2001年12月31日(月) |
皆様いろいろとお世話になりました。感謝感謝!! |
今年ももうすぐおしまいです。 今まで皆様には多大な御迷惑をおかけしていました。 いろいろとわがままも言ったかと思いますが、嫌な顔一つせず聞いていただけてとにかく感謝の念に尽きません。 本当にありがとうございました。
今年一年もいろいろなことがありました。 オイラにとっての今年の大きなニュースは以下のとおり。
・10月秀次入院 ・3月トランス公演で奇跡を見る ・8月Be Here Now公演で地獄を見る ・9月演出落選! ・9月アメリカでテロ発生!価値観が変わる ・12月星野監督中日退団、そして阪神へ
こんなところ。 一つ一つ本当にいろいろ書きたいことだらけだけど、過去にも日記に書いているので、そちらでよろしくということで。
しかし、本当に今年一年振り返ってもいろいろあるというのに、いままで31年間これの繰り返しだったかと思うと、ちょっと気が遠くなったり。 そして、これからももっと繰り返して行くのかと思うと更に気が遠くなったり。 だけど、その分楽しみも増えて行くはず。 だから、楽しくなって来たり。 そして、どんな困難も楽しんで行かないと辛いだけだし。
てなわけで、この先どれくらいの人生があるか分からないけど、これからもいろいろと御迷惑をおかけして行くと思いますが、皆様よろしくお願いいたします。
いつもこの時期に思う。
どうして年末に大掃除なんだろう。
せっかくの休みなのに・・・・
おーい、ゴロゴロさせてくれぇ〜・・・・・という心の響きは家族に届かず、結局早起きして掃除をしている俺。
ドラえも〜ん、自動掃除してくれるマシーンをだしてくれ〜!
2001年12月29日(土) |
Poruno Grafftti 4th livecircuit 2001-2002 「Cupid(is painted blind)」 |
個人的にひいきにしているバンド、ポルノグラフティーのライブに名古屋市総合体育館レインボーホールにいって来た。
久々のレインボーホール。 久々のスタンド席。 そして初めてロイヤルボックス席。 さすがに皇族の皆様やVIPが座る席だけあって、幅が断然広いしソファー見たいな椅子で座り心地抜群。 見晴しもたまらん良くって、御陰でズーッと座って見てた。 そのせいか知らんけどボーカルのアキヒトはオイラの方を見て「たて!たて!」とアピールしまくり。 彼に申し訳ないと思いつつ、とにかくいろんなことを考えて楽しみながら見ていた。
前回のツアーの時に演奏自体はたまらん良かったのに、その他の進行の仕方とかセットとかがとにかく惜しくって、アンケートに思いっきりダメだしして帰って来たのだけど、それが今回のツアーでは見事に改善されていた。 相変わらずボーカルのアキヒトはステージをのっしのっしと熊のように歩き回っていて、そして熱い唄を聴かせてくれる。 ベースのタマはずいぶん演奏が上手くなったし可愛い感じのキャラクターがまたいい。 そしてギターのハルイチはとにかくかっこいい。 バンドのグルーブも前回に比べても格段に良くなっていた。
ライブが始まって暫くは名古屋のお客さんの性質かも知れないのだけど、お互い腹のさぐり合い見たいな感じでどうもコミュニケーションがチグハグだった。 でも中盤からやっとお互いの呼吸が合って来てなかなかいい感じの雰囲気になって来た。 同時に音楽は曲ごとに仕切り直しができるから、芝居みたいに始めお客さんが何を見ていいか行方不明になったらおしまいという状況とは違うから、うらやましいなあと思ってみていた。
このバンドの魅力はなんといってもハングリーなところ。 因島から出て来た素朴な青年が一生懸命いきがりながら音楽をしている姿がとても印象的だった。
ちなみに「アゲハ蝶」のコーラスは前回のライブの時一緒にいたお客さんの声を録音したものである。 自分の声がCDになって密かな喜びである。
また見に行きたいアーティストの一人である。
今日は仕事納めの日。 体育館は休館だけど職員は出て来なければならなかった。 しかし、出勤したのはオイラだけ。
そんなわけで、何するともなくボーッとしていた・・・・訳じゃなくって、いろいろやった。 来年残しておきたくない仕事をいくつかこなし、その後時間が余ったので今度の芝居のダンスを練習してみたり、今度やるユニットの台本を読んでみたり、それはそれで充実した一日を送った。
時間が来て本庁で仕事納め式。 町長のお話を聴く。 しかし、なんとも情けない話だが、うちの町長は人の顔を見て話が出来ない。 目線が宙を泳ぎながら話をしている。 これでは誰もついて来んぞと思いながら訓示がおしまい。 そして今年は晴れて自由の身に。
さて今年の年末年始は何しようかなぁ。
本日で今年の稽古納め。 芝居の稽古は本当は年末年始に係わらず継続していかなければいけないと思うのだけど、いかんせん稽古場が休館になるこの季節、非常に痛い。 てなわけで、残念ながらの「稽古納め」。
演出から欠席の連絡が入りちょっと予定がくるう。 てなわけでオイラが演出「らしき」役割を担う。 稽古はちょっと動きに問題のある役者の動きのチェックを中心に行なった。
自分の体を意識する作業。 人に見られることを意識した瞬間、日常生活では誰でもやっている作業である。 その作業を芝居のキャラクターに合わせた動きに修正していくのである。 何にもないところからの発想ではなく普段自分がやってることを少し違うアプローチで行うだけの話である。 でも、これがなかなかうまくいかない。
何故うまくいかないか。
それは、今までの生活習慣が身に付いている体だからである。
しかし、物語の中で生活するためには物語の生活習慣を想像して創造して、そしてためし試して、そしてやっと取得できるものなのである。 でも、いかんせん芝居のキャラクターでいられるのは、稽古中だけなので、その短い時間の中で自分のからだの動きを意識して意識して意識して、そして想像して創造していかないとあっという間に日常生活の動きが舞台上に出てしまうのである。
本番まであと1ヶ月足らず。 本当に短い稽古期間だけど、集中してやっていかないとと思う。
稽古後の飲み会は忘年会状態(どんなんや)。 そしてそこで、少しづつ芝居の話をためらう自分がいる。
今日は休憩!
