よっしゃーー、終わりました。 ちょっと早口になってしまいましたが、つつがなく発表終了。 一緒に発表した主任さんはちょっと不満げでしたが・・・ 「あっさり終わったね」って、自分がしゃべるって言ったじゃん。 だから、私は私のやったことだけをしゃべりましたさ。 そもそもね、研究発表なんて講師にさせる仕事じゃないっつうの。 人数いないというならまだしも、ベテランいっぱいいるのに。 きっと聴いている先生方も不思議だったろうと思います。 明らかに1人だけペーペーだったし。
部会には昨年お世話になった先生方もいらっしゃったので、 合格したことも含め、挨拶ができたのはありがたかったです。 また、いらしていた指導主事が模擬授業の試験官だったのには びっくりしました・・・そうか、この人が指導主事だったのか。
結局、今の時期は何をしても許されるのが私の特権だと思います。 「知らないから」「若いから」で許される部分がたくさんある。 でも、後数年もしたら、もうこの言い訳は通用しませんよね。 だから、今回部会を経験できたことは本当にイイ勉強になりました。 (心身ともにハードであったことは否定しませんけどね)
今日も新選組!のお話。 ついに、源さんが亡くなってしまいました。 しかし、ちょっと待てや~~! なんで刀で銃弾弾かなあかんねん。 いったい何や? ふざけてんの? マトリックスな源さん・・・そんなもん期待するか! つうことで、ものすごく良いシーンなのにカチーン来てました。 でも、泣く。もう泣けますよ。 私の中で、源さんは「教師」なのです。 いつも温厚、でも年下の間違った行為はきちんと正す。 源さんを囲んで涙を流す隊士がまるで生徒のようでした。 あの斎藤さんまでが咆哮を上げて、敵に突っ込んでいく。 気持ち分かります。私だってすごく悲しい。 山南さんの死も、平助の死も悲しかったけれど、 源さんの死が実は一番淋しいです。 本当にステキな源さんをありがとう、三谷さん、小林さん。
本日の1冊: ・『High & dry(はつ恋)』(よしもとばなな/文藝春秋)
ばなな作品は文庫化してから、自分で買って読むというのが 私の習慣なのですが、今作品は司書さんがあまりにもプッシュするので、 フライングで読んでしまいました・・・なるほど、キュンキュンします。 ばなな作品の男性はステキな人が多いのですが、 今回のキュウ君もすごくステキな人です。 こんな人をはつ恋の相手に選んだ夕子ちゃんは偉い! そして、とっても羨ましい。 年齢差はちょっと大きい2人だけれど、 一緒にいることで自分達でも気づかなかった胸の奥の傷を 自然と癒せてしまっているステキな関係。 はつ恋は実らないものだとしても、こんな人とめぐり合えたなら、 それはとても幸せな経験だよなぁと素直に実感。イイ本です。
イライラするのをなんとかおさえつつ、 授業の予習を進めたりしました。 なんといっても「こころ」が始まるので、 他の科目はできる時にやっておかないと・・・ しばらくは「こころ」にかかりっきりになりそうです。
本日の一作: ・『道長の冒険 平安妖異伝』(平岩弓枝/新潮社)
今までの道長イメージを吹っ飛ばす痛快冒険小説。 道長ってどうしてあんなに悪者になりやすいんですかね。 傲慢で暴君で・・・やっぱり自分を満月に喩えたりするからですかね。 去年、「競弓」やった時は、道長の大胆さを称えたつもりですが、 一般的にはあまり良いイメージはないんじゃかしら? でも、この小説の道長はめっちゃ好青年です。 なんといっても謙虚ですから。 そして、素直・・・可愛い兄ちゃんです。 単純明快ですが、そこが最近こじれていた頭には優しかった。 もともと『平安妖異伝』という短篇集があるみたいなので、 そちらのほうも今度読んでみようかなと思っております。
あと、日記を書かない間に、『そして警官は奔る』も読了。 「やらなかったことを後悔するより、やったことを後悔しろ」 良い言葉です。 ふとした時に、思いがけない小説に教えられます。 だから、読書はやめられません。
2004年11月04日(木) |
『それでも警官は微笑う』 |
11月に入りました。 正直、しんどいです。 肉体的にも精神的にも。
一番の悩みは部活だったりします。 今まで顧問を立てるつもりで放任してたら、いよいよ崩壊しました。 で、崩壊した状態でウチに回ってくるし・・・ どうせなら最後まで顧問に託しておいてくださいよ。 なんて・・・結局、この責任転嫁が最大原因なんですよね。 生徒の1人が不信感いっぱいなんです。 そりゃそうですよ。 顧問に振り回されるツラさは経験上よく分かるんです。 「辞めさせりゃいいじゃん」と簡単に言う先生もいます。 確かに、彼女も悪いと思います。 でも、ここまでこじれさせたのは大人のせい。 誰かが責任取らなくちゃいけないのだと思います。 言い訳するのはもう止めて、もう一度部活に戻ろうと思います。 生徒に対して誠実な教師であろうと決めたはずなのに。 すでに基本を忘れていました。何たる怠慢!
本日の一冊: ・『それでも警官は微笑う』(日明恩/講談社)
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