TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT 

BACKINDEXNEXT

冬の花

愛するひととの
すれ違い
あわせぬ瞳に
流す涙

あなたを想う気持ちに
変わりはなく
今すぐ駆け寄って
抱きしめたい

軀にも
心にも
冬の花


海に降る雪

触れれば壊れる砂の城
愛と孤独を抱いて眠る
粉雪の夜

寝返りを打つたび
きしむベッドの音に
君の面影を想う

降る雪の静けさは
私の心に眠る
海よりも深い孤独を
呼び覚ます


愛は夢

愛の終わりは
夢の終わりに似て



author:蒼井冬星 HOME  
Copyright (C)2001-2020 Tousei Aoi All rights reserved.
TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT内の詩の著作権はすべて蒼井冬星にあります。
転載、引用の際はお知らせ下さい。