2001年12月25日(火) |
TBS-TV「小田和正/クリスマスの約束」 |
小田和正「クリスマスの約束」を見る。 この番組は小田和正自身がそれぞれのアーティストに直筆で手紙を書き、ジョイントでライブをやろうというもの。 セットリストは以下のとおり
小田和正「言葉にできない」 SMAP「夜空ノムコウ」 福山雅治「桜坂」 サザンオールスターズ「勝手にシンドバット」 「真夏の果実」 荒井由美「ひこうき雲」 泉谷しげる「春夏秋冬」 小田和正「さよなら」 宇多田ヒカル「Automatic」 Mr.Children「Tommorow Never Knows 」 山下達郎「クリスマスイブ」 小田和正「Yes-No」 「ラブストーリーは突然に」 小田和正with Friends「この日のために」
このライブは、今まで何の接点もなかった音楽を作る仲間同士が、お互いを尊敬しあい音楽等文化を成熟させる一つの機会になればという趣旨で行われたものである。 番組は6月からの本人を交えた番組編成会議から番組ができあがるまでのドキュメントを平行して流していた。 そして、各アーティストから来た返事は・・・
「全員欠席」
中でも小田本人は山下達郎への思いが一番強かったと思う。 いつしか、何がきっかけかはわからないが、小田・山下、お互いに犬猿の仲と評されるまでライバル意識を燃やし続けた。 山下達郎自身は「クリスマスイブ」をオフコースに対抗する唄として作った。 それが曲の中程にあるアカペラのカノンである。 オフコースは5人のコーラスが売りだった。 それに対抗して1人コーラスであれだけのクオリティーの高い作品を世に発表した。 山下自身はその後も「On The Street Corner」というアカペラアルバムを世に送り、「夏と言えば達郎」から、今では「クリスマスといえば達郎」という地位を確立した。 それほどまでに対抗意識を燃やした山下達郎自身は、小田和正からの手紙にきっととまどったのかもしれない。 山下からの手紙の返事の中には、以前のわだかまりがあるにせよ、小田に対して先輩アーティーストとして第一線を走っていることへの尊敬の念と、声をかけてもらえてことそのものに対しての感謝の気持ちが書かれていた。
番組のドキュメントの中で全員欠席がわかったとき、小田が 「誰も出ないことをテーマにやっていく」 という発言をしたが、テレビ局側は 「誰か1人でもビックネームを出さないと番組として成り立たない」 というやりとりがあった。 そこに「アーティスト」小田の覚悟と、マスコミ側の「エゴ」がぶつかった瞬間を見たような気がした。
ライブはとにかくすごかった。 今この瞬間にいないアーティストに対する思いがひしひしと伝わってくる内容で、その楽曲を書いたアーティストに対する尊敬の思いと、ここに、今この瞬間いないアーティストを絶対に後悔させてやると言う怨念というか執念みたいなものを感じた。 とにかくそれがたまらなくオイラの胸を揺さぶった。 同時に、これだけの地位を築いてきた人でも、気持ちが枯れていないことがとても嬉しかった。
そして、最後には小田和正の気持ちに共感したアーティスト達が参加した、この日のために書き下ろした曲で終わった。 そこに参加したアーティーストの名前だけでも2時間番組が軽々作れる顔ぶれがそろっていた。 そして、そこに込められてメッセージに感動し、執念を感じた。
けさ、友達のお父さんがなくなったという知らせが届いた。 そんなわけで朝からみんなに連絡。 久しぶりに聴く声ばかりで、不謹慎だけど何となく嬉しかったり・・・
クリスマスイブということで、劇団Beans公演「サンタクロースが歌ってくれた」にごあいさつを・・・・・
『みなさんこんにちわ。劇団Beans代表の兼松です。
唐突ではありますが、日本人には宗教観がないといわれています。 クリスマスの時期にとても顕著にあらわれます。 原宿の表参道はクリスマスが近付くとライトアップされるのです。 ですが、表参道とはその名のとおり明治神宮への参道なのです。 巷の恋人はクリスマスが近付くと、なぜか二人で一緒にいなければいけないような強迫観念に捕われます。 独り者はなぜか寂しい思いをします。 街はなぜか賑わいを見せます。
そこに、神様はどこにもいません。
御多分にもれず、我が家でも子供にプレゼントを渡し、家族揃ってケーキも食べました。
やはりそこにも神様はいませんでした。
そして、みんなお正月になると民族大移動のように初もうでにいきます。 そこに神様はいるのでしょうか。
僕は「お前の信じている神はなんだ」と聞かれれば「八百万(やおよろず)の神」と答えることにしています。 それが僕の宗教観です。 本来の意味とは少しずれてはいますが、お祭りのようなクリスマスも、僕にとっては「八百万」の一つとしてかたずけています。 そうした方が僕のなかで様々な出来事が説明がつくのです。 要するにキリスト教の神様ではなく「クリスマスの神様」が存在するということなのです。 クリスマスに独り者だった頃、クリスマス気分で盛り上がってるカップルを観て、「あんなの外国のお祭りじゃないか、オイラには関係ない」と強がらせた気持ちや、カップルが「クリスマス気分で盛り上がってる」気持ちや、マスコミや資本家がここぞとばかりに盛り上げようと気持ちが、きっと「クリスマスの神様」の仕業じゃないかと。 そして、この「神様」は手を差し伸べれば救ってくれるような生半可な存在ではありません。 怠けてると怠けただけの仕打ちをしてきます。
今回のお芝居もそんな「クリスマスの神様」の仕業で作られたお芝居じゃないかと思います。 芝居の中でゆきみがすずこに問いかけます。「何故クリスマスイヴだと大丈夫なのか」と。 すずこの答えが劇団Beansのクリスマス観なのかもしれません。』
以上。
そしてオイラのクリスマスイブは稽古だった。 何の思い入れもないので、ただただダンス!
