エアーポケット
DiaryINDEX過去未来


2005年12月31日(土) 締め括らなくても明日は来るし、数字は刻むし、年は越えられる。

 昔の人が区切った時間のおかげで、僕はこうして休暇を得られてる。そう考えると感謝しないといけないな。ただ、時を刻むだけで数字が変わって思いが変わることもないのに、なんか新しいというだけで心が弾む町並みに少し食傷気味だけど。大いに利用さしてもらってるんだな。

 今年の会社の忘年会も容赦なく派手だった。そのおかげでデジカメももらえたけど、あれはほとんど300人規模の集団コンパだった。あれでいいのか・・・。いいんだろうね。皆楽しんでいるんだから、僕は今年も救命隊員だった。無理して飲んで無理してはしゃいだ奴らの尻拭いに終始した。吐くほど飲む奴らの介護班の一人。広い会場のど真ん中であぐらをかいて吐きまくる奴を必死で担いでトイレへ連れ込む。次はどいつだ?みたいな感じだったな。まぁこれはこれで楽しい?って言っておこう。

 そして今日は大掃除。無用なものを捨てること、それが僕の大掃除。これは気持ちいいんだよな。さぁ残りは何しようかな。寝て過ごすかw

 Today's Favorite Song
  
  CHAGEandASKA 『もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる』


2005年12月28日(水) 孤立し助けがない状態

四面楚歌:《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲まれて孤立し、助けがないこと。周囲の者が反対者ばかりであること。

辞書でみるとこんな感じの意味。

 反対者ばかりっていうわけではないけど、孤立し助けがない状態であるのは事実。部下が育たないのを上司にいびられ、部下は部下で意欲がなく、こっちがイライラする。ぐっとこらえるとまたどこかで導火線に火がついて爆発寸前。彼女は僕の仕事が忙しいことに文句を言う・・・。助けが欲しいときに助けがない。正月はなんとか4連休。。。微妙だ・・・。普通の人は6だろう。普通じゃない。そして当てはめた言葉が四面楚歌・・・。少しニュアンスは違ったがおおよそ当たっている。悲しいかな・・・今年の年末はまた一波乱ありそうな匂い・・・。っといっても特質して予定はない。ぐっすり眠れということか・・・。切ない・・・夜。眠れない夜・・・明日も仕事・・・。かなりのストレスが溜まる溜まる溜まる・・・。

 Today's Favorite Song

   Mr.Children 『12月のセントラルパークブルース』


2005年12月26日(月) 積み重ねて円を描く時間

 クリスマスも仕事に忙殺され、気がつけば雰囲気を味わうこともなく、3連休だというのに仕事→風邪→仕事でなんだか、え?クリスマスって何?って感じで過ぎていった。
 そして2005年もまもなく終わる。2005ってすごい数字の積み重ねだと思う。これは単一方向の直線なのか、それとも綺麗な円を描くような曲線なのか、時間の追求は尽きることはない。曲線だと考える僕はそこに浪漫を投げ込む。「ぐるぐる回る」最近これが僕のテーマのようです。よく言いまわされる表現で、人は過ちを繰り返すっていうのがあるけど、時間が円を描くならそれはあたりまえのことなのかもしれないな。今の僕はこうして2005年を過ごしているけど、いつかの僕、またはこの先のどこかの僕は、違う表情でまた違う2005年を過ごしてきた、過ごしていくのかもしれない。次の2005年に僕が登場するかはわからないけど、またどこかで違う2005年にめぐり合うのかもしれない。とりあえず、今回の2005年に一言・・・『少し働かせすぎじゃありませんか?』まぁこの程度の愚痴は許してくれるしょw

 次の2005年はどんなことがあるんだろう。衆議院は解散しないだろうし、異常なまでの犯罪は起こさないで欲しい。そして僕に素敵なクリスマスを与えて欲しい。そんなことより、2006年か・・・w今回の2006年はどうなるのかな。少し力を入れて決めうちで動いていかなければいけないような気がする。時間は廻ってるんだ、時計が丸いのも理解できる。その決断を先伸ばしても、またすぐ同じ決断がやってくる。ただ、僕のスピードは秒針でも長針でもなく、短針みたいだから、ゆっくり廻ってまた戻ってこれればそれでいい。次の僕へのバトンタッチはまだまだ先の話のようだ。

