おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
その議員を選んだのは国民ではないか。
デタラメな人が選んだ議員がデタラメなのは当たり前だ。 悪いというなら――無能だ馬鹿だというなら、そういう人を選んだ選挙民が悪い。人を指さし、文句ばかり言って税にいる連中にはウンザリする。そんなに偉いんかい。どんなに馬鹿に見えても、そう言う、あるいはそうする理由があり、自分がそれを理解できていない(無知、あるいは知っているが反射的に否定する)だけだ。すなわち、自分が馬鹿だ。 投票権は資格制でいい。わかっている人が選ぶべき。前も書いたけど、例えばピアノのコンクールの審査員にピアノなど聴いたこともないその辺のオッサンを据えてキチンとした選考ができるはずがない。 資格制は民主主義ではないかも知れないが、大事なのは優秀な人に議員をやってもらうことだ。わけもわからないその辺のオッサンやオバハンでは困る。むろん、投票する資格のない人が差別されるようでは困るが、周辺のことは別に考えればいい。オレみたいな奴に一票を持たせるなんてどうかしてる、とは思わないのかね。 他人が大事で理想を語れても、現実的ではない左翼と、自分が大事で現実的な対処はできても、理想はどこへやらの右翼じゃどうしようもない。どっちか、ではない。理想も現実も大事であり、ここしかないという真ん中がある。妥協ではない。何にでも、ここしかないというところがある。 偏っていては駄目だ。必ず犠牲になる人がいる。それで構わぬと思うのなら狂っている。小事で自分たちが選んだ議員をこき下ろすような国民では、優秀な政治家は出ようもない。
おおみち礼治
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