2002年09月30日(月) |
ありがとうございます |
数々のお祝いのお言葉ありがとうございます。これからレスでお礼を述べていく次第です。祝ってもらうって嬉しいですね…。
そして祝いにかこつけてチビチビ色んな方からせびってるんですがこれがまたどれも萌え萌えで。皆ーさすがだねー私のツボをわかってきてるよねー(嬉しくない) 小出しに…小出しにアップする故楽しみに…v あ、一応ツボは私専なので大衆受けから僅かに逸れてるかもしれません。 今日同期の子からもらった絵はあまりに嬉しくて思わずデスクに飾りました。彼女は私のサイトのことを知らないのでメールで受け取った後こっちに無断でアップします。 あは〜あは〜あは〜**(蝶よ花よ)
今日先輩に『王家の紋章』借りちまって読んでしまいました…。細川ワールドが脳内で展開しておるよ…(濃) でもあの衣装って描きたくなりますね。イズミル王子のビラビラがお気に入りです。個人的にキャロルに好意を持ってくれそうな唯一の美女がやっと出てきて心が潤いました。女の嫉妬って怖い…怖いよ… 『王家〜』のキャラを美形に(いや設定でなく客観的に)描いてるイラストサイトさんがあってそこの主要キャラがカッコぶーで大好きです。なんでだろう…同じように美形ばっかり出てるのに『花ざかりの君たちへ』と後味が全然違うのは…。
そうそうその先輩には『私の…めがね君』を貸しました!うわー明日の反応が楽しみ。やはり『王家』対抗するにはこれくらいパンチの効いたやつでないと。いやそんなことより 早く3巻買わなきゃ!(一大事)
スマスマ潰れていいともスペシャルだったんですねー。結局ほとんど見なかったんですが『アルジャーノンに花束を』は気になってます。密かにユースケの演技は好きだったり…。笑。あれって後味が…でも見たい…。菅野嬢は聞くまでもなく演技派だし、期待してます。ユースケの天才役って想像できますか貴方。
2002年09月29日(日) |
ボーリング場行くと卓球台に目が。 |
20000越えありがとうございます。 自分で自分の首を締めまくっている故もう企画ものは出来ませんが感謝の気持ちでレギュラー満タンです(安い)
さて土曜日は社内対抗ボーリングでした。んで朝から茨城県に(何故…) 結果から言いますと私はうちの部署の女子の部で3位でした。3人中で。 スコアはお嫁にいけないほど悪いです。3位賞とブービー賞同時に取れるかと思いました。頼むからスコア読み上げないで!3位とか言わないで!
ところで新入生歓迎会の時に仲良くなったYさんというヤングマンがいまして。彼はうちの部署じゃないんですが時々うちに来ます。Yさんて背は高いんですがほっそいんですよ。もうほそ!!って感じで。 なんだけどうちの会社で一番上手だったんですね!私ゃビックリこきましたよ!だってボール持った指折れるんじゃないかって思えますよ!今回もハイスコアで188を叩き出しました。ありえねえ…。大笑。 ところで(パート2)彼は眼鏡をかけるとスマイルです。 友だちと「ちょっと!」「あれは!」「今まで眼鏡かけてなかったから気付かなかったけど!」「ぎゃー!」萌えた…。普段は眼鏡をかけないっていうのもポイント高いですよ!普段から眼鏡かけて…でもそしたら顔合わせられない…きゃ。←腐ってんなー
今日は美容院行きましたよ。 相変わらずパーマはかかりにくいわ色はつきにくいわで結局5時間いました。お兄ちゃんも疲れたが私の尻もなかなか疲れたよ(ふー) ただいま頭がボンバってます。私はアニーになる予定はなかったんですが。でも首元すっきりして気持ちいいです。髪が多くて…それで梳いてもらったのに「髪多すぎて(パーマ用の)ロール足りないよ…(笑)」と言われました。だからそうならないくらい梳いてほしかったんですけどやっぱりアニーだよこれは。
