右腕のブレス
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2005年09月26日(月) モーニングメィル

もう一生会うことどころかメィルもしないだろうなと思っていた人からメィルがきた。
少しメィルのやり取りをした後,

『突然話変わるけど,のらくはそろそろ結婚しないの?』
『結婚するには相手が必要なんだけど…』
『なんか,そんな噂を耳にしてさぁ〜』
『いつの噂だよ,それ』

友達から聞いたらしいけど,
たぶん,春位に飲みに行ったとき友達にそんなことを話したかもしれない。

『そろそろ,結婚とか考えなきゃいけなくなってきたよな』

って。
でも,あの頃は本当に自分が結婚するなんて考えられなくて,
グミが真剣に考えてたなんて知る由もなかった…

相当無責任だったな。

今更,引きずっているわけじゃない。
ただ,勝手にリピートされる曖昧な記憶は
やっぱり僕に後悔の2文字を意識させる。
ぐるぐると回る記憶がどんどんかすれていって,
今はもう2ヶ月前のことすらうるおぼえでしかない。

それが悲しい。

ずっと,迷い続けてきたグミへの気持ち。
それでも,ずっとすごく大切に思っていた気持ち。
だけど,記憶はハイスピードで薄れていって,
記憶の断片もふと思い出せるのは少ししかない。
すごく自分勝手な優しさをぶつけてきたのだろうって。
本当にただの自己満足だったのかと,
『あんたは本当に優しいけど,心の奥底を知ったら皆怖がるよ』
本当にその通りなのかもしれない。
否定できなくなってきた。

結局,本当の気持ちを伝えることができなかった。

そして,また繰り返そうとしているのかもしれない。
いつか,変われる日が来る。
いつか,誰かが変えてくれる。
結局,自分じゃ何も変わろうとしていない。

リンゴと会って変われたように,
リンゴと別れて変わろうとしたように…

あのときの記憶にしがみついてることは分かっていても,
どうすることもできない。

ただ,がむしゃらに忘れようとして後悔しているだけ。

本当の気持ち。
ごめん。僕は君の事を本当に愛することは一度もなかった。
ごめん。僕は君の事を本当に愛することは一度もないだろう。

明日の朝もモーニングメィルが入っているのだろう。
そして僕はそれにご機嫌な返事を返す。


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いつも『起きれなかった』じゃつまらないから。



2005年09月19日(月) 長電話


会ったのはもう3週間も前のこと。
しかも、2回だけ。

『あたしのこと思い出せる?』
そう聞かれて、正直に答える。

『なんとなくならね。話さなければ大人っぽかったな(笑)
俺のこともなんとなくしか思い出せないだろ?』

『うん。波○ヨークになんとなく似てるってだけ思い出せる^^』


僕らの関係はどういうものなんだろう?

2日間会っただけ。
なんとなく毎日メールをして、たまに電話をする。

それでも、今の僕の生活にとっては特別な存在かもしれない。

こんなにメールをする相手も久しくいない。
ってか、グミと付き合ってた頃よりもメールは頻繁だ(^^;


『遠恋は無理だな』
紺がよく言う。
『想像できないもの。だって、どうしても会いたい時でも
自分から会いに行けないなんて辛いよ。
その間、信じつづけるなんてできっこない。』

紺は人間不信になってる。
昔、彼氏に裏切られてから信じられなくなったって言ってた。

『じゃぁ、信じさせたら遠恋もできるの?』
『できると思う。』
『がんばってみよ』
『それ、どういうこと?』
『そういうこと』
『意味わかんない』
『もし、次に会って紺のこと好きになってたら間違いなく告ルから^^
それまでに、信じてもらえるような存在になっとくよw』
『・・・。頑張ってね^^』

自分でも適当に話しすぎだと分かってる。
たとえ、付き合うようになっても、
今の僕は紺とずっと一緒に居たいとは思えないし、
ただ、居心地のよい誰かを求めているだけなのかもしれない。

