたのだが、生地屋を見つけると身体は勝手に店の中へ。さらにW幅の生地2mお買い上げ。職業病か

歩いて帰ろうとトンネルまで来ると、「おい 兄ちゃん危ないよ! ここは通っちゃいけねぇよ!」と、小太りの紳士にたしなめられる
いろんな意味で嬉しかった



2004年04月20日(火)

10:00 植物園へ向かう

Ravenala madagascariensis タビビトノキ(バショウ科)


8時間近く歩き続け、足を傷める



2004年04月19日(月)

5:00 リオ・デ・ジャネイロ到着
ターミナルで時間を潰すが、危険を感じる
電車が無いので、嫌々タクシーでホテルへ向かう
やはりボられる

早速、風呂場で洗濯。服を吊るし、荷物と採集した種子の整理を、仮眠を交えながら昼頃までに終わらせる

コパカバーナ、イパネマの海岸周辺散策
イパネマビーチ



2004年04月18日(日)

17:30 サンパウロ・リベルダージ広場到着
皆さんとお別れ。一期一会の清々しさ

バスターミナルへ
痒いとおもったら、身体のあちこちが赤くなっていた



2004年04月17日(土)

サンタカタリーナ州をはじめ南部はドイツ系の移民が多く、黒人が少ない
ブラジルにしては珍しく、ゆるい人種差別があるらしい
町の雰囲気も違う
気候は日本と少し似ているようで、東アジア原産の草木があちこちで良い表情を見せている
朝は霧が発生。町に雲が流れているようだった
江戸時代までは、東京でもよく霧が発生していたらしい

サルスベリに着生するチランドシア


ホテルを出て、Joinvilleの港へ
途中、Couroupita guianensisの大木を見物
マングローブの林をぬけると海が広がる
乗船。古都S. Francisco do sulへ

昨日とは別のホテルへ。プールでひと泳ぎ
鏡を見ると首から上が焼けたヘンな日本人がいた



2004年04月16日(金)

10:00 サンタカタリーナ州(ブラジル南部)のイタジャイ農場研究所に到着
講堂にて講義を受ける

□ 日本の稲作(水田)の導入について
□ 稲のブラジルでの品種改良について
□ 品種劣化について
□ ブラジルで使用される薬草の説明
□ ブラジルの果樹の説明

果樹園、薬草園見学

S氏の農場へ移動
標本用の植物採集


背丈ほどもあるクズウコン科が地を覆い、着生植物が垂れ、20m程の樹木の枝葉がそれらを覆う
何層にも重なった生態系の地表を這うと、エネルギーを吸取られていくようだ

採集したもの。生の標本として寄付
□ ロドリゲツィア
□ プレウロタリス
□ アナナス
アナナスを採った時、いろんな物(木屑、葉に溜まった水、虫、落ち葉…)を被る

橋本先生の講義
Itajaiとは、石の多い川という意味
ブリッツ・ミューラー(ドイツの植物学者)について
採った植物の説明
□ Euphorbiacea
□ Piper cernum
□ Piper uranocopa
□ Alismataceas
□ Solanaceae
□ Meliacea Guarea
□ Bromeliaceas
□ Vitaceae Cissus
□ Urticaceas
□ Cactaceas Rhipsalis
□ Vitaceae Vitis
□ Eupatorium

それぞれの薬効など。種名には殆ど触れない
分類を大きく捕らえることの重要さを伝えられている気がした。

バスに乗り、ホテルへ
イタジャイの町の植栽では、ゼフィランサス(タマスダレ)、ユッカ、フィロデンドロン、サルスベリ、シコンノボタン、ベゴニアなどが目立った
サルスベリにチランドシア、シダ、苔などが着生している様は奇妙
オンシジュームが街路樹に着生していた



2004年04月15日(木)

