午前中にハローワークへ行った。 午後から引越し後のお手伝いのため、看護婦さん宅へ。
看護婦邸にて、窓ガラスを磨いたり、モノを移動させたりと休み休みで片付けて行く。 夕方になり買出しに行き、ビールを飲みながらパスタをご馳走になった。 んまーい。
近くに「温泉」と名のつく場所があるのは知っていたけれど、どーなんだかなぁとはるか昔から思っていた場所に行く事にした。
いつのまにやら改装していたその温泉は、なんと390円で入れる。 しかも超綺麗で露天まである。
さえ:綺麗っすねぇ。いやぁ、良かった、良かった。
これからお世話になる温泉♪
いや、待て。私。 看護婦邸の近くの温泉に、何故私がお世話になるのだ(間違い
湯上りのまま良い気分で帰宅。 湯上りのあとに車の窓を開けながら運転するのが大好きだ。
朝6時30分に目覚めた私達。 引越しの最終段階を迎えた(何もしていない
9時に看護婦さんのお姉さん一家が富良野から手伝いに来てくれ、10時に札幌から某男性が仕事用ホロつきトラックで参上してくれた。 昨日の天気とは一転して小雨。
大きな荷物をうんしょ、うんしょと運んで積んだ。 雨なのでダンンボール&ビニールで濡れないように保護をする。
ギリギリに積んだ冷蔵庫は見世物のようにトラックの後ろにくくりつけられている。
2時間程で積込、札幌へ向かうことになった。 車の順番は何故か私がトラックの後ろを走ることになった。
トラック運転手:異変があったらクラクション鳴らしてね さえ:冷蔵庫、落ちてきたらどうするんですか!!
運転手:ん?大丈夫だ(適当
走り出して10分。
なんか、斜めじゃない? なんか斜めじゃない?(涙
クラクションを鳴らす。 気がつかない。 再度クラクションを鳴らす。 気がつかない。
パッシングする。 やっと止まってくれた。
運転手:いやー。クラクション鳴らしても聞こえないわ。アハハハ
こわい(jдj)
そんな訳で芦別から札幌へ向かう雨の2時間半。 私はいつ冷蔵庫が落ちてくるかと、おちおちわき見運転することもできませんでした。
札幌へ到着し、まずはビールで乾杯。 2時間半の恐怖から解放された後に飲むビールのそりゃ美味いこと、美味いこと(涙 ひとまず荷物を全部、いれた。
家に着いたのが22時30分。 久しぶりに家のベットで寝た。
ぐっすり眠った。
起きた。枕もとの腕時計を見たら「9時55分」 いっぱい寝たと思い、看護婦さんの眠る茶の間に入ると、その物音で看護婦さんも起きた。
看護婦:おはよぉ。今何時? さえ:10時5分前です。
看護婦:そっかぁ。いっぱい寝たねぇ さえ:はい。すごいよく寝ました♪
一分後、私の腕時計を見た看護婦さんが一言。
看護婦:ねぇ、さえちゃん。この時計逆さまじゃない? さえ:はい?(寝ぼけ
腕時計を受取り、よーく見てみた。
....10時5分前だよなぁ.....
...あれ? マークが反対?....( ̄∇ ̄;)
『4時20分』
朝から大笑いして再度就寝。 でも、看護婦さんも「いっぱい寝たねぇ」とか言ってたよ?(笑)
+++
芦別から富良野へ向かう。 富良野生まれの看護婦さん、地元の無人駅に連れて行ってくれた。 なんて味のある素敵な駅なんだろうか。 緑に囲まれているホーム。 本当に可愛らしかった。 富良野から芦別までの汽車から見る景色は最高らしい。 いつか、乗りたい。
山の中を抜け、看護婦さんのイトコ、サユリさんの家に行った。 突然行ったにも関わらず、サユリさんが色々案内してくれるとのこと。
私の中で富良野は「北の国から」と「ラベンダー」というイメージしか無かった。 しかし、しかし、しかし!