 Today's Favorite Song

   SMAP 『オレンジ』


2005年12月18日(日) 受話器の向こうのやわらかい世界

 ココ最近仕事がトラブル続きで、生産量がかんばしくない。対応で深夜までの勤務が連日続き昨日深夜未明ようやく軌道にのった。対応の間、上司と電話でやり取りを交わしていた。
 ようやく光明が見えた頃の電話でのこと、受話器の向こうから『お父さん』と呼ぶかわいい男の子の声が漏れて聞こえた。ひとつ年上の頼りがいのある優しい上司。ふとなんとも言い現せない気持ちになった。彼には僕にはない、安らぎの場所がありそこでは仕事でのことなんか皆無で、ふっと落ち着ける場所。たぶん彼女に抱かれて眠るという落ち着きではなく、無条件で愛せる存在があるということ、打算のない世界があるということ。今の僕には決してない世界。受話器口でふっとそんな世界を垣間見たような気がした。羨ましかったのかな、根底のところでは僕もそういうのを求めているのかな?そこでの答えはきっとないから、それを見つける努力はやめておこう。

 なんとなく僕の知らない世界が見えた日。僕はそれを欲しがっているのか、それとも・・・。望むべき道はいくつもあって、僕もいつかそこを通ることができたなら、きっとわかるんだろう。今はそれがどこでいつなのかはわからない。それが答え・・・。

 Today's Favorite Song

   宇多田ひかる 『passion』


2005年12月04日(日) 未来へ帰る僕は今何回目?

 なかなか成長意欲を持たない会社でいるのは息苦しい感がある。成長意欲がありすぎるっていうのも違う意味で息苦しいのもわかるんだけどね。その一部の意欲ある人々の意思が周囲に波及しないってことは、その一部の人の責任なのかもしれない。でも頑張ってる人を蹴落とす行為はやめた方がいい。ダーティなゾーンをクリーンにするのは難しい。でも責任を負うのは何故かクリーンなゾーンの人たちなのも知ってる。集団を一つの方向へ向かって動かすのはとても難しいことなんだよな。そういう意味では人は一つにはなれないのかもしれない。
 僕が良く彼女に言われる言葉でこういうのがある。
『その理想主義は報われることはないだろうからあまり考えないほうがいい。』
 少し寂しいけど、事実なんだろうね。
 比較的、なんでもオープンに話すほうな僕は会話の中で結構つまづくことがある。「え?それで終わり?」ザックリ感のないトークの終わりに思うことはいつも気だるさと時間を費やした後悔だけのような気がする。友達と思って話してる相手でも、心が閉まった瞬間に出会うととてもガッカリする。寂しいな、この場合寂しいのは僕だね。

 未来へ想うこと。人が輪廻転生を繰り返すなら、ある種僕らは未来へ回帰しているのかもしれない。未来へ進むことと、未来へ戻ることは同じなのかもしれないと思うことがある。「あ、この場面前にどこかで見たな」っていうデジャビュは、きっと前世で体験したことなかもしれないっていうのは誰しもが一度は思うことなんじゃないかな。さもすれば、僕が今体感してることは、次の世の僕のデジャビュになっている。ただ科学的な根拠がないからないがしろになってる光景っていうだけの話。でもどこかの偉い学者はきっと突き詰めて研究をしてるはずで、実はもう突き止めてるのかもしれないね。
 僕は今、何回目の僕を生きてるのかっていう疑問が沸々と浮き上がる。僕を形成してるのは、きっと今の僕だけじゃないんだと思ってる。
 ぐるぐる回る生の中で僕にカギをかけた人、僕の扉を開けてくれた人、僕にカギをくれた人、僕がカギをあげた人。ぐるぐる回るなら終わりもないのかもしれないけれど、とりあえず、今の僕が終わるときは、僕の扉を開けてくれた人と居たいし、その人にそっとカギを渡して次へ向かいたい。

 Today's Favorite Song

   ASKA 『はじまりはいつも雨』


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