昴
とまらぬ涙
鞄につめて
最果ての地に
旅立つ
君は
知らん顔で
僕は
泣き顔
壊れゆく情熱よ
錆びてゆく心よ
神様
もう赦されることは
ないかもしれない
すれちがい
男:・・・・・・(きっと君は泣くだろう)
女:・・・・・・(泣きたくない)
男:・・・すまない
女:・・・・・・(泣いたら彼は・・・)
男:・・・・・・
女:・・・・・・
(泣いたら彼は、私を弱い女だと)
愛しているなんて嘘だろう
やがて
かなしき
乙女の恋よ
吹きすさぶ強風に
涙は
香水
木枯らしに
身を震わせて
さすらう冬の街角
貴女に似た人を見つけ
ふと立ち止まる
戻らない愛の日々を
幾度 振り返れば
わたしは
貴女を
忘れることが出来るだろう