なんたることだ。 富良野最高。 富良野の景色最高。 大好きになってしまった。
どこを走ってるか、地元の人もわからなくなるらしい道を永遠とぶっとばして走る。遠くには緑の山々が綺麗。そして何よりも秋の空のように大きな雲を浮かべている青い空。見上げると目に見える全部が空なのだ。
ほんとうに綺麗だった。
サユリさん:この坂を上がり終わったら後ろを振り返ってみな。
後ろを振り返った瞬間、自分の居場所からずーっとずーっと向こうの山のふもとまで真っ直ぐに道が続いている。 うわぁぁ、すごーい。そりゃ大喜び。
麦畑があった。 緑の麦が風で揺れる。 キラキラ、そしてサラサラと揺れる麦は、金色になるともっと綺麗らしい。 わたしゃ、緑でも大満足でした。
古い小学校校舎を一人の画家が買いとり風景画の個展を開いている。 校舎の1つ1つに味があり、歴史があった。 絵心の無い私だけれど、初めて「こんな絵だったら買いたいなぁ」と思うような素敵な風景画達だった。
ソフトクリーム大好きっ子の私をサユリさんがお気に入りだというソフトクリーム屋さんに連れて来てくれた。 それも長くて遠い道のりを永遠に走って、やっと辿り着くお店なのだ。 濃厚でさっぱりとしていて美味しかったー。
通る場所、見える風景。 全てが素敵だった。
ニングルハウスに連れて行ってもらった。 ニングルとは身長15センチくらいの妖精らしい。 ちなみにこのニングルハウスは数十件の小さなお店(工房)がつらなっていて、その一軒に、竹下景子さんがドラマ北の国からで働いていたという設定になっていた場所でもありまする
木の根を家にしている2家族が住んでいるという想定で作られている場所。 よーく見てみると、小さなTシャツが干してあったり、エントツから煙が出ていたりする。本当に住んでるんじゃないかなぁと思ってしまう。
ワイン工場へ行き、昼食をとる。 チーズホンデュを&ビールなどを頂いた。 んまい。
++
富良野はピーカンに暑かった。 あの暑さは東京とも違うけれど、札幌とも違う暑さだ。 しかし、景色が非常に良い。
今度は1泊2日で富良野に行きたいなぁ。
ちゅうか、明日引越しなんだけど、用意はどーした私達。
2003年06月27日(金) |
層雲峡&大雪高原温泉 |
起きた。朝の3時。 することが無いのでお茶を飲みながらタバコを吸っていると看護婦さんも起きた。 何を間違ったのか二人、朝の4時30分に家を出て層雲峡方面に車を走らせていた。
車は全く走っていない。 山にかかる白いモヤ、緑の山達、川のほとりで休んでいる大きな鳥。
さえ&看護婦:早起きは三文の得だねぇ♪
看護婦さんのお姉さんが旭川に住んでいる。 お姉さんの家によってみた。
看護婦:まだ、起きてないかなぁ。
まだ5時20分です。かなりの確率で寝ています。
そのまま層雲峡方面へ。 実は私、層雲峡へ行った事が無く、なんだかワクワクしてきました。 車の運転を交代しながら層雲峡へ。
景色が本当に綺麗で、やっぱり北海道は良いなぁとしみじみ感じる。 黒岳という山のロープーウェイに乗った(朝6時30分
こんなに早い時間にも観光客の人達が居て驚いた。 黒岳はまだ雪が残っていた。
遠くから見る分には、綺麗ですねぇ♪などと言っていたのだけど、私の格好ときたらハーフパンツにビーチサンダル。
さ・さむい。
ロープーウェイは5合目まで、さらにリフトに乗ると7合目まで行ける。 リフトに乗った。
普通にあの2人掛けのスキーリフト。
.....さ・さむい....
