昨日が誕生日だった。 暑くてぼーっとして、誕生日だからどうしようとか何かしとこうとか、まったく浮かばず。
またしばらくしんごからのメールは途絶えていたけど、今日また突然届いた。 23日以来沈黙してたのにね。 ヤツは夏休み中の実習に入って、きついきついとひぃひぃ言っていたわけだし。 最初のうちは「今日"蓐瘡"のある人を介護したよ」とメールして来て、そのことでお互いの施設の話とか色々情報交換したけれど、そのうち途絶えた。
意地になってるわけじゃなく、こっちから出そうと言う気にはならなかった。 でもどこかやっぱり寂しく感じてしまうのは、ココロの病気に違いない(笑)
この暑さと慣れない労働に、疲れ切ってるんだろう。 人形じゃなく、本物の老人相手に介護が始まったわけだし。 おむつ交換も慣れてきたよ、精神的に強くなった気がする、とか色々言ってたけど、ついに気力擦りへってしまったか(笑)
あたしも、誰かにメールしようとか、そういう気力はまったくわかなかったし。 こんな時は最低限の相手にしか連絡しないだろうさ、と肩すくめてため息。 彼女と連絡とるのがせいいっぱいなんじゃない? なんてね。
それにしても、もうメールなんてどうでもいい、しんごなんてどうでもいい…と思ったとたんに届くのは、どういうタイミングなんだろう。神様が大馬鹿野郎なのか?(笑)
だるい。 かったるい。
しんごからのメールは、今日も特別くだらなくてどうでもいい内容。 っつーか、6日ぶりにメルする相手にいきなし挨拶もナシかよ。 ステキな態度にちょっとムカッ。 あたしならいつでもOK、いつでも待ってると思ってないか!? とかね〜。
まぁね?夏休みだってのに、毎日毎日朝四時起きで家につくと夜の七時でっつったら、メールする元気もなくなるだろうよ(笑) 足がパンパンになって痛いとか、ちょっと泣き言も出てたなぁ。 肉体労働でもあり、気も使うだろうからしょうがないね。
そんなヤツからいきなり届いたのは「φ(。_。)メモ」ってタイトルで画像のURLのみ。見てみたら「抹茶のカルピス」。そういやぁブルーペプシが出た時も、なんだこりゃーっつって送って来たっけな。 結局抹茶のカルピスは、まったく抹茶の味がしなかったらしく憤慨の報告。
さらに友達が飲んだジュースは「カメムシの味」だったと言ってきて、そいつはカメムシの味を知ってるのか!!とつっこんでみたり。
マジ普通の馬鹿友達だね(´ω`)
昨日、いつもやってるネットゲームでいやな思いをしたから、今日はいかなかった。 このことは…その現場であたしは、心の中で罵詈雑言吐きまくりながら、「ごたごたは苦手なんです^^」っていう程度で交わしはしたが、不快度MAXだったのだ。 そういう状況にあたしを引き入れてしまったことで、フレはしきりに謝ってきたけど…しばらく会いたくないわぁ。自分も同類くさいもん。
ってことで、前のネトゲに戻ってみた。 しんごが「またやるべ」と言ってきて、強引に復帰させられたような感のある元のネトゲ。それっきり一回しか一緒に遊んでいなかったな。その一回きりの時に、キャラデータ破損しちゃったせいもあるけど。あぁあ。
ま、とりあえずアイテムでも探すか…と、オンライン。
…しんごがいた。
検索にサクサクかかるけど、部屋のタイトルが次々変わって謎。 しかも過疎鯖にいるし。 おかしいと思って、しんごに対して検索拒否かけて何やってるのかさぐりに行った。
イヤー、コワイ、ワタシストーカー!?