「クリスマスイブ何してたの?」 「踊ってたよ!」
何となくかっこいい会話だ。 しかし実体はダンスの稽古。 みんなサンタになり切れないやつらばかりだ。
ウーム、現実は厳しい。
そしてサンタになれなかった男がここにも一人。 家に帰って子どもを風呂に入れて、寝かし付けて・・・・・あれ? ・・・外があかるいぞぉ。 起きたら枕元に子ども達のプレゼントが置かれていた・・・
とほほ・・・・
ここ数日稽古が続いている。 昨日の稽古では、一つの場面を巡って意見が分かれた。 そして稽古は止まった。 でも、これは久しぶりに見るいい傾向である。 ここ数年こんなことはなかった。 今みんな前向きに芝居と向き合っている。 だからこそ、いろんな考えがありいろんなアプローチがある。 こういった話はどんどんしていければいいなあと思う。 芝居が良くなる為の議論や喧嘩はどんどんやるべきだと思う。 もちろん感情論にならない範囲で。
そして今日はオイラがもっとも嫌なダンスの稽古だった。 しかしこれも、今までのダンス稽古とは全く雰囲気が違っていたし、進み方も格段に良くなっている。 それまでは下らないことで講釈を垂れるやつがいて、その度に振付け師が悩んで止まっていたが、今回はそんなこともなく集中してダンスをやっていたように思う。 結局3時間くらいぶっ続けで稽古をした。 稽古の後半はさすがに集中力が切れてしまい、身体か動きを覚える前にへばってしまった。 あ−、情けない。 年末年始中にダンスを忘れないように、可能な限り稽古を重ねて行きたいと思う。
しかし、やっぱりダンスは嫌い!
久しぶりに高校の同級生と電話した。 彼は中日新聞社に勤めるカメラマン。 電話したのは仕事絡みだったのだけど、彼と電話しながらいろんなことを思い出していた。
彼は高校時代野球部で頑張っていた。 ちなみにオイラは陸上部で適当にやっていた。 一度だけ野球部を応援にいったことがある。 3年の夏、確か中京高校との試合だったかな。 この試合に勝つとベスト16に行けるという試合だった。 わが校はなんと前半リードしてしまったのである。 そして彼はというと3塁ベースコーチで一生懸命声を出していた。 試合は進み後半になって逆転された。 やはり私立の名門校の底力は計り知れないものがあった。 そして3塁で大声を出していた彼の野球は終わった。
試合の翌日彼に「応援に来てくれてありがとう」と声をかけられた。 実はそれが彼との記憶に残っている最初で最後の会話である。
月日は流れ、ある日ナゴヤ球場の1塁ベンチ近くでオイラは観戦、カメラマン席を見ると・・・お! なんと彼がカメラマンのアルバイトをしているではないか。 その時は先輩カメラマンの撮影済みフィルムを持っては走る役割をしていたように記憶している。
そして月日は流れ・・・・1999年と2000年の狭間の時間、オイラは名古屋市のど真ん中で花火を打ち上げるイベントに参加していた。 その時にまたもカメラを構える彼に偶然あった。 そして彼は一人前のカメラマンになっていた。
そしてここ最近、中日スポーツを見ていると、一面の写真の撮影者のところに名前を見かけるようになった。 時には星野監督の写真だったり、時にはイチローの写真だったり。 彼は野球を追いかけて世界中を点々とするようになっていた。
そんなある日中日スポーツを見ていると、彼の写真が最優秀賞として表彰されていた。 何だか自分のことのように嬉しくなった。
そして、オイラの街の人たちにもその活躍が知ってもらいたくて、何か企画は出来ないかなと思って彼に電話をしたのだった。 この企画が実行できたらいいなあ。
2001年12月21日(金) |
CD「佐野元春/In Motion 2001」 |
いつも聴いてるアーティスト、佐野元春のポエトリーリーディングのCDがとどく。 オイラにとってはまるでクリスマスプレゼントのような、そんなCD。
一緒にB4版の本がついていて、この本を見ながらCDを聴くと、そのリーディングの言葉と共に本の文字が視覚的に飛び込んで来る。 おー、これはすげぇ〜。
このCDはちょうど貿易センタービルが崩壊したテロ事件の数日後に行なわれた鎌倉芸術館のライブの模様がおさめられている。 その為か、もともと本に載っている詩からその世情にあわせて内容が変更されていて、時代を映しているような感じである。 オイラがCDという生じゃない形で聴いていても、とても気持ちが伝わって来る。 そして、痛い・・・
音の面や言葉の使い方、そして視覚的な面、いろんな部分でインスピレーションをくれた。 きっと、今後の演出面に影響が出て来るんだろう・・・・
久々に出張で名古屋に赴く。 普段はこの街には夜に芝居をみにいったり飲みに行ったりすることが多い所為か、昼間に来るとなんだか違う街にみえてくる。
そして今日も稽古。 久しぶりに自分の出番を延々とやり続ける。 今まで体力を作ってこなかったつけがここに来てやってくる。 基本的には走り回ったり細かいことをする役回りなので、出てる時はとりあえずいろいろとやってみたりする。 で、余分な力を使っている所為もあるけど、稽古の終わる頃には体力と気力を使い果たす。そのためしばらくテンション低い状態に。 もちろん筋肉が疲労しているわけではなく、心肺が今のところ機能していない状態。 要するにゼイゼイハアハアという話やね。 あー、情けない・・・・
今日も稽古で再生計画第2弾を放つ。 今回のお題は「歩き方」。 要点だけで言えば、歩くときは足を動かすのではなく、重心を移動させることを意識すると言うこと。 果たしてその成果や如何に!?
