米国発 金融危機関連情報

2005年01月31日(月) マラソンにニューヒーローが誕生

癒しの森536                              
        
 1月30日に大阪国際女子マラソンが行われ、小崎まりという常識では考えられない新人が登場した。終盤に猛追した小崎まり(29=ノーリツ)が2時間23分59秒の好記録で日本人最高の2位に食い込み、世界選手権(8月、ヘルシンキ)代表に内定した。「小崎は長距離選手としては練習量が極端に少なく、天性のバネとスタミナで走るニュータイプで、08年北京五輪の有力候補に浮上した」という。
 
 通常、マラソン選手は3カ月前からマラソンの練習を始める。40キロ走は10回前後は行うという。だが、小崎は本格的なマラソン練習をしたことがなく、40キロも2回走っただけ。上岡忠明監督が「月間の走行距離も測ったことがないし、練習量は私の常識とはちょっとかけ離れているくらい少ない」というから驚きだ。小崎には生まれつき「距離に対する適応力」(同監督)があり、天性のバネとスタミナで42・195キロを走ってしまったという。ち密なトレーニングと健康管理が常識の今の女子マラソン界では考えられないような練習方法と意外性のある選手が出てきたのだ。小崎は「世界選手権のことは全然考えていなかったからこれから考えます」と言っているのだ。まさに型破りな新星が、真夏のヘルシンキに走りることになった。

   ・常識を アッと言わせる 練習で 新星駆けるか 夏のヘルシンキ
     




2005年01月30日(日) 厳寒でねぐらを持たないホームレス

癒しの森535                             

 今朝はどんより曇り加えて風が強く寒かった。足もとの水たまりが氷になっていて、気温は0度以下であることがわかる。0度であっても風がなければそんなに寒くは感じないが、今朝の風は場所によっては秒速10メーター以上であった。羽毛入りのアノラックでも10メーター以上の風になると、冷気が身体に浸透してくるのが分かる。このような寒い日に遭遇すると、ホームレスの皆さんのことが気にかかる。実に厳しいと思わずにはいられない。いつものように散歩コース途中にある24時間スーパーによると、ここのところ話をする機会が出てきた準ホームレスのSさんがいた。

 Sさんとの話題は、毎日のようにここに来ていたホームレスのCさんが突然いなくなったことである。Cさんは道路に倒れており、交通事故と勘違いした人の通報で市民病院に搬送されていたことは確認されている。しかし、その後約一週間の足どりが分からない。結論としては、新潟駅(新潟駅~バスステーションまでの区域)に行ったのではないかとの結論である。世の中には見方によっては正しい行為で、見方によっては疑問を感じることが多くある。新潟駅周辺に数百人のホームレスがいる。彼らに食を与えているのは、コンビニ・スーパーなどの賞味期限きれの廃品なのである。Sさんの説明によると、廃品をもらう縄張りが出来ているという。Sさんは「Cさんは、郊外にいると3度の食事をすることができないが、新潟駅に行けば、縄張りを持っている先輩がいるので、3度の食事はしている」とのことであった。ホームレスでも場所によっては生きて行ける社会なのである。これが果たして良いのかどうか。この判断は読者に委ねたい。彼らのことを考えると、暖房の部屋で過ごし、暖かいふとんの中に眠れることは幸せなことなのである。

  ・厳寒に ねぐらを持たない ホームレス   社会のせいか  彼らのせいか
     


     



2005年01月29日(土) 雑穀、健康ブームでコシヒカリより高値

癒しの森534                                       
このテーマは癒しの森になじまないが、玄米との関係で記述したい。消費者は企業のペースに巻き込まれないようしなければならないと思う。その典型が粗食のイメージが強かったキビやアワ、ヒエなど国産雑穀の価格が健康食ブームを受けて高騰していることである。1キロ当たりの単価が、高級米の魚沼産コシヒカリを大きく上回っているのだ。 農家から加工業者への出荷価格は現在、キビが1キロ800円前後でブームの起こる2年前に比べ2倍に達している。アワ、ヒエ、ハト麦もほぼ同様の値動きだ。魚沼産コシヒカリの農家出荷価格は同400円弱で、今や雑穀のほうが高い。 ちなみに我が家で買っているコシヒカリは、1キロ400円と300円のものだ。私の知識の中で解説すれば、キビ、アワ、ヒエ、が玄米よりビタミンやミネラルが高いとはいえない。

 しかし、炊き込みご飯の具材として100グラムが200―300円(1キロ2000円~3000円)で売られている。小麦粉が1キロ150円、玄米1キロ400円で販売されているのである。主食でビタミンやミネラルをとりたいと思ったら、発芽玄米ごはんを食べるのがベストである。玄米から栄養素をとって白米にして、ここに高い雑穀を混ぜるなどは滑稽といわねばならない。これらはただのブームに乗せられた姿といえると思う。
 
 ・キビや粟 見向きもされない 雑穀が ブームで高値は 本末転倒
     


     



2005年01月28日(金)  癒しの森がBSNラジオ「越後じまんず」に紹介される

癒しの森533                       

 2004年12月からBSNラジオ「クチこみラジオ 越後じまんず」が放送されている。進行はNT21「小野沢裕子のいきいきワイド」でおなじみの小野沢裕子さんである。「あなたが知っている新潟のいいところ、教えてください!」との呼びかけで「越後のいいヒト・いいモノ・いいトコロ」が紹介している。寄せられた情報は、リスナーの皆さんと番組審査員により評価・判定され、いい情報は「殿堂入り」となる。番組はサポーターの支援によって放送されている。「いつでも好きな時に、すきなだけ、1口1000円です。皆さんの心意気で放送するクチこみラジオ越後じまんずどうか、一緒に新潟の応援団になってください」と呼びかけている。