僕だけがこんな微妙な言葉を言ってるわけじゃない。
紺も俺が『えっ?』って聞き返すことを言う。

お互いに踏み込めない踏み込ませない壁がある。
たぶん、このまま気ままな電話相手だったら楽しいのだろうな。

それでも、それはいつか知らぬ間に終わっていく関係になるのだろう。
だからといって、恋人同士になっても問題は山積みなような気がする。

声だけの共有する時間が増える。
お互いの表情も分からないまま、
感情的なことをぶつけ合えば、きっと誤解が生じる。

きっと、僕が折れて話を終わらす。
そのうち、気持ちも折れてしまう。

今の僕は全く成長していない。
きっと、同じ事を繰り返す。

自分の寂しがり屋度合いにもうんざりするけれど、
同じ事を繰り返すと思っていても、
傍に特別な誰かが欲しいと思う。

ええかっこしぃな優しい言葉を掛けて、
結局自己満足しているだけ。



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2005年09月16日(金) いつでも笑みを

今日も夕立があって帰る頃もまだ小雨が降っていた。
2日連続,窓を開けたままだった。

そんなアホな自分が大好き。
着替えて会社の駐車場まで歩いているとき,
紺に電話をした。

紺はいつも楽しく笑う。
いつも笑わせてくれる。

僕はいつでも笑っていたいから,
どんな些細な事でも笑う。

紺は同じことを言った。
それが嬉しくて僕はまた笑った。

どんなときでも笑顔を向けていたい。
それで相手にも笑って欲しい。

そしたら,元気になれる。
笑えば前向きになれる。

そのためにはどんな些細なことでも,
其処に笑顔を出せるように沢山相手の話を聞かなきゃいけない。

『ほんと,いつも悩みがないような感じだよね』
たまに言われる。
そんなことはない。
そんな人いるわけない。
凄く辛い時だってある。

それでもね。
それとは関係ない人がいるところでは僕は笑っていたい。

同じ気持ちを持ってくれている人。
同じように笑っていてくれる人。

僕が好きになった人は笑顔なひと。
シリアスな話もするけど,基本はずっと笑っていられる人。

グミとの写真。
一つだけ忘れられないものがある。
友達に撮ってもらった写真。

僕はいつものようにふざけたポーズ。
グミは空を向いて腹を抱えて笑っている。
あの頃は・・・
それでも,今の僕にはあの笑顔はもう必要ない。

電話の向こうで時間を忘れさせてくれた人に・・・
どうなることやら???


2005年09月15日(木) 悪夢な目覚め

あまりにも鮮明な夢は断ち切りことが出来なかった。
まだ6時前だっていうのに起きてしまった。
結局,その後も苦しくて眠れなかった。
それでも,今日は午後4時間も会議があるからいいか・・・


夢の中へ・・・

共通の友達が結婚するからと
なぜかそのお祝いの準備を二人でしていた。

『この車乗るの初めてじゃん』
『乗る前に別れちゃったもんね』
そんな感じで会話は現実的。
今までと同じような話に同じように笑うグミが居た。
それでもまるで別れる直前のようにどこか昔と違う会話。

気づいたら夜で僕はグミの部屋で寝ていた。
ベットが2つ。
シングルベットよりも小さいベットに僕が眠り。
いつものあのベットにはグミが眠りその奥に何か影が見えたけど,
僕は気づいているのに気づけないまま眠った。

グミが僕に手を伸ばした。
グミがベットから落ちそうになったとき,
僕より先にその影が動いて,優しくグミを抱き上げて
またちゃんとベットに戻した。
『ほら,ちゃんと此処の上に頭を置いて』
そう言って腕枕をして優しくグミを包み込んだ。

僕は惨めに笑顔で『新しい彼氏,優しいね』
其処にもう居場所がないってやっと気づいた。

彼は僕にも優しい言葉をかける。
居場所はないのに僕は其処から離れられなくなっていた。


彼の顔は僕のようで僕ではなかった。
彼の行動は僕のようで僕ではなかった。

きっと,何か僕は後悔していることがあったのだろう。
けど,僕は夢の中で何を見たかったのか。
何が心に引っ掛かっていたのか。
何も分からない。


もうグミのことは吹っ切れたと思っていた。
そう簡単なことではないと思ったけれど,
思い出すことも殆どなく,思い出しても『現実』として受け入れられた。

こんな気持ちになるとは思わなかった。


これからどうなるかは分からないけれど,
今は紺と電話してメールして,楽しんでいる。
次に会うのは1ヶ月後。

たぶん,好きになっても,彼女には出来ない。
時間,距離,体力,お金・・・
好きってだけじゃ解決できない問題がある。

距離・・・


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紺に会いたいと思っているのに,
あんな夢の後だからか分からなくなる。

