2004年06月30日(水) |
癒しの森も300回を超える |
癒しの森も何とか300回を超えた。昨年8月13日から書き始めて、今日で312回目となった。5月31日に書いたように、癒しの森を書き続けることが出来るかどうか・・・日々行き詰まりを感じながら書き続けている。友人の協力を得ないと、早晩行き詰まるような気がしてならない。良き友を得て、2003年9月11日に書いた短歌のように700題の癒しの森をまとめたいと願っている。 癒しの森にしたわけ(2003年9月11日再掲)
我が家に毎月3人の友人が来る。目的は日々の映像を題材にしての懇談である。その中の一人から、私の我流の短歌・詩を読んで「石田さんの短歌・詩は癒しになる」との評価を頂いた。そんなことから、癒しに関する短文エッセイを書こうとのイメージが固まったのである。 次に「森」としたわけである。この短文エッセイ1題を1本の木と置き替えている。嫌なニュースが氾濫している中で、癒しを感じて頂けるようなエッセイを書くことは難しい。はたして、どれだけの木を植えることが出来るか自信がない。100本植えることが出来るか、この程度ならコミュニケーションが出来る癒しの森とはいえない。読者のご支援を頂いて、出来たら700本の木を植えることが出来ないかと思っている。今日25のナンバーが700になれば、癒しの森といえるだろう。
・友を得て 共に書きたし 七百題 招き寄せよう 癒しの森へ
2004年06月29日(火) |
酢(酸味)の効用、血圧を下げる |
江戸時代の貝原益軒が「春苦味 夏は酢の物・・」と言ったように、健康に取って苦味と酸味は不可欠なのである。穀物や果実などの原料に酢酸菌を植えて発酵させると酢ができる。白米を原料にすると米酢、玄米だと黒酢、リンゴはリンゴ酢、ブドウはブドウ酢、柿はかき酢になる。小麦、トウモロコシ、米をブレンドして発酵させたものは穀物酢だ。 酸は体にいいと言うだけでなく血圧を下げる作用も報告されている。ミツカン中央研究所の多山賢二主席研究員によると、血圧が高めの人の血圧を下げる作用が示されたという。 軽症及び中等症の高血圧症の57人を3群に分け、一つの群にはリンゴ酢15ミリリットル、もう一つには30ミリリットルのリンゴ酢を含む飲料を毎日飲んでもらった。1、2カ月後、15ミリリットルの群は最高血圧が平均約11ミリHg、30ミリリットルの群では同約15ミリHg、低下がみられた。リンゴ酢を飲まなかった群は血圧の変動がほとんどなかったという。(6月28日・毎日から)昔から伝わる酢の効用を学び、食生活の中でもっと生かすべきである。 後日記述したいと思っているが、かき酢を100〜150倍に薄めて農薬代わりに使って、完全無農薬を達成しているグループがある。 ・食卓の 苦味と酸味の バランスが 健康決めると 貝原益軒
2004年06月28日(月) |
室伏広治選手の4回転投法 |
陸上のプレフォンテーン・クラシックは19日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子ハンマー投げで室伏広治(ミズノ)が82メートル65の今季世界最高で優勝した。 室伏は、1投目に81メートル74の大会記録を出し、3投目に82メートル65をマーク。4−6投目も82メートルを越える安定ぶりで、2位のジェームズ・パーカー(米国)に5メートル近い差をつけた。室伏は今季の3大会はすべて、82メートル台で優勝している。 アテネ五輪での金メダル獲得に向け、室伏は順調な調整ぶりを示している。 ともかく、ハンマー投げに関しては、国内では無敵なのである。室伏広治選手が日本で何連覇したのかは分からないが、常に頂点にいることは並大抵のことではない。4年ほど前の日々の映像で室伏広治選手が父重信氏を心から尊敬している内容のことを書いた。人として成熟していくには、それが父であれ、他人であれ、歴史上の人物であれ、尊敬する人を持っているかどうかが重要な条件なのだ。 ・父と子で 鍛えし技の 4回転 メダル確実 室伏選手
2004年06月27日(日) |
北京大学の留学生との交流 |