 今日この番組でヘルシーライフと癒しの森を紹介していただいた。放送の要旨は「ヘルシーライフという会で、発芽玄米ごはんの炊き方を指導しています。この会の代表である石田ふたみさんが、日々の映像というエッセイをネットで流しています。癒しの森というコーナーでは、読んでホットするような内容又は参考になるようなテーマが毎日書かれています。その一部を紹介します。1月18日・玄米の食物繊維の効用、19日・玄米の栄養素、22日・日本人の食のふるさと:玄米ご飯のおこげ、23日・発芽玄米 病気にならない体を作る、25日発芽玄米ごはんで糖尿病にならない・・などです」癒しの森が越後じまんの一つになれば幸である。

・新潟(越後)の いい人・いいモノ 発信し 皆を励ます 越後じまんず
     


     



2005年01月27日(木) 市民活動支援センターがオープン

癒しの森532                             
           
 過日市民活動支援センターに行って来た。このセンターは、さまざまな分野の市民公益活動を推進していくための拠点となる施設である。ここには印刷機や紙折り機が利用できるので、設備を持たない団体はここで情報誌や案内チラシの作成が出来る。ここの事務スタッフの一人と知り合いだったことから支援センター存在は早い段階で分かっていた。ただ、設置された6番館ビルが新潟市のど真ん中にあり、自動車を移動の主体としている人にとっては、利用しにくい側面がある。しかし、全ての市民が自動車に乗っているわけではないので、ヘルシーライフとしても何らかの利用を考えていきたい。
 
 2月8日にここのお披露目会がある。ここに出席して今後の可能性を考えたい。私が関係している中高年者福祉協会もこの施設の利用を模索している。何はともあれ、ホームレスを支援しようとするNPOなど、公益活動に従事している清々しい人たちとの交流は心に安らぎを感じさせる。

  ・真心で 活動いそしむ 人々を 大きく支える 支援センター
     


 
      



2005年01月26日(水) 小野沢裕子を囲む会の準備が終る

癒しの森531                         
       
 ヘルシーライフ主催で小野沢裕子を囲む会を我が家で開くことになった。今日はここで囲む会の概要を紹介させていただく。

・日時    2月2日(水)13時から15時
・会費    300円    
・プログラム
1、開会の挨拶・ 進行   石田道子
2、小野沢裕子のトークショウ(13時―14時)
3、試食会
   発芽玄米ご飯
    ヤーコン(山古志村の特産)
    こちこち揚げ
4、懇親会 

*小野沢裕子さんのプロフィール
 1957年12月3日塩沢町に生まれる。1980年BSN新潟放送に入社。ニュースワイド、民謡番組等を担当。1992年~1995年ラジオ「長岡ハッピーサテライト」を担当。1995年~2002年3月NT21「小野沢裕子のいきいきワイド」。2004年12月からBSNラジオ「クチこみラジオ 越後じまんず」放送中。
新潟市市政改革創造推進委員、新潟市教育ビジョン検討委員、各種イベント、シンポジウム等司会、コーディネーター、講演、ナレーション他。
(越後じまんずHP http://www.week.co.jp/jimanz)
     


   



2005年01月25日(火) 発芽玄米ごはんで糖尿病にならない 

癒しの森530                            
           
 癒しの森で健康に関するエッセイを書いてきたが、一番矛盾を感じるのが糖尿病である。糖尿病はカルシウムと亜鉛不足が原因とされている。過日3回も糖尿病の初期段階から回復した人の話を聞いた。この人は医師のアドバイスで、玄米どころかコヌカを食べたとのこと。フライパンにコヌカをほどよく加熱して、ヨーグルトに混ぜて食べるのである。美味しくないが薬だと思って食べたのである。なぜ、コヌカを食べたか、言うまでもなく亜鉛とカルシウムの補給なのである。

 1月23日に引用した「病気にならない体をつくる」では次のように説明していた。「糖尿病改善に必要なミネラルは亜鉛とカルシウム。糖代謝が円滑にいかなくなると、多量の酸化物質が発生するためカルシウム不足になり、細胞が正常に機能せず、亜鉛不足ですい臓もはたらきません。玄米と海草入りの味噌汁だけで30品目の副菜にも匹敵するだけの栄養素があります。糖尿病は間違った食生活のために起る病気なので、改善すればよくなります」とあった。ともかく、茶碗一杯の(150グラムの)発芽玄米ごはんにタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル、などが理想的に含まれている。よって、発芽玄米ごはんを主食にしていけば、糖尿病になる危険は限りなくゼロと言える。

   ・穀物の 王者たりし 玄米の 偉大な力で ヘルシーライフ
     


     



2005年01月24日(月) 松井秀喜 母校の小学校で「夢」授業

癒しの森529                                     
 ヤンキース・松井秀喜外野手(30)が21日、母校の石川県上町立浜小学校で「1日教師」を務めた。後輩を前に教壇に立った松井秀は「夢を夢で終わらせないために」をテーマに、実技も含めて約4時間の授業。子供たちに夢を持つことの大切さ、夢をかなえることの難しさを伝えた。この模様はNHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」(3月30日予定)で放送されるという。松井秀喜のフアンとしては、3月30日の番組は必ず見なくてはならない。1月16日に書いた「北の零年」のクライマックスは「生きている限り、夢見る力のある限り・・であった。

 卒業以来18年ぶりに訪れた母校で、松井秀が熱弁をふるった。教壇に立って松井が選んだ授業のテーマは、自らも1番好きな言葉だという「夢」。メジャーリーガーという子供の頃からの夢を成就させた松井秀ならではのキーワードなのだ。 まずは5年生39人の生徒を前に、黒板に「夢を夢で終わらせない」と力強く書いての授業の始まりであったという。熱心に耳を傾ける子供たちに「何事にも真剣に前向きに取り組んで、夢に向かって正面からぶつかっていってほしい」とメッセージ。最後には自らの両手を突き出し「これが僕を夢に向けて挑戦してきた証。野球を始めてからきょうまで1日も素振りを欠かしたことはなかった」とマメだらけの手のひらを見せたという。息をのむ子供たちは、松井秀の「触ってもいいよ」の一言に、笑顔で駆け寄ったのだ。
                