晴れ

朝食後、リオのホテルを予約
出かける前にテレビをつけると、3人が保護されたニュースが目に飛び込む
本当に良かった。

昨日に引き続き自然公園へ

帰りのバスを待っていると、スコールがくる
今日は濡れずに済んだ

夕食を軽く済ませ、博物研究会の準備
23:30 リベルダージ広場のマク○ナ○ド前集合
O氏、先生、皆さんと20年ぶりの再会
00:00 サンタカタリーナ州に向けて出発



2004年04月14日(水)

セー教会へ
警備員に「写真撮っていい?」と尋ねたら長話に
日本人に見えない、と言われた

ホテル周辺を散歩

地下鉄とバスをつかってサンパウロ自然植物園へ
市バスは、R$1.7(約¥60。単位はレアル)均一で、どこで降りても良い
運転は荒く、壊れかけたジェットコースターのようだ
A氏から「治安が悪い地域なので慎重に」と注意を受けたことを思い出し、気を引き締め直す
入り口


園内は、ブラジル原産以外の草木もたくさん植えてあり、日本のツツジやヘメロカリスも咲いていた
小雨が降っていたが、気にせず奥へ奥へと足を進める
相当歩いてそろそろ引き返そうかというその時、スコールが襲う
入り口目指して走る
通常は車で見学する植物園で、雨の中を歩くような物好きは僕以外いなかった

ホテルへ帰る
いつのまにか寝てしまい、気がついたら19時。朝から何も食べていない
予報では明日も雨



2004年04月13日(火)

Tokyo → NewArk

リバティー国際空港にて6時間待機。ひたすら座る
ゲートの変更などがあり微妙に緊張
1人旅は居眠りもできない
気が重い

覚書
進化は笑われ、馬鹿にされ、怖れられる

機内に入るとポルトガル語が耳に入る
緊張が解れた

今回の旅は、ハッキリとした目的を持たない
終わってから何が残るのか

ブラジル上空に入った途端身体が軽くなり、前向きな気分に
心と体は喜んでいる
これは旅行ではなく、帰省なのかもしれない

サンパウロ・グァルーリョス国際空港到着
入国審査にて待たされる
8:30に着いて空港を出られたのは10:50
ブラジル流の持成し
サンパウロ市内中心部に向かうバスの中で、懐かしい街路樹が次々と目に飛び込んでくる

ホテル到着12:40

MASP(サンパウロ美術館)へ
出入り口はエレベーター1箇所のみ

南半球では、ズバ抜けた収蔵品の数々
まるで美術の教科書から飛出してきたように、お馴染みの作品群がひしめき合っている
ボッシュ、マティス、ピカソ、レジェ、ルノアール、アングル、モネ、セザンヌ、ドーミエ、レンブラント、グレコ、モディリアーニ、ティツィアーノ、ティントレット、ラファエロ…

5点のモディリアーニの作品に圧倒された
「極」が集約され、調和を生んでいる

MASPの前に広がるトリアノン・シケイラカンポス公園へ
ジャノヒゲ、ハランが、カラテアと共にグランドカバーとして使われている
ヘメロカリスもあちこちで見かける。日本の植物が親しまれていた



2004年04月12日(月)

出発
旅行代理店でパスポート、チケットを受け取り、成田へ
気持ちはすでにブラジルへ飛んでいる
電車の中で「旅行に来ていて、これからブラジルに帰る」という錯覚がおそう
山桜が満開

間違えて第1ターミナルへ
飛行場に来ると、普段使わない神経が嫌々フル活動する
機内に入り一安心
3人の日本人はどうなったのだろう。頭から離れない



2004年04月11日(日)

なんとか終了
水遣りの方法を母親に伝える
クレオメ、松葉牡丹、千日紅、コスモス、日々草の種蒔き(バラ撒いただけ)

庭の植物を見渡したら、「僕が居なくても何の支障もなく成長する」と、感じた



2004年04月10日(土)

