2009年08月11日(火):転職を喜ばない両親 |
半年の転職活動の末、ようやく転職先が決まった。 一部上場企業の子会社。今まで仕事してきた中では一番いいところに転職できたと思う。
でも、親はあんまし喜んでなかったのが、切なかった。 僕の将来が心配だからだと思う。 わかんなくもないんだよね。 親は還暦超えてしまったのに姉弟ふたりとも結婚してないし、僕に相方はいるけど相方に結婚する気がないから孫の顔は見られないし。 僕はお味噌がパァのまま独り暮らししてるし、次の仕事は続けられそうかとか、またクビ切られたりしないかとか、この子は将来独りでも生きていけるんだろうかとか、いろいろ。 自分達は年金生活者になっていままでのような支援もできないし、なのに僕の人生がいつまでも安定しないから心配で仕方がないって。
本当は親を喜ばせてあげたいところなんだけど、いろいろ難しいよね。 それで僕が幸せになれるとは限らないからね。 僕も、どういう選択をすれば幸せになれるのかとか、よくわかんないよ。 将来考える余裕とか、ないよ。 今を生きることしか、できないよ。 安定した生活なら、10年前に棄ててきた。 生活が大変になって心を病んだりもしたけど、それでも精神的には10年前より救われてると思う。 少なくとも、昔みたいに死にたいと思うことは、ない。 鬱で自分が嫌になったりすることもない。 不幸のどん底にいるわけでないのは確かだ。 いま生きていられること、それだけでもありがたいことだから。 感謝の気持ちを忘れずに生きていける人間でありたいと思う。
お父さん、お母さん、これからも頑張るね。 だから、そんな悲しい顔しないで? |
2009年08月10日(月):「持つ」か「在る」か |
To have or to be.
「to have(持つ)というのは、あった方が好いけど、生まれ・金・学歴・健康・人気のように、何時・どんな事情でなくなるかわからない、普遍的・恒久的な価値がないもの。 to be(在る)というのは、人を愛したり・好かれたり・金を稼いだり・健康を維持する方法を知っていたり、動詞で表現される、人間の存在そのもので、あれば何も不足しない。そして、他人と比較して自らを幸福とか不幸にしない。 to have(持つ)にあこがれると、大事なものを見失うことになるかもしれない。それは、他人との意味のない比較に生まれる。 to be(在る)にあこがれる人は、自らの絶対的な価値を見出して、世俗的な評価や比較に左右されない。 いずれにせよ、感激や感動、感謝の念が、心の中にあるように、自らをしばる鎖も、また、自らの心の中にある」
素敵な言葉だったので、メモメモ。 |
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