卓球してきましたハイホー。5時間半卓球してきましたハイホー。 いいんだよ!!ダン!ダン!ダン!(足を踏み鳴らす) 今回腰は大丈夫だったんですが(途中から3人になったので楽になった)踏ん張った足の裏が辛い。今日私が唯一習得したのは「ちょいと飛ばすぜ駄菓子馬鹿ッ!」のアクマのサービスのポーズです。だって好きなんだもんこれ。
本なぞ買って色々試行錯誤して結果パパンに習うのが一番早いのではないかというのが結論に達しました。今度かっちぶーなカットの仕方教えてもらおう(←簡単にできると思っているあたり・・・)
バックハンドのロングやってみたいんですよ!これできるとまんまドラゴンなんで。あと「環境が日本には・・・ないっ!」のチャイナのサービス。台詞もいちいち言ってみたいところですが長すぎるので却下。ボールを高く上げるのが難しいんだブー。「駄菓子馬鹿」が限度だブー。
友人宅に泊まったのは土曜からなのになんで帰ってくるのが日曜の24時前なのか。 フー。長居しすぎ。いや不可抗力で。「そろそろ帰るね」と言ってからスキャンのセットアップとか付属お絵かきソフトのアドバイスとかホットメールのアカウントの取得で気付いたら2時間近く経っててよ。しかも最後の方に友人のお母様と小30分ほどスマイルで盛り上がりましてね。 「明日卓球行く!」と私が友人に言った隣りでお母様が 「あら?『ピンポン』の・・・?」 友「そうそうお母さん。私に『ピンポン」勧めてくれたのはこの人だよ」 私「あ、一緒に観られたんですよね」 母「そう!それでスマイルが好きなのよ私!」 私「おばさまッッ!!」 母「スマイルいいわよね!!」 私「そうですよね!!ひと目見た時からいいと思ってたんですよ!!」 母私『ねー!!』(ナチュラルに手を取り合う二人)
ココに深い絆が芽生えてしまいましてね。
お母様ったら伊藤英明も好きなのですわん!もー!おばさまったら!友人には 「私の友だちはよく遊びに来るけどお母さんがこんなにはしゃいだの始めてじゃん・・・」 と冷めた目で見られたけど気にしない。こんなの慣れてるわ。
彼女の家で最遊記ボルテージを上げてきました。 ところで(え!?終わり!?)八戒役の声優さんで石田彰さんという超人気(らしい)方がいらっしゃいまして彼の写真を見る度に喉に小骨が引っかかったような気持ち悪さがあったんですがその原因にようやく今日気付きました。彼は私の級友に似ています。しかもその級友は私とクラスメイトの隠れファンの対象でした。線が細くて肌も(何故か)白くて無口なくせによく聞いていると面白いことを言う彼は私と友人の確かなツボをついており、卒業時には私のアルバムに「せり!お前は腐ったミカンじゃない!」と細やかな字で書いてくれた逸材なんです。彼の今が気になります。彼ほどダッフルが似合う男の子はいなかった。
そうそう何かの映画雑誌の表紙で見たハリーなんですがなんとなく見た目成長しすぎでは・・・?ロンは・・・?ロンは大丈夫・・・?大笑←コラ
明日はロッテ×西武を観戦します! 「タダで飲み食いできるよ」という煽り文句につられ参加表明してまして。ただの会社の恒例行事なんですが明日ってあわよくば優勝戦じゃないですか。タダです。内野席です。三塁側です。西武側です。 地元なんて言ってらんねえ勝て西武!! 一度優勝の胴上げを生で見てみたかったんすよ!はしゃげ!煽れ!飲め騒げ! 明日はにわか西武フリークでいっぱい(主にうちの社員)! 帰りが近いってのが嬉しいです。勝ってほしいもんです。他が負けて胴上げって微妙!大笑。