ささやかの文化的なテーマを持つことは、人との交流を大きく広げるものである。小説を書き始めていることは、5月22日に書いた。会社を退職してから1年余りの間に書いた手書きの小説の原稿が300枚余りあった。日常が結構多忙でこの入力に困っていた。交流のあるご婦人にこのことを話したら、新潟大学に来ている中国の特待生を紹介してくれた。特待生の元さん(げんさん)が小説の入力を手伝ってくれるというのである。多少のアルバイト代を出す必要があると思っていたのですが、1ヵ月前からボランテアで手伝ってくれている。前段に書いたとおり、文化的なことが、驚くような人のつながりを作っていくものである。 中国の留学生をボランテャでお世話をしているグループがある。この人達から留学生に「うどん」を食べさせてほしいとの要望を受ける。昨日お世話をしている2人と、北京大学から来ている留学生3人(男子1人・女子2人)がうどんを食べに来た。たまたま懇談が、昨日の日々の映像に書いた「一神教同士の泥沼の殺し合い」に至ると3人とも強い関心を示すのである。詳しくは後日にするが、北京大学の外交官を養成する学部に学ぶ人達であった。世界の動向を理解しょうという視点があるので、私の日々の映像に強い関心を持っていただけるようだ。
・ささやかな うどんの文化が あやなして 喜び生み出す 新たな交流
6月11日松井選手の「誠実」さに関連して中村ゆかりさんのことを紹介した。昨日我が家にお見えになり、食事をはさんで2時間余り懇談した。最初にお会いした時のゆかりさんの魅力を「未知に対する好奇心と誠実さ・・・なんと素敵な人だろう」と書いた。2回目の今日も、1回目と同じく、好奇心と誠実さに溢れていた。 中村ゆかりさんは、ヤンキースの松井選手の大のフアンなのである。フアンどころか松井選手の誠実さにしびれているのである。ゆかりさんの松井選手評は後日に送るが、私の松井選手評と完全に一致した。妻は中村ゆかりのことを「会話と、立ち振る舞いが可愛い」という。この人が大学生の長男を筆頭に4人の男の子の母であるとはとても思えないのである。この人には、そう感じさせる初々しさがあるのだ。
・誠実さ 加えて可愛い 振る舞が 女性の魅力の 源泉なるか
早朝の散歩は5月24日から始めたので丁度1ヶ月になる。最初の頃は早足での1時間の散歩がかなり負担になる運動量であった。最近は大分慣れてくると共に、この散歩がほぽ習慣になって来た。昨日はすこし寝坊したので散歩の開始は6時20分になってしまった。いつもの西川の堤防に行くと、晴天に加えて全くの無風であることが分かった。と同時に私の記憶に刻まれている、草の香りすなわち「草いきれ」があたりに充満していることに気付く。 この草の香りは、夏の山麓に行かないと感じられないと思っていたが、全く無風状態になると草の多い堤防でも感じることが出来るとは新発見であった。草の香りは「草の葉」の呼吸の証だ。呼吸の証というより草が生きている証と言える。目標地点まで行って、同じ道を戻ってきた時は微風が流れていた。立ち止まったが草の香りはなかった。草いきれは微風に乗ってどこかに流れて行ってしまった。 ・一面に 草の葉たちの 草いきれ 微風に乗って 何処に流れん
私は、詩人・エッセリストの浜文子さんのファンである。「難しくない育児」というエッセイを読んだのが動機であった。このエッセイは「子どものとなりで親になる」(立風書房)として単行本になる。全体としてコミュニケーションの重要性を訴える。
トーク21で久しぶりに、浜文子さんの言葉に接する。この人の言葉はきらりと光るものがある。2〜3の言葉を引用したい。「私は『安心して心の内を話せる友人を3人以上持たないと、育児は難しい』と感じているのです」この言葉に如何にコミュニケーションが重要であるかを示唆している。この友人の問題は、育児だけのことでなく人生の万般にいえることだと思う。 妻が最近元気になった。「うどん」が媒体となって新しい良き友人が出来たためだ。その中の2人は、容姿・教養・生活の基盤・友人に対する配慮など申し分のない人たちだ。妻がこの2人より勝っているものの1つに料理がある。2人の中の一人は、ボランテァ活動で忙しい。妻は1週間に1回以上、彼女の家の夕食のおかずを作っている。良き友を得る、これは人生の最大の財産のように思う。
・人生の 喜び何かと 尋ねれば 心の内を 話せる友人
2004年06月23日(水) |
米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行成功 |
昨日に書いた米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行は成功した。「米航空宇宙技術開発会社、スケールド・コンポジットは21日、同社の開発した有人宇宙船の飛行実験で、民間では史上初めて高度100キロの到達に成功し無事帰還したