いつもの待ち合わせの場所に行くと、やはり、いつものように白い車が先に待っていた。
「もっと待ちたかったでしょうが残念!ゲームオーバー」
車の助手席に、よじ登るようにして座る。
「たまにはこのゲームやってみてん。おもしろいけ。いつも俺ばっかりやってるから、申し訳なくて」 と言いながら彼は車をスタートさせた。
車は緩やかなカーブを曲がり、都市高へ入った。
なんだか、話が切り出せない。 無言の二人の間を、ストーンズが流れていく。
何度も聞いた曲。いつの間にかこんなに長い月日を過ごしてきたんだ・・・
この先に、いったい何があるというの??
そんなときだった。
『ほへ』
「何?」驚いて彼に尋ねた。
彼は別段、気にとめる様子もなく前を見たまま
「クーラーだよ。一年に二〜三回くらい、こんな音がする」
「“ほへっ”て?」
「“ほへっ”て。」彼は口元に笑いを浮かべながら運転を続けていた。
「“ほへっ”てしゃべるなんて変〜、修理とか出さなくていいの??」
「出さない」
「なんで??大丈夫なん??」
「だって、たとえば、修理に持っていくだろ?そしたら、受付で{クーラーから“ほへっ”て音がするんですって説明するやろ?」
「そうやね・・」
「そしたらその受付の人が、修理部の人に[クーラーから“ほへっ”て音がするそうです]って説明するやろ?そしたら修理部の人が集まってきて口々に{“ほへ”って音がするらしいよ?}{“ほへ”?}{“ほへ”}」
爆笑中のワタシ。
「それだけじゃないよ。今度はその修理部の人が、本社に連絡するわけよ。そしたら本社中、ほへ?ほへ。大騒ぎになる。そんな恥ずかしいこと、俺はしきらんけ」
大爆笑してる間に、ミックではなく、少し嗄れ声のキースが歌っていた。
「キースの歌は飛ばす」
何度もこのCDを聞いているんだけど、キースの歌だけは聴いたこと無いんだよね・・
げせん。げせんぞ。
人の子をとって食べおって。
自分の都合で、人の情を無駄なものと思わせて。
切り捨てる? カッコつけてるつもりだろうが、
いい加減なやつとしか思えない。
そんなやつに、ついていく気はしない。
ついて行く人たちは、ついていけばいい。
別段、止めはしない。ただ、ついていったのなら、それなりに自分で責任も負ってね。
ワタシ、いつまでも立ち止まって見送ってるわけじゃないから。
もう・・・
ここを知っている人がいてもいなくても
書きます。
愚理夢〜〜〜!!
衣装代分、ステージこなしたかぁ!!!??
仮装として作ったわけじゃないんだらぁ!!
服として作ったぁがねぇ!!
♪明日へ つながらないのは 君だけじゃないから・・・
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