見たことのあるキャラクター名の人と二人でいる。 この名前を使うのは「今カノ」だ。
血圧一気に下がったかんじ。 なんつうの? 怨念の嵐?(爆) なんだよ、人のことこっちに引き戻しといて、自分は彼女とオンラインでいちゃいちゃかよ。
けっっ
と思いつつ、こっそり混んでるとこに戻ってから検索拒否解除して、遊んでるふり。 でもなんだか知らないフリしてるのも変と思って、メールしてみた。
「めずらしいじゃん?」 「うむ」 「どういう風の吹き回し?w」 「分かれ話ちゅうw」 「なんのこっちゃ」
本気で取るか、あほぅ。 と言いつつ、ま、揉めてんだろうねと放置。 「別れ」じゃなく「分かれ」かよ…と心の中でツッコミツッコミ。
こういうこと、あたしたちはまったくもう話さなくなったね。 お互いどこまで話していいのかも、話したいのかもわからなくなってる。
遊んでるうちに、いつの間にかしんごは落ちてた。 あたしは、作業のように遊びながら、しんごたちがどうなったのかを考えた。
考えないようにしようと思ってても、考えてしまう。 結局しんごは半年しか女と付きあえない体質か?(笑) そういやぁ半年目のジンクスってあったよなぁ。 倦怠期か。
まぁ他人のことなんだけどね(´ω`) かんけーないや、と言いつつかなり気にしてる馬鹿がここにひとーり。 半分以上やじ馬根性だと思うけどさ。
ヤツラが別れるのにあり得そうな理由予測
1.しんごにまた別に好きな相手ができた(乗り換えですな) 2.相手にまた別に好きな相手ができた(乗り換えですな) 3.よくわからん
どう考えても3だ!! でも1と2についても「絶対あり得る」とおもってしまうわけだ。
ま、相手のこと知らないからねー(笑) 8才上ともマジにケンカしまくってそw 手に負えないのはどっちなのかも知らないけど。
もし本当に別れちゃってたら、これでもう、相手を暗に恨んでしまうこともなくなるんだなぁ…ってちょっと一息。 そしてしんごのことだから、やっぱり今度の彼女にも「別れても友達」を要求するのかな…と思ったら、ちょっとニヤニヤ。 しんごの携帯のメールフォルダーに「元カノ」っつうフォルダー作レるんじゃないか?(爆)
年をひとつ取ったとたんに、また何かが動きだした気がした。 いよいよ本当の意味で前向きに前進始められるかな。
少しきれいな格好をして、映画でも見てこようか。 I君がスパイダーマン2おもしろかったって言ってたっけな。 ガキンチョつれて行ってみよっかな(笑)
ココロの姉たんへ 過去まとめるの暑くてだる〜。 順番無視でてきとーにそのうち(^-^ゝ
2004年07月24日(土) |
ナイチンゲールに憧れたことは一度もない |
ずっといろんなことを考えてた。 けれど記録に残す気力もなく、ただ毎日を想いの渦の中に埋没させていく。 いや、想いが毎日の中に埋没しているのか。
みんなそんなもんだろうと思う。 思いたい。 今は、文章にすることで自分が感じていることを正しく記録できる自信がない。
とりあえず、今している仕事のことについて、いつもの場所に吐きだしてみた。 やっぱり欲しい答えは貰えなかった。 というより、欲しい答えなんてないんだろう。 そして、これ以上言ったら、出てくる言葉はひとつしかない。
「じゃあ、やめれば?」
それにすべて収束してしまう。 ではどうして「やめない」のかというと、「やめられない」だけなんだと思う。
「介護」という仕事をしている。 その仕事の中で、自分の毎日を「消費」しているという気がしてならない。 そうして、自分の中にある何かを「摩耗」させていっているだけとしか思えないのだ。
ある場所に私はこう書いた。
「先のない、このまま悪化はしても良くはならない痴呆の老いた人達が、ただゆっくり死に近づいて行くのに寄り添ってるだけの、そんな仕事にどんな意義があるんだろう…」
こう書いて、私は「なぐさめ」が欲しくて書いているのかもなぁ…と思った。 もらった言葉はすばらしい言葉だった。
「老いていく事は 誰にも避けられない事だよ 痴呆だって 好きでなる訳じゃない 残された時間をどう過ごすかが大切な事だと思う 時間の長さより充実した時間を過ごさせてあげる それが手助けができる仕事なんだもん ×××さん 胸張って」
好きで痴呆になれる人なんていない。それはわかっているし、だけど家族は苦悩するんだと思う。突然の問題行動や暴言や乱暴に、困っているだろうと思う。 その人たちの助けにはなるだろうと思う。
けれど。 「私には何が残るの?」 って思いっきり自己中なことを最近は考えてしまうのだ。 「では、私の残っている人生も、その入れ替わり立ち替わりやってくる人たちのために、削られて消費されていくわけなんだな」なんて考えてしまうのだ。考えたらだめだと思えば思うほど、その考えに固執してしまう。 立派な仕事だとか、えらいねとか大変だねとか、そんな言葉なんて貰ったからって、どうなるんだろう。そんなものなんの役にも立ちはしない。そんな言葉が私に何をしてくれると言うんだろう。一番空しくひびく言葉だ。
