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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG


メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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SECRET MOON 2005年11月20日(日)


君が哀しみをうけた
言葉の向こうで
迷い 眠る
疲れを誰が癒すの

誰にも気付かれず
秘密の月を描こう
ここで逢えたら
言葉なく守っていたい

THIS ONE'S FOR YOU
叶わぬ想いなら
微笑みあえば全てが解ける
THIS ONE'S FOR TWO
2人だけの夜に口吻け
さよならを交わそう

ずっと遠くから
君の寝息を感じて
永遠の片想いを刻んで
変わらずに生きていこう


FOOLISH 2005年11月16日(水)


親が子を殺し
子が親を殺す
そんなニュースが溢れてる
この情報社会の中で僕たちは
遠いところまで運ばれた倫理に
洗脳されてしまってる

当たり前となった生活が
どう考えても普通じゃないと
気付かない
電車の中で八割の人が携帯見てる
それすら当たり前の光景になった

ごはんと味噌汁を食べて
夜は布団に入って天井を見て眠り
朝、決まった時間に家を出る
どうやら僕も忘れたことが多いようだ

もしかしたら自分はこの世界で
一番の親不孝かも知れない
周りの景色が異常すぎて
この心も流されているだけなんだ

図体ばかりでかくて
大人になりきれないガキが
ここにもひとり
親不孝の1つの形
親不孝の悲しい奇形じゃないか
そして電車はただただ走る
ペンキを上から塗るように
時と常識を塗り替えて走る


世界への祈りは届かない 2005年11月15日(火)


世界に平和を
戦争のない未来を
そんなのは無理 絶対に無理
綺麗事じゃなにも変わらない

こんな大きな地球の上で
こんな小さな1人の心の中
誰かを憎んだり 嫌ったり
生理的に受け付けなかったり

そんな小さな感情1つ
簡単に消せやしない
もしも世界中の人の
心に渦巻く憎しみの感情を
集めて大きな爆弾を作れば
惑星も吹っ飛ばすだろう

平和を祈るなら
僕らはこの心の中
このちっぱけな感情を
自分の力で消すことが出来ますか
僕はそれをあなたに訊きたい

ぼくはこの気持ちを自分で消すことが
できるだろうか


TODAY&TOMORROW 2005年11月14日(月)


過ぎてしまったことは
仕方がない
くり返さぬように
生きていけばいい

強くなればきっと
いろんな事が許せる
そこから初めて
見えることもある


ふしだらなエンジン 2005年11月13日(日)


僕の身体の中には
ふしだらなエンジンがついてる
君の頭の中には
いやらしい計算機がついてる

ふしだらなエンジンと
いやらしい計算機が
打算と妥協のリングの上で
交渉成立の証に
溶けあう

闇の中 なまめかしい 調べ


ゴメンナサイ 2005年11月12日(土)


つまらない事言って
笑わせてみた
今の2人は息苦しくて
耐えられない

ちょっとだけ
空気がゆるんだから
言ってしまおう

ゴメンナサイ
ホントはわかってる
自分がどんなに我が儘かを

ゴメンナサイ
何とかするよ
いつまでもこのままじゃダメだから


知らなかった 2005年11月11日(金)


ずっと連絡とってなかったから
それが ただ一つの言い訳
知らなかった 知らなかった
それが 今言える全て

忙しさに追われて
時に流されて
君の声を忘れたまま
無責任に笑ってた

別に気にしてはいなかった
それが 正直なところで
全てを知って後ろめたくなる
それが 今さらの思い

白々しい言葉は
何だか言えなくて
君への手紙も
書きあぐねたまま

僕は今 過ぎた月日と
持て余した 空白に
隠れて見えなくなった
最後の言葉を探してるけど
君の涙を
知らずに生きてきた
この曇った目では
何も探せそうにない

僕は今 過ぎた季節と
傷つけた 人々に
紛れて会えなくなった
本当の心を探してるけど
君の涙を
知らずに生きてきた
このよどんだ胸では
君に なにも伝えられない


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