  ・夢を持ち 素振りを支えた マメの手に 笑顔で駆け寄る 母校の子らよ
     


     



2005年01月23日(日) 発芽玄米 病気にならない体を作る

癒しの森528                           

 今日の朝は路面が凍っていた。温度が低くとも風がなければそう寒くないが、風が強く吹くと指すかに寒い。雪が舞う時は防寒用のブーツを履いて散歩に出る。ウオ-キングシューズより歩きにくいが、冬の間ははなれるしかない。今日は寒かったが青い空が半分余り広がる晴れであった。毎日散歩の前に空を見る。晴天と曇り空では気分が全く違うものである。冬の間でも病気にならない身体を作るために散歩は続けたいと思っている。

 婦人雑誌パンプキン2月号の特集は「病気にならない体を作る」であった。玄米と野菜中心の養生食で健康になりましょう・・との呼びかけである。ここでは細部を記述できないが、肩こり、冷え性、生活習慣病、がん、アレルギーと食の関係を簡潔に説明してあった。ここでは、排泄作用と深く関係しているガンの記述を引用したい。「人間の体は一定量の細胞で出来ています。・・そこ数が無秩序に増えていくのが腫瘍。この細胞が猛スピードで無限に増殖し、組織を破壊していくのがガンです。日ごろから活性化した健全な細胞を生み出していれば、このような異常細胞は発生しません。そのためには玄米食など血液や体液を汚さない食事を心がけ、体の内側から免疫力を高め、体質を変えていくことが(ガンの)予防や再発防止につながります。ガンは排泄作用とも深くかかわっています。排泄しにくい脂っこいものよりも繊維質の食品をおおいにとってください。・・主食は玄米―玄米菜食の実行が体の免疫力を高めます」玄米の中に多量に含まれている植物繊維が、余分なコレステロールや発ガン物質などの有害物を排泄してくれるのである。

     ・排泄と 深い関係 明らかだ ガンにならない 快便習慣
     


     



2005年01月22日(土) 日本人の食と住のふるさと

癒しの森527                            

 1月22日の全国紙は「浮かび上がる合掌造り 白川郷がライトアップ」と題して、世界遺産に登録されている岐阜県白川郷の合掌造りの写真を大きく報道していた。一面銀世界の集落に照明のスイッチが入れられると、2メートル近い雪に包まれた三角形のかやぶき屋根の民家などが、夕闇に静かに浮かび上がっていた。まさに幻想的な風景で、日本人の住の故郷ではないかと思う。日本人の食のふるさとは何か。私は玄米ご飯のおこげではないかと思う。三日前妻の姉と近所の友人が集まって発芽玄米ご飯の試食会があった。皆が美味しさに驚いていた。この日出来た「おこげ」ごはん300g余りを姉は嬉しそうに持って帰った。

 2004年11月21日「発芽玄米ごはんのオコゲの薫り」と題して書いた。少々引用しよう。「年齢からいくと現在50歳以上の人たちは、子供の頃釜で炊いたご飯を食べた記憶が残っているのだ。発芽玄米ごはんの炊き方を指導していると、静かな歓声が上がる。発芽玄米が炊き上がり「見てください。発芽玄米ごはん全体の薫りを出すだめには、この程度のオコゲを作る必要があるのです」と言って圧力釜のご飯を攪拌(オコゲを全体に混ぜる)すると必ず「ワァーオコゲだ!」という声が上がるのである。 一昨日いわき市でも同じ声が上がった。ここでは参加者がオコゲの記憶が鮮明と見えて「ワァー!オコゲだ。オコゲだけ頂戴」という声が5人ほどありアッという間にオコゲ混じりのご飯がなくなってしまった。子供のときに食べた味が鮮明に残っているのである」日本人は遠い昔から玄米を食べてきた。昔の釜は分厚く重い蓋をする。あの蓋がまさに圧力釜であったのだ。そして、釜の底にはオコゲがあったことは容易に予測できる。明日発芽玄米ご飯の炊き方の研修に10人余りの来訪がある。50歳以上の人ならいわきと同じく「ワァー!オコゲだ」という歓声が上がるに違いない。玄米のオコゲの風味は、日本人の遺伝子に刻まれている食の故郷でないかと思う。
   
  ・炊き上がり オコゲの薫りに 歓声が 故郷想う 懐かしき味
                        (2004年11月21日の再掲)
     


     



2005年01月21日(金) 多忙な一日40年以上前の知人の訪問など

癒しの森526   

 40年以上前私が20歳代前半にお世話になって知人が友人と共に訪ねてきた。その大先輩は85歳になられたが、顔色もよく壮健そのものであった。丁度私と20歳の年齢の差がある。85歳の先輩から見ると、65歳の私は青年に見えるらしい。最近の日々の映像とを読んでもらっているので、懇談はおもに健康に関する記述の質疑が中心で、楽しくも意義ある時間を過ごすことが出来た。
 
 夕刻6時からは、NPO法人中高年者福祉協会の設立総会であった。総会での私の役割は、懇親会の最後の挨拶と万歳三唱であった。ここで、主な活動事業の項目のみ紹介させていただこう。

1、 一人暮らしの高齢者の生活支援事業
2、 介護保険法に基づく支援事業
3、 介護に係わる福祉教育研修事業
4、 中高年者人材派遣業
5、 中高年者在宅医療支援事業
6、 中高年者交流事業

 この日、品格のある経営者と出会い懇談できたことが嬉しかった。多分この人との交流が、この癒しの森を飾ることになるのでないかと思っている。

  ・今日もまた 人との出会いで 生まれるか 薫風薫る 意義あるひと時
     

 



