どうして 花は こんなにきれいに 咲くのだろう
冷たい雨の日もあるだろう 厳しい暑さもあるだろう 吹きすさぶ風の日もあるだろう
それなのに 花は どうしてこんなに 美しく 咲けるのだろう
花のようになれない 自分が 恥ずかしい
愛は 過去へ向かう川に流され 思い出という 湖に沈んでいく
あなたの 微笑みも温もりも 今は 手の届かない 現実という 風の中で震えている
今でも あなたを思えば 涙があふれる
愛する人がいて 愛してくれる人がいて 笑い声に満ちていた あの頃
愛が消えても 決して消えない「思い出」
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