米国発 金融危機関連情報

2004年12月31日(金) 脳の開発(老化防止)・活性化

癒しの森505                        

 ヘルシーライフとその他の団体と共催で仮称「自己啓発会」なる会合を2005年4月ごろから開いていきたいと思っている。このような会を開催したいとする目的・背景などを記述したい。メモ欄に2004年1月8日の「記憶力」を引用した。要点は「情報を得たら先ずメモをする(手を動かす)そして話す(口を動かす)という動きが加わると、完全に記憶として刻まれるのである。途中で手を動かす行動を省略しても、話すという動(どう)があれば、その情報・知識は脳に刻まれる。これらの「動」がいかに重要か、これを深く理解して行動すれば、脳は限りなく活性化していくように思う」と書いたように、「動」の有無がその人の活性化を決めていくのである。この動がその人の健康にも大きく影響することはここで記述するまでもないことだ。

 メモ欄に2003年12月15日の「自分を高める意欲」を引用した。要点は「自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という内容である。補足の必要はないだろう。自分から変化しようと決意し、一定の行動を取り続けることができれば、人はいくらでも好ましい方向に変化できるのである。そのような意味で前段に書いたとおり「自己啓発会」的な会合を持ちたいのである。会の主要メンバーと協議している内容は、日々の映像・癒しの森または特定の書籍を定めて、各自が読書感想を発表する「場」を作ろうとするものである。詳しくは後日に送りたい。

  ・動あって 始めて作動の 小宇宙 これが無ければ 脳がボケ行く
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2004年01月08日(木) 記 憶 力
 
今日も昨日と同じく、2000年12月31日の日々の映像に書いた「記憶力」の大半を引用しておきたい。

・・・・私は昔から記憶の能力が弱いと自覚してきた。この弱さを証明する根拠は、人の名前がなかなか覚えられないという事実である。しかし、書くという行動があると、鈍い私の脳もかなりの情報を記憶する。今日で、1460回目の日々の映像となったが、手を動かすことがいかに重要なことであるかをヒシヒシと感じている。

 脳と心の地形図(原書房・リタ・カータ著)という本を読んだ。『脳にある何十億というニューロンは、100兆もの結合を持っていて、その一つずつが記憶の一部になる可能性を秘めている。だから、人間の記憶能力は、正しいやり方で蓄えられれば無限なのである』(同書P259)・・・・

 1998年12月31日にも書いたが、情報を得たら先ずメモをする(手を動かす)そして話す(口を動かす)という動きが加わると、完全に記憶として刻まれるのである。途中で手を動かす行動を省略しても、話すという動があればその情報・知識は脳に刻まれる。これらの「動」がいかに重要か、これを深く理解して行動すれば、脳は限りなく活性化していくように思う。ただ聞く、読むだけの「静」に状態では、脳の開発・活性化はありえないのである。

   ・人間の 脳と呼ばれる 小宇宙 無限に広がる ミクロの世界
     



2003年12月15日(月) 自分を高める意欲 
 
 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長・佐々木かをりさんのエッセイをよんだ。佐々木さんは1983年上智大学外国語学部卒業。大学在学中より通訳として活躍。1987年に株式会社ユニカルインターナショナル(http://www.unicul.com/)を設立。2000年3月に株式会社イー・ウーマン(http://www.ewoman.co.jp/)を設立、代表取締役社長を務める。
内閣府「国民生活審議会」、「総合規制改革会議」委員なども務める。9歳と4歳の2児の母。• 著書に「自分が輝く7つの発想」(光文社・知恵の森文庫)がある。

 エッセイの題は「自分を高めることへの意欲」であった。ここではエッセイの核心部分を引用させていただく。「自分を高める、というのは、自分に対する挑戦である。自分が思い込んでいることを強く信じて進んでいく力と、一方で、自分が思い込んでいることを常に疑い、違う視点で客観的に見つめて、すぐにでも訂正したり、修正したりする柔軟性の両面が必要だからである。24歳から26歳くらいまで、私は、さまざまな自己開発のトレーニングに同時通訳として参加した。・・・自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という内容であった。

 「自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という言葉を肝に命じたいものだ。8月13日の「癒しの森を記述するにあたって」の中で エレノア・ルーズベルト大統領婦人の言葉「人生は向上していれば面白いものです」を引用した。ともかく自分を高める挑戦が人生の土台なのだ。

 エッセイの最期に佐々木さんは、2つの心にしみる言葉を紹介していた。
1、弊社役員の松本氏から。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」
2、コントライブ社川合社長から。「自ら変化できるか否か。変化こそ、生命(いのち)」

 佐々木さんは幼い頃から大切にしている1枚のカードがある。毎日、それを読んでから眠りについたという。

「道にためらわず、目標を見失わず、常に努力し、常に歩み、常に前進してゆきなさい。 アウグスチヌス」
       
  ・変化こそ 自分の日々と 定めれば 誰でも等しく 高みへ登る。
     



2004年12月29日(水) 寒干し大根ずくり

癒しの森503
                 
 今日は1日中寒干し大根作りであった。2004年10月11日「健康のための食の習慣」と題して日曜日になると大なべに「煮物」を作るのが私の仕事になってしまったということを書いた。この日は、主に煮物の中に入れるゴボウの効用に焦点を当てて書いたが、食感という面からいくとポイントになる食材は寒干し大根である。市販されているのは、薄く切断して乾燥させた物である。これであると歯ごたえがない。歯ごたえと食感ということになると、やはり自分で作るしかない。

 寒干し大根作りは、なかなかの作業が伴う。大根の皮をむき、1.5×1.5×長さ20センチ程度に切断し1連約20本余り編み上げるのである。昨日と今日の編み上げは約40連になった。まだ材料が残っているので、最終的に70連になるようだ。明日もう一日寒干し大根作りをしなくてはならない。大根も寒干しにすると、かなりの繊維質であることが分かる。この大根を使うと独自の「煮物」の完成となる。この煮物はカツオと昆布だしをベースに醤油味でまとめるものと、鮭のあらを使い味噌味でまとめる2種類ある。どちらが良いかは好みであるが、前者は上品な味覚であるのに対して後者はこってりと栄養満点の印象を与える。ちなみに、鮭のあらは事前に圧力釜で20分余り加圧するので、鍋の中にはあらの形状は全く残らない。喜んでこの煮物を食べる友人の家庭が4~5軒あるので、来年の日曜日も煮物作りをしようと思っている。

  ・大根と ゴボウの繊維が 加わって 健康助ける 煮物の文化 
     




2004年12月28日(火) 楽しくも忙しい1年であった

癒しの森502                        
             
 3月7日「我が家のうどん」と題してこんな文章を書いた「たかがうどん、されどうどんである。我が家で完成したうどんが、意外な力を発揮しつつある。ほとんどの人は初めてこんなに美味しいうどんを食べたと言ってくれる。我が家は「うどん」の力で、にわかに人の出入りが活発になってきた。最初は町内の10人余りの懇親会で、初めてうどんを出した。これが好評で町内の人が「うどんの会」を作らないかとの提案となった・・・」 これ以降毎月40~50人の来客となった。この日書いた以下の短歌のように、ささやかな食の文化が媒体となる交流の展開であった。 
  ・ささやかな 食の文化が 媒体で 笑顔溢れる 楽しい懇談
  
 このうどんと平行して5月ごろから昨年の12月に完成していた発芽玄米ごはん炊き方を教えるようになった。このことについて2004年5月30日に「発芽玄米の薦め」と題してこんなことを書いた「昨日、便秘がかなり重症と思われる婦人がうどんを食べに来た。早速発芽玄米ごはんの話をすると共に、冷凍おにぎりの見本を差し上げて、これを食べたらどうかと薦めた。便秘の人は発芽玄米ごはんを食べると、劇的に便の状況が変わるのである」具体的な事例は省略するが、発芽玄米ごはんを食べると健康の基本が変わると言っても言いすぎでない。うどんと発芽玄米の指導が加わって、楽しくも多忙な1年であった。整理してみないと分からないが、うどんと発芽玄米が媒体となって、今年新たな交流が始まった人が50人を超えており感謝すべき1年であった。ここまで書いて、ルネッサンスの巨人レオナルド・ダ・ビンチの言葉を思い出した。
 
  ・あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、
     
      良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす。
     



2004年12月27日(月) 宮崎アニメ

癒しの森501                          

 今日は12月20日に行った第4回の水の勉強会のことを書くつもりであったが、ここに記述するには分量が多く、宮崎アニメのことを少々記述させてもらう。この宮崎作品は多くのフアンがいる。代表作は天空の城 ラピュタ・風の谷のナウシカなどだろう。何とはなしに宮崎アニメ解説をネットで見ていたら、宮崎アニメの人気投票が出ていたので8位まで引用した
第1位・2310 投票数・ 天空の城 ラピュタ
第2位・1391 投票数・ 風の谷のナウシカ
第3位・1320 投票数・ となりのトトロ
第4位・1210 投票数・ 耳をすませば
第5位・1122 投票数・ 魔女の宅急便
第6位・918 投票数・ もののけ姫
第7位・646 投票数・ 未来少年コナン
第8位・636 投票数・ 千と千尋の神隠し
 上記に作品の中では1984年の『風の谷のナウシカ』が名作中の名作だと思う。この作品は日本映画の興行新記録(動員2350万人・興行収入304億円)を達成した記録的なアニメなのである。宮崎駿監督が中心になって世に送り出すスタジオジブリ作品は、多くの感動と興奮を私たちに与えてくれている。民間文化の高い地位を確保している作品群といえると思う。急に宮崎アニメが見たくなって、妻と「ハウルの動く城」を見に行ってきた。主人公ソフィーは小屋の魔女の呪いをかけられて90歳のおばあちゃんにされてしまったことからハウルの動く城に転がり込む。ハウルは強大な力を持つ魔法使い・・・このアニメには原作があるのだ。イギリスの人気作家ジョーンズが描く「魔法使いと火の悪魔」(西村醇子/訳・徳間書店)なのだ。読み出したらやめられない魅力的なファンタジーであるとのこと。