2005年01月20日(木) 66歳の女性が体外受精で出産 ルーマニア

癒しの森525                             

 1月16日の日々の映像で、待ったなし人口減少時代の開幕(3)を書いた。嘆かわしく思うのは30代の 女性の30%が「子どもを欲しいと思わない」と出産に消極的な回答していることである。子どもをほしいと思わない理由では ①教育費など子どもを育てる経済的余裕がないとする人が30.8%  ②出産・育児がわずらわしく思うとする人が29.2%となっている。①のような意識を若い人たちに与えるのは、政治の責任である。②は女性個人の文化の問題である。女性が子供を持たないことは、人生の喜びの半分は知らないで一生を終ることになるように思う。

 こんなニュースのなかで、66歳の女性が体外受精で出産したルーマニアのニュースはほのぼのとしたものを感じる。ルーマニアからの報道によると、首都ブカレストに住む66歳の元大学教授の女性が16日、体外受精で女児を出産したというのだ。この高齢出産の記録は、ギネスブック掲載の63歳のイタリア人女性が持つ世界最高齢出産の記録を塗り替えたという。女性はアドリアナ・イリエスクさん。DPA通信によると、結婚したことは一度もないが、9年前から子供が欲しいと不妊治療の専門医に通い、健康な若い男女から提供された精子と卵子による体外受精を受けた。イリエスクさんは地元テレビ局に「母になるのは長年の夢だった。人生で最高の幸福」と語り、喜色満面。年金と児童書の執筆で生活しているが、「子供を持ったからには引退はできないわ」と話をしているという。母性の輝きに敬礼したい。

   ・長年の 夢が叶って 出産へ 母性の輝き 幸せいっぱい
     


     
     



2005年01月19日(水) 玄米の栄養素

癒しの森524                                                   
 昨日に引き続き玄米の栄養素について記述したい。1月11日の報道によると、20代独身女性はほぼ毎日サプリメントを利用しているという。サプリメントの利用頻度は『ほとんど毎日利用』が27.6%『週に何回か利用』13.4%と『たまに利用』29.0%を合わせると、サプリメント利用者は70%に上った」(1月11日・共同通信) とのデータである。しかし、一方で、朝食をとる人は減少していると言うのだからどうにもならないと思う。しっかりした食生活がなければ、補助食品の効果が生まれないと思う。
 
 玄米には、カルシウム、リン、鉄、カリウム、ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンE、マグネシウム 、亜鉛などの微量栄養素が多く、発芽玄米ごはんを食べればサプリメントが必要ないと思える。高血圧気味の人にとっては、カリウムの存在は大きいと思う。カリウムは体内のナトリウム(塩の主成分)の排出を促す働きがあるので、高血圧が気になる人には特に重要なミネラルである。このカリウムが150g(ご飯茶碗約1杯)当たり165mg(白米は41mg)も含まれている。
 
 その他に注目すべき栄養素は、胚芽の部分に多く含まれる「ビタミンE」だろう。ビタミンEは、若返りのビタミンとも言われ、ホルモンの分泌を促して更年期症状を予防するほか、抗酸化作用により血管の老化を防ぎ、血行をよくする働きがある。ぬか層の部分にビタミンB1が豊富に存在する。ビタミンB1は体内で糖質(デンプンや糖分)をエネルギーに変えるのに不可欠な成分なのだ。これが不足すると糖質を効率よくエネルギーに変えることが出来ず、イライラする、 疲れやすいといった症状があらわれると言われている。糖質がエネルギーに変わりにくいということは、余分な糖質を脂肪として体にためて肥満なりやすいのだ。玄米を利用することによって、現代の食生活で不足しがちな食物繊維、カリウム、ビタミンB1、ビタミンEを補うことが可能である。したがって、発芽玄米ごはんを食生活に積極的に取り入れることが健康の基本でないかと思っている。
   
    ・玄米は 健康支える 栄養素 全てを備えた いのちの源 
     

     



2005年01月18日(火) 玄米の食物繊維の効用

癒しの森523                                

 1月14日「ヘルシーライフの活動に自信」と題して、アメリカ厚生省のメッセージを書いた。米国で玄米などの「全粒穀物」と野菜中心の食生活に切り替えを促す食生活のガイドラインを発表するとは思わなかった。米国が米国型食生活の抜本的な改善を求めているのである。それゆえ日本人が米国型の食生活を真似ることはないのである。朝食でパンと牛乳を主体とする食事をやめて1年以上となる。パンと牛乳を主体とする食事は、どうしても食物繊維が不足するのである。

 日本人の食物繊維の所要量(目標摂取量)は、1日当り20~25gとされている。実際の摂取量はそれより平均で5~10g不足しているという。便秘の大半がこの食物繊維の不足から来ている。毎日食べるご飯を白米から発芽玄米ごはんに変えるだけで、その不足分を十分に補えるのである。発芽玄米ごはん茶碗約1杯(約150グラム)で5.3グラムの植物繊維がある。若い人なら茶碗2杯は十分に食べる。よって、発芽玄米ごはんを2回食べるだけで、20.6グラムの植物繊維を摂取出来るのである。今まで何回か書いてきたが、深刻な便秘でも3食発芽玄米ごはんを食べると劇的に解消されるのは、玄米に多く含まれる植物繊維の効用である。先ずは完全な健康体であることが、激しい社会に対応できる砦であると思う。
   
   ・玄米の 植物繊維の 効用で どんな便秘も 劇的解消
    


      



2005年01月17日(月) ロジャー・クレメンスとランディ・ジョンソン

癒しの森522                             

 アメリカは偉大といえるヒーローが数多くいる。野球を少しでも知っている人であれば、大リーガーのクレメンスとジョンソン両投手を知らない人はいない。共に41歳であるが大リーガーを代表する投手なのである。
  
 ロジャー・ クレメンスは、昨季は18勝を挙げ、史上最多となる7度目のサイ・ヤング賞を獲得。18日に今季の希望額を提示するが、前年の成績を考えると、調停史上最高額となった01年ジーター(ヤンキース)の1850万ドル(約19億600万円)を上回る可能性もあるという。通算成績は328勝である。