今週友人宅に遊びに行くんですが彼女の方から「うちに泊まりに来た時なんだけど・・・読み合わせやるっしょ・・・?」とのお誘いが。ああもうこれだから好きだよ。動きまでつけるよ僕(誰のなんて聞くなよハニー) 彼女ってば「金ないよ〜(泣)」とか言ってるくせに1万を越える☆型の入ったスニーカーをさくっと買ってるんです。もちろん映画と同じやつ。いいなぁ・・・先に買われてしまったという感じ☆つか映画に貢ぎ過ぎじゃないか僕らって(今更のように言ってみる) 『ピンポン』上映終わらないと他の映画が見られないってば。
最近漫画を色々読んで思うんですが・・・保険医はなぜ皆いい男で眼鏡(性格悪い確率大)なのか。借りてる漫画3種類あるんですが皆保険医がそんなで・・・いやツボだからいいんですけど。でも保険医は敬語じゃない方がいいですね。それでもって、外面が優しくない。「はぁ?擦り剥いたぁ?・・・(一瞥)んなもん舐めときゃ治る、とっとと行け、オレの読書の邪魔をするな。・・・・・・だーかーらーうるっっせーって言ってんだろうガタガタ抜かすな男のくせにそんなに黙らされたいか(冷笑)」くらい。それでも締めるところはきちっとね。
すごい。どれもまったくが関連ない。考えてることが脈絡ないってことかいこれは。
2002年09月16日(月) |
早く週末になれ(えー) |
さっきうたた寝してしまったんですがなんだかとても嫌な夢を見ました。嫌な夢というのは2種類あって「私って深層心理でこんな奴なのか!最悪!」というのと怖い夢とか怖い夢とか怖い夢の2つです。今回は後者でしたね。怖いというか、ヤバい機関に命を狙われてて一直線に死に向かってる感じ。最近怖い夢は見てません。どちらかというと脳が起きて身体が寝ている時に怖い思いを少々。
昨日浅草で奢ってもらった釜飯と新橋で奢ってもらった串揚げが忘れられない。特に串揚げ。串揚げと、それに付随するご飯や赤だしや漬物が絶品で、店に来てる人たちは飲みより食べを優先してる感じです。だから店内が煩すぎず、雰囲気が心地よい。 あと寿司屋みたいに360度のカウンターになってるところがいかったです。数人の調理人がいて、目の前で調理して出してくれるの。串揚げバンザイ!バンザイ!好きなのはエビの紫蘇巻き!
就職祝いっちゅーことでCDもらっちまいました!matchbox TWENTYの『mad season』。サンクス!まだほとんど聞いてませんが、いい感じです。『Angry』『Black & white People』『Last Beautiful Girl』とか好きです。特に『Last〜』のサビの歌詞が好き。私は外人の男性が「girl」って言うのが好きらしい。ビリー・ジョエルの『up town girl』とか。笑。
右側のスマイル、窓を最大にしないと恐らく全部見えません。 しかも窓のサイズは1024x768。マック・・・見えるんだろうか・・・。
(土下座) すいません!! だって・・・ここ最近の日記を見てわかると思うんですが吐き出さないと前に進めないんです!!そろそろ限界に来て残り3人に手をつけようとしても「スマイル描きたいスマイル描きたい」とムラムラしてきて筆が進まな・・・(ぱた)
ピンポンの素敵イラストを見つけた方ご一報下さい。 素敵なオンライン小説もお待ちしています。
今日は水上バス乗ってきます。うーん久々。
ピンポンのシナリオブックとビジュアル・シネブックが届きました。スゴイツボ。買ってよかった。感想は後日。
ところで、シナリオブックを読んで何となくわかりました。 私がスマイルにというかこの映画にこんなにも惹かれる訳。
以下、ビミョーにネタバレです。どうビミョーかは読めばわかるんですが(待て)粗筋をちょっとでも知りたくない方は読まれないことをオススメします。でも早く観に行かないと上映終わっちまうぞコルァ!