稽古後の飲み会では、今の役がおもしろくないと言うきつい一言もあり、顔では笑って見せたけど、心の中は土砂降り状態・・・・
明日も稽古だ。 つまらんていわれんようにしよっと。
今日は連休明けの所為なのか、なんと仕事を遅刻! いかんいかん。 昨日の晩、年賀状の印刷をしていて、夕方の5時くらいからはじめて終わったのが今朝の4時! とにかくプリンタが遅い遅い。 全部で200枚程度の年賀状にこれほどまでに時間がかかるとは思わなかった。 おかげで朝起きれず、結局昼から仕事にいてしまった。 住民から税金かえせ!って怒られそう・・・
稽古では演出が出るシーンの芝居をつける。 なかなか問題ありそうな感じ。 もう少し人に言葉を伝えることに気を使ったらいいのかな。 オイラも演出しながら出たこともあったけど、きっと周りの役者にはこんなふうに見られていたのかな、なんて考えながらやってました。
今日から劇団Beans再生計画を始動した。 再生計画っていう程劇団Beansは落ちぶれちゃいないけど、これからもう一つステップを上がって行く為に必要なケアをして行こうと一念発起し、文書で芝居のイロハを伝えて行こうと思っている。 どこまでできるかわかんないし、どこまで伝わるかわかんないけど、みんなを信じてやってみようと思った。 是非とも2ヶ月後にはいい芝居ができるように祈りながら。
稽古後の飲み会はいつも見に来てくれるマスターのお店に行って芝居のPR。 いろんな話をした。 前回公演の感想も聞いたけど、オイラが伝えたいことがちゃんと伝わっていて嬉しかった。
2001年12月18日(火) |
クリスマスプレゼント |
今日で大型連休4日目&最終日!!
職場の忘年会は腹が立つことが多くて、困ったちゃんだった。
朝、家に帰って来てから、秀次と弥生のクリスマスプレゼントを買いに行く。 うちはサンタさんがいることになっているので、子どもをばあちゃん達に預けて、こっそり嫁さんと買いに行く。 そういえば、子どもの頃ってサンタさんがいるいないで激論を交わした覚えがある。 それも保育園の時。 ちなみにうちは小学校3年生まではサンタさんがいたことになっている、けど、オイラ的には、もう保育園の時に知っていて、しばらく一生懸命夢を取り繕おうとする親におつき合いしていた。 サンタさんの有無は、親に主導権はないのである。 きっとうちの子ども達も、保育園やテレビや、そんなところからサンタさんがいないことを悟るんじゃないかなと思っている。 だから、取りあえず今のうちは夢見させとこうと思う。
休みの日なのに忙しい一日だった。 朝は年賀状の作成から始まり、12ヶ月点検と車検に車を1台づつだしたり、取りに言ったり、CD買いにいったり。
ちなみに買ったCDは、NHK教育の「ハッチポッチステーション」のなかでグッチ祐三&グッチーズのコーナー「WHAT'S ENTERTAINMENT?」で演奏している楽曲を集めたCDである。 和洋問わない名曲と童謡をドッキングさせた、高水準のCDである。 これは、この番組を見た人でないと、今ここで話をしてみても訳の分からない話になろうが、とにかく高水準の音楽である。 気が向いた人は是非是非聞いてくだされ。 もう、辛抱たまらんという世界が繰り広げられまっせ。
で、余談はさておいて、これだけの用事をこなしつつ、余分な時間でいろいろな宿題をこなした。 劇団員から依頼された MD 3枚 VTR 2本 カセットテープ 2本 の録音・録画をした。 忙しい一日だった。
そして夜は泊まりで職場の忘年会。
とほほ・・・
久々の土日休み。 特に日曜日の休みは何だか普段よりも時間がゆっくり流れている感じで、その分休みもゆっくりとれる。 そして今日は嫁さん号とオイラ号の各々点検と車検の申し込みにディーラーに行った。 2台で動くことになったので、オイラは弥生と移動することになった。 弥生とは久しぶりのデートである。 オイラはとてもウキウキである。 弥生は弥生で楽しそうである。 よかったよかった。
しかし、土日のディーラーがあんなにサービスしてくれるなんてしらなかった。 2件別々のディーラーに言った訳だけど、ただ点検のお願いに行っただけで、 普通の風船 2個 ハム太郎風船 2個(ちゃんと浮くやつ) 年越しそば 4食 うどん 8食 文房具セット 2セット 販促用ビデオ 1本 こんなにもらって吃驚である。 普段平日にしかディーラーに行かないオイラにとっては驚きである。 その分車検代を安くしてくれぇ〜
稽古はそんな訳で夕方から参加である。 この日舞台監督(オイラ)主催で裏方会議。 一件順調に進んでそうでも、意外と問題点の多いことに気がつく。 本来30分で終わらせるはずの会議が、なんと2時間もかかってしまった。 これはまずいことをしたと反省。 しかし、問題点を一つ一つ潰して行かないと当日大慌てになってしまう。 なので、今回舞台監督は役者のオイラと違って石橋を叩いて渡るのである。
稽古後の飲み会は演出にいろいろな要望をつたえる。
2001年12月15日(土) |
弥生「ねずみの嫁入り」&「月面コレクション/カンチクロス」 |
今日は仕事はおやすみ。
弥生の保育園での生活発表会(学芸会)。 朝からみぞれまじりの雪。 そんなわけで保育園の周囲は送迎の車だらけで路駐の嵐! 会場は開演前からカメラの砲列と父母ジジババで鮨詰め状態!! 身動き一つとれず。 ここでこれから3時間もい続けるのかと思うと寒気がする。
(中略)
てなわけで弥生の出番。 ねずみの嫁入りのお嫁さんの役。 自分で立候補してなったようだ。 しかし、内弁慶なのでなかなかなかなか、おーい、ちゃんとうたえよぉ。 声出せよぉ・・・・ たくさんのお客さんを前に緊張しまくり。 何だか自分を出せないでいる感じ。 ウーム、誰かの芝居と一緒だ。 血を感じる瞬間・・・・
弥生の出番の最中ずっとカメラを手にしていた。 しかし三脚なしということで持ち続ける。 5年前のハンディーカムだけど、これがまた重い。 乾電池で動いているのでそれでさらに重い。 そして、今度はもっと軽いカメラを調達しようと誓うのだった。
その後、車を飛ばし「月面コレクション/カンチクロス」を見に行く。