グミと付き合い始めたときは常に心の何処かにリンゴの存在があった。

また,あの街に行くと昔の自分に引き戻されそうで怖い。


2005年09月14日(水) ピアス

昨日,会社にピアスしたまま行ってしまった(x_x)
当然,皆に『えっ?』って顔で見られた。
最初は『な〜んで今日はやたら皆と目が合うのか?』なんて思ってたけど,
朝の一服をしていて『あっ!!!!!』って気づいたよ。

そういえば,ピアスが1個しかない。。。
何処を探してもない。
その1個が目立つやつだから問題なのだけど・・・

そんなピアスを最初に開けようと思ったのは高校の頃。
でも,ずっとお世話になってた皮膚科の先生に,
『お前はやめとけ』って何も言ってないのに先に釘を刺された。
物心ついた時から毎週お世話になってたから,
な〜んか逆らえなくて,自立するまでは我慢しようって決めた。

んで,自立したのが社会人???
いいのか俺?

どうしても身に着けたいアクセサリーと出会ってしまったのです。
たまたまそれがピアスだったのです。

一粒ダイヤでブルー。
どこのシルバーかも忘れどの本に載ってたのかも思い出せず。
ただ,そのシルエットだけが頭に焼き付いていて,
グミに開けてもらった。
マイバースデイには普通のピアスを付けれるように。

皮膚が弱いんです。
それでも,此処近年は状態が凄くよくて,体質が少し変わったみたいで,
アクセつけてても荒れることもないし。
だから,今までの鬱憤ってわけじゃないけど,
一番我慢してた部分だからそれがはじけた感じかな。

最近,買ってないな・・・
来週は買い物したかったけど,
実家で飲んで日曜日は野球の試合があるから早朝に帰国だな。
帰りに名古屋寄りたかったけどなぁ。。。

それでも,今は飲み代と車の維持費でいっぱいいっぱい。
遠距離がなくなったってぇ〜のにね(-.-)y-~~~
車の魅力は強敵です(x_x)


2005年09月12日(月) あまりいい酔いかたじゃない。

今日は月曜日なのに早めの帰宅。
することもなくダラダラと呑んでいたら日付が変わっていた。

珍しく普通の日記を更新した。
それでも,内容が少し此処と似通ってしまったのは,
無理矢理更新しようとしたからかな。

やっぱり,もう此処に全部移してしまおうかな。
そんな考えもよいが覚めたら忘れてるかも知れないけど。。。
(忘れたときのための日記だっけ^^;)

1年前のこと。
僕はもうスグ今住んでいる所に引っ越す直前だった。
頭の片隅に『寮に住むのは2年もないかもしれない』
とその時思っていたことを今更になって思い出した。

それからしばらく経ち,僕は此処を出て行く理由もない。

少し前,僕がグミと別れたとき,色んな人からビックリされた。
大学の友達も,会社の人も同期も,皆声を揃えたように
『次はお前の番だと思っていたよ』
そして『なんで?』と聞かれる。

答えは・・・
『タイミングかな?』

そう答えるしかない。
曖昧な答え。

グミが最後に言っていた言葉。
僕はグミとのタイミングを見失っていたのだと。

『気づけるわけないよ』
グミにそう言われた時,彼女が凄く悩んでいたことが分かった。

ごめんね。僕はその時突き放していた。
僕はあの時の生活が充実しすぎていた。

我侭すぎるのは分かっているけど,
今之僕には誰かと一緒になるということは考えられなくて,
それでも,どこかで支えになってくれる特別な存在が欲しい。

自分でも寂しがりや過ぎるのはよく分かっている。
だから,顔も思い出せない人とメィルをやり取りしたり,
また片道400キロをたった数時間“紺”に会うために行こうとしたり,
気持ちの落ち着く場所がないのだろう。

でも,そんなときだからこそ,
今までと違うことが出来て,
自分の違う一面を見れたりする。

そんな2年前。
りんごのことを引きずりながらグミを出会った。
最後まで,リンゴのことを忘れられなかったのに。
グミが離れて行った途端,リンゴも離れていった。

やっと,僕も気持ちの整理が出来てきたみたい。
またその内,本当に運命と思えるような出会いが来る日まで,
身を削ってでも,色々と楽しんでみようかなって思う。

別にね。
紺とのことは適当でもない。
紺も適当じゃないから戸惑っているのだろうな。
僕は今,紺とゲィムをしているのだろうな。
勝ち負けはないけれど,
どうにもなんなくてもいいやって思っているゲィム。
ふざけてるって客観的に見たら思うけど,
それでも,僕は紺を大事にする。
グミの時と同じだな。
『この歳になったら将来の事も考えるでしょ?』
そう言われた時,今の僕は返す言葉は見当たらなかったけど,
『今は好きって思ったら,どんな距離でも会いに行こうと思ってる』
答えにならない答えを返しただけだった。