スマイルは卓球の超天才で顔も実はよくて頭もよくて眼鏡でなのに「卓球なんて死ぬまでの暇つぶしだよ・・・」と退屈そうにしてる。全然笑わない。カッコイイ。 ノン。違うんです。もちろんスマイルのキャラも大いにあるんですが私はどうやら彼の立場に憧れているらしい。
いつかヒーローが帰ってくる、いつか自分を救ってくれると信じ続け、最後にヒーローは彼を向かえに来てくれるじゃないですか。 そういう話ってなかなか出来ないんじゃなかろうかと。リアルな内容では。 自分の「ヒーロー」が助けに来てくれるということが羨ましくて。二人の関係が。
だからスマイルが天才であろうがなかろうが、どうでもいいんです(あることに越したことはありません)。「・・・スマイルが呼んでんよ。」そう言って痛む膝も構わずドラゴンと対戦しようとするペコがいてくれる、ということが羨ましい。
スマイルが「卓球に人生かけるなんて・・・気味が悪い」と言い放てるのは自分がヒーローになるつもりがないからです。ドラゴン、アクマ、チャイナが皆ヒーロー(一番)になろうともがいても、スマイルにとっては「それだけの事」で奮闘する価値のないこと。彼はヒーローになりたいのではなくヒーローに来てほしいから、将来も卓球をやるなんて考えてない。一番じゃなくていい。誰の憧れでなくてもいい。ヒーロー以外はアウト・オブ・ガンチュー。対戦した相手が卓球を止めたくなるほどの実力があっても、スマイル自身にはその才能に未練も執着もないでしょう。5年後の彼の柔らかい表情はまさしくその象徴ではないかと。
なので、私の中でスマイルはあまり「クール」とか「無敵のサイボーグ卓球」とか「冷徹無比」とかいう印象はないですね。どちらかというとつめが甘い押しに弱い口下手で不器用自分からは動けない甘ちゃんだねなぜたかだか3回観ただけのやつにそこまで言われなければならない。その彼の甘さや弱さが彼の限界であり、身近な人にしかわからない彼「らしさ」です。
ペコが卓球を止める時期がありますが、その間のスマイルは強くなるための特訓をしてるというより自棄に見えますよ私は。
でも信じてたヒーローは彼のもとに帰ってきてくれた。
私が決勝戦でいつもむっちゃ感動してしまうのは、そういうことが一緒くたになってくるからじゃないかと。ペコが「飛躍した」というよりスマイルが「救われた」瞬間なんです。私にとって。
『おかえり、ヒーロー』って言う瞬間、きっと彼は泣きたいほど嬉しかった筈なんです。
・・・あ、だから漫画は泣いてるのかな。あれは多分。笑。
2002年09月14日(土) |
ジョディー・ウィリアムズ女史の言う事はいちいちもっともで。 |
友だちと卓球やってきました。 朝の10時に待ち合わせとはどうにもこうにも張り切ってます。若いです。 いいのかね?腰。 んー?オイラの体、どうにもまくねんだな、これが…。 ノンストップで4時間も腰かがめてりゃ当たり前だ。昼も食べずに休憩もろくにとらずにひたすら打って打って打って打ちましたとも!ああ青い春! 面白すぎて止められなかったんです。実力がペコとスマイルのようにいい具合に均衡しているから(←コレが言いたかったらしい) 楽しくて来週も打ち合う約束をしてしまいました!クハー!ハマる!結構上手いですようちら!ヒヒヒ!二人とも前陣速攻型です!(←コレを使ってみたかったらしい)
二人でペットボトルをぐいっと飲んで一言「あつがなついぜ!!」(そろそろ時期外れ)ちゅか色々言いたくなりますね……いろいろ…ニヤ。 一番いいのはこういう戯れごとにノリノリで付き合ってくれる友人がいること。Tシャツ申し込み希望者は私含め3人になりました。
しかも今日の本屋でピンポン全部見つけました。本当にこの本は…フゥ(前髪をかきあげる)この絵柄でこのストーリーは私にとって新境地です。
ええわかってるんです絵を仕上げなければならないことは!!
