2010年04月29日(木):10years |
相方が僕と結婚してくれる可能性は、万が一にもないとのこと。 どれだけ時間がたっても、僕がどれほど頑張っても、それは変わらないのだそうな。 その理由は、いまだに聞けずじまい。 相方は、もう長い間、いつまでもかまってちゃんな僕を放っておけず、相手し続けてくれているだけなんだ。 傍から見れば、相方の行動は、もはや惰性に近く見えるのではないだろうか。 僕のことは好きだけど、ずっと一緒にいたいとは、思えない。 なんて哀しいことだろう。 いつからか相方にそう思わせてしまったのは、僕の不徳の致す所で。 今となっては、どう頑張っても変わらない現実。 もっと僕が成長しないとだめなんだと思う。 相方と結婚したいほど大好きなのは、残念ながら僕だけなんだ。
でもね、10年前から、僕は変われていないんだよ。 僕はこの10年の間、ずっと一緒にいてほしいと誰かに感じさせることが、できないでいる。 ずっと一緒にいたいほど大好きなのは、僕だけなの。 またしても。 これほどまでも僕を大事にしてくれる相方にですら。 ずっと一緒にいたいと思わせられなかった。 10年たってもなにも進歩してない自分に、心底失望する。 あれから何度も、仕事を、住処を、考え方も、生き方も、あらゆる面で僕は変わり続けてきたはずなのに。 どこまで頑張れば、僕は変われるんだろう。
無理に変わろうとしなくてもいいんだよ。 相方はそう言った。 そのやさしさに、僕はまた涙する。 |
|