Ship Building 船 を 建 て る

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2024年09月27日(金):手術と予後不良
母は朝から手術を受けることになった。
内視鏡で覗いてみた結果、痛み止めの飲み過ぎであちこちに潰瘍ができていたとのこと。
しかし、出血箇所は潰瘍からではなく、どうも食道や胃腸に多数できている静脈瘤からではないかとのこと。
今は出血が止まっているが、破裂寸前のものが胃にひとつあり、これはすぐにでも処置しないと危ないとのこと。
薬剤を注入して静脈瘤を固めることになった。

手術は成功したものの、体力的にこんな無茶な措置はもうできないよ、と釘を刺された。
そして肝機能の方は悪化著しく、ガンは予後不良とのこと。
かなり限界ギリギリのラインで母は生き延びていることになる。
しかしながら死ぬ気がサラサラない母は
「私、死にかけたの? この程度のことで死んでは悔いが残るわ」
と、気丈に振る舞う。

入院は2週間ほどになるそうなので、これ以上実家にいても仕方のないウチは、いったん自宅へ戻ることにした。
また退院時に様子を見に来ようと。

2024年09月26日(木):下血と入院
母の様子が心配なので、7月からは毎月様子を見に実家へ行った。
今月は特に調子が悪そうだ。この一週間、ずっと寝て過ごしている。

夕方、脱衣所から、母がウチらを呼んだ。
「下血した…」
風呂から出た後、下血したようだった。
急いで隣に住む弟夫婦を呼ぶ。
血圧がかなり下がっていて、このままでは良くない。
このまま寝ておく、と言う母を説得して、病院へ連れていくことにした。
が、救急車を呼ぶのを極端に嫌がる。
村の人々が集まってきてしまうからだ。
仕方なく、弟夫婦が一時間かけて、病院へ連れて行った。

そのまま、即入院だった。
看護師からは救急車を呼んでほしかった!と嘆かれた。
明日は朝から、病院へ行かなければ。

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