7合目から見る景色は、どんなモノよりも高い位置に自分達が居るだろうなぁと思った。そこら辺の雲よりも高いところに自分達がいるのだ。
アイヌ語「カムイミタン」は「神々の遊ぶ庭」という意味らしい。
さえ:こりゃ、神々も遊んでますわ 看護婦:失業手当貰って遊んでるかも
うまい。
夏しか営業していないという温泉へ向かった。 どこにあるか全くわからん...と思った瞬間、小さな看板があり、森の奥へ奥へと細い砂利道を車で走った。
看護婦:あ、鹿だ♪ さえ:はい?
距離にして4.5mのところに可愛いけど大きい鹿がいた。 大きな黒い眼が本当に可愛い。 彼は、こっちを見ながらもハムハムと草を食べている。
さらに奥へ奥へと進んで行く。 やっと到着。
しかし、その時点で朝の9時。 温泉は10時からだそうで、その間「大広間」で休ませてもらうことができた。 座布団を4枚ひいて寝る女二人。
ふっ。
10時少し前に「お待たせしました」と声をかけていただいた。
いえーい。一番風呂ー!
雪の残る山を見ながら入る露天。 標高も高いのか、異常に寒い。 寒いけど露天は熱い。
あぁ。最高だ。
お風呂からあがり、大広間で少し休んでから、旭川方向へ向かった。 看護婦さんは昔、旭川に住んでいたので詳しいのだ。 旭川でラーメンを食べ、看護婦さんのお姉さんの家に少しだけお邪魔して芦別に戻った。
朝、早く起きたものだから時間が異常に長く感じる。 少し横になって起きても、まだ16時。
1時間ほど引越しの用意をして、終わり。
いえ。 用意といってもカーテンはずしてガラスを拭いただけなんですがね?
明日は富良野へ行こう! じゃぁ、早く寝よう!
看護婦:明日は10時くらいで良いよね? さえ:OKです♪
29日に札幌へ越してくる看護婦さん。 少し早いけど富良野なども行きたいので、準備万端、お手伝いに26日から行ってきた(早すぎ
夕方には懐かしの芦別の温泉につかっていた。 もちろん看護婦さんは行かない(?)ので、ジムニーで森を走ること10分、無事到着。
露天風呂の出入り口に「ハチにご注意下さい」と書いている。 なんせ、露天の前が森なのでそーいうものがたくさんいるのだ。
チャポンと浸かること10分。 ブーン....ブーン...
でかい。
でかすぎる。
お風呂で刺されたらひとたまりも無いので、サウナに逃げこむ。 数人のおばさんが露天へ行ったので、勇気を出してもう一度露天へ。
ひとなつっこいおばさんが居て話しをした。
旦那様の眼がだんだん見えなくなってきてるので、夫婦で旅行を...と、東京から車を走らせ北海道を周っているという。
おばさん:明日は層雲峡の方へ行って、それから富良野へ行くんですー。 さえ:そうですかぁ♪
老後に夫婦で旅行に周れるって素敵だなぁと思った。 やっぱり旅は最高だ。
友達に「携帯とかで撮った風景とか、良いと思った画像を送って欲しい」と伝えた。
私の夢は、携帯やデジカメで撮った写真をこの日記や、HPにアップすることなのだけど、どちらも持っていないので頼んでみた。 木とか花とか、犬とか猫とか、赤ちゃんとか。
そういう素敵な画像をアップするのが夢だった。
友達から画像が送られてきた。 「これは、なかなかのスクープ映像だよ」
下記、送られてきた写真です。
そして、本当に嬉しそうな友人のコメント。
「俺ね、今までいろんな魚を釣って来たけど、毛蟹を釣ったのはこれが初めて。」
私のHPに毛蟹ってどうなんでしょうか(笑)
2003年06月18日(水) |
世界のジャズ・トランペッター |
タイガー大越さんってご存知ですか?
あぁ、なんたる無知なんでしょうか。 無知って怖い。 何も知らない自分が怖い。
今日、タイガー大越さんとピアノ豊口健さんのライブへ行きました。 席は「タイガーさんの真後ろ」
真後ろっすよ?
