☆言えない罠んにも☆
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2006年02月27日(月) 時期時機磁気直き

図書館への道すがら、(月曜も開いている!千代田区ばんざーい!)文房具屋の店頭に並べられていたご祝儀袋がCuteだったので買う。

おうちに帰ったら、友人から結婚式の案内状が来ていた。

こういう偶然はなかなか嬉しい。

とはいえ、石田さんも言うように、
(”だいたい今の世のなか、ロマンチックな恋愛や偶然の出会いなんかが、あまりにも過大評価されすぎている”)
偶然を偶然だからって理由で評価するのはよい傾向だと思わない。
ぼくは、努力と計画を評価したい。


って、もう、こんなことかいてるだけじゃ、ごまかしきれない。

在学期間延長について、先生んとこへ状況報告に行かなきゃいけなくて、もう、それを避けれるのなら、退学する価値あるわ、ってくらい、イヤでイヤでたまんないのーーー
おなか痛くなってきた
からだ動かなくなってきた
吐き気してきた
いやあああー いきたくないいきたくない
めーるみるのもつらくて、あやうくネット回線解約したい衝動に駆られる。
どうしよどうしよどうしよ


2006年02月22日(水) 探偵ゴッコ

千代田区の某図書館で調べ物。

あのフェラーリ・エンゾで事故ったゲーム会社重役のスウェーデン人のことでも、決算が上々だったM銀行株の信用売りのことでもない。
もちろんネコの日とかそゆのでもない。

個人的に、ちょと知っておきたいことがあって、通算三時間、新聞を精読。該当するような記事は、見当たらない。

図書館を出て、ブレイク。ここ数日、同じお店で毎日ほぼ同じ時刻にアイスココアを頼むのに、毎回、不要なホイップクリームとへんなストローをつけられそうになる。明日からは事前に意思表示しよう。

行動と外見が一致している、という人と、そうでない人がいる。カフェにいたほとんどは、その外見からその仕事と、話している内容(一人の場合は読んでいる本)の見当が付く。商談、雑談、ミーティング。しかし、平日昼間の図書館ではそうはいかない。歴史の全集をめくるレジンメンタルタイの老人は大学で研究でもしているのか、単なる老後の趣味なのかさだかではないし、ぼくのとなりでずっと占いの図解本をノートに写している五十代そこらのおばさまの意向はさっぱりわからない。わかりやすかろうがわかりにくかろうが、想像するのはどちらもかわらずおもしろく、当たっているかどうかだって、同じくらいの確率なのだろうが。何でもあり、がリアルなのだと思うこのごろ。

そんなわけでまた作業に没頭する。時折メールを数通送受信する。相手は、ひとりが850km、もうひとりが11000km離れたところにいる友人二人。近い人ほど遠いところに。物理的距離では一番近いところにいるはずのダーリンとは連絡が取れない。携帯のケーブルをどこへやったのか、いますぐ確かめたいのに。

予定時刻のすこし前に、ぼくは目的の情報に到達する。どんな情報かって?そうだね、たとえば、あなたの職場の上司が、突然、一週間休んで、出てきたと思ったらいつもの張り切った顔が気力なく曇っていて、しかも普段話にもでなかった下の娘さんを連れてきていて、それで仕事を手伝わせたりしている。普段はいちいち口出しをしてくるのに、机の書類からほとんど顔を上げない。報告にいくと、気力なく微笑む。そして娘さんが帰ってしばらくすると、普段あまり来ないようなタイプのファッションの、そう、チェーンを腰からジャラジャラさせた上下白いスゥエットの若い男性が訪ねてくる。上司を名指しし、ソファに不敵な笑みを浮かべてどかっと座る。あなたが上司に来客を伝えると、上司はその来訪を予期していたそぶりであなたにお茶の用意を頼み、応接室にその若者と入っていく。お茶を持っていったあなたは、その男性が上司に若い女性の写真を見せながらタメ口で話しているのを目撃する。三十分しても彼らの話は終わらない。あなたはお茶を淹れなおして、再度応接室に入る。その時、上司は普段職場では吸わない煙草を吸っていて、来客は例の写真を左手の指に挟み、足はデスクに乗せている。
一時間をすこし切るくらいで来客は去り、上司は仕事に戻る。完全に沈黙して、書類にしか目を合わせない。普段は口を出しすぎるくらいの人なのだが。そして時折電話に出る。そして時折、電話に対応する声が涙ぐんでいるのがわかる。