  ・アニメでの 主役が語る 名言に 心を動かす 幾百万人
     




2004年12月26日(日) 25年後に小惑星衝突?とNASA

癒しの森500                      
        
 今日で500回目の癒しの森になった。2003年8月に書き始めたころは、100回まで書き続けることが出来るかと思った。しばらくして、2003年9月11日に書いたように700回を目指して書き続ける目標を立てた。この目標からすると70%までのところに来たことになる。このまま行けば何とか700回まで書けるのではないかと思っている。しかし、日々の映像は書けるが、癒しの森は難しく途中で挫折する可能性もある。

 今日は太陽のまわりを回る無数の小惑星について書きたい。なにしろ名前のついている小惑星だけでも6000個以上もあり、望遠鏡でも約7万個が確認できるという。更に直径が1キロメートルのものは50万個もあるのだ。小惑星の大半は火星と木星の間にあって太陽周りを回っている。しかし、小惑星や細かい岩が、軌道を外れて地球に飛び込んでくる。大気との摩擦によって燃えたものを流星といい、この流星のなかでも特別明るいものを「火球」という。これは大気の中で燃え切らずに、地上に落ちてくるのもある。米航空宇宙局(NASA)の小惑星監視グループが12月23日、直径約400メートルの小惑星「2004MN4」の軌道を計算したところ、2029年4月13日に地球に衝突する確率が約300分の1あるとの結果が出た」(12月24日・共同通信)という。仮に衝突すれば、津波などの大きな被害が予想される。このようなことが起こる可能性もあるのだ。

 宇宙の中では点のような地球、この中で膨大な生命を育みながら、今日も正確無比のスピードで回転し、秒速30キロで母なる太陽の周りを飛行している。まさに、12月16日に書いたようにサムシング・グレート(宇宙の偉大な存在)である。
(メモ 地球ん公転のスピード)

  ・直径が 小さな(1キロ)惑星 50万 太陽回る 眺め壮大
     

 
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メモ〈癒しの森から〉
2003年12月25日(木) 地球の公転のスピード
 
 天文学の素人が、一つの感動を持って宇宙のことをまた記述させていただく。20世紀の最大の科学者であるアインシュタインは、味わい深い多くの名言をの残している。1997年からの日々の映像で何回もアインシュタイン名言を引用したが、ここでは次の名言を引用したい。

 「私は神がどういう原理に基づいてこの世界を創造したのか知りたい。そのほかは小さなことだ」(創元社・アインシュタインの世界から)

 12月13日この太陽系の直径273億キロを地球上の乗り物で走ると次の時間がかかることを書いた。
 ・新幹線   時速 200キロ   太陽まで約85年×91天文単位=7735年
 ・ジェット機 時速1000キロ   太陽まで約17年×91天文単位=1547年

 宇宙の星星の移動のスピードは、地球上のスピード感覚を遥かに超えているのである。今回は、地球が太陽の周りを廻る公転のスピードを計算してみよう

1、太陽までの光速の距離  8分19秒=499秒
2、太陽までの距離      499秒×300.000キロ=1億4960万キロ
3、公転の距離        1億4960キロ×2×3.14=9億4602万キロ
4、1日の公転距離      9億4602万キロ÷365.26日=259万キロ
5、時間当たりスピード   259万キロ÷24H=10万8000キロ
                (ジェット機の時速1000キロ×108倍) 
6、秒速            10万8000キロ÷3600秒=30キロ

 地球は上記の通り、時速10万8000キロという猛スピードで1日259万キロも駆け抜ける。11月29日に記述したように、地球の直径は12740キロである。よって、1日で地球8.5個(10万8000キロ÷12740キロ)に当たる距離を駆け抜けるのだ。この運動を地球誕生から40億年以上も続けている事実に接すると、天文学の素人としてはまさに神秘としか言いようがない。

   休みなく 母なる太陽 離れずに 周り続ける 法則如何に






2004年12月24日(金) 古今東西の語録(「今夜の気分は」から)

癒しの森498  

 12月17日・21日は私が愛読していた「今夜の気分は」から引用させていただき少々記述した。このサイトが12月18日をもって終了となったことは残念でならない。昨夜このサイドをじっくりと読んだ。素晴らしい引用があるのでこの部分だけをここで掲載させて頂くことにした。老兵は去ったが書き残した文字の一部は、癒しの森の中で生き続けることだろう。
  
 引用の中で最も親しみを感じたのは、9月12日付けのエレノア・ルーズベルト ( フランクリン・ルーズベルト夫人)の「人生は生きることが大事なのです。いつも好奇心を持ち続けることです。どんな理由があっても、けして人生に背を向けてはいけません 」という語録である。
  
 実はこの人の語録を未発表の小説の中で引用してあったのだ。同夫人は過去100年のアメリカの女性リーダーの中で尊敬されている3人の中に入る人なのである。この人の語録で記憶に鮮明に残っているのは「人生は成長するから面白いのです」(要旨)という言葉である。メモ欄に引用した古今東西の歴史のその名を残した人たちの言葉はどれも光彩を放っている。
メモ 古今東西の語録20項目

    ・光彩を 放つ言葉を 実感し 理解しようと 迫る日々あり
     


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メモ 古今東西の語録20項目
                         

 2004年12月18日(土) 長い間、ありがとうございました ( とりあえず最終回 )
「 哲学で唯一深刻な問題は、自殺である 」
There is but one truly serious philosophical problem and that is suicide.
                            アルベール・カミュ ( 作家 )

2004年12月14日(火) 荒療治の是非
「 この世に存在する一切のものに、不要なものなどなにもない 」
Nothing that exists in this world is unnecessary.
                       松下 幸之助 ( 松下電器創業者)

2004年12月08日(水) 「 法 」 でも 「 善 」 でもなく
「 人々の善が最高の法律である 」
The good of the people is the greatest law.
                   キケロ ( 古代ローマの雄弁家、哲学者 )

2004年12月06日(月) ルールに拘る人々
「 私たちと同じ立場の人が仮に百人いたとしても、このユダヤ人たちを
  助けようとはしないかもしれない。 でも、僕たちはやろうか 」
If there were a hundred people in our position, none of them
would want to help those Jewish people. But shall we do it ?
                             杉原 千畝 ( 外交官 )

2004年12月04日(土) 母の愛
「 偉大な人物にはかならず、偉大な母親がいた 」
There was never a great man who had not a great mother.
                 オリーブ・シュライナー ( 南アフリカの作家 )

2004年11月24日(水) ぬるい社会
「 厳しい状況で自信を持っていられるのは、偉大な選手である証だ 」
I think it's the mark of a great player to be confident in tough situations.
                  ジョン・マッケンロー ( テニス・プレイヤー )

2004年11月12日(金) 教育論
「 もしあなたが、自分の子供たちによくなってもらいたければ、今の倍の
 時間を子供たちと過ごし、半分のお金を彼らのために使いなさい 」
If you want your children to turn out well, spend twice as much time
with them, and half as much money on them.
            アビゲイル・ヴァン・ブレン ( アメリカのコラムニスト )

2004年11月10日(水) 被災地への便り
「 手紙とは、封筒に込められた期待です 」
Letters are expectation packaged in an envelope.
                  シャナ・アレキサンダー ( ジャーナリスト )

2004年11月08日(月) 民衆本位の政治
「 民衆の声は神の声である 」
The voice of the people is the voice of God.
                  古代ローマの格言

2004年11月04日(木) 道を拓く人
「 試合はワイフだ。 
忠誠心と責任を要求されるが、達成感と安らぎを返してくれる 」
The game is my wife. It demands loyalty and responsibility,
and it gives me back fulfilment and peace.
            マイケル・ジョーダン ( NBA バスケットボール選手 )

2004年10月30日(土) 命を人質にしているのは、テロリストだけではない
「 私を破滅させないものが、私を強くする 」
What does not destroy me, makes me strong.
                   フリードリヒ・ニーチェ ( 哲学者、詩人 )

2004年10月27日(水) 日本人の強さ
「 あなたが倒れたことは、どうでもいいのです。
  私は、あなたが立ち直ることに関心があるのです 」
I am not concerned that you have fallen - I am concerned that you arise.
       エイブラハム・リンカーン ( アメリカ合衆国第16代大統領 )