タイガーさんの背中を2時間見まくりです。
ちなみに距離は70センチです。
私のビールグラスと同じテーブルの上に、トランペットを置いてたのだけど、その距離なんて10センチ(関係無い
そしてピアノの真横です。 ピアノの中をヒョイと見れちゃう距離です(見るな
音響なんて最高です。 聴きまくりです。 二人を見まくりです。
位置的には「演奏者」の位置です。 皆がタイガー大越さんを見る=後ろに私。
なんたる光景でしょうか。素晴らしい。
++
あまりに真後ろで可愛そうだと思ったのか、最後までタイガーさんの方が気を使ってくださり、演奏中に(トランペットを)「吹く?」と話し掛けて下さったり、グラスを持って乾杯をして下さったり、本当気さくな方ですっごい勢いで好感を持ってしまいました。
帰りに握手をして頂きました。
さえ:やっと正面から顔を見れました(笑) タイガーさん:後ろからずっと気を感じてたよ(笑)
いやー。 良いことばっかりでした。
世界のタイガーさんの背中は大きくて、私も結婚するなら背中の大きい人がいいなぁと思いました(関係無い
いやー。 良かった。良かった。
ちなみに、ライブに行くまでタイガー大越さんを外人だと思ってました。 本当にすみません(遠い眼
2003年06月17日(火) |
マイブーム:一日一万歩 |
片道45分歩いてJRで小樽へ。 海沿いを走る汽車は最高だ。
小樽の賑わう通りを闊歩する。 目の前で、腕を腰にマワシたりして歩いてるカップル発見。 何故かニヤニヤしてしまう(アホ
疲れたらベンチでタバコを吸い。 冷たいキャラメルラテを飲みながら、硝子細工を見てまわる。
家に着いて冷たい水で顔を洗い、いつのまにか小説を読みながら寝てしまう。
++
文章的には非常に花丸なんだけど。 そりゃあーた、こんな暑い日にスカーフを首に巻いてた日には駅に着く前に汗ダラダラですわ。
坂道なんて足が進みません。 誰か私を家まで連れてって状態です。 お年寄りでもあんなペースで歩きません。
カタツムリより遅いっつーの、自分。
家に着いたら足の小指にマメができてた。 小指にマメって!!
一日一万歩はお金の節約にもなると、歩きはじめてから実感。 身体にも良いし、いいねぇ、いいねぇ。
車、最近乗ってません(威張り
2003年06月13日(金) |
それでも生きて生かされている |
生きていると辛い事や悲しいこと、逃れられない苦しみがたくさんある。
しかし、それでも。
私たちは今、生きている。 自分ひとりで生きようとする力なんてちっぽけなもんで。
たくさんの人に支えられていることや、人知では計り知れないものが動き、生きて生かされているのだと心底感じる。
ならば、生きて生かされていることに感謝するのみ。 ならば、生きて今、ここにいることに手を合わすのみ。
生きるとは、生かされて生きていることでは無いのだろうか。
目覚めるのが嬉しい。
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そして眠るのが楽しい。
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毎日、何かを吸収したい。
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喜びが心に溢れる。
23歳の時、10日間だけ一緒にインドへ行った友人。 今回は旦那様と子供を連れて東京から遊びに来た。
空港で昼間からビールを飲み。 地図を広げ。 音楽を聴きながら。 タバコを吸っていた邪悪な女は私です。
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ヨサコイで打ち上げをしているチームに「見ることができなかったので踊って欲しい」と伝えたところ、総勢10人もの人が札幌駅高架下に出てきてくれ、踊りを見せてくれました。 それまでゴネていた3歳の子も旗を振って喜んでました。 ほんと嬉しかったです。 有難うございました。
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大きなフキの葉を傘の代わりに持つ姿、超可愛かった。 ツクリモノでは無い姿が一番だ。
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いろんな人生がある。 さて、私はどんな人生を歩んで行くのだろうか。
皆から生き方を学べ。 そして心を頂戴しろ。
そんなの全て投げ出して まぁるい人になろうじゃないか。
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