 米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を5度獲得しているランディ・ジョンソン投手(41)は10日、ダイヤモンドバックスからヤンキースに移籍することが正式に決まった。米メディアによると、ヤンキースとランディ・ジョンソン投手(41)=ダイヤモンドバックス=が2006年から2年間総額3200万ドル(約33億6000万円)の契約延長で合意したという。年俸では16億8000万円になる。日本のプロ野球チームの中で、年間予算合計が17億円余りのチームがある。このような見方をするとアメリカの野球文化は凄いと思う。
  
   ・アメリカの 野球文化の 象徴か 40歳の 二人の年俸
     


     




2005年01月16日(日) 北の零年

癒しの森521                              

 北の零年昨日から上映された。前売り券を買っていたので妻と見に行く。前評判通り武士の夫とともに淡路島から北海道に渡り、開拓を手伝う妻の役を演じる吉永早百合さんの重量感のある映画であった。最も感動的なシーンは、傷つきながらクワを持って立ち上がり「生きている限り、夢見る力のある限り、きっと何かが私たちを助けてくれる」という言葉であろう。信じていた夫を失うという困難にも負けず、クワを持って生き続けようとする強い女性の生き方が描かれている。昨日妻の友人とガット会(NPO法人)に出席する。妻の友人は「日本で最も素敵な女性は、美智子妃殿下と吉永小百合さんですね」としみじみと言っていたが私も同意見である。

 ここでは14日、長岡での上映会の模様を書きたい。長岡市のリリックホールで中越地震の被災者が1800人招待された。挨拶に立った吉永小百合さんは「厳しい冬ですが、明日に向かって生きて頂きたいと思います。災害に遭った経験がなく(震災の)想像ができませんでした。この映画が少しでも励ましになったらうれしいです・・・生活が早く戻ることを祈っております」と話していたという。
   
   ・過酷なる 運命つぎつぎ 遭ってなお クワを手にして 信じて生きる
    




2005年01月15日(土) 杉田かおるさん交際1カ月電撃結婚

癒しの森520                          

 社会に爽やかな話題を振りまく人は素敵だと思う。 杉田かおるさんが日産コンツェルン創業家の御曹司、鮎川純太氏(44)との“玉の輿婚”が発覚した。女優、杉田かおる(40)が13日、マスコミ各社にあてた書面で今月11日に入籍を済ませていたことを発表した。「2005年1月11日、結婚いたしました。いうまでもなく生まれてはじめての結婚です。ひとりの男と、ひとりの女として出会い、世間でいう電撃的、運命的な結婚という結果となりました」と電撃婚だったことを告白した。「負け犬からの一発大逆転した勝ち組人生を高らかに宣言。挙式では、感激のあまり号泣。女らしさものぞかせていた」(1月14日サンケイスポーツ)という。 新郎の純太氏は挨拶で「みなさん、ご承知の通り、これまで本当に頑張ってきたこの3人の家族(杉田と母、妹)ですが、これからは自分が加わり、4人でやっていきます。どうぞよろしくお願いします」と杉田家の大黒柱になる決意を語ったという。

 杉田かおるさんは昨年24時間マラソンランナーとして走った。この時のコメントは「「11月に40歳になるので、30代最後の夏を走りきって、よい40代を迎えたい。ちょうど1カ月前なので、酒も男も断ちます。街で酒飲みそうな私を見たら注意して。・・全国の負け犬の代表として走ります」と誓い完走した。1月8日に書いたように「30代・独身・子なし」を負け犬との烙印を押す流れは、杉田かおるさんの結婚で更に強固になった感がある。
    
    ・負け犬が 一発逆転 玉の輿 痛快語録が 続々出るか
     




2005年01月14日(金) ヘルシーライフの活動に自信

癒しの森519                            
            
 健康の為に発芽玄米ごはんの炊き方を指導し、このごはんの普及を計ろうというのが、ヘルシーライフ発足の動機であった。この活動が進行していくと多忙の人、一人暮らしの人、大家族で自分だけ発芽玄米を食べたい人とさまざまなケースがあることが分かった。その結果、予想だにしなかった発芽
玄米冷凍ごはんを会として供給する動きになってきた。1月10日発行のヘルシーライフの会報に「発芽玄米おにぎりは、一人暮らし老人、多忙な独身者などからの要望で、供給を始めています。これが少しずつ拡大していく気配であります。今は冷凍おにぎりとして1個80円(100~110g)として販売しています」と書いた。そしたらメールで注文が入るなどしている。東京など遠方にクール宅配便として送る話も来ており、社会に少しずつ認知されるような気配で嬉しい限りである。

 昨日ヘルシーライフの活動に自信を与えるニュースが流れていた。国民の3分の2が肥満に悩むとされる米国で、同国厚生省は1月12日、「国民の大半は太りすぎ」として、砂糖や脂肪の多い食生活から、玄米など「全粒穀物」と野菜中心の食生活に切り替えを促す食生活ガイドラインを発表している。。今回は「米国民の主な死因と慢性病の原因は生活習慣にある」(13日・読売から)と断じ、米国型食生活の抜本的な改善を求め、危機感をあらわにしている。
    
   ・人類は 穀物食べて 生き残る 砂糖と脂肪は 病の元凶
     


     
     



2005年01月13日(木) 発芽玄米ごはんの威力

癒しの森518                          

 発芽玄米ごはんの説明は、ヘルシーライフの会報1号(癒しの森2004年9月1日に表示)に書いた。その後玄米の効用に関する資料に接する機会があるので記述したい。一定の企業は自社の情報・技術をホームページでPRしている。今日は、埼玉県熊谷市の松本米穀精麦株式会社のホームページから、玄米に関する情報の引用と補足を行いたい。「最近特に話題になっているのが、玄米のダイオキシン排泄能力です。ごみを燃やしても発生してしまう猛毒・ダイオキシンは、体内に入ると排泄されにくく、母乳が汚染されていることも大きく報道されました。玄米の食物繊維は、このやっかいな猛毒を排泄する力が最も強いことがわかってきたのです」一度に多くを引用できないので、今回は玄米の食物繊維が、このやっかいな猛毒を排泄する力が最も強いことに関して補足したい。