2004年10月15日(金) 思想なき妬み
「 他人がいい思いをしているだろうと、あれこれ考えるのが嫉妬です 」
Jealousy is all the fun you think they had.
                             エリカ・ジョング ( 詩人 )

2004年10月04日(月) お母ちゃんが悪いんだい
「 だから、私の友、アメリカ国民の皆さん、祖国が自分たちに何をしてくれ
るか問うのではなく、自分たちが祖国に何ができるかを問うてください 」
And so, my fellow Americans, ask not what your country can do for you;
ask what you can do for your country.
            ジョン・F・ケネディ ( アメリカ合衆国 第35代大統領 )

2004年09月29日(水) かけがえのないもの
「正しい戦争とか、間違った平和というものは、あった試しがない 」
There never was a good war or a bad peace.
     ベンジャミン・フランクリン ( アメリカの科学者、政治家、文筆家 )

2004年09月23日(木) 学ぶ構造
「 人間は、何事も人に教えることなどできない。 
  ただ、人が自分の中にある能力を発見するのを手伝うことならできる 」
You cannnot teach a man anything; you can only help him to find it within himseif.
                  ガリレオ・ガリレイ ( 天文学者、物理学者 )

2004年09月19日(日) 秩序を乱すのは誰だ
「 若い頃は自由を熱心に説いた。
  歳をとってからは秩序を説いている。
  自由は秩序から生まれるという大発見を、私はしたのだ 」
In my youth I stressed freedom, and in my old age I stress order.
I have made the great discovery that liberty is a product of order.
                          ウィル・デュラント ( 教育家 )

2004年09月13日(月) 経験と円熟
「 歳をとるという、おそろしく高い代償を払って、人は円熟する 」
 Age is a very high price to pay for maturity.
                          トム・ストッパード ( 劇作家 )


2004年09月12日(日) あんた何様さま
「 人生は生きることが大事なのです。いつも好奇心を持ち続けることです。
 どんな理由があっても、けして人生に背を向けてはいけません 」
Life was meant to be lived, and curiosity must be keptalive.
One must never, for whatever reason, turn his back on life.
         エレノア・ルーズベルト ( フランクリン・ルーズベルト夫人 )


2004年09月11日(土) 異国での死
「 死とは、ピクニックのとき、遠くに聞こえる稲妻の音 」
Death is the sound of distant thunder at a picnic.
                             W・H・オーデン ( 作家 )

     
    



2004年12月23日(木) 森繁久弥:幸四郎弁慶で花道歩く

癒しの森497                            

 11月10日弁慶(松本幸四郎)が主役の勧進帳を鑑賞したことを書いた。歌舞伎を見るのは始めてであったが、最もよく上演される勧進帳の迫力が少しは理解できた。圧巻は何といっても最後の弁慶の飛び六方を踏む最後の場面である。12月20日久しぶりの森繁久弥の立ち振る舞いがスポーツニッポンに報道されていた。超ベテラン俳優・森繁久弥(91)が「勧進帳」の武蔵坊弁慶の大ファンで、先代、先々代から見続けているそうで、セリフを全部覚えているほどの熱の入れようだという。舞台役者でない森繁久弥さんが、勧進帳のセリフ全部覚えているということに感動混じりの驚きを感じた

 「森繁久弥(91)久々に元気な姿を見せた。・・いすに腰掛けた森繁が突然「花道を歩きたい」と言い出した。関係者の心配をよそに、幸四郎に手を引かれ、弁慶が六方を踏む約19メートルの花道を1歩1歩踏みしめた。数分前まで車いすに座った老人の姿はそこにはなかった」という。・・・終演後、森繁久弥弁慶の格好のままで姿を現した幸四郎と何度も握手を交わし「振る舞いが素晴らしい。きょうは本当に参った。何度見ても泣ける。お友だちでよかった」と感無量の表情。これには幸四郎も感極まり、大粒の涙を流したとのことである。心に爽やかな薫風が通りぬけるような話しだ。

   ・伝統の 勧進帳の 支えては 心技みなぎる 千両役者
      


     



2004年12月22日(水) 冬至の学習

癒しの森496                          
                          
 今日は冬至である。朝もっと眠っていたいのだが5時30分に目を覚ます。今日は一年中で夜が長い日で太陽が最も南であたりは真っ暗であった。散歩に出るために身支度を整えて玄関に立って寒暖計を見たら5度で真冬並み。6時30分に家を出た時は、うっすらと明かりがさしてきたがまだ暗い。どうにか明るくなったのは6時40分であった。市街地を離れると風も強く、冷たい雨が横殴りに降って来たので散歩は10分で中止した。まさに厳寒の始まりのような朝であった。
 
 以前ここで登場願ったうにゃちゃんのページに冬至のことが書いてあった。時折思うことであるが、我々は社会万般のことを知っているようであるが、明確に説明できるほど知っている訳でない。そこで、昔から伝わる冬至の食べ物を少々書き留めたい。
・とうじ-カボチャ・・冬至の日に食べるカボチャ。中風の予防によいという。
・とうじ-がゆ ・・ 冬至の日に食べる小豆(あずき)がゆ。厄を払うという。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)
・冬至ゆず湯
ゆず湯は、丸のままでも輪切りでもかまいません。お風呂に入れると香りもよく、体がたいへん温まります。江戸時代には、冬至の日のゆず湯は大賑わいだったといいますが、柑橘類の成分は肌によく、ひび、あかぎれなどにも効果があります。また、ゆず湯や菖蒲湯のように、節日に水を使って厄除けする風習もありますから、邪気払いや冬の祭りの供物の意味もあったのでしょう。(株シマヤのページから)
メモ 生活の知恵が生きる冬至メニュー

    寒い冬 知恵を絞って 健康に 昔の知恵を 冬至で学ぶ 
     


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◆メモ 生活の知恵が生きる冬至メニュー
冬至の七種は「ん」が2つつくもので、なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)で、これらを食べると病気にかからず、うどんは、運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世するといわれています。実際には「冬至冬なか冬はじめ」といって、寒さがいっそう厳しくなるころです。いずれも栄養があり、体の温まる食べ物ですから、寒い冬を無事に過ごすために考えられた昔の人の知恵といえるでしょう。(株シマヤのページから)



2004年12月21日(火) 老兵は死なず、ただ去り行くのみ

癒しの森495                            

 12月17日にエンピツの時事・社会に「今夜の気分は」というページがあることを紹介した。骨太な論説を展開していたのに、12月18日の「哲学で唯一深刻な問題は、自殺である」の引用をもって終了するとのことである。過日頂いたメールに「年末の慌しさに加え、ちょいと 「 WEB日記 」 というもの自体に虚無感を抱き始めたので、更新をサボっています」と終了を示唆する記述があった。我田引水のようであるが、12月18日の最後の記述の一部に日々の映像に関する記述があったので引用させて頂く。

 『ペンネームどおり、「 老兵は死なず、ただ去り行くのみ 」 である。近い将来、もしも再開するとしても、エンピツさんの 「 時事/社会 」 というカテゴリーに登録するつもりはない。この日記を 「 時事/社会 」 だからという理由でご拝読くださった皆様とは、これで最後ということになるだろう。お別れに、この 「 時事/社会 」 で私がお奨めする日記をご紹介したい。

『 あんた何様日記 』http://www.enpitu.ne.jp/usr4/45126/diary.html
『 日々の映像 』http://www.enpitu.ne.jp/usr2/22831/diary.html

 前者は、やや 「 クセが強い 」 部分や、誇張された表現もあるけれど、若者らしい素直な視点と、読み飽きさせない文章力が特徴である。
後者は、きわめて客観的、中立的な記述で、「 真実が伝わりやすい 」 という点においては、もっとも信頼できるサイトではないかと思っている』

  ・本日で 「今夜の気分」は 休刊と 新たな健筆 スタート待とう
     


     



2004年12月20日(月) 子どもの喘息、史上最高を更新 文科省調査

癒しの森494                            

 今日は今月3回目の「水と健康」の勉強会をした。一定の講義を聴くという形式でなく各自の質問を友人の通称水博士が答える形で進めた。この話の中で、クラスターの小さな水(ここでは良質な水とする)を飲みお風呂に使うことによってアトピー性皮膚炎が治った事例の説明があった。子供のぜんそくやアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患は深刻な問題である。参加者の一人から貴重な指摘があった。「いびきをかく子供は口をあけて寝るため喉から菌が進入して喘息になる」という。

 文部科学省が16日公表した04年度学校保健統計調査によると、ぜんそくの子どもの割合が小中学校・高校で、統計を取り始めた67年以降、史上最高を更新したという。ぜんそくの子どもの割合はおおむね増え続けているのだ。「今年度は、幼稚園が1.3%と前年度から0.2ポイント減ったものの、小学校は3.1%と初めて3%台に乗り、中学校も2.4%で、ともにこれまで最高だった03年度を0.2ポイント、0.1ポイント上回った。高校も1.5%とこれまでの最高(02年度1.4%)を上回った」(12月16日・毎日から)子供のぜんそく・アトピー性皮膚炎は食・水・生活空間などが複合的に絡み合って発生している。現代の社会で健康を維持するには、一定の知識が不可欠なのである。

   ・現代の 生活営む 環境で 健康維持する 知恵学ぶべし
     



2004年12月19日(日) 酒を断つべし

癒しの森493                            

 私の知人で酒を止めさせたい人が3人いる。3人とも完全なアルコール中毒である。一端アルコール中毒になると、一人では立ち直ることが出来ない。一人はかなり重症で糖尿病も併発している。最近は足の痛みがあるようで、壊疽ではないかと危惧している。ここまで来ても酒を断つことが出来ないのである。この人が酒を飲めなくなるのは、足を切断してベットに拘束される時しかないのかもしれない。

 もう一人毎日浴びるように酒をのむ人がいる。この人からは何とか立ち直ってもらいたいと思っている。昨日断酒会で講演したことのある知人と懇談する。詳しくは省略するが少々のことでは酒を断てないのだ。ここでは断酒会の誓いの言葉を引用したい。
• 私たちは酒の魔力にとらわれ、自力ではどうにもならなかったことを認めます。
• 私たちは断酒会の力によって立ち直りを信じ、つとめて例会に出席します。
• 私たちは過去の非を常に反省し、今までに損なった人々に及ぶ限りの償いをすることを誓います。
• 私たちは互いに助け合い、励まし合い、人間関係を確立して新しい人生を建設することを誓います。
• 私たちは断酒会を盛り立て、広く同じ憂いを持つ人々とその家族を救いあげるために、努力することを誓います。
メモ 断酒会家族の誓い

    ・助け合い 励ましあって 困難を 乗り越え開く 新たな人生
     


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メモ 家族の誓い
•私の主人、私の息子は、断酒会に入会しました。
•あれほど好きな酒をやめるのは、本当につらいことでしょう。
•断酒を決意した主人、息子は偉いと思います。
•主人、息子の酒癖は病気です。病気だから治さねばなりません。また治すことができます。
•主人、息子の酒を断つために少しでも力になって共に苦しみ、共に治します。
•断酒会の皆様と共に、主人、息子の断酒に協力することを誓います。




2004年12月17日(金) 久しぶりの松下幸之助語録

癒しの森491                      

 エンピツの時事・社会に「今夜の気分は」というページがある。いつも高い見識の論説を展開している。12月14日は「この世に存在する一切のものに、不要なものなどなにもない」という松下幸之助の語録が引用されていた。ページの管理人TAKA氏は「彼が遺した名言の数々は、挑戦する意欲への 『 無限の広がり』がある」と解説していた。この松下幸之助の「「この世に存在する一切のものに、不要なものなどなにもない」を言葉として理解するのは容易である。しかし、この言葉が発せられる背景に松下幸之助の不動の哲学的な基盤があると言わねばならない。

 2003年11月23日に松下幸之助の人間観を引用した。「人間とは繁栄への能力を秘めたなんと素晴らしい存在であろう。あたかも磨けば光るダイヤモンドの原石のようなものだ」と。人間は繁栄への能力を秘めた素晴らしい存在と指摘しているのだ。この2つの言葉は表現する内容を異にするが、その源の認識(哲学)は同一であると思う。人間は磨けば光る、・・そう考えるか、そう信じるか、これが一人の人間を成長させるかどうかの分岐点になると同時に、健康にも大きな影響を与えるのである。

  ・平等に 内なるダイヤを 保ちゆく 磨けば光ると 思うか否か
      



2004年12月16日(木) 生命(遺伝子)の暗号

癒しの森490                           
                 
 昨日推薦図書の中に村上先生の「生命の暗号」を挙げた。私が村上先生の存在を強く意識したのは1997年であった。同年11月30日の日々の映像に「心の働きと生命の暗号」(非公開)と題して記述した。ここで記述したいのは、言葉として分かっていることと、実感として分かっていることは天地の差があるということである。2004年11月2日村上和雄先生の講演「宇宙から生まれ、宇宙へ帰る」を聞いて少々記述した。以下の先生の説明を実感として分かれば素晴らしいと思う。

 「私たちの身体を構成する元素は、すべて地球の元素に由来する。地球の無機物を植物が摂取し、その植物を動物が食べ、私たちは、それらの植物や動物を食料として摂って生活している。高齢者といえども、身体の細胞は絶えず凄いスピードで入れかわっている。地球の元素はどこから来たのか。宇宙から来たのである。したがって、私たち生き物は、すべて宇宙の星くずの一片である。私たちの身体は地球から、さらに宇宙からの借り物であるといえる。借り物である証拠に一定期間借用して、全員返却しなければならない。返却した身体は、大気や地球の元素に還元され、もう一度地球上の生物の身体に帰ってくる。・・・・・遺伝子暗号解読の現場で感じた、いのちの素晴らしさ、また眠っている良い遺伝子を目覚めさせる方法について語りたい」(講演の骨子から)

 ・感嘆と 驚嘆伴う 遺伝子を 生み出す宇宙の サムシング・グレート
     


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メモ 心の動きと生命の暗号の引用(癒しの森から)
 

2004年02月08日(日) ガンも気(心の動き)が重要な要素

 過日友人と懇談したが1月22日に書いた「病気と気力」が話題に上った。実はこれを書くまで、ストレスが糖尿病の原因になることに強いイメージは持っていなかった。そのことを話すと、友人は「ガンもストレスから」との話をしていた。ガンとストレス(心の働き)が密接な関係にあることは、1997年11月30日に書いた「心の動きと生命の暗号」で理解していたのでを引用したい。

 「30年のキャリアを持つ臨床医(森田修平氏)が、日本の遺伝子工学の第一人者といわれる村上和雄筑波大教授の著書『生命の暗号』の要旨を説明していた。(月刊誌・潮・12号)やや長いが引用したい。
・・・・人間の体は約1兆個の細胞から出来ており、1日のうち約1兆個の細胞が死に、同じく1兆個の新しい細胞が生まれる。その細胞は全部同じ遺伝子を持っているが、村上教授によればその中の良い方向に働く遺伝子と悪い方向に働く遺伝子があり、それらの遺伝子が時によっては、オン(ON)になったり、オフ(OFF)になったりする。ガンの場合も、体内にガンになる情報を持つ発ガン遺伝子と、それを抑えるガン抑制遺伝子がある。普通はその両方がバランスよく働いているためにガンにかからない。それが何らかの原因によって、発ガン遺伝子がオンになり、ガン抑制遺伝子がオフになるとガンになる。その遺伝子をオンにしたりオフにする力。村上教授は物事を良い方向に前向きに考えるプラス思考か、悪いほうに考えるマイナス思考かという心の働きが大きく影響を持つと考える。プラス思考の人はいい遺伝子がオンになって働き、悪い遺伝子はオフになって働かない。マイナス思考に人はその逆になる。長年の研究の結果相したことが分かってきたというのである・・・・ ここでは心の持ち方、心の働きが遺伝子に大きな影響を与えるとの指摘である。物事に対していかにプラス思考を行うか、これはよく言われることであるが、心の持ち方が遺伝子にも影響を与えるのであるから、肉体と心は一体であるといえる。心がマイナス思考であれば汝自身の肉体まで蝕むことになる。年齢より若い人もおれば、その逆もある。これらも、その人の心の持ち方が細胞次元まで影響を与えている証拠なのだろう」(日々の映像から引用)
  
   ・不思議なる 心と体の メカニズム 心の波動が 細胞までに



     



2004年12月15日(水) 推薦図書

癒しの森489                          
             
 ここのところヘルシーライフの会の活動が毎日あり、まごまごしていると日々の映像と癒しの森を書く時間がなくなってしまう日がある。よって、本を読む時間は少ないのであるが、これを忘れると文章を書けなくなるとの自覚がある。よって、出来るだけ本は読みたいと思っている。

 最近「水の経済学」(鶴蒔靖夫著・IN通信社)を読んだ。読みはじめから、作者の教養のハイレベルを感じながら読み進めた。この本を読み進みながら、一つのイメージが湧いた。ヘルシーライフの会として、推薦図書を決めていこうというものである。これは癒しの森の作者としての推薦図書という側面もある。会員・読者が心豊かに健康な日々を送るために参考になると思われる図書を推薦していきたいと思っている。今回は以下の7冊を掲げておきたい。

「水の経済学」 (鶴蒔靖夫著・IN通信社)
「生命の暗号」 (村上和雄著)
「生命の暗号②」 (村上和雄著)
「人生の暗号」 (村上和雄著)
「生命のバカ力」 (村上和雄著)
「生きることの質」 (日野原重明著)
「100歳になるための100の方法」 (日野原重明著)
   
  ・人生の 豊かさ何かと 尋ねれば 蔵の財より 心の財こそ 
     


      



2004年12月14日(火) 12月の蕗のとう

癒しの森488        

 12月4日に「恩の報える」と題して、乞食同然の老人のことを書いた。この時「イチョウの実・蕗のとう・国有地に自生している大根の葉・などを採集して我が家に届けるのである」と書いた。その後も晴天の時は、何かを採集して我が家に届けるこが続いている。一番分からないのはどうして今頃に蕗のとうを採集出来るかであった。その旨を老人に話すと案内するという。

