2023年11月15日(水):分子標的薬 |
数回にわたる陽子線治療から半年が経過した頃。 母のガンが、もう再発してしまったようだ。 しかも今回は肝内転移が多発し、細かい腫瘍がたくさんできてしまったとのこと。 とても陽子線で焼き切れる数ではないという。 抗がん剤での治療を開始することになった。
抗がん剤の副作用はとても重い。 医者からも前もって説明されるが、足の爪が全部剥がれるなど、相当苦しむ。 しかし、我慢強い人は、我慢しなくてもいいレベルまで、我慢してしまうものだ。
母はとても我慢強い人だった。 この我慢が、とんでもない副作用の発覚を遅らせることになる。 |
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