 玄米の食物繊維は白米の9倍もある。体験的に茶碗一杯(150g)あたり 5.3グラムの食物繊維の威力は抜群である。同社のHPは「食物繊維は便秘の解消に効果的なだけでなく、体内の余分なコレステロールや糖分、発ガン物質などの有害物質の排出を促すことで、糖尿病やガン、動脈硬化から引き起こしやすい脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぐのにも一役買ってくれます」 と説明している。私は発芽玄米ごはんを食べ始めて1年2ヵ月になる。妻が言うには私の体臭が根本から変わって来たという。これは私自身も自覚している。すなわち体内にあった有害物質が対外の排出されてきたのだ。発芽玄米ごはん(約70%のウエートと考えている)を食べ、クラスターの小さな磁化水(詳しくは省略)を飲むことによって、老臭が漂う老人にはならなくて済むとの確信が湧き上がっている。
  
  ・玄米に ギッシリ詰まった 栄養素 加えて豊富な 食物繊維
     


     



2005年01月12日(水) 大津波の被害:米市民空前寄付の動き

癒しの森517                          
          
 米市民による空前の寄付の動きは、日本の市民にとって癒しの森のテーマにならないかもしれないが、被災地の大衆にとっては大変な癒しの出来事である。「インド洋大津波の被害に対し米国で民間から記録的な額の寄付が集まっている。ハリウッドの有名スターや企業、宗教団体だけでなく、年金に頼る高齢者や子供を含めた一般市民が『自分の出せる範囲』で寄付をしているのが特徴」(1月12日・産経から)なのだ。
 
 民間からの寄付の動きは多くあるが女優・映画監督・製薬大手など空前の寄付支援を表明している。ロイター通信の9日までのまとめによると、米国の個人募金など民間援助は3億2400万ドル(340臆円)の寄付金が集まっているという。ニューヨークの地元紙デーリー・ニューズ社によると、同社の義援金窓口には1日だけで10万3000千ドルが集まり、「今はこれだけしか協力できませんが」「91歳の私にはこれがすべてです」などの手紙とともに10ドル、12ドルといった小額の寄付も送られてきているという。

 こうした動きの第一の要因はキリスト教の教えである利他主義に基づく慈善精神があげられる。次に米議会がいち早く津波被害に関した寄付を今月中に行えば税制上の優遇措置を取る法案を成立させたことだろう。ともかく、米社会では個人・法人・慈善団体などの空前の寄付が集まる気配である。

  ・津波での 苦難の大衆 前にして 何とかしようと アメリカ文化
     


     



2005年01月11日(火) 「北の零年」沖縄先行公開

癒しの森516                       

 元旦に「夢見る力を保ち続けたい」と題して映画「北の零年」のことと主演の吉永小百合さんのことを書いた。この映画は1月15日公開なのであるが、沖縄県那覇市で8日に先行して公開された。この公開のため37年ぶり、2度目の訪問となる小百合さん。首里城でのセレモニーは00年の沖縄サミット以来2度目という県を挙げての大歓迎となったのだ。上映後の舞台あいさつで観客から惜しみない拍手が送られるなか、挨拶に立ち「温かい拍手が強く強く胸に響いています」と声を詰まらせ、感極まり目を潤ませたという。
  
 吉永早百合さんは、原爆詩の朗読をライフワークにしている。平和への思いを強く持っていることはここで言うまでもない。訪問に当たって吉永さんは「沖縄の方々は戦中戦後、私たちに代わって大変な苦しみや悲しみを経験されたので申し訳ないという気持ちがあり、安易な気持ちでうかがいたくなかった」(スポニチから)と心情を吐露していたという。「安易な気持ちでうかがいたくなかった」という言葉に、吉永早百合さんの人間性・人格を滲んでいると思う。
   
   ・平和への 思いを胸に 沖縄へ 心情伝わり 熱い歓迎
     




2005年01月10日(月) 郷里の英雄・松井秀石川の教科書に登場

癒しの森515                          
        
  スマトラ沖地震による津波被害に対し各国・国際機関・個人が表明した支援金の総額が、「50億1500万ドル(約5300億円)」(9日・ロイター)に達した。日本の個人では1月6日松井秀喜選手が義援金5000万円を、平田文雄町長を通じて日本赤十字社に寄託した。その後韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンさんもスマトラ地震に3億ウォン(約3000万円)の寄付があった。ヨンジュンさんから新潟県中越地震の義援金3000万円を頂いていることを記述しておかなければならない。通称ヨン様は「同じアジアの被害を見過ごすことは出来ない。多くの人から受けた愛をこの機会に返したかった」とその理由を説明している。海外有名人の義援金の報道があるがここでは割愛させていただく。

  1月7日松井秀喜が故郷・石川県の“観光大使”第1号に任命されることが分かった。同県が本年度から創設する「石川県観光創造会議」の特別顧問として迎え入れられるものだ。石川県にとって松井秀喜はまさに郷里の英雄なのだ。更に石川県で使用される高校教科書「ふるさと石川学」(仮称)松井秀喜が登場するという。同教科書は高校生の郷土愛をはぐくむことを目的に新刊されるもので「自然」「歴史」「文化・伝統」「産業」「未来と国際化」の5章で構成される計300ページの大作。その巻頭で松井秀喜が語る石川への思いが掲載される。松井秀喜は野球界だけではなく教育界のヒーローとなっても当然な人格を備えていると思う。
  
 ・観光の 大使の他に 若者に わが身で示す 郷里の愛を
      

 
     



2005年01月09日(日) 冬の散歩の行き先  (2号で引用)