ただ,このどうにもならない状況を楽しんでいるだけ。


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本音を言える人々に言われているあだ名。
不名誉だな。酔いすぎた


2005年09月11日(日) 微妙なメィル

微妙なメィルが続いている。
メィルだから本当にどんなことが言いたいのかお互いに分からない。
だから,曖昧な言葉が期待を誘い誘われするのかな?
ちょっとした,ドキッとする言葉でも簡単に打ち込めてしまう。

だからこそ,言葉の重みも感じない。

あまりメィルは好きじゃない。
だけど,こんなに楽なものはない。

どんなに気分がだるいときでも,
笑顔な絵文字を入れておけば許される。
相手に気分を悟られない。

この1年間で痛感した。

楽だけど,コレばかりになってると
何考えてるんだかわからない。

やっぱり,言葉って重要だと思う。
そして,表情って凄く重要だと思う。

不機嫌じゃなくても不機嫌に思われたり,
ご機嫌じゃないのにご機嫌だと思われたり。

ムヅカシイよね。

でも,顔を見ないから,思ったことが言えることもあるのかなって思う。

そして,この文明の恩恵を僕は受けまくっているので,
否定は出来ない。

携帯電話よ,ありがとう。

そうじゃなかったら,遠距離なんて大変だよね。
手紙か家の電話でしょ?

まっ,電話があるからいいのか。

遠く会えないとイメージだけが膨らんでいく。

彼女はどんな顔してたっけな?
正直,思い出せない・・・

それでも,毎日メィルしている。
会う約束をしている。

一緒にいて楽しいのだろうって思えたら,
それでいいのだろうな。

たとえ,あと1回だけでも。


2005年09月09日(金) スタートから遠距離

『この前の遠距離も考えてねってどういうこと?』
『そういうこと。』
『遠距離は無理そうって言ったから?』
『そういうこと。』

今日は二日酔い。
昨日は久しぶりにぶっちょさんたちと呑みに行った。
う〜ん,飲みすぎ。
沢山,考えさせられ,沢山何とかしなきゃいけないことがあって,
期待されている分,やっぱりもっともっとこの人たちと仕事できるように
もっともっと勉強しなきゃいけないことがある。

プロジェクトに入って,仕事が単純に2倍になる。
新しいテーマは年内いっぱいは一人でやってみろと言われた。
テーマは全部で3つ。
今,1つのテーマでてんてこ舞いなのにやっていく自信は少しない。
でも,終わった後に朽ち果てるか?
それとも,充実したものを得られるか?
朽ち果てながら何か得られると自信はある。


ぶっちょさんたちと別れた後メールした。
もう4時だったけど,夜勤だから起きてると思っていた。

フラフラになりながら歩いていたら
ブルブルと鳴りながら携帯が呼んでいた。



2005年09月05日(月) もしも会うなら・・・

昨日の続き。
日曜日,僕は受験で来て以来2度目。
この場所でホテルに泊まった。
ビジネスホテルに泊まる事が多くなったな。
セミダブルの部屋っていうのは1人あたりの値段って本当に安いと
洗面台に一つしかないハブラシを見ながら思った。
いつもはグミが持ってきた歯磨き粉を使ってたっけな。

気づいたら携帯の電池がなくなりそう。
気づいたらメールあり。
明日の待ち合わせの連絡の途中。
僕の携帯の電池はなくなり。
僕は眠った。

次の日,チェックアウトして,コンビニで充電機を買って。
充電機買うの何回目?

全く無駄な買い物。

用事をそこそこ済ませていたら,結構時間が経っていて,
急いで待ち合わせの場所へ向かう。

『ごめん。遅れた。』
『遅いですよ!!』

色々話しながらご飯を食べに行く。

『私,雨女なんです。』

でた!!アメオンナ…

僕と付き合う人は皆,この台詞。
それとも,世の中皆アメオンナ???