ドピュー!!(待て逃げるな)
昨日の自分。 こういう時は早く流すに限ります・・・ネタが思いついてないんで日記にもなりゃしません。 ナシ食って寝ます。
あ、そうそう15日まで私家に1人なんですが毎晩帰ってくるのが遅いため(仕事にあらず)家事が・・・。つか洗濯物が。嗚呼。
早くシナリオ本届かないかな! もうTシャツは買うと決めました。く…だってスマイルとオソロイだし(違います) でもそれだけではないのですよ。 ほ、他にも色々欲しいものがまだまだ・・・!!ドンドン!!(机を叩く音)
この映画のグッズはセンスがよくて罪だ。内容を知っている人だけがピンとくるロゴとか、ツボにきます。
2002年09月12日(木) |
PINGPONG 〜スマイル、タムラに行くまで〜 |
カッ。カッ。コッ。カッ。 「おい月本ォ!星野はどこ行った!」
軽快な音が反乱する中、体育館中に大田キャプテンの怒鳴り声が響いた。日課になりかけているそれに、僕は呆れ半分で答える。 「知りませんよ。例の卓球場なんじゃないですか」 「な・・・ならここでやりゃいいじゃねーかよ!何のための卓球部だよ!」 あまり僕が事も無げに答えたせいか、追求する側のキャプテンが狼狽した。
だって仕方ないでしょ、うちの部員じゃペコの練習相手にもならないんだから。
口に出しても現状を悪化させるだけとわかっている台詞を心中で呟く。 1年の僕から見ても、弱いくせに部員数とチームワークばかり先行してるうちの卓球部はかなりどうしようもない。はっきり言って鬱陶しい。・・・不愉快なくらいに。 「お、お、お前、星野の幼なじみなんだから連れ戻してこい!」 「いないのは彼個人の意思です。僕には関係ありません」 「・・・こ、個人の前にチームじゃないかっ」 けど個人競技でそんなことを主張されても。大体ペコにはそんな理屈は通じないということくらい、本人を見ていればいい加減わかりそうものなのに。 溜息を噛み殺して、無数に転がる球を踏まないようにしながら僕は歩き出した。 「一応言いますけど、来るとは限りませんよ」 ペコはうちで最も期待されているルーキーだ。にも関わらず、部活に望む態度は幽霊に近かった。出席よりも欠席回数の方が圧倒的に多い。 「いいから連れ戻せ、無理矢理にでも!」 「・・・・・・」 「聞いてんのか月本!絶対だからなァ!」 これ以上言ってもエネルギーを浪費すると感じたので、後ろからガンガン響いてくる不快な叫び声と部員たちの視線を無視し、隅に置いてあった自分の用具を拾ってさっさと体育館を出た。
うちの卓球部も昔は名門だったと以前オババから聞いたことがある。 「『片瀬』の校名を背負った選手がそこかしこで活躍してたもんだよ」 そのあとオババは僕とペコをじっくり眺めてタバコの煙を大きく吐き出し、シケた高校になったもんだねまったく、とわざわざ付け足した。 僕やペコがどうかはともかく、今では元名門校に華々しい過去の面影がないのは事実だ。片高が『卓球通信』の紙面を飾ることなどないし、これからもないだろう。
そんな部だから、ペコはたまに部活に出ても僕としか打とうとしなかった。マイペースという言葉で表すには生ぬるいほど自分本位なペコが、団体行動を強制される場所に自ら入っていく理由は一つしかない。大会に出るためだ。
外の陽射しは思ったより強くて、僕は手を翳して空を見上げた。 空の青、木々の緑。初夏の兆しはそこここに現れている。
卓球でてっぺん取るかんね。 一切の迷いも衒いもなく、僕の幼なじみは言い放つ。 んでこの星で一番高く飛んでやんよ、俺。 うん、と僕はラバーを張り替えながら答える。ペコなら行けるんじゃない。 行けるんじゃない。
ルービックキューブがドラムバッグのポケットに入ってることを手触りで確認すると、僕は駅に向かって歩き出した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