癒しの森514                         
            
 冬季間の散歩を続けられるかどうか初めての経験である。1月7日は薄っすらと雪が積もっていた。この日の散歩の足跡は、犬と人間のもので犬を連れず散歩に出たのは私だけだった。8日は1日中みぞれ混じりの雨だった。止むを得ず市のスポーツセンターへ行く。初めて書くが、昨年の5月の早朝散歩を始める前、週に2度ほど来ていたのだ。人はそれぞれ特徴ある歩き方・走り方をするものである。以前の知人5人ほどが歩き・走っているのがすぐに分かった。

 9日は晴天に近かったが風があった。完全武装をして歩き出す。何時もの24時間スーパーへ行くと、ホームレスらしき人(顔だけは知っていた)が私に話しかけてきた。この人の話は、12月4日に書いた老人のことと、通称「ヘルメット」と呼ばれているホームレスであった。ヘルメットは、何処かに放置してある車に寝起きしているとの話は耳にしていたが、12月4日の老人も決まったねぐらはないという。この寒空にどうして夜を過ごしているのだろう。彼らに正常な生活をさせるには、サポートする人が多く必要である。その一人になろうと思っている。

  ・厳寒の 寒さに震える ホームレス 散歩の行き先 社会の底辺
     


     



2005年01月08日(土) いのちみじかし 恋せよおとめ

癒しの森513                                  
 
 2004年12月16日はゴンドラの歌を引用した。まさに「いのちみじかし 恋せよおとめ あかきくちびる あせぬまに」なのである。大学の研究者であっても、プライバシーがゼロと言うことはないのである。恋すべき時期に恋をする・・働く場がどのような知的な世界であっても、1回しか来ない青春を仕事、研究の名の下に犠牲にすべきではない。前段の日々の映像の通り「早く結婚したい」と言う女性が増加することは喜ばしいことである。女性は赤きくちびるが褪せぬ内に、よき伴侶を見つけるのがベストの生き方ではないかと思う。このような動きが拡大すると、少子化のペースが落ちるかも知れない。

 ・青春は アッというまに 流れ行く いのちみじかし 恋せよおとめ
     


     
     



2005年01月07日(金) 歩きながら考える  (2号で引用)

癒しの森512                                  
 
 文豪ユゴーの「レ・ミゼラブル」の主人公ジャン・ギャバンは、小説の中で夜散歩する場面が多く出てくる。これは多分ユゴー自身が夜に散歩したのでないかと思う。アメリカの思想家エマソンは「最もよく歩いたときに最も良い作品が生まれた」(要旨)と言っていた。正式な言葉が何であったか検索したが見当たらなかった。この検索の時ヨーロッパのマドリヤーガの語録に出会った。「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走り出す。イタリア人は走りながら考える。そしてスペイン人は走ってしまった後で考える」と言うものだ。この言葉は特に深い意味でなく、民族的な特徴を言ったのだろう。
 
 私の好きな言葉は「歩きながら考える」である。詳しくは省略するが昨年の5月に癒しの森の記述テーマに行き詰まり一念発起して朝の散歩を始めた。これがなかったら、癒しの森は途中で頓挫していたことは間違いない。プロ野球の仰木彬氏(おおぎあきら・昭和10年4月29日生まれ)が初の70歳代監督としてオリックスの指揮を取ることになった。若さの秘訣「眠・歩」(1月7日・産経から)であるという。仰木監督の顔の色、艶(つや)は古希を迎える監督とは思えない輝きがある。若さと健康の秘訣は「睡眠」と「歩く」ことであるという。とにかく歩く。いまでも毎朝自宅周辺をたっぷり二時間も歩くのだ。仰木監督は「ボクは歩きながらものを考える。いや、歩かないと考えられない」と言っている。ともかく歩くことと健康は密接な関係があることを確認したい。

  ・早朝の 歩く動作で 知恵が湧き 古希の監督 生き生き采配 
      



2005年01月06日(木) 発芽玄米おにぎりの注文

癒しの森511                               
          発芽玄米おにぎりの注文

 昨日は午前に家を出た。お世話になっている先を5軒回り、何時ものサイゼリヤに立ち寄ったら、懇意にしている元商社マンがいた。ここでも1時間余り話しこみ、家に帰ったのは19時であった。懇談の中心は、ヘルシーライフの会に発芽玄米おにぎり(暫定価額1個80円)の注文が入り始めたことであった。

 元商社マンは現在紙パックメーカーに関係していることもあって、この発芽玄米おにぎりに深い関心を示していた。販売が始まった動機は、一人暮らしの高齢なご夫人の頑固な便秘からであった。今までの経験から、どんな便秘でもヘルシーライフで開発した発芽玄米ごはんを食べれば解消するとの自信があった。このおばあちゃんの便秘が見事解消したのである。発芽玄米ごはんは、このような強力な武器があるので、元商社マンの頭脳は激しく回転するのであった。ヘルシーライフすなわち健康な生活をしましょうという会から生まれた(美味しい発芽玄米ごはんの誕生で会が生まれた側面もある)発芽玄米ごはんが、商業ベースに乗って動き出す気配である。

 ・炊飯の 些細な技術で 芽を吹くか 発芽ごはんで 健康バンザイ
     


     



2005年01月05日(水) ゾウが観光客の命救う 津波察知?