中山幸代さんの初作品。 ある団地の一室での話。 12月23日に寒竹さんの奥さんが、自分宛の宅配便を出す。 奥さんが自分宛に贈ったクリスマスプレゼントである。 さてその中身は...? そして、団地の一室に寒竹さんを探して様々な人が乱入して来る・・・・ そんな感じの話。
全体的な印象でいけば、脚本・演出の理想が随所にちりばめられていてどんな芝居が好きなのかが良く分かる作品になっていた。 場面場面でつくりたいことは良く分かった。 ピンポイントでのつくり込みや、美意識は参考になるものがあった。 しかし、その分全体がつながらず散漫な印象を受ける。 役者でいえば赤井さんは初めてみたけど、久しぶりいい役者さんを見たという感じ。 もっと舞台に出ればいいのに、と思った。 ストーリー的には本来謎になるはずの部分が最初のシーンではっきりと教えられてしまうので、寒竹さんが段ボールの中に入っていることがハッキリと分かるファーストシーンだったので、いくらみんなが待ち続けていても、いくら奥さんが嘘をついても、オイラの気持ちは早く12月24日にならないかなあ、という一点に絞られてみていた。 せめてあの段ボールは軽々と持ち上げてくれないとなあ。 まあ、こんなふうにいろいろと思うことはあったけど、全体的にはイイ作品だと思った。 よくをいえば、有料にしてでも会場自体の作り方に気を配った方が良かったのではないかと感じた。
2001年12月14日(金) |
稽古!&新ユニット始動! |
今日も稽古である。 最近思うことがちょっとある。 稽古の質が余りよくない。 この日の稽古はいったいなんだったのか、と考えなければならないことが良くある。 もちろん、いろんな発見のある稽古もたくさんある。 稽古に参加する側の気持ち一つなんだろうなあと思うこともある。 なんとか今後も前向きに頑張って行きたいものである。
そしてオイラを前向きにする大きな動きがあった。
来年の3月、小さな公演を密かに計画していたのだが、それが動き出した。
新ユニット「サラダBeans」である。
演出の機会をできるだけ増やして行きたいオイラにとっては、願ったり叶ったり。 そして、今回は劇団Beansの役者ばかりではなく、全くオイラの息のかかっていない役者を相手にする。 演出のオイラにとってはこれ以上刺激的な話はない。 稽古は13回公演が終わってからやる予定にしている。
詳細はまた後日トップページ上で発表します。
なんだか不思議な痛い夢を見た。 車を運転中に黒猫に指をかまれる夢。 振り払おうと思ってもじゃれてかみついてきた。 知ってる人も沢山出てきた。 それ以上は覚えていない。 夢の中でこれは夢だと思ってかまれていたので、すごく痛かったけど、まあいいやと思ってかまれてみた。 かまれてる最中、起きたあとで指に跡がついるのかな、なんてことも考える余裕のある夢を見た。
夢から覚めて、指を見たけどちゃんとひっついていた。 跡もなかった。 あたりまえか・・・
職場のお昼過ぎ、体育館に子猫が舞い込んできた。 ちゃんと太っていたので飼い猫らしい。 外はビュービューと寒風が吹きすさんでいて、さすがに寒い。 体育館は暖房がないのだけれど、外よりもましかと思って体育館に入ってきたのかな。 でも、体育館に迷い込んでしまうと、職務上保健所に連絡しなければならない。 なので、飼い主の家に戻ってくれることを願いながら、体育館の外に出てもらった。
なんだか猫つながりで不思議な因縁めいた日だ。
今日の稽古はオイラが講師の基礎練。 目的は特に新人さんに動きのルールについて覚えてもらうのと、意図的に早い動きとゆっくりした動きを体感してもらうこと。 あとは、やった本人達がこの時やった実感を、ちゃんと自覚しながらやってくれるかどうかと言うこと。 その成果はすぐには現れないと思うけど、長い目で見てみようと思う。 そして、以前からやってきている劇団員も意外とできてない人が多いなあと言うことを感じた。 裏を返せば、数年前の状況と今の劇団の状況はさして変わっていないと言うことか。 ガーン!!
あと、やってみて思うことは、数年前に出した演出ノートに基づいてやってみたけれども、自分自身が演技に対する価値観が変わってきているんだなあと言うことを感じた。 それは、立ち位置としての「点」と動きという「線」をつないでいくことだけで良しとしていた演技では満足できなくなっていると言うこと。 人間関係をとったり、台詞の距離感をとったりという作業を盛り込んでいかなければ恥ずかしくてお客さんに見せられないと思うようになってきた。 それはひょっとしたら、以前のようにここまでしかできません、だから得意な分野に特化して、それだけで思いっきり見せてやれ!という潔さが無くなった分、小綺麗にまとめようとしているのかもしれない。 でも、そろそろある一面に特化した、飛び抜けた舞台を作っていきたいなあと思っている。
芝居はどこまで行っても非日常の世界なので、普段生活していてしないようなことをしていかなくてはいけないと思う。 例えば話す言葉の大きさ一つとっても、日常的にそんな声の大きさで会話はしない。 だからといって、舞台上で日常生活の声の大きさで芝居しても、それはリアリティーとはまた別の次元の話だと思う。 舞台は伝えたいことがお客さんに届いた上で、お客さんの想像力を借りてリアリティーが発生するものだと思うからである。
この充電期間に、オイラの得意分野じゃないところをできる限り吸収していきたいと思っているし、考えていきたいと思っている。
そういえば、星野さんがついに阪神行きが決定的になってしまった。 なんだか得も言われぬ寂しさが襲う今日この頃である。
ニュースでドラゴンズ幹部が星野氏に「阪神で頑張ってこい」と激励。 そして田淵氏がコーチとして入閣が決定的。 阪神のホームページ掲示板でも星野氏は歓迎ムード。 やはり阪神にいってしまうんだろうなあ。 長嶋氏からも激励されてたし。
でも、星野氏が常日頃から球界全体のことを考えているといっているとおり、今後のプロ野球をジャイアンツの物だけにしない為にも阪神が頑張って行くとこは重要で、そのためにも星野氏は監督をして阪神を強くして行くんだという決意をしたんだと思う。
