スペインの絵葉書をもらいました。 そこに写っているキレイなガラスの建物には 当然のように大きな時計がありました。 それは、自分の知っているのと同じ丸い形、数字で。
当たり前だけど 時計って、どんな場所にも
例え ピラミッドでも 万里の長城でも マッターホルンでも ストーンサークルにも 溶け込んで 同じ動きを繰り返しているだろうと思うと 大きな感慨が湧きました。
まるで 月や太陽のように。
例え 砂漠でも マンハッタンでも モンブランでも 名前を知らないどこかに広がる一面の緑の中にだって きっと。
運命は変わらないと 占い師が言った
夜空を指差し あれは過去の星の姿 既に決まっている過去が変えられないのと同じように 運命は変わらないと
未来は変わるのよと 別の占い師が言った
今日の身体に流れる血の色は分かるけど 明日何を食べるかで血の色は変わるのよ それと同じように選ぶもので 未来は変わるのよと
きっとどちらも真実 言っている事は同じ
明日をしっかり生きる事が 人を好ましい運命へと運ぶ
信じるっていうのは 強引で自己満足で押し付けで 一人よがりな愚かな行為だけど それだけに 自分さえ貫き通せれば 誰より幸せになれるんだ
思い返しては 泣きたくなる 哀しみに慣れる事はなくとも 記憶は薄れて行くもので 思い返しても 泣かなくなる 時は来るのだろうけど
まだ思い返しては 泣きたくなる この胸の行方 風にかき消されて 見えなくなる 貴方ならきっと知っていた
楽な道を取っても どうでまたキツくなってくるんだからといって 最初から辛い道を選ぶのもバカだと思う
2007年06月04日(月) |
歪んでるのはこちらかあちらか |
夕暮れの町は 妙に眺めが良くて 笑いながら周囲を見下す子供と ウサ晴らしに子供を怒鳴り散らす大人が見えた そんなもんどこにだっているだろうけど なんかもーさ 正しい事なんてどこにもないって 気になっちゃったよ
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