嗚呼,なんか過去に聞いた台詞だな。
そして,僕は毎回言う。

『俺ほどじゃないよ』


『今日,帰らなきゃいけないんですよね?』
『そうだよ。明日休みだけど,友達乗せて帰るから,
あんまりもう時間ないかも』

高原までドライブ。
外に出ると半袖ではもう寒かった。
車に戻った。

『遠距離って大変ですよね』
『そうだね。精神的にも体力的にも結構きつい。』
『出来そうにないな』
『好きになったら出来ちゃうんだよ。
疲れてても会いに行けるし,会えない時間にどれだけ自分を磨けるか。
会ったとき,どれだけ喜んでもらえるだろうか?』
『そうですねw好きになったら関係なくがんばれそう』
『だけど,本当に疲れてきたときにどれだけ相手を思いやれるか。
近くにいても遠くに居ても同じだろうけど,
ほんの少し10分でもいいから会いたくても,
会うために往復半日は掛かるんだ。
だから,どうしても会わなきゃいけないって時じゃない限り,
そんな無理は出来ない。そこですれ違ったらもう戻れなくなるかもしれない』
『真実味がありますねw』
『最近まで,そんな感じだったからねw』

『遠距離恋愛もしてみるのもいいかも。』
『ここに相手が1人いるしねw』
彼女は少し微笑んで
僕は照れ笑いと苦笑いが混ざっていた。

もし,まだ僕が此処に住んでいたなら,
彼女を口説こうと頑張っていたのだろうな。

『煙草すっていい?』
窓を開けると今にも振り出しそうな曇り空から少し肌寒い風が入りこんできた。

ただ,なんとなく好きになるってだけで,もう付き合うことはしちゃいけない。
この距離を往復するのは今の生活では結構限界がある。
好きになるならとことん好きになれなきゃ付き合えない。
それか,本当に未来が考えられる人ではないと・・・

なんとなくで付き合うのなら,つれないメールの返事しかくれない娘と遊びに行くだろう。

好きになりそうだから困る。
戸惑う。

二人とも探り合う。
お互いに大変になるだろうって思っているから。
きっと,辛いことが沢山待っているから。
将来を考えさせられるときが来るだろうから。

今の僕にはそんな負担は背負えない。
答えは出ているはずなのに,
隣で悪戯そうに笑う彼女とまた会いたいと思ってしまう。

曖昧なことしかお互いに言えない。
中途半端なままタイムオーバー

電話すると約束してバイバイ


友達を乗せてまた来た道を引き返す。
『で,どうなったの?』
『なんか中途半端な感じで終わったね。』
『俺,邪魔だったw?』
『だいぶねwww』
『まさか,またこの道を通ることがあるかもとは考えてなかったな。』
『そりゃ,まさかだわw
まぁ昨日の今日だもんね。
何かあるかも?ないかも?ってな感じだな。』
『だな』

途中,ハイウェイオアシスに立ち寄って,
男2人で観覧車に乗るか乗らないかで大議論。
周りの人に指を指され笑われたため,
観覧車に乗るのは断念して,
友達を下ろして家路に着く。

約束通り電話。
久しぶりに1時間半も電話した。
笑いっぱなし,しゃべりっぱなし。

1日中運転でテンションがハイになっているのと,
一気に飲んだカンビールのおかげかな?

少しの時間しか会えなくてよかったのかもしれない。
僕は彼女のことを好きになり始めている。
来月,僕はまたこの道を通って君に会いに行く。


2005年09月04日(日) また,その道を行くことになるのだろうか・・・1

土曜日は友達の結婚パーティー。

その内容を書くと愚痴日記になってしまうので割愛。
要するに幹事が幹事をしてなくて,
結局,何の予定も知らないまま司会をやらされて,
僕にこの出会いを仕向けた悪友が場を盛り上げてくれた。

そんなわけで,彼女との出会いの場面は話がそれそうなのであまり書きません。

司会業もひと段落して,お開きまでのしばらくの僕の休憩時間。
悪友が耳打ちする。

『彼女がのらくとお話したいって』

悪友と主役の嫁が僕のことを色々と吹き込んでいた。
分かっていても素直に従わないのは,
天邪鬼だからってだけではなく,
誰にも打ち明けていない気持ちもあってからなんだろうけど。