消防団の健康診断
視力は相変わらず両目共に1,5
血圧が低いらしい

引き続き庭仕事。全然終わらん
大変だが、徹底的にメンテの少ない(しやすい)環境に変えたことは良かった
「なるべく親に負担が掛からないよう」と思ってやった事が、結果的に自分に返ってきた
安心して行ける。帰ってくるのも楽しみ



2004年04月09日(金)

庭仕事(旅行の準備)
途中でミニ池の修理をしたくなり、その作業を始める
こんな忙しい時に限って…と思うが、苗を周囲にたくさん植えることができてかえって捗った

植えた苗
□ カンスゲみたいな草(実生苗)
□ ヤツデ(実生苗)
□ ギボウシ(実生苗)
□ モミジ(実生苗)
□ ラミウム(挿し木苗)
□ セキショウ
□ 桑 
□ 紅チガヤ
□ 斑入り葦
□ ホタルブクロ(実生苗)
□ シュロ(実生苗)



2004年04月08日(木)

ラミウムには球根類を枯らす力(アレロパシー作用)があると知る
…やばい

昨日に引き続き、旅行のための庭仕事
やってもやっても仕事は増える一方だ
普段何気なく水遣りしているが、鉢数の多さに呆然とする



2004年04月07日(水)

旅行中の植物の世話を親に頼むための植え替え、移動、寄せ植えなど
なるべく小さい鉢植えをなくし、地植え出来るのもはどんどん植える
野菜類の収穫(赤葉高菜、ミツバ、ケール、二十日大根、カブ、チャービル)
ケールの炒めモノは好評

プランターに寄せ植え
 その1
□ ハブランサス・ブラキアンドルス
□ アルテルナンテラ
□ ランタナ・トリフォリア  
□ ベゴニア・センパフローレンス
□ サルビア・ガラニティカ
□ ステビア
□ サツマイモ(中がオレンジ)
 その2
□ ハブランサス・アンダーソニー
□ サルビア・ディスコロル
□ オキシぺタラム
□ サルビア・ブキャナニー
□ フクシア
□ レモンバーベナ
□ パキラ
□ サツマイモ・テラスライム



2004年04月06日(火)

知り合いのショーを見に六本木ヒルズへ
はじめて行ったが予想通り、普通のビルだった
昨日、事務所から電話がきて「ショーが15分ほど遅れる」とのことだったが、やっと立ち見にまわされたことに気がつく
スタッフの対応も傲慢
もう行くまい



2004年04月05日(月)

発芽確認
□カリガネソウ
□ミカエリソウ
□キキョウ
□シシウド

オステオスペルマム開花



2004年04月04日(日)

上野グリーンクラブ、伝統園芸フェアーへ
高い万年青や春蘭ばかり。何も感じない

仕事で新宿へ



2004年04月03日(土)

覚え書き

イメージすることが、才能ではない
イメージは資料でしかない
イメージがある事と、目の前の素材を調理出来きる事は、全く別

技術はマニュアルではない
技術は覚えるものではない
技術こそ想像(創造)力の源泉
現場の人間が一番よく「知っている」

筋の通った職人であれば、創造の過程で膨大な制約を自らに課すことになる
「作品」は、体系付けられた理念を基に生み落とされ、それを「技術」と呼ぶ
そして技術は、「文化」に昇華する

何らかの理由で職人に創造的な意思がなくなれば、その時代に碌なモノは出来ない

「神は、現場に宿る」  どこかで聞いた言葉



2004年04月02日(金)

風邪と花粉症で気分が悪い



2004年04月01日(木)


柵を引き寄せ金棒を捻り獲ったフジ。今年も咲かないので撤去することに。一枝一枝、鋸を入れる度に「バチッ」と音を立て瞬時に縮む。ぶっといゴムのようだ
最後の太い枝を切る前に記念撮影

髪を刈る
昨日から調子が悪く、微熱が出る

縫製


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