あとは、なくなった奥さんの気持ちを星野氏がどう消化して行くかにかかっている。 なくなった奥さんはNHKに解説が決まった時も「あなたは名古屋に育てられたんだから、名古屋を離れてはいけない。」と、結局東京ではホテル住まいだった。 きっと今星野氏は天国の奥さんに相談しているのかもしれない。
今日も稽古。
いったら台本の稽古はやらないということだったので、何をするか興味津々。 まずは柔軟の基本から。 で、腰を入れるいれないの話をして、次は動きの基本を・・・・え? オイラにやれって? なんで? 劇団の方向性だから? それって、演出によって様式変わるよぉ。 おいおい、準備して無いよぉ。 というわけで、昔みんなに話をしたことを思い出し思い出し・・・ しかし支離滅裂。 とほほ・・・
というわけで演出も不満爆発。 そんなわけで水曜日にもう一回だげな。
稽古後の飲み会は参加せず家に帰ってやって来たばかりのDVD「第三舞台/ファントムペイン」を見る。
映像で見ると現場で見れなかった様々な細かいことは良く分かる。 でも、現場の雰囲気が分からないので、いわゆる緊張感は伝わって来ず。 映像作品のいいところを悪いところがそのまんまでたっていう感じの作品になっていた。
グランパスボロ負け、星野さん多分阪神へいってしまう。 オイラを取り巻くスポーツの状況は今いちなことが多い。 特に星野さんが阪神へいってしまうのは、何だか恋人にふられたみたいな感じ。 監督とファンで相思相愛だったのに・・・ぐすん(泣) ってまだ阪神にいくってきまったわけじゃないよな。 そういえば星野監督の11年間の軌跡をおったビデオを入手。 何回見ても泣けて来る。 そして今この状況で見るとよけに切なくなって来る。
さて今日も稽古。 悲しみにうちひしがれていても時間は進んで行く。 今日は今までのシーンのおさらいと、新しいシーンの稽古。 新しいシーンだけど、リフが入っていて自分でもびっくり。 そして、周りの連中が台本もってて2度びっくり。 ここはテンポが需要なシーン。 気持ちを組みながらやって行くよりは、まずは音楽的な部分を作ってそれから気持ちをのけっていければと思ったけど、周りのテンポが上がらず目論見だけに終わる。 それから小ネタが受けてちょっと安心。
話は変わるけど、つくづくオイラが地域で仕事をできている今に感謝したい出来事があった。 チラシの広告の件でもそうだけど、地元の企業が劇団にとても好意にしてくれる。 今回は仕事で直接お世話になっている方にお願いして、建築屋さんに木材のお話を通していただいた。 そしたら、「必要なものは資材置き場からどうぞ」という回答をもらえた。 とても感謝感謝。 しかも今回、別の建築屋さんの広告がチラシに載っているにも関わらずOKしていただけた。 本当に感謝してもしきれない状況だ。 そしてオイラたちもその好意に応える芝居をしていかなくてはいけないと感じた。
同時に思うのは、地元とのパイプ役は今のところオイラがやってるだけという状況になっている。 もちろんオイラが代表者だから当たり前のことだと思うけど、でも、もうちょっと他の劇団員も動いて欲しいなあとちょっと愚痴めいてみる。 今のところ裏方全般についてもそうだけど、何だか人に任せきりな状況があるので今後改善して行く方向に動いていきたいし、ノウハウも蓄積していけるよう努力して行きたい。 ノウハウを蓄積するには一番いいのは人事異動が少ないこと。 要は専門職を作って行くことが一番の近道だと思う。 もちろん裏方も役者もごろごろ入れ代わる劇団なので完璧に固定することはできないだろうけど、やれる範囲でやれればなと思う。
稽古後の飲み会ではあるシーンについての疑問があり、それでへこんでいる役者がいるので演出にぶつけてみた。 そしたらなんとか改善していける兆しが見つかった。 そして同時にへこんだ役者に対して別のアプローチをしてみたら、なんとか前向きに芝居に関わって行ってくれそうな兆しが見えて嬉しかった。
最近オイラの職場で噛み合わない会話が増えている・・・・ いろんな思惑があると難しいなぁ。
2001年12月08日(土) |
ジュニアスポーツ教室&稽古!! |
ジュニアスポーツ教室3回目。 中日(なかび)である。 今回の教室で初めて職員4人がそろって指導する日・・・・のはずだった。 なんと主査が前日の剣道協会の忘年会が4時までかかり、二日酔いでダウン!! てなわけでオイラ、館長、先生の3人体制になった。 それでも過去最高の人数で教室開始。
教室はスポーツチャンバラの2回目とニチレクボールの3回目。 スポーツチャンバラは前回の反省もふまえ、怖くてやれない子には強要せず見学してもらう方針で行った。 全体的にはどちらかというと乗り気でない子ども達。 やはり叩き合うことそのものに対して抵抗がある様子。 たたかれていたいか痛くないかに関しては、前回で免疫ができているが、種目そのものに対する興味は今一である。 これは大人のスポーツなのかなと・・・そして脳裏にはスポーツチャンバラの先生がいっていた「ストレス解消ですよ」の一言がよぎる。
ちょっとの休憩後ニチレクボール。 子ども達もルールを熟知し始めてきたので大人がやっている本式ルールで行う。 こちらについては子ども達の評判もなかなかである。 オイラと館長が一試合担当し、先生がもう一試合担当。 オイラが担当している試合は一応試合の勝敗に子ども達は興味を持ってくれているのだが、全体のまとまりが今ひとつである。 と、もう一試合を横目で見ると・・・おー、みんなが試合に集中している。 さすが先生である。 先生というのはあだ名でもなんでもなく正真正銘中学校の体育の学校の先生で、今は派遣社会教育主事として町の教育委員会に派遣されているのである。 よく観察してみると、試合のルールの指導だけでなく、今行われている状況を言葉を切らさないように事細かに説明をして、子ども達の興味が横にそれないようにしている。 こちらも負けじと盛り上げてみたら・・・・あー、さらに子ども達がバラバラに・・・ おーい!戻ってこーい!!
自らの話術にがっくりとしたオイラだった。 とほほ・・・、 次回リベンジだ!