周りの同僚は気にしつつ、何があったのかは聞けない。
会社の上層部の人は知っているような雰囲気である。

さあ、そんなとき、あなたは、周囲の人からのヒントを得ずに、この上司になにがあったのか、どういう予想をたて、どのようにしてそれを裏付ける?  っていうような状況を考えてみたら良い。ぼくが調べていたのも、そんな種類の情報だ。大して意味はないけれど、知らないとすっきりしない。だからといって、関係者に直接聞くほどでもない、というような、ね。

ぼくわ、新聞をたたんで、図書館を出る。プール帰りの、母親に手を引かれた子どもがぼくの方をみていたので、おもいきりにやっと笑ってやって、(これわ”ぼく、良いもん見つけたもんね、いいでしょ、へへーん”という笑い)夕闇のオフィス街を駅のほうに駆けていった。そのときはすでに、お夕飯のことで頭の中はいっぱいだった。


2006年02月19日(日) レタスフライ、ダウンツ ヘヴン

Let us fly, down to heaven...


調べものがあって、過去のメールを検索していたついでに、
その頃のメールを一通り読んでみた。

先鋭化した感覚。ファジーさを許さない意識。
自分の周りの世界のすべてを理解しようとしていて、
自分の行動と発言すべてに正しさを求めている。
認識は究極な正確さをもって言語化しようとし、
言質には微に入り細に入る拘泥と厳選。

忘れていた自分への信頼。
失った鋭敏さと潔癖さ、純粋な若さに、
泣きたくなる。真夜中だから?


旧弊なルールが罷り通る世間では、
正しいことが実行されていなくても毎日は流れていく。

すべてを把握しようとしていたぼくは、その不完全さに
全身を嫌悪で固めて、身動きがとれなくなってしまったのだったね。

ようやくそのシェルタから這い出せたところなのだから、
過去のぼくを懐かしく思っても、もう戻ってはいけないの

見なくて良いことは、見ないことにして
自分の作れる世界をきっちり作っていこう。
整った部屋、出窓の鉢植え、届いたばかりの学術書。
管理できる部分は少しずつ増やせば良い。増えなくてもいい。
その代わり、確実に築いていくの。自分のルール、スタイル。
程よいバランスで世の中と付き合い、自分ペースでゴールを目指す。

そんないまのぼくを、実はさいきん、とっても好きなんだ。


(もちろん、タイトルとはまったく関係のない話なの。ぼくはお金がないので
 新しい本は買えないから。誰か貸してくれる?)


2006年02月18日(土) のんびり休日

我孫子の友達が来て泊まって行った。
彼女が新たに自作した衣装のことや、最近取った資格のことを話しつつアプルパイでお茶をする。(お夕飯の準備中、パスタ鍋の蒸気でぼくは指二本にやけどをしてしまった。)次に会うのはマエハラカフェで、なんていいながらね。

翌朝、彼女のPCの周辺機器を買いに行く。以前先輩がぼくに渡してくれてあったソフトのバックアップCDも、使い方を詳しく説明して持たせ、ばいばい。

ぼくは品川に行って、余った時間をアレアのヴァージンカフェ(ここネット使えないのね)で読書をして過ごし、新年会に別の友達のうちへ向かう。行く途中寄った本屋さんでも、カフェでも、マドンナの"Sorry"が流れている。(グラミ賞だっけ?あのアニメション ゴリラズとのコラボとちがうほう)ここ数日ぼくがPCでよく聞いていた曲。うちの母と数歳しか違わない彼女はプロモションビデヨで白いレオタド姿を晒し、髪を振り回して踊る。頭に残るリズミカルなムジク。キライじゃないわ。だけどもPVでわYUKIのほがスキなの。朽ち果てるくらい甘ったるいスプーンとドレス。前髪至上主義なぼく。