映画感動記念。ほんっっっっっとに、月本くんてば何て素敵キャラなんですか。ペコとのコンビが!コンビが! オンライン小説やってないかなーと探したんですがなんか全然ない感じで・・・。汗。なんでー!なんでー!と凹みながらそれでも楽しんで書かせていただきました。私にはこれが限度です。本当は2人とも、もっとずっとカッコイイんだが・・・。1人称の本人をカッコよく書ける人ってすごい。しかも他人の評価を入れず自分の行動だけで表してるやつ。 ちなみに漫画版でなく映画版のつもりです。つもり。漫画第一部しか持ってないから自信ない。
邦画を3回観たのって初めてです。というか繰り返し観たことなんてなかった。でも・・・観れば観るほど二人が・・・!!映画のスクリーンで観てないと後でビデオで観た時に後悔すると思いますよ!いやするよ!するね!乙女なら見てなんぼだね! 一緒に行った子も2回目だったんですが観終わった後「最高!」を乱発。グッズ買う勢いですよ二人。アレとかコレとか。もう少しでコスプレの域です。当然シナリオブックが届いたら主人公二人の台詞を暗記する方向で。
来週また別の人と観に行くかもしれない予定。 スマイルを見られるのは最後かなぁ・・・。うう。ううううう。
テロで亡くなられた方、心身に何らかの傷を負われた方に。
2002年09月09日(月) |
そんなつもりじゃ・・・ |
パシャ。家と会社のデスクトップだけでは全然空き足らず携帯の着信画面もピンポンにするべく映画のパンフを撮りまくりました。スマイルにつぐスマイルにつぐスマイル。
ふんふーん(パシャ)
ふんふーん(パシャ)
ふんふ(略)
さて随分溜まったろう。どれどれ。
わーい電車に座って窓の外を見てるー。ラケットのラバーを変えてるー。Tシャツを弄りながら堤防を歩いてるー。
うーん
これは…
これはいわゆる……
男子高校生の隠し撮り集。ストーカーの結晶。
という訳で今週も観に行ってきます。つか聞いてください!同期の子もハマりました!彼女なら絶対ハマると思ってたよ!ニヒヒ。観に行くのは彼女とです。彼女は2回目、私は3回目。二人…おおスゴイ。今弟がしゃっくりの勢いで自ら仰け反りました。すんげー。閑話休題。二人で「ピンポン」デスクトップ。今度サントラ貸します。彼女はすでにパンフは持っています。シナリオブックも届いたら貸す予定。つか彼女はウチワ持ってるんですよ!いいなあ!可愛いよあのウチワー!
注文してしまった…
『ピンポン』ビジュアル・シネブック
さらに
『ピンポン』シナリオブック
阿呆か。
だだだだだってシネブックだとピンポンとかルービックキューブとかついててお得感満載で…「ペコのおやつ一覧」とか…松本大洋の書き下ろし漫画とか…。シナリオブックには『ピンポン』番外編『ティンポン』のシナリオがついてるって…映画版じゃ削除されちゃったボツ原稿があるって…脚本がめたくそ上手かったので削除された部分が見たく…言い訳無用。好きなら好きと胸を張れ女々しい奴め。
クハー!数日中には届くらしいので楽しみっすー!ウキウキ!
言っておきますがこの映画って真面目ですよ。 どうも「バカっぽい」っていうイメージがあるらしく…いや私もそのつもりで観たんですが。全然バカじゃないです。笑える場面もあるけどむしろペコとスマイルなんだ。
違うだろ自分違うだろそれは文じゃないだろ(ポコポコ)
ドラゴン役の人、歌舞伎の名門・萬屋の方だそうで…29なのに17の役をやってるそうで…ま、確かに高校生には無理だわなー『ピンポン』のキャラは。演じられないでしょう。
ココが公式サイトです。最初にペコの声が入ってるのが好き。 余力のある方はキャラ特集のスマイルを見てやって…vv 56の方でいいんで、リアルプレイヤーで見ていただきたい。これだけで彼の魅力がわかれば大したもんです駄目じゃん。ペコ(窪塚)の方が映画の「らしさ」は伝わるかもしれません。卓球、本当に本格的です。
『ピンポン』を見てまた悶えてる自分に笑止。明日金がいるっちゅーのにサントラとパンフを買う自分に笑止。スマイル・ペコTシャツを本気で通販しようと考えてる自分に笑止。「今度卓球場に言ったら私のことは『スマイル』って呼んで。」と友だちに約束させる自分に笑止。
今私がもらって一番喜ぶのは「ピンポン」グッズとMDウォークマンです。通勤途中でサントラ聞きたいのに!朝から元気出るのにー!