稽古は今週から土日開催。 そろそろ大詰めの前哨戦である。 稽古中時々瞑想に耽ることがある。 別に宗教をやっているわけではなく、イメージトレーニングである。 狭い部屋で悶々と考えるより、ある程度広いスペースで自分の動きを考えながらイメージトレーニングを行っていったほうがイメージが湧く。 演出をやっていたせいなのかな・・・ 稽古はオイラの出るシーンをぼちぼちと。 欠席の役者がいるとやはりイメージはつかみにくいもの。 特にオイラはお話の外側でうろちょろする役所なので、お話の中心に近い役者がいないと、どうにもやりにくい。 そして、さみしい・・・。 反対にお話をしょってる役の場合だと「俺の立ち位置にみんな会わせろ!」といわんばかりに美味しいところを持っていきながら芝居が作れるので、欠席の役者がいてもまあ不安はない。 そしてオイラはいま、「俺の立ち位置にみんな会わせろ!」という役者がいないと路頭に迷うのである。 初めての稽古のシーンなんかはまさにそれである。 で、今日の稽古は出席率が高くて路頭に迷うことは少なかったのでよかったよかった。
しかし、体が重たい。 思うように動かない。 動くと息切れがする。 うーむ、これが一年間役者をやっていなかったつけなのか・・・ と思いきやオイラと同い年のずーっと役者をやってるやつも息切れしてる。 なーんだ、関係ないや・・・・え? ってことは、年のせい・・・そっちの方が問題だぁ!
稽古後の飲み会では、舞台プランの大幅変更を決定する。 そして、今日の飲み会は様々なお客さんがやってきた。 元劇団員3名、劇団員と結婚式で意気投合した人2名 結婚式からやってきた人はいきなりゲロゲロのそそう。 一緒に来た友達は処理の手伝いもせず「かんぱーい!」 おい、お前ほんとに友達かい! と、劇団員一同みんなご立腹。
にわかに信じがたいニュースが入って来た。
「星野仙一氏 阪神監督正式要請!!」
えー!!! そんなぁ・・・
でもきっと彼のことだから要請を受けるんだろうなあ。 複雑だなぁ。 「阪神星野」 うーむ。 なんだか混乱している俺。
断ってくれと心では願っているけど、きっと彼は要請を受けてしまうんだろうなあ。 もともと彼は子どもの頃は阪神ファンだったっていうし。
しかし阪神もこんなに簡単に監督を決めてしまっていいのかねぇ。 あまりにもビジョンが無さ過ぎるしお手軽すぎる。 阪神のばかぁ! それだからいつも最下位に甘んじるんじゃ!!
ちくしょぉ・・・
稽古の前に昨日動かなくなった間仕切りについて公民館職員に聞いてみた。 一発回答を得た。
「使用禁止です」
えー!
「じゃ、こちらで修理するのでせめて見積もりでも・・・」 「ダメです。使用禁止です」
えー!えー!
この回答をした職員は、事なかれ主義を絵に書いたような人。 何をいっても「使用禁止」の一点張り。
悔しいので張付けの刑!
この職員の名は「○枝文×」(ウーム、さすがに内輪なのでかけない・・・)
誰だよ、こんな職員公民館にもってきたのは! もうちょっと柔軟性のあるやつをもってこいよ! 人事のバカァ!!
で、稽古です。 色の名前が分からなかったぐらいで、ぼちぼちと順調に進んでいるとオイラは思っている。 しかし稽古にお姫さまがいなかったので、オイラの立ち位置決まらず。 路頭に迷いながらなんとかこなす。 おーい、お姫さまァ、今度は稽古に来てねぇ。
稽古後の飲みかいでは、バカ話しで盛り上がる。 そして、劇団員で最も古い付き合いのやつをおもちゃに更に盛り上がった。
2001年12月05日(水) |
稽古!&タイヤ交換!! |
今日も稽古、しかし・・・ なんと本番を行なうであろう公民館の2階講堂の間仕切りが動かなくなっているという情報が。 どうも先週使った団体が勝手に広げて壊してしまったらしい。 ここの間仕切りは熟練した人間がやらないと途中で止まってしまうのである。
これがなおらないと今回の舞台案はオジャンになってしまう。 早速劇団の精鋭部隊と修理にかかる。 現場ではフォークダンスのおばちゃん達を後目に間仕切りと格闘をする。 一枚の重さが数十キロに及ぶ高さ450センチの間仕切りは用意に動かない。 原因と修理方法は突き止めたが根本的な解決に至らず。 取りあえず作業はやめて、公民館側に修理のお願いをしようかというところで終了。 その後の稽古では、いくつか小ネタを考える。 しかし自分の中での採用は1つのみ。 これが演出に採用されるかは分からないので、これからいくつか考えようかと思う。
稽古後の飲み会は参加せず、タイヤを交換したばかりなので、嬉しくてその辺を走ってみた。 タイヤは結局POTENZA RE-01というタイヤ。 見積もりとったガソリンスタンドで交換した。 ガソリンを満タンにしてもカーショップの見積もりよりもお釣が来たのでとても嬉しかった。 で、走り心地はとても安定感があってしっかりしてるが、この手のタイヤは当たり前といえば当たり前なんだけどロードノイズが結構出る。 でも、普段から音楽ガンガンかけて走ってるオイラには全く問題ないし、いわれてる程うるさくはない。 なかなか素敵なタイヤだった。 今度は車検があるので、その時についでにサスペンションを調整してもらって足周りを完璧に仕上げようと思っている。
そういえば、野村監督婦人が逮捕されたが、これでセリーグの監督は3人も変わってしまった。 名物監督がまたひとりいなくなってさみしい限りである。
そのニュースの影で風俗店摘発の時に警察官カップルがお客として店内にいて連行されたという間抜けなニュースが興味をそそる。
オイラの同級生がコンビニ強盗で捕まったというニュースを何日か前に見た。 そいつはスポーツ万能で体も大きかった。 難点といえば、自分の出し方に不器用なところがあったと思う。 でも、素直なやつだった。
オイラはニュースを見た瞬間、彼がどんな思いで今まで過ごしてきたのか、何故強盗をするまでに至ってしまったのか、そんなことを考えていた。 周りは「遊ぶ金ほしさ」だろうというものの、わざわざ強盗までして遊ぶための金を奪おうとするだろうか? 「遊ぶ金ほしさ」と一刀両断に判断してしまう周りも周りだとおもう。 もちろんオイラが何か犯罪行為をしでかしたとして、とてもせっぱ詰まった状況であたっとしても、きっと「遊ぶ金ほしさ」とか言われちゃうんだろうけど。