主役の言うことは絶対。
コレが祝いの席の僕の原則。

久しぶりに人に踊らされた。
踊らざるえない状況だったけどね。

でも,それで僕は救われたかもしれない。

なんか回りに流された感じで次の日の約束をした。
確かに僕に予定はなかったけど・・・

彼女たちが帰った後,しばらく宴は続いて,
ある程度場を盛り上げたあと,悪友と二人で外で話した。

『のらくのこと何も考えずに勝手に色々してしまった』

『いいよ。明日予定はなかったし。』

『本当はどうなってるの?』

『どうなってるもなにも今俺は独りの身だよ』

日記に書いてきたような事を話した。

『勝手に断れなくしてごめん』

『いいよ。俺が本当に断るときの最悪なリアクション知ってるだろ?
明日はたのしんでくるよ。だって,俺が好きそうな人だから余計に売り込んだんでしょ?』

『うん。思った。それでのらくも気があったらなぁって,
外野からしてみれば上手くいったらのらくはこっちに遊びに来るし。
のらくは彼女できるし,俺もたのしいじゃん。』

そんなこといいながら僕に沢山謝っていた。
それでも僕は『ありがとう』とだけ答えた。

みんなの期待にそうようなメールをしていた。

『明日,12時くらいからなら空いているよ。』

『2人であっていいですか?』

『俺は2人で会いたいな。』


相当省略したけど,また明日更新します。


2005年09月03日(土) ぶっちょさん。

部長!今週は突然の呼び出しに応じることは出来ません。
だけど,月曜日も休暇ですが午後から出勤するので許してください。

先週,すっかり大人しくなった僕の携帯電話がけたたましく鳴った。
それは部長からの電話。

嗚呼,もう土曜日の15時ですが・・・

そんなわけで,コンパの前に部長の嫌いなアクセサリーをジャラジャラつけて出社。

喫煙所で雑談。

『最近,また息子がタバコ吸っているようなんだよ。
成績は悪いくせに違うことは色々と覚えるんだよなぁ』

『部長と興味のベクトルが違うだけで物事を吸収する能力は
たぶんかなりレベル高いですよ』
普段話を聞いていて本当にそう思う。

『とは言ってもなぁ。成績も悪いし・・・』

『それは大丈夫ですよ。僕みたいなのいますし・・・
高校の時は下から40番以内,大学ではビリ取りましたから(テヘッ)』

『なんで,お前はそうやって生きていけるんだ!!』

『受験の3ヶ月前位から人が変わったらしいですよ』

『まぁ,確かにお前の忙しい時の集中力は怖いくらいだからな。
ただ,最近気づいたんだけどさ,お前,暇なときに忙しそうに演技するのめちゃくちゃ上手いな(-.-)y-~~~』

『あれ?あれれ?なんか僕への説教になっていますが・・・』

『ん?なんか言ったか?』

『いいえ。滅相もございません。
ただ,一つ言わせていただきますと暇なんてないんですけど・・・』

『まぁな。ところでお前,俺の息子の家庭教師でもどうだ?反面教師として』

『ビール,熱燗,ワインのいつものフルコースが出して貰えるなら考えます。
でも,僕が教えたら間違いなく息子さんは髪染めてジャラジャラアクセとかつけちゃいますよ(笑)』

『それは勘弁だな』

最近,色んな人に色々言われたい放題。

本当に下っ端の愛想が身についてしまったな。
さて,いまからドライブ


2005年09月02日(金) 通いなれた道

先週の飲み会の娘はメールをしてもつれない返事・・・


明日,友達の結婚パーティーに行ってきます。
通いなれた道を行く。

これが最後なのかもしれない。
今までなら今頃其処に着いていた。
今頃シャワーを浴びていた。

今は寮でビールを飲んでいる。
どうにもならない過去を引きずっているわけではないのだけれど,
やっぱりどこか切ない。

泊まる家もない。
暖かい飯もない。
優しい声の目覚まし時計もない。
左腕を伸ばしても其処に君の重さを感じない。

今頃,彼女は新しい彼氏と戯れているのかもしれない。
それが悔しいとは思えない。
少し裏切られたという気持ちとゲィムに負けたような悔しさがあるだけ。

たったそれだけのために意地を張ってしまう僕は
僕から見てもみすぼらしい。

そんな今日この頃。

別に其処に行くからというわけではないのだろけど,
最近勝手に彼女のことを思い出してしまう。
泣くこともなく,ただ,どうしようもない気持ちを何処にもぶつけることが出来ずに,
今まで其処に費やしていたものを何処に向けたらいいのか試行錯誤しながら
戸惑っている。

別れたのにまた付き合ってるなんて同期の話もあるけれど,
なんでそうなるのか僕には分からない。
僕は未練残すくせに0か1かでしか考えられないから,
そんなことがよく分からない。

いつも損得勘定が先に動くからわからない。
自分が可愛くて仕方がないからわからない。

自分の気持ちがまったく分からない。


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