 昨日の朝は寒さに加えて風も強かった。しかし、老人と朝の7時に約束の場所に落ち合い「蕗のとう」の採集に出かける。天然で蕗が勢力を張っている場所は僅かなのである。2箇所案内してもらってが、1ヵ箇所2メーター×8メーター余りの蕗の集団であった。ただし、他の雑草も勢力を張っており、蕗の集団が生き残れるかどうか不安を感じさせる佇まいであった。もう1ヵ箇所は4メーター×15メータ余りの集団であった。蕗の葉は殆ど枯れているが、その根元に春の到来を待って蕗のつぼみを作って待機しているのである。少量採集して岐路に就く。

  ・蕗のとう もう芽を出して 春を待つ 冬はこれから 厳寒耐えて 
    
     



2004年12月13日(月) 年末の風物詩第9番が聞えて来る

癒しの森487                                        
 年末恒例の風物詩が聞えて来る時期となった。ベテラン指揮者の岩城宏之さん(72)が、大みそかに“マラソン演奏会”に挑むという。ベートーベンの交響曲全9曲を、第1番から順番に、1晩で演奏するコンサートだ。ベートーベンの交響曲は「英雄」「運命」「田園」の愛称で親しまれる名品や、日本で年末の風物詩となった第9番「合唱付き」などがある。しかし、9曲全部を上演するとなると、演奏だけで6時間を超える規模になるという。この演奏を指揮者(岩城宏之)一人が連続して指揮する例は世界でないのだ。世界的には1988年にロンドンで朝、昼、晩に分けて、1人の指揮者がやった例がある程度だという。

 会場となる東京文化会館(台東区)では、昨年の大みそかにも、この9曲の連続演奏会が初めて開かれた。その時は岩城さんら3人の指揮者が、2つの楽団を振り分けて行われた。今回は岩城宏之さん一人で振るコンサートなのだ。岩城宏之さんは「ベートーベンは僕にとって別格な存在。演奏の途中で倒れても本望」と、並々ならぬ意欲を燃やしている。大みそかの開演は午後3時半。途中に5回の休憩をはさんで、第9番の終演は年を越して元日の午前0時40分の予定だ。オーケストラはNHK交響楽団の主要メンバーを核とする特別編成になる。ベートーベンの熱烈なフアンにとっては、特別に1日となるだろう。
    
   ・楽聖の 残せし曲が いつまでも 今年も響く 第9の魂 
     


     



2004年12月12日(日) 発芽玄米ごはんの威力

癒しの森486                          

 発芽玄米ごはんを食べると通じがよくなることは、全員が異口同音に答える。先週感動的なことがあった。妻の友人のお母さんが、どうにもならない便秘で50代の娘と一緒に尋ねてきた。分泌がひどく頭がもうろうとして来ると言うのだ。多くの人に発芽玄米ごはんを勧めてきたので、このひどい便秘は治るとの確信があった。その旨をおばあちゃんに話をして冷凍保管してあった発芽玄米ごはんおにぎり(約140グラム)1個を食べてもらった。

 おばあちゃんは繊維質が十分にある発芽玄米ごはんを食べながら「これで治るかも知れない」という直感が働いたようである。食べ終えると今日から毎日食べたいと、冷凍庫に保管して在った発芽玄米おにぎり20個を持ち帰った。2日後おばあちゃんから娘に対して、「でたでた、すっきりした。石田さんにお礼の電話をしてほしい」と興奮と感動の電話が入ったとのことである。おばあちゃんは長年の便秘で苦労してきたのである。それが僅か2日間解消されたのであるから、まさに発芽玄米ごはんの威力である。

  ・玄米の 繊維の威力 まざまざと 感動的な 便秘の解消
    


     



2004年12月11日(土) 睡眠と肥満の関係

癒しの森485                          

 先進国での肥満は深刻な問題になっている。詳しくは省略するが、食料が安く手に入るアメリカは、世界の誇る肥満大国なのである。この原因は睡眠不足が肥満にさせているのでないかとの論文が発表された。「睡眠時間が短いと食欲を刺激するホルモンの量が増えるとする論文を米国の2つの研究チームが発表した」(12月8日・共同通信)という。
  
 具体的な調査は次の通りだ。「スタンフォード大のチームは30-60歳の約1000人を対象に普段の睡眠時間と血液中のホルモン量を調べた。5時間睡眠の人は8時間睡眠の人に比べ、食欲を刺激するグレリンが15%多く、食欲を抑えるレプチンの量は16%少なかった」という。補足するまでもないが、睡眠不足ぎみの人は食欲を刺激するホルモン(グレリン)が増加するのだ。現代は自分なりの生活のパターンを決めないと、どうしても睡眠不足になってしまう。一番悪いのは意味なくだらだらとテレビを見ることだろう。
  
 この睡眠とホルモン(グレリン増えてレプチンが減る)の関係は、シカゴ大とスタンフォード大が同時に発表したものだ。シカゴ大のチームは「20代の男性12人について2晩連続で4時間寝た場合と10時間寝た場合のホルモン量を比較。4時間睡眠の後はグレリンが増えてレプチンが減り、空腹感が強まっていた」という。このように睡眠とホルモンの関係は明白なのである。2003年08月20日に次の短歌を作ったことを思い出した。
  
   ・生体の リズムを守る 睡眠が 脳や体に 癒しを送る
    


     



2004年12月10日(金) アメリカ社会を理解する一段面

癒しの森484                           

 物事に対して片寄った見方をする人が意外と多い気がする。日々の映像が媒体となって懇談する友人の中に、アメリカ社会(特に企業システム)に疑問を持ち人・中国社会に強い警戒感を持つ人などさまざまである。それらの人たちの見解を整理すると、相手国の欠陥・枯れ枝に対する批判なのである。共通していることは、相手国の優れている点に理解を深めようという姿勢は貧弱と言わねばならない。
 
 松井・イチロー選手に関する記述で、大リーガーの年俸を書いたことがある。一流選手となると年俸が20億円を超えるのである。アメルカ社会を理解する意味では、この程度のことで驚いていられないのである。10月24日米人気女優ジュリア・ロバーツ(36)が妊娠し、来年早々に双子を出産する予定であるとのことを書いた。ジュリア・ロバーツさんは、出産後、映画界での活動を5年間休業する予定であると発表していた。ジュリア・ロバーツさんは「母親になるのを長い間待ち望んでいたから、すべての時間を赤ちゃんたちに捧げたい」との素敵な言葉を残している。
 
 米ハリウッド業界誌「ハリウッド・リポーター」は12月7日発売の特別号で、人気女優の映画出演料のトップ10(前年度実績)を発表した。1位は、近く公開の「オーシャンズ12」などに出演している前記のジュリア・ロバーツ(37)さんで、映画一本当たり2千万ドル(約20億円)の出演料なのだ。ともかく、輝いている人に対する評価は、日本では考えられない水準なのである。
メモ 米ハリウッド女優の出演料1位20億円~ 10位12億円

  ・アメリカの 優れた人への 評価こそ 活力生み出す 源泉なるか
     


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 メモ 米ハリウッド女優の出演料
1 ジュリア・ロバーツ    2000万ドル(約20億円)
2 キャメロン・ディアス   2000万ドル(約20億円)
3 ニコール・キッドマン   1500万ドル(約15億円)
4 リース・ウィザースプーン 1500万ドル(約15億円)
5 ドリュー・バリモア    1500万ドル(約15億円)
6 ハル・ベリー       1400万ドル(約14億円)
7 サンドラ・ブロック    1200万-1500万ドル(約12億-約15億円)
8 アンジェリーナ・ジョリー 1200万-1500万ドル(約12億-約15億円)
9 レニー・ゼルウィガー   1200万ドル(約12億円)
10 ジェニファー・ロペス   1200万ドル(約12億円)


    






2004年12月09日(木) 横田めぐみさんの「生」への希望

癒しの森483

 今回の鑑定結果は横田めぐみさんの「生」への希望を生んでいる。北朝鮮から持ち帰った遺骨が横田めぐみさんのものではないと鑑定されたことは、めぐみさんがどこかで生きているのでないかとの可能性を示している。 横田めぐみさんの両親らは8日、「遺骨」が別人と判明したことを受け東京都内で記者会見。「あの子は絶対生きている」と、父滋さん(72)と母早紀江さん(68)ら家族は再会への強い思いを言葉に込めた。偽りへの怒りと、希望がつながった安どが交錯する横田さん夫妻。滋さんは「鑑定不能だったらと心配したが、生存の望みが強くほっとした。必ず生存していると信じて今後も運動を続けていく覚悟です」と毅然と語っていた。

 早紀江さんは「初めから絶対違うんだと信じていたが、その通りだった」と表情を和らげた。一方で「めぐみと称して他人のものを出してくる。全くでたらめと証明された」と北朝鮮への怒りをあらわにし、鑑定結果が出るまでの3週間については「信じていなかったので不安というのはなかった」と気丈に話した。警察庁幹部は、北朝鮮が別人の骨を出してきたことについて「死亡を証明するものが出せないということから、めぐみさんが生きている可能性も出てきた」(スポニチから)惨い運命に翻弄された横田めぐみさんが横田両親の前に現れる劇的なドラマが展開されることを祈りたい。