ベイサイドの新しくできたタワーマンションの25階。文鳥が二羽とチョコレト色のチワワが出迎えてくれる。天王洲とレインボブリッジが輝く窓。BGMはBace of Aceなつかしい曲。
イギリスから帰ってきたちゃこや横っちゃんの奥さんがピヤノを弾き、(ぼくわこんなときにリストのラ・カムパネルラがすっと弾ける人わ素直に賞賛することにしている。)森田さんわバイヨリン。いおりさんのホルンとかもりもっちゃんのトランペトわまた次回。

音楽もいいが、ぼくがうらやましかたのわ、もりたさんの旦那が注文していたビヨンドMAX。ヘルシオより48インチのプラズマテレビより、いまんとこ、これだな。物理的ドーピングツールいえい。でもぼくわ神宮にいくわけでもなく、部屋に帰ってクラシクのCDをかけるんだけどね。チャイコフスキのぴあのこんちぇると。ふんわりういて、軽く明るく過ぎる、そんな毎日で十分。

ぼくわひとつの大きいゴールを霧の向こうに見つけてしまったので(まだまだ遠いけどね)もう、誰がどういうふうに毎日を過ごしているのかを見ても、大きく揺さぶられたり戦々恐々とせずにいられるみたい。やったね。

そんなわけで(どんなわけじゃ)今日も、ぼくのケータイは繋がらないのでした。




2006年02月08日(水) travel cafe とプール

今日も travel cafeでおひるごはん。

1.6mのプラズマディスプレイに、一階は地中海、二階はカリブ海の
プロモションビデヨ。BGMもリゾトなボサノヴァとか。

ぼくわ 読んでいた 現代社会病理をテーマにした小説を伏せて、壁のリターンパーティガイドブクを手に取る。サムシング アンエキサイタブル. リリース ア ディープ サイ.

吐きそうになるくらい胃に食べ物を押し込んで、(ぼくのばあい、”勇気を出して”を具体的に表現すると、こうなる)

そのあと泳ぎに出かける。地中海でもカリブ海でもない。
東京湾は碧くも青くもないし、透き通ってない。
電解水滅菌で透き通ったプールは、塩素の香りもしないけど汐の香りもしない。

クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、ドルフィンキック(ぼくわ バタフライが半分しかできない)をそれぞれ50mずつ かける10回 トータル2km。

大きく、悠長なストロークをしながら、なぜか数を数えている。
いーち にーい さーん しー
ときどき、さっきまで読んでいた本の情景がフラッシュバックする。


純粋な暴力はそこらじゅうにあふれていて、新参者は力を見せつけるしかない。
topにたどりつくまでの無限のトーナメント。
トーナメントならまだいいほうね。ノールールの総当り戦かもしれないもの。
それでいて組織ピラミドは強固に崩れない。
アンフェア、なんて言ったって、誰が聞いてくれる?

そんなストリトの掟をかるく飛び越えて、topにアクセスする方法が、教養と知識、だなんて、ね。まったく、アレだわ。新しきを訪ねて、古きを知る。 温新知故。あーあーあー。


2006年02月04日(土) 三崎、ミニ、見えないサイト

きょわ、アベサージュ(あべちゃんのプレサージュ)で三崎に行ってきたー☆

やまちゃんわ、今月末にパルサーとわさよならしてミニクーパを迎えるらしー
(もう来るんだって。はやいよね)
てことでパルサーとわもう会えないのね。サヨナラ、パルサーよいスクラップになってね。

で。ケンウッドのカーステ(MDまである)あるのに、いまやiRodコネクタ全盛期なのね。

みな、ぽんぽんじぶんのiPod出して、はいつぎコレね、てなもんだ。

持 っ て な い の ぼ く だ け ?