やめた方がいいのかもしれない。 他人のために何かすることが、好きな人間とそうじゃない人間がいる。 私は後者だと思う。
ナイチンゲールに憧れたことは一度もない。 万人に尽くし、いろんな人達を助けることに快感を覚えたことなどない。 こんな人間に介護される人こそ、気の毒じゃないか。
何かが間違えてる。
姉は「なんでこんな簡単なことも出来なくなるわけ?できないってことが理解できない。なんでもいいかげんに済ませちゃうんだから」と、老人に対して疑問を持つ。 それに対して(なぜ、老いるとはそういうもの、痴呆になるとはそういうことだと、そのまま受け入れられないんだろう。本人のせいいっぱいがそこまでなんだと理解してあげないんだろう)と重ねて疑問を持ちながら、では私は何がわかると言うのか、そこに行きあたったのが最初かもしれない。
私は何も専門的なことは学んでいない。 ただあるがままに、ただ受け入れているだけ。 疑問すら抱かない。
その人はある特有の事象を理解できなくなったのなら、そうなのだと。 ただ諾々とそうかと受け入れて、ただ「大丈夫だよ、心配しなくていいよ、がんばったね、ありがとう、よかった」と繰り返している。 果たしてそれでいいのか。 何もかも諦めきっているのと同じじゃないんだろうか。
「痴呆の人の行動を改めさせようとしてはいけない。痴呆の人の考えを改めさせようとしてはいけない。試してもいけない。」
けれど…。 可能性を探すのは、どこまでが妥当でどこまでが彼らに対して負担なのかもわからないまま、ただ諾々とあるがまま。 何も変わらない。
そんなんでいいの? 本当にこのままでいいの?
例えば肉体労働があったとしたら。 工事にしてみても、その現場が終れば達成感が得られる。 何かを作りだす仕事なら、言うまでもない。 事務にしたって、小さな達成感の積み上げだと思う。 ずっと事務をしてきていたから、そう思う。 たとえ自己満足だとしても、美しい完ぺきな書類を作り上げた時にはうれしくなる。 自分に対して「がんばったよねー、えらいえらい」と言いたくなれる。
今の仕事には、それがない。 小さくても、心に対する報酬がない、とそう感じる。 「他人が忌避する仕事」をしているからどうしたと言うのだ。 「私が幸せでない仕事」になんの意味があるのだろう。
ずっと感情を殺して、笑顔マシーンになる。
失敗があれば、周りの人達からはフォローがあっても、自分の身内からはミソッカスのように扱われる。がんばったことは何ひとつ評価されず、気に入らないことだけ次々と言われるのだ。 ではガンは「身内」なのだろうか。 もしかしてそうなのだろうか。
施設に来ている痴呆の老人たちは、色んな人がいるけれど、基本的に私はどの人も嫌いじゃない。 笑顔を向ければ笑顔を返してくれるから。 問題行動を起こされると、仕方ないなと肩をすくめたりもするけれど、基本的に嫌いだと思ったお年寄りはいない。窓の外から「おはよー」って手を振れば、笑って手を振り返してくれる。
もし、他の介護施設で働いたとしたなら、私はこんな風に思わないのだろうか。 あの笑顔や、家族よりも私たちにいい笑顔を向けてくれた時の優越感は、小さな報酬には違いないだろうけど。
このまま資格を取って、本格的にこの仕事につくべく努力するべきか。 その方が一番効率はいいと思う。 けれどこの仕事をずっと続けていくということは、他にやりたかったことを捨てることになる。
だから、今の中途半端な気持ちでいる自分に対してGOサインを出せずにいる。別に資格を取ったからと言ってそれ以外に選択肢がないわけではないけれど。 どうしても受け入れがたい何かがあるのだ。
本当はわかっているかもな。 身内と同じ場所で働いているせいな部分が大きいと。
こんないい年になって、姉から突然後からTシャツのすそを強くひっぱられて引き戻され「あんたがここにいる必要はない」と囁かれたりするのは、人として尊重されていないと強く感じるものだと思う。 私は私の判断で行動しているのだけれど、彼女にはそれが理解できない。 というか、彼女は自分の描いたスケジュール通りに他人が行動しないことが、我慢ならないのだ。
職場の他の人達からも、お姉さんはきつい性格だねとは囁かれるけれど。 私なら娘にあんな言葉を言われたら泣いてしまう、と温厚なアヤコさんが言うほど、母親に対してもきつい。 相手の状況も関係なく、自分の主張を通そうとするのは、似た者親子とは思うけれど、すべてにおいて「詰問口調」だから余計にきつく感じるのだろう。
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