癒しの森510                         
     
 12月30日にスリランカ南東部のヤラ国立公園では、野生動物の死がいが発見されていないということを書いた。今回の津波では、沿岸から3キロ内の公園が洪水状態になった。しかし、ゾウはおろか、野ウサギの死がいすら発見されていないという。動物は事前に津波という危険を感じて内陸部へ避難しているのだ。

 1月2日ゾウが津波を事前察知、観光客の命救ったことが報道されていた。ロイター通信によると、甚大な被害を受けたタイ南部カオラックで飼われていたゾウ8頭は、スマトラ沖で地震が起きたころ、突然鳴き始めた。すぐ静かになったが約1時間後、再び鳴き、客を乗せていた複数のゾウが突然丘に向かってダッシュ。客なしのゾウもつながれていた鎖を引きちぎって後に続いたという。当時、ビーチには外国人観光客ら少なくとも3800人がいたが、逃げ遅れ、津波にのみ込まれたという。(1月3日共同通信から)また、津波の直前まで草を食べていた100頭余りの水牛が一斉に海の方を見て、高台に走り始めたことも報道されていた。動物の天変地異の反応によって、大地震・大津波を直前に知ることが可能なのだ。

    ・予見する 動物たちの この事実 防災上の 大きな課題
      




2005年01月04日(火) 箱根駅伝の余韻

癒しの森509                              
 
 今日のスポーツ二ユースは、箱根駅伝に関することが多く報道されていた。その一つが4連覇を成し遂げた大八木監督の指導力に関することであった。工業高校を卒業後、市民ランナーを続けていた大八木監督は、箱根へのあこがれから24歳で駒大の夜間部に入学し、働きながら箱根を走ったガッツマンなのである。95年にコーチとして母校に戻って、まず取り組んだのは、「当たり前のことを当たり前にやる。まずは規則正しい生活をする」ことであったという。

 個人記録で目立ったのは、順大の今井正人(2年)だった。5区、15位でタスキを受け取ると、初めからグングン飛ばし、同区では新記録となる11人抜き。1時間9分12秒の区間新を樹立した。新聞によっては「怪物」の出現と表現していた。なにしろ区間記録を2分以上も縮める快走だったのだ。当然ながら今井正人は、第81回箱根駅伝最優秀選手賞(金栗杯)に選ばれた。早くも今井正人の北京マラソンへの期待の記事もあった。

  ・初春に 怪物1人 現れて 五輪に期待の 熱い眼差し

       




2005年01月03日(月) 箱根駅伝:駒大が4年連続5回目の総合優勝

癒しの森508                         
       
 箱根駅伝は親しみ深い。日々の映像を書き始めた2日目の1997年1月2日はこの駅伝のことを書いた。この時は駅伝の様子を短歌で書いたのである。今ひも解いて見ても当時の喚声が伝わって来るようだ。この日は6句書いたがその中の3句を引用したい。

・ 正月を 飾り続けた 風物詩 箱根を駆ける 青春群像
・ 沿道を 埋め尽くして 拍手する 若さに送る 讃歌のエール
・ 全力を 絞り抜いての 力走に 感動伝わる 箱根駅伝 

 第81回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、往路2位の駒大が4年連続5回目の総合優勝を果たした。史上5校目の4連覇という偉業を成し遂げた。駒大は往路優勝の東海大から30秒遅れでスタートし、7区で糟谷悟(3年)がトップへ。9区の塩川雄也(4年)が区間新記録をマークし首位を固めた。10区間217.9キロを10人で走りぬく箱根駅伝は、毎年選手達の熱い戦いによって益々人気が高まっている。まさに日本のお正月の風物詩である。スポーツが、どれだけ若い人たちの成長の糧となっているか計り知れない。
 
   ・駒大の アンカー柴田の 晴れ姿 10人分の ガッツポーズだ
     




2005年01月02日(日) 松井秀喜の新年の誓い

癒しの森507                             
        
 今日は朝の11時ごろから3人の子供夫婦と4人の孫、そして姪と2人の子供とで13人の来客で賑やかであった。正月料理のほかに、自慢のうどんを作ってやったりしていたが、4時ごろになるとやや疲れを感じた。まだ、1日の新聞もろくに読んでいなかったので、日経他の新聞を持って何時も行っているサイゼリヤへ行く。ここで、日経を中心に3時間余り目を通した。1日の新聞は日経だけでも7部構成なので、3時間といっても、要所を広い読みする程度である。
 
 今日は日経に出ていた松井秀喜選手の新年の誓いから彼の言葉を引用したい。今年、自ら成すべきことは「何も変わらず、何事にも惑わされないこと」と言い切っている。当然ながら精神論・技術論共に超一流であることは、ここで言うまでもない。長いインタビューではあったが、すべての言葉に自信が漲っていた。オフのトレーニングの部分を引用したい「今オフは体で変える部分は特にありません。全体的にレベルアップするだけです。筋肉トレーニングや神経系のトレーニングもやるし、もちろん走ったりする。日々メニューを組みながら取り組むという感じです。多い時は腹筋を1日500回します」1日500回の腹筋・・・ この人は褒め称えるというより、尊敬に値する30歳の日本人である。2003年12月8日に書いたが柔道の亮子さんは、毎日3000回の腕立て伏せなどで肉体を鍛えているという。超一流人は、凡人では想像すら出来ない努力をしていることだけは確かである。
   
   ・今年も 誓いも新たに 船出する 日本の松井の 輝く1年
     


     



2005年01月01日(土) 「夢見る力」を保ち続けたい

癒しの森 506                           

 映画「北の零年」が1月15日から公開される。明治政府の命により北海道への移住をよぎなくされた稲田家一族546人は、慣れない北の大地での生活に悪戦苦闘の日々を送る。家臣の小松(渡辺謙)は妻(吉永小百合)らを残し、現状打開案を探るべく札幌に旅立って行く。吉永小百合や渡辺謙といった日本が誇る映画人らが総出演。歴史の波にほんろうされながらも、北の大地で懸命に生き抜く人びとを描いた感動のドラマのようだ。

 元旦新春トークで吉永小百合さん(志乃役)が登場していた。小百合さんは台本を読んだ時「夢見る力」という言葉がグッと胸に迫ったという。強い母の生き方がしっかりと子に受け継がれていく。それを象徴しているのが志乃の「生きている限り、夢見る力のある限り、きっと何かが私たちを助けてくれる」という言葉なのだ。この映画の原点は、どんな困難にも負けず、開拓民を支え続けた強い女性たちの生き方のようだ。15日以降に見に行かなければならない。

   ・過酷なる 北の大地に あってなお 強き女性の 夢見る力
     


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石田ふたみ [MAIL]

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