SUPERCARいいですねえ。思わず着メロダウンロードだぴょん。私テクノ(つーのかな)は別に好きでも何でもなかったんですが、この映画のせいで興味を持ち始めています。だってあいすぎ。卓球なのにな…。笑。パンフに「音楽×映像 無敵のコラボレーション」とありました。まさに。「これまでの邦画とは一線を画す」。まさに(多分)。
さっきまで頑張って描いてたんです!昨晩のカウンタ回転数のおかげで必死です!きっと鏡を見たら義務教育時代の8月31日の夜のような形相していましたよきっと。
ただ
『ピンポン』を買って読んでしまったのは許して…。
つい…つい…つい!!
映画より信じられないのは一瞬「………この絵で月本くんを表現するの…?」と引き気味に買ったにも関わらず50ページ(1冊分合計350ページほどあります)で月本熱再び降臨。なんで!なんでカッコイイの!?だって映画でもついぞやらなかった七三分けまでやっておられますわよ!?ありえなくない!?ありえなくない!? すごくない松本大洋!?(普通はそういう意味では尊敬せんだろうよ。) しかもペコそのままだし!しかもカワイイし!本当にそのまま…いや漫画全体がまるっきり映画のまま!(逆です)おもろい!おーもーしーろーいー!!
でもこの漫画の空気、好きだなあ。絵柄は絶対好きじゃないはずなんです。なぜってこの人の絵は見るからにブラックなストーリーを連想させるから怖い。よくわからないけど心理的にすごく怖い。だけどー!そんなのふっ飛ばしちゃうくらい面白いんだー!カッコいいんだー!映画特別版を買ってしまったので早く次も出てくれないと困ります。最後が気になるー!笑。
そして明日は待ちに待った『ピンポン』をもう一度観てきます! あーハハハ!想像しただけで顔がニヤけるぜ! 待ってろなーすぐ行くかんよー(もはやノンストップ)
昨日のオフ会は誰かが書いてくれるだろうということで。
最近集めていた漫画がどどどっと出たので一つ感想。
『偶然でもこんなにキレイになれたんだもん 今変わんなくて いつ変わるの!?』
あひるの王子さま 4巻 / 森永あい
最初絵柄に惹かれて買ったんですがこの人が描く漫画は恐らく全て私のツボにくる。その設定が。 「成績優秀・運動神経抜群・超美形でも壮絶に貧乏」 「優しい・スタイル抜群・超美形でも根暗でオタク」 このでもでも攻撃。この漫画の主人公は元はチビで不細工な男の子(個人的には可愛く見えてます)なんですがある日恩返しの魔法で超美少年になります。でも中身が中身なので何故か不幸な目にばかり…。コメディです。コメディなんですが、せっかくそんなに美形なのにアンタなんでそんなに駄目男…?って微妙に泣けますよ。だって変身前からずーっと好きだった子は美的感覚が恐ろしく狂っているため全然振り向いてもらえないし。ああまさに本末転倒。これハッピーエンドになるんでしょうか。いやなるんだろう(雰囲気的に)でもコメディなのに微妙に切ないです。しかも絶妙なタイミングで変身前に戻ったりしてスリル満点。 ちなみにこの人の新作、買う気満々です。うたい文句は 「地味な男と気のツヨ〜イ女が入れ替わったんだから、さあ大変!?」 レッツラ・ゴー!!