  ・残酷な 拉致の犠牲の めぐみさん 生きて日本に 帰る日いつか
      




2004年12月08日(水) 集中する時間

癒しの森482                          

 私は1日の中で誰にも声を掛けられない時間が2時間余り必要である。日々の映像(癒しの森)が出来るまでのパターンはおおよそ次の通りだ。毎日必ず目を通す新聞の項目は、朝日・産経・毎日・読売・日経・スポニチである。この中から後日の参考にしなければならないと思う情報を、私のワードの資料室に移動させる。この時間が1時間30分余りである。日にのよっては、新しい情報が少ないこともあり、この作業を1時間弱で終わることもある。ここまでの作業の時は、電話が来るなどの雑事があっても余り気にならない。

 しかし、これらのニュースの中から、今日の日々の映像(癒しの森)に何を書くか、という段階になると集中する時間が必要である。家にいるとこの集中の時間が出来にくいので、パソコンを持ってサイゼリヤへ行って記述する習慣があった。ところが、最近はここでの友人が出て来て語り合う機会が多くなり集中する時間が取りにくくなって来ている。さりとて、語り合うことは多くの示唆があるので、決して無駄ではないのだ。今日も20時にここに来たのであるが、22時まで友人との懇談となった。それから、日々の映像(癒しの森)を書き、今日の癒しの森のテーマを「集中する時間」として書いた次第である。今の時間は23時45分を示している。これから帰ってエンピツに入力するので、24時ぎりぎりとなる。

   ・毎日の 癒しの森を 書き止める テーマ何かと 尋ねる時間
     

 



2004年12月07日(火) 「出逢」といいうリホーム会社

癒しの森481                          

「出逢」というとスナックの名前のようだが、ここの社長の名刺は総合請負業となっている。名刺の左上には「現代風何でも屋さん」とあるがこれだけだと、何をする会社なのかは分からない。名刺の左下には「トータルハウジング施工」とあり、分かりやすく言えば、リホームを主力とする会社なのである。

 社名も珍しいがここの大橋 治久社長は、創業者で26歳と若い。印象を一口で言えば、礼儀正しい好青年でまだ独身だ。過日、新潟日報にこの会社が、小千谷の災害復旧に活躍していることが報道されていた。

 大橋社長と知り合ったのはNPO法人の会合でまだ3ヵ月少々しか経っていないが、我が家の屋根の補修を依頼するなど何かと交流がある。当然のことながら大橋社長には我が家の「一二三うどん・発芽玄米ごはん」を何回か食べてもらった。そしたら大橋社長から「社員にうどんと食べさせたいので、是非会社で作ってくれないか」との依頼があり、今日は小道具をもって「出逢」の会社に行く。

 ミーテング室がにわか調理室になって、うどん・てんぷらを作り、発芽玄米ごはんを炊く。若い人が美味しそうに食べる姿を見るのは実に楽しいものである。詳しくは記述できないが、若い人も初めて食べる発芽玄米ごはんが美味しいといっていた。玄米の風味が日本人の遺伝子に刻み込まれているようだ。「出逢」の社長と若い社員との楽しいコミュニケーションの時間が流れた。

   ・出逢いから 人と人との 交流が 薫風かおる 今宵のひと時
    



2004年12月06日(月) 水と健康の勉強会

癒しの森480

 今日は通称水博士を招いて水と健康の勉強会を行う。参加者は講師を含めて7名であった。読者イメージしにくいと思うが、小グループのうどんの会を含めて、あまり綺麗でない我が家の8畳の台所で行っているのだ。8畳といってもこの中に流し台・冷蔵庫・食器棚などがあるので正味の空間は6畳そこそこである。そこに6名が腰掛けるだけの、テーブルと椅子があるので、空間的な余裕はほとんどない。この狭い台所に1ヵ月に5~60人の来客があるのだから、見方によっては親しみやすい空間なのだろう。

 我が家に最近出入りしている建築関係のグループがある。ここの社長は20代で私の家の台所は少し汚いので、改造したらとの提案である。台所の隣に常にほとんど利用していない6畳と8畳の和室がある。この14畳を洋室に改造して10人あまりが余裕を持って、うどんを食べるようにしたらどうかとの案である。確かにこのような空間があれば、10人ぐらいで勉強会をやっても余裕がある。やや総論になるが、人が多く集まる家庭には情報・元気・笑い・はたまた運までも集まるような気がしてならない。そう考えると10人~15人ぐらい集まっても狭い感じのない空間が必要なのだろう。今日の勉強会の項目はメモ欄に掲示した。この項目の補足は機会を見て記述したいと思っている。次回の勉強会は12月13日である。

   ・台所 ここに談ずる 文化論 環境壊す 家庭の排水
     




2004年12月05日(日) 5万を超える自殺願望の相談メール

癒しの森479                          

 10月6日夜回り先生こと水谷先生のことを書いた。その後毎日新聞に掲載される水谷先生のエッセイは毎回読んでいる。第43回は「リストカットをする子供たち」であった。ここにその要点を引用させていただく。「今、私のもとには5万をはるかに超えるリストカットや自殺願望の子どもたちからの相談メールが届いています。その9割以上は女の子からのものです。また、私の講演会にも数多くのこの問題で苦しむ子どもたちが訪ねてきます」一人の先生の下に、5万を超える子供たちの相談メールが来る・・・この現象をどう理解すれば良いのだろう。

 水谷先生は「・・・ もう一つは、これらの悩みを抱える子どもたちの多くが「自分病」だということです。自分の過去と今に捕らわれ、心がぱんぱんになり、その中でリストカットや自殺願望に捕らわれています。これらの子どもたちにとって、自分は最も哀しい存在であり、人は自分のことを誰一人わかってくれず、みんなが自分を疎外していると思い込んでいます。意識がすべて今と過去の自分に向いてしまっています。その結果、親や回りの人が見えなくなってしまい、それどころか、親の優しい一言までもが嘘(うそ)に思えてしまっています。・・・ 私は、彼らには、『哀しいです。まずは優しさを回りに配ってごらん。必ず変わるよ。水谷がついています』とだけメールを返します。こんなことで彼らが救えるのか、と思うみなさんもいると思います。しかし、8割がたの子どもたちはこれで気づいてくれます。他者を思いやる心、優しさに、優しさが帰ってきたときに」(12月3日・毎日新聞から)
     
  ・優しさを 周りの人に 配るとき 他者から届く 優しい心
     


     



2004年12月04日(土) 恩に報いる

  癒しの森478                           

 今年5月から初めた朝の散歩は、思わぬドラマを生むものである。その人を意識するようになったのは今年7月ごろであった。朝歩きだして20分のところに、24時間営業のスーパーがあり、20人余り食事と休憩できる空間がある。散歩の最初のころはここで小憩したのである。ここにほぼ毎日歩くこともおぼつかない様な老人がいた。姿かたちを表現すれば乞食同然の印象であった。毎日いるので、自然と言葉を交わすようになった。
この老人は、このスーパーで1個30円のうどんを食べているのが常であった。少なくとも130円のおにぎりを買うお金がないとの印象であった。当然のことながらこの老人が離れていることは容易に予測できた。
  
 2ヶ月ほど前から散歩に出るとき、発芽玄米おにぎり1個を温めて老人にやるようになった。ろくなものを食べていない老人にとって、ゴマを多く掛けた発芽玄米おにぎり1個食べることは体調の変化も与えたようであった。最近は以前と比べて元気になってきた。この人の今後の為に高齢者福祉協会の関係者に紹介するなどもした。私の行為に恩を感じたのか、最近は驚く行動を取り始めた。この人の足は自転車しかない。自転車で何と40分余りかかる山林に行って、イチョウの実・ふきのとう・国有地に自生している大根の葉・などを採集して我が家に届けるのである。ここで多くを書けないが、恩に報いる心根を持った人なのである。故にこの人の人生何かが起こるのでないかと思っている。

   ・僅かなる おにぎり1個の 恩なのか 元気で動く 人の心根
     


     
     



2004年12月03日(金) それぞれの価値観に追加があっても

癒しの森477                        

 日々の映像・癒しの森が題材となって、人と懇談する機会が多い。今は毎週月曜日に「水と健康」というテーマで懇談しているので、面白い話・価値観に接することが多い。価値観というとおおげさであるが、要は健康を維持する上でなにを大切にしているかである。「何といっても霊芝である」と認識して確実に実行している人。「何といってもクラスターの小さな水(磁気活性水)である」と確信している人。「何といっても良く噛むことである」と認識して魚を骨ごと食べてしまう人。「何といっても運動である」といって実行している人。「何といっても熊の胃である」と認識している人。健康にとって(おおげさに言えば人生にとって)これが大事とそれぞれが信じ仰いでいるので、これは一つの信仰なのである。

 「俺は霊芝と磁気活性水にするぞ」と、二つ乃至三つの信仰を持ってもよいと思うのであるが、案外と一つに固守する傾向がある。人それぞれの価値観であり、ここでどうこう言うつもりはない。ただ健康にとって良いと思われる情報は、先入観念を持たずに正確に掌握する習慣を持ちたいものである。