目的地のひとつである昼食の鮪料理屋の営業時間を確認するために、皆が取り出したケータイ。
パケホーダイやらなんやら、標準のwebサイト見られるのがあたりまえなのね。
「あはは!すごいよ。この写真ー。」一斉に吹き出す車内。

写 真 見 れ な い の ぼ く だ け ?

みたいな。年収600万の壁ってやつかしらー?
ま、いーけど。サイトは見てきたし、音楽はおうちで聴くし。
そうそう皆のiPODに入ってた最近の曲のほとんどと、iTuneとかの話題になるとさっぱりさっぱり。
(とかいいつつ、青春アミーゴ、ほしいです。だれか貸してください。さすがにカテキョの
子にははずかしくて貸してっていえない)

行きは、府中→千駄木→蔵前→港区経由→第一京浜→川崎→ベイブリッジ→三浦半島まで高速
で、帰り、下の道行ったら、横須賀ですごい渋滞ー 一ブロック進むのに信号三回変わった。。。
横須賀、なめててごめん。てことで、そのあと湾岸にのって、横浜のわ回避しますた。
(みなとみらい 夜景、ほんきで綺麗だ。あの観覧車わ←イタリア人のなんやらゆーひとデザインだよね?
遠くで見るにはものすごくいい)

三崎は、おととしかそのまえに三浦海岸へ海水浴に行って以来だったけど、
なんらかわることなく、典型的な港町の風景を維持し続けていた。
今回はすこし、内側にはいったところにあるまぐろ屋さんに行ったんだけど、
そのとき抜けた商店街の中のレコードやさん、カセットテープや8cmCD(もう生産ラインないよね?)
がならんでいた。その他もろもろ、昭和のかおり。

んで、まぐろやさん。ぼくたちわとろけるてんぷらとかにふつーに満足してたんだけど
(あべちゃんとちゃこわビアでほうけておったが)
むかいに来た、若い青年9人の客のテーブルはすごいことになっていた。
皆男性で、半分が髪を五分刈りにしていたり、数名が詰襟を着ていたりするのと、
しゃべり方とかしゃべってる内容とかで、ぼくとしては自衛隊への内定が決まった卒業生を
数名抱える男子校剣道部の三年生と踏んだのだが、まあ、ともかく、その子たちのテーブルに
運ばれてきたのは、炊き上げられ、刀剣が2つ突き刺さった、まるまるとしたマグロの頭だった。

そこへ、あらわれたのが禿げ上がった日焼け頭に白い鬢を長く伸ばしてうしろで細い三つ編みにし、
ヒッピーぽい柄の袴の上に、首から巨大な玉数珠を下げた、ごつさ&怪しさ満点の店主。
睨み顔のまま礼をして、お経というか呪文というかをデカイ地声で謳いあげ、これまたごつい数珠を
ふりまわしてお祝いか、成就祈願か、ともかくなにかを祈り、それが済むと、「えいやっ」と
刀剣を両手にひとつづつ抜き、凄まじいスピードで解体していった。
炊き上がった皮を剥ぎ、ほほ肉、額肉、口周り、めんたま、と場所を説明しながら手際よく抉り出す。
言葉は意外にも丁寧語で「ここは頬肉です。ここは目玉。食べると勉強したことがすべて記憶できます。」

ぼくたちはただあっけにとられて見ていた。いろいろなお祝いのやりかたがあるもんだ。
そのあと、城ヶ島に行ったりして(皆、申し合わせたように運動靴で、ぼ く だ け ヒ ー ル。
でも、よっぱらいのCさんや慎重派のYさんより、よっぽど身軽でした)

そういや、アベサージュのナンバがあんまりすっきりしてたんで聞いたら、あべちゃんのたんじょうび
らしい。
それをきいたぼくたちの会話。
「やまちゃん、ミニのナンバ、どーすんの?」
「そりゃあ3232でしょ。」
「いやあ、3298だよ。」

こんなんです。ちなみにぼくがいちばん年少です。。。

その後ぼくは川崎でバイバイ。せっかくあべちゃんにもらったドコモ茸わすれてきた。がーん。


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