『引き金を引くのは指の力ではない 己の行動に命をかけられるか否か…
その思いの強さだ』
ジパング 8巻 / かわぐちかいじ
『現在の自衛艦が第二次大戦中にタイムスリップしたら世界はどうなると思いますか』。
誰もが怖くて手を出せないこんなテーマに正面から切り込むこの人は相変わらず恐れ入ります。8巻ともなるとすでに少しずつ現在の『史実』がズレてきていて、恐怖と相反した興味がいよいよ強くなってきました。「在りえない史実」の中で、歴史的人物がリアルに語りリアルに動く。スゴイ。かわぐちかいじ、神業。だってこの人人間という人間を動かしてもう一つの歴史を作ってるもん。 私はやっぱり『沈黙の艦隊』の方が好きなんですが、この漫画は自分が知らずに持っていた固定観念に気付かされます。今の戦後を「まあよかったんじゃないか」とか考えていることとか。歴史の改変を否定する自分がいることとか。それでも、どんな世界に生きていてもやっぱり「人間」は変わらない。 漫画賞受賞しました。当然だと思います。
『…くっそ ムカつく… お前のくせに すっげぇかわいい』
ホットギミック 4巻 / 相原実貴
全然悩みなく読めるある意味爽快な漫画。王道のばりばり少女系恋愛漫画な筈なんですが切なくなるまであと2冊は要しそうです。本当に、実に、微妙です。面白くない訳じゃないんですよ。ほんと。 ですが。 表紙のメガネくんに惹かれたのにメガネかけてない時の方がカッコいい(ちょっと許せないポイント)。主人公に一番感情移入しにくい。それに聞いてくださいよ。この巻買って気付いたんですけど、表紙のセンスに惹かれて買ったのに表紙をデザインしたのは作者じゃなかった。あ、ああ…(ヨロヨロ) でもやっぱり買うんでしょう。主人公の妹と兄が気になるから。
『今日まで会ったひと、みんな"踊り"だ。 あたしが踊るから みんな寄ってきた。 踊らなくなったら、 きっとあたしに用はない。』
昴 10巻 / 曽田正人
天才の性だなぁ…。あまりハッピーな漫画ではないですね。主人公がバレエをするのは「苦しい現実から逃げるため」というくらいだから。でもやっぱり面白い。曽田さんは「天賦の才」を書き続けてきて、この漫画ではそのテーマが一番純化している気がします。そしてこの『ボレロ』をテーマにした9、10巻が今までの『昴』の中で一番「天才の性」を感じさせる巻。『人間としては最低だけど、ダンサーとしては極上』な彼女の歪んだ性格。それが『ボレロ』でどう開花するか。というかこの子どんどん屈折していっている気が…。笑。 あと純化するのはいいんですが現実離れの度合いもすごくなってきた。「め組の大吾」はハラハラドキドキで済んだんですが、今回は…なんか実感湧かない。だって想像できないもん。ありえないって!観客にZONEは!笑。
『…おれは こいつは本物の天才だと思った男を 1人だけ知っている そう感じたのは後にも先にもそいつだけだった』
YASHA 12巻 / 吉田秋生
最終巻。今までの展開上どうなることかと思いましたがさすが吉田秋生。まとめ方が上手い。この一冊であれだけのドラマを持ってくるか…。電車の中でちょっとぐっときてしまいました。うう。 惜しむらくは凛の髪型です。私あの犬みたいな髪型が、本当に苦手…というか誰がやってもカッコよく見えないんです。誰がやっても。なんでかわかりませんが。凛はだから、キャラクター以前に見た目で好感度低かった。むしろ雨宮パパの方が好感度高かったくらいです。 ちなみに上で引用した言葉は静や凛とは関係ないんですね…。フフ。私も完璧に同感、です。年月を経てもなお哀愁を感じます。
おまけ:
別冊花とゆめ立ち読みしました。 『大人になる方法』山田南平 好きだった人。 読め。
ジョナサンーーー!!!?
爆笑です。いや許せない人もいるか…とにかくいいのか山田。という感じで。
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