 米大リーグの伝説的な強打者、ベーブ・ルースが81年前に当地のヤンキースタジアムで初めて本塁打を放った時に使用したバットが2日、オークションにかけられ、126万ドル(約1億3000万円)で、匿名の収集家に落札されたという。日本では信じられない価値観である。ベーブ・ルースが使ったものなら、何でも高い価値を認めるのだから「野球信仰・ベーブ・ルース信仰」ともいえると思う。
  
   ・それぞれが 保ち続ける 信念に 一つ二つの 追加をしては
     


     



2004年12月02日(木) 流行語大賞に北島康介選手の「チョー気持ちいい」

癒しの森476                         

 今年の世相を反映した言葉を選ぶ「ユーキャン流行語大賞」(自由国民社、日本通信教育連盟共催)に、水泳の北島康介選手がアテネ五輪で金メダルを取った際に喜びを表現した北島康介選手の「チョー気持ちいい」が年間大賞に選ばれた。東京都内で開かれた表彰式で北島選手は「自然に出た言葉がこんなに浸透したことにびっくりしています」とコメントしていた。北島選手は「 北島選手は「ちびっ子たちにもっと勇気や感動を与える存在でいたい。来年も頑張ります」と笑顔を見せたという。「ちびっ子たちにもっと勇気や感動を与える存在」でいたいという精神空間であれば松井秀喜選手と同じでこれからも大きな足跡を残すことだろう。
  
 大賞以外のトップテンを取り上げるとアニマル浜口さんの「気合だー!」である。女子レスリングの銅メダリスト浜口京子選手の父親であることはあまりのも有名だ。アニマル浜口さんは表彰会場で足を踏みならしながら大声で「気合だー!」を10連発した写真が毎日新聞に報道されていた。話がやや飛躍するが大きな声を出すことと血流の流れは密接に関係しているのだ。このテーマは後日記述したいと思っている。
     
   ・声の妙 大きな声で 身体の 血流までが 大きく変化 
     


     



2004年12月01日(水) 長野県施設きょうから「完全禁煙」

癒しの森475                    
           
「完全禁煙」は「時代の流れ」なのか「やりすぎ!」なのか、論争の火種は残っているが、タバコの煙はなくなる方向にカタツムリのスピードかもしれないが動き出している。
 
 一日から長野県が県庁や県立高校、警察署などの施設について、屋内にとどまらず、敷地内も含んだ「完全禁煙」に踏み切った。職員や来訪者は敷地内なら屋外でもたばこを全く吸えなくなる。喫煙者にとっては職場そのものが、タバコを吸えない地獄の空間で、元喫煙者として同情申し上げよう。公共の場での禁煙化が世界的な潮流となる中、ここまで徹底した喫煙排除は、全国初の試みなのである。

 職員からは「喫煙室から流れるにおいも嫌だったのでありがたい」「他人の煙で健康を損なってはかなわないし、時代の流れ」と歓迎する声が多い。徹底した「喫煙」排除に反対論もあるがこれが世界的な潮流なのだ。欧州ではアイルランド、ノルウェーに続いて英国もオフィスやレストランなどで禁煙に動き出し、4年後までに段階的に全面禁煙する方針という。肺がんの原因はたばこが大きなウエートをしめる。肺がんの死までのプロセスを学ぶ機会があれば2人に1人は禁煙するのではないだろうか。要するに、神経的な癒しはタバコ以外の何かに求める必要があるのだ。
 
 ・ニコチンの 束縛からの 解放は いとも簡単 パッチを張るだけ
     


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ヘルシー・ライフの会報 第4号   2004年12月5日
 ヘルシー・ライフの会 代表 石田道子
E-mail: daily_vision@yahoo.co.jp


目次
1、活動の内容の紹介
(1)発芽玄米ごはんの普及
(2)会の付帯的な活動
(3)第2回水の勉強会 
2、長期的な活動の主体
 安全な米の調査と斡旋である。2005年度は、一定量カドミウム汚染されていない米を確保しているが、逐年この規模を拡大していきたいと思っている。今回は資料として以下を掲げた。
2000年03年11日 カドミウム汚染・・・・・・・日々の映像から
2002年06月24日 カドミウム汚染農地・・・同
2002年07月27日 カドミウム汚染米・・・・・同
2004年08月12日 いつもの玄米の注文・・癒しの森から

1、活動の内容の紹介
(1)発芽玄米ごはんの普及
2004年8月31日に会の目的と活動を書いた。この中で健康の基本、快食・快便のための提案をした。再度掲載させていただくと次の通りである。
「現代は昔と比べて余りにも便秘の人が多い。発芽玄米ごはんで劇的に解決することが出来る。発芽玄米は、白米に比べビタミン・ミネラル・アミノ酸・食物繊維が豊富に含まれており、人間にとって必要な栄養素がぎっしりつまった理想的な低カロリーダイエット食品(詳しくは参考資料)なのです。成人者の健康を保つ根幹として発芽玄米ごはんの普及を図る」
この発芽玄米の普及は9~11月の3ヶ月で25所帯の普及を図った。
(2)会の付帯的な活動
会の目的と活動に次のように次のように書いた。
「発芽玄米ごはんの普及という会の主目的の他に以下の推薦、啓蒙、斡旋などを行う。
イ、食 (細部は会報に掲載)  
会員と協議の上ベストなミネラル補給剤を選定して推薦する。その他食事では不足気味になる苦味の補給剤を選定して推薦する。また「一二三うどん」など独自の食の紹介と作り方の指導を行う。
ロ、適度な運動 (細部は会報に掲載)
分かっているがなかなか実行できないのが適度な運動である。運動を行なう動機付けの懇談と、なぜ運動が必要なのかなど医学的な学習の機会を作っていく。
ハ、住居環境 (細部は会報に掲載)
 アトピーの原因の一つに挙げられているダニの死骸、糞、カビの胞子などを住居環境から除去する必要がある。これらを可能にする器具を会員と協議の上選定して推薦を行う。住居環境に関する主要テーマを示せば、衛生・生きた水・きれいな空気・園芸などがある。これらのテーマも定期的な学習の機会を作る」
と書いた。ここに掲げた付帯的な活動目標を掲げたが、次の2項目は、具体的な準備が整った。
*食事では不足気味になる苦味成分の補給剤「霊芝」を会として斡旋することにした。生産者からの直通ルートが出来たので、市価の半分以下の価額で供給できるようになった。霊芝の効用を試して見たい方はご連絡ください。霊芝の効果は多く書籍に著され市販されているので、会報などでPR活動をする予定はない。多少でも関心のある方は、以下の書籍を読まれたら良いと思います。
 ・驚異の食薬 霊芝健康法 金子今朝夫著 東洋医学舎
 ・驚異の漢方「霊芝」   有地滋近畿大教授監修 東洋医学舎
 ・霊芝でみるみる血圧が下がった 森昌夫著  東洋医学舎
*上記に引用したとおり「住居環境に関する主要テーマを示せば、衛生・生きた水・きれいな空気・園芸などがある。これらのテーマも定期的な学習の機会を作る」としてあった。このことについては、3号でも一部報告してあったと通り「水と健康」というテーマで勉強会を行っている。12月6日の勉強会のテーマは下記であった.
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第2回水の勉強会  11月6日13時30分 
1、 資料(癒しの森から)
(1) 水の4つの力
(2) 水と健康の勉強会 ・ 6分子構造水の効果
(3) 水と健康の勉強会・・磁化水のクラスター
(4) 水と健康の勉強会・・小さな水がボケ症状を改善する
2、 肉の着色剤の確認となぜ認められているのか。
3、 刺身にスプレーする防腐剤はみんな知っているのか。
4、 塩素消毒もはねつける原虫(クロプトスポリジウム)は、磁気の作用で死滅するのか。
5、 磁気活水器(パイププロテクター)を取り付けると塩素の匂いが消えるのは何故か。
6、 水道水に不安を抱く人の40%は、トリハロメタンが含まれていると答えている。(水の経済学P51から)トリハロメタンは塩素と原水のなかの有機物とが反応して発生する発がん性の高い有毒物質である。この有害物質に対して、環境浄化に挑むスーパーマックスUSAはどう考えているのか。
7、 磁気活性水を使うと(水の結晶体が小さくなると)生け花が3倍長持ちするが・・その理由
8、 信州大学名誉教授の松崎五三男氏は、小さくなったクラスター(水の結晶)の特徴に関して次のような事柄をあげている。(水の経済学P111)
(1) クラスターが小さくなった結果、浸透力が増大し、毛細血管や細胞膜など、ごく微細な部分にも容易に入り込むことができる。
(2) 溶解力の増大により、血栓や脂肪分が溶解される。したがって血液の粘度を下げ、血栓の発生を防止し、血管内部の脂肪分を溶かし出す。
(3) 磁気活性水は酸化還元電位が低く、活性酸素を無害な酸素に戻す働きがある。そのため体内の活性酸素を除去する効果がある。
(4) 血液のクラスターも小さくなり、血液がさらさらになる。
上記(3)酸化還元電位が低いとは・・
この内容は、1月号でその概略を説明します。
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2000年03月11日(土) カドミウム汚染
 3月8日の毎日新聞に「昔話でないカドミウム汚染」の記事が大きく報道されていた。日本人は猛毒のカドミウムを少量とはいえ「その摂取源として一番大きいのは米だ」というから厄介である。このテーマはとても一枚には収まりそうもないので、記述しようかどうか迷っていた時、たまたま高校時代の同級生に会った。顔色が悪いので具合を尋ねると、腎臓が悪く2日に1回人工透析に通っていると言う。詳しくは尋ねなかったが、腎臓障害が重く小便も出ない状態であるとのことだった。
  世界保健機構(WHO)の勧告では「(累計の)総摂取量が2グラムになると、腎臓障害がより多く発生する。カドミウムが腎臓に蓄積して障害が起きるのは30年~50年かかる」(3月8日 毎日)となっている。同級生は私を含め60年間も米を食べて来たから、友人の腎臓障害は、カドミウムの蓄積が原因なのかも知れないとふと思った。
  WHOでは「穀類・豆類の安全基準値を0.1あるいは0.2PPMにする案が検討されており、今年度中に0.2PPM以下が採用される可能性がある。」(3月8日 同)という。一方、日本では「1970年に米(玄米)のカドミウム含有の基準値を1PPM未満と定めた。しかし、『当初から高すぎるのでは』との議論があり、食糧庁は0.4~1PPM未満でも“準汚染”として食用に回さない措置を執っている」(同)
  新潟県でも昨年秋にカドミウム汚染米が見付かり、生産農家が困惑しているニュースが大きく報じられていた。日本の米のカドミウム汚染は、特定の場所のみのことではなく、全国規模に広がっている。「食糧庁検査課は、カドミウム汚染の実態を探るため97年・98年に全国で焼く3万7000点の米を調べ、汚染濃度別の内訳を把握しているが『公表すると受け取り方によっては、誤解を生ずるので、0・4PPM以上のケース以外は公表できない』としている」(3月8日 毎日)すなわち、日本の米のかなりの量が0.2~0.4PPMのカドミウム汚染米なのである。
  どうして、日本の米がカドミウムに汚染されているのだろう。「かつて、鉱山があった周辺の水田の土壌では、今もカドミウム濃度の高い処が少なくなく・・・」(同)とあるように戦前、日本の各地に小規模な鉱山が無数にあった。時折、新聞をにぎわして来た朝鮮人の強制労働による国策鉱山である。私は新潟県の元鉱山跡を3~4ヶ所知っているが、この鉱山を源とする小河川では、今でも死の川となっている所がある。カドミウムの重金属が流れ出しているため魚は住めない河川となっている。この水が大河川に流れ込み稲作に使われているのだから日本の殆どの米は、少量のカドミウム汚染米となっているのである。
  世界保健機構(WHO)が、カドミウム含有の安全基準値を0.1あるいは0.2PPM位上に定めると「現在流通している米の一部が汚染米として出荷できなくなる恐れが出てくる」(同)
  このカドミウム汚染米の長文の記事を読んで、次のことが思い浮かんだ。
・強い解毒作用のある食べ物を習慣的に食べる必要がある。私が知っている範囲の代表はゴボウである。このゴボウのことが農業新聞に出ていたので少々引用すると「ゴボウは食物繊維が豊富な事は良く指摘されるが、このほかに解毒作用の強さから古くから民間療法に使われて来た」「解毒作用が強く、腸の悪玉菌を排出する」「苦味配糖体のリグニンが発ガン物質を無毒化する」などの効果がある。家庭でドジョウの柳川はそうそう作れないが、肉を入れた柳川鍋は簡単に作れる。ともかく解毒作用のあるゴボウを食べて、体の中に入るカドミウムを少しでも体外に排出することだ。