で、本筋に話を戻すと、彼の生活自体は高校を卒業してから一切知る由もなかった。 そして、こうして新聞の伝えるところによって、彼の生活の大きなターニングポイントを知ることになった。 そのことによってオイラの人生が変わることはないだろうけど、なんだか切ない気持ちになった。 同時に襲われたコンビニ店員の17才の女の子の恐怖も想像を絶する。 彼女はこの先いろんなところで普通なら感じない恐怖におびえながら生活しなければならなくなる。 それもまた切ない。
そして強盗をしてしまった彼を、そこまで追いつめた環境を思うとまた切ない。
さすがに前日朝早くよる遅かったので、起きたら14時だった。 とにかく寝倒した。
今日の稽古はそんなわけで起きてから5時間後と時間が早かった為、もう一つテンションが上がらなかった。 代役をずっとやって来たせいでもあるけど。 一緒に板について本役にちょっと迷惑かけてしまったかな。
稽古後の飲み会は、女優さんと久々にゆっくり話をする。 そんなかでも向いに座った女優さんに蹴られたりもする。 ある意味激しい飲み会である。
そういえば明日は仕事である。 流暢に飲んでいるバヤイではなかったのである。
とほほ・・・
今朝は5時30分出勤で第19回扶桑町走ろう会! さすがにまだ陽も上がっていないくらいうちから出勤するのは特別な日なんだという思いがひしひしと感じる。 いままで何ヶ月もかけて準備をして来たので、今日が晴れて良かったなあと思う。
現地にいち早くついて、残りの準備をして各々の受け持ち地点に動いて行く。 オイラの担当は5キロ折り返し地点。 現場から最も離れた地点である。 スタート地点で何が行なわれているかはさっぱり分からない場所である。 堤防沿いの概ね3キロくらいを通行止めにして行なわっれるイベントである。 通行止めにして車が通らなくなった道路は、それまでと別世界になる。 本当に静かでいままでオイラが過ごして来た場所だとは思えない。
無線でスタートしたという情報が流れる。 先頭ランナーが折り返し地点に到着するのは概ね10分くらいしてからである。 そして先頭ランナーがやって来る。 先頭ランナーはさすがに早い。 それから集団がとおり過ぎてそして最終ランナーがやってくる、やってくる・・・・はずだった。 なんと最終ランナーは余りにも遅いので、途中最終車にあまりに遅すぎて折り返しをさせられていた。 段取りとしては最終ランナーに5キロ折り返し地点から何人かがおつき合いすることになっていたので大慌て。 で、一生懸命走って最終ランナーに追い付いたのであった。
走ろう会が終わったあとは食事会をして打ち上げた。
来年も晴れてくれるといいなあ。
2001年12月01日(土) |
劇団サラダ&二酸化ガンマンサイドセッション/あ、ごめん。弾入ってた・・・ |
昨日仕事が早く終わったので「劇団サラダ&二酸化ガンマンサイドセッション/あ、ごめん。弾入ってた・・・」を見る。
行きは頑張って名古屋高速を使っては見たものの、なんと楠JCまで4キロの渋滞! JCから料金所まではまだ1キロ近くある。 てなわけで名古屋高速のって下りるまでに50分近くかっかってしまった。 なんじゃそれ!
で、開演予定時間を5分程過ぎて到着! しかし、まだ始まってなくってよかった(ほっ)
で、以下感想。
ストーリーは、ある新米刑事がベテラン刑事に様々な事件を経験しながら鍛えられて行く姿を、コメディータッチのオムニバス形式で進められていくもの。
劇団サラダとしては外部から演出兼脚本家を呼んでの初のセッション。 あれだけ自分達のスタイルにこだわり続けたサラダにしてはものすごく画期的な出来事である。 当然期待は高まるばかりである。
台本は面白い。 演出の芝居の付け方、立ち位置の取り方、センスは抜群の物がある。
しかし・・・芝居が面白くない。 稽古不足なのかどうかは分からないけれど演出の意図している部分が残念ながら消化されていなかった。 もちろんお客さんには受けていたが、受けている部分の大半は「面白い言葉」を喋っている部分である。 役者が頑張らないといけない「間」で笑わす部分や「構図のずれ」で生じる笑いの部分が弱いと感じた。
役者各々は頑張っていたと思うし、前回公演よりも上手くなって来ていると思う。 でも、せっかくのサイドセッション。 違う様式の芝居をどん欲に吸収していければ良かったのになあと思う。 芝居を見た印象は「いつものサラダ」の芝居だった。 そして、役者各々の得手不得手がハッキリと分かる芝居だった。
様式という点でいけば何が違うかというと、今回の芝居は縦方向のコミュニケーションをとる芝居、いいかたをかえればお客さんとコミュニケーションをとる芝居である。 今までのサラダの芝居は、横方向(役者どうし)のコミュニケーションの芝居をしていた。 そして今回も今までのコミュニケーションの取り方を役者がして、しかし演出は縦方向に特化したコミュニケーションの芝居を作ろうとしているので、芝居が面白くなくなってしまうのは当然の結果であろう。 その中でも、玉腰と西本クンは縦方向のコミュニケーションをとろうと頑張っていたと思う。
期待が大きかった分、落胆も大きかった。 でも、いろんな意味で面白かったし楽しませてもらった公演ではあるし、多分お客さんから見ればいい公演だったと思う。
そういえば、どうでもいい話なんだけど、芝居の前半出て来るいじめられキャラの名前が「まことくん」だったなあ。 とちっていじめられてたなあ。 演出の相澤さんはまだ許してなかったのかなあ。 まあ、どうでもいい話なんだけど。
で、芝居を見たあとサラダ行きつけのお店でサラダの人たちと飲む。 演出の相澤さんはテレビ愛知のアナウンサーである。 さすがに「0」の日でオイラが公務員だということがばれているので、マスコミ関係の方の目の前でヤバいことはできない。 この日はお茶で過ごす(それが普通だろ!)。 そこで、オイラが密かに(おいおいここで書いたら全世界に公開してるから密かじゃないじゃん)計画している小さい公演のオファーをしてみたりした。 なかなか好感触だった。
お茶で飲み会を過ごしたあと、帰りは下道で40分くらいで扶桑まで帰って来た。
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