2002年06月24日(月) カドミウム汚染農地
 3年程前にカドミウム汚染米と腎臓(尿を排泄する内臓)の関係を記述した。その後上流(水源)に鉱山のない農地の米を買うようにしてきた。日本の農地は、汚染の強弱があるもののかなり広範囲でカドミウムに汚染されている。
  カドミウムが米を通して人体に入り込んで、神通川に代表されるイタイイタイ病が引き起こされたと分かったのは、この公害病が発生してから50年も経った1960年なのだ。これ以前は、病気の原因が分からず、イタイイタイと苦しみながら死んでいく。 
  細菌説・栄養不良説・リュウマチ説が登場して鉱毒説(カドミウム)は否定されてきた。亜鉛メッキと言う言葉があるように、亜鉛は現在でも大量に使用されている。問題は亜鉛とカドミウムは、同一鉱石の中に含まれていることだ。重量比では亜鉛の20%がカドミウムである。戦前は、経済的価値のなかったカドミウムが精錬過程の残り滓として大量に放棄堆積された。これが流れ出て広範囲の農地が汚染されたのである。
  カドミウム中毒のパターンはこうだ。腎臓障害(カルシウムの吸収を妨げる)・・骨の軟化・・・骨折となる。しかし、症状が軽い場合は、リュウマチと似ていたりして、この判定が難しい。我々は日本の米を食べて来た以上、骨の中に一定のカドミウムが蓄積している。 食品の中に含まれるカドミウムの割合は世界的なテーマだ。日本は、米の中のカドミウム0.6ppmを上回る場合には、食用にはしないことになっている。
  「欧州連合が0.2ppmと厳しい基準を採用した。国連食糧機関なども許容基準をEUと同じにする方向で調整中」(6月14日 日経)であるという。日本で0.2ppmの基準になると、現在の8000ヘクタールの10倍(8万ヘクタールが土壌改良の対象になる)(同)という。 日本の実質の稲作面積は、約230万ヘクタールだ。よって、約3.5%の農地からカドミウム0.2~0.4ppm含まれている米が出荷されていることになる。 農地からカドミウムを除去する研究が進んでいるようだ。(日経から細部省略)上記の方法で5年が経過すると基準値以下の米が生産できると言う。ただし、1ヘクタール当たり費用が2500万円もかかる。この費用を誰が負担するのだ。

2002年07月27日(土) カドミウム汚染米
 7月20日中国社会に根強く残っている「馬馬虎虎」を記述した。この欺瞞に満ちたいい加減さは、特に中国社会にだけあるものではなく、日本の社会にも根強く潜んでいる。例を挙げればカドミウム汚染米である。このことは6月24日記述したが、毎月のように、報道があるので加筆しておきたい。まず、0.4ppmなら安全だというのも根拠がないのだ。「旧厚生省の研究班は、69年全国のカドミウム非汚染地で作られた米の濃度が最高でも0.3~0.4ppm程度だった事から『0.4ppm以上の場合は何らかの汚染米と考えられる』という見解をまとめた」(7月9日 毎日)というから安全を確認するデータ―だとするには欺瞞に満ちている。
 7月20日このカドミウムの安全基準に根拠が全くないことが報道されていた。「コメに含まれるカドミウムの人体への影響を調べた厚生省の研究班が、食物中のカドミウムが腸でどれだけ吸水されるかを求める実験に失敗し、摂取しても健康に影響が出ないカドミウムの量を示すことが出来なかったことが分かった」という。この実験の細部は省略するが、日本の厚生労働省の示す0.4ppmなら安全というデータ―的な根拠がないのだ。WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が示す安全基準は、0.2ppmである。これに対して、0.4ppmでも安全だとする根拠がないのだ。よって、この0.4ppmの基準は「負担の増加を避けたい業界団体に政官が歩調を合わせただけ。消費者不在の数値だ」(7月9日 毎日)と複数の専門家が批判している。
 それにしても、人体の腎臓に貯蓄したカドミウムの濃度は、日本人が世界で1番高い。日本のWHOへの報告がどの程度の調査によって報告されているのかも疑わしいといわざるを得ない。 国は、0.2ppmの基準を認めたくないのだ。この新基準にすると「年間30万トンのコメが汚染米になる」(7月9日 毎日)加えて、この汚染農地8万ヘクタールを土壌改良するには「2兆4000億円」(同)もの費用がかかる。 食の安全を優先するのか、国の財政か、このハザマでこのテーマの論議が進むのである。自己防衛をするには、6月24日に記述した対策しかないのである。


2004年08月12日(木) いつもの玄米の注文
 我が家ではもう7-8年前から、山麓の熊出という小さな集落からコシヒカリを買っている。この区域一帯の地質調査をしたことがあり、すべての小沢を含む上流に鉱山の跡地がないのである。イタイイタイ病で有名な米のカドミウム汚染は、上流の元鉱山が汚染源なのだ。そこからカドミウムが運搬されて農地が汚染されているのだ。この問題は日々の映像で何回も記述してきたが、出来ればカドミウムに汚染されていない米を食べた方がよい。
 日本の米のカドミウム濃度の安全基準は1PPMとなっている。世界の安全基準はEU 0.1/韓国0.2/豪州0.1/タイ0.1/台湾0.5/中国0.2/などとなっている。日本はカドミウム汚染米が多く、安全基準を暫定的でも0.2PPMに落とせないのである。情報は官に隠されているが、韓国なみの0.2%の安全基準にしたら、30~50万トンの米を焼却処分しなければならない。加えて該当農地土壌の入れ代えも必要をなってくる。なんだかんだと理屈をつけて、一定の汚染米を国民に食べさせる官僚の神経が分からない。









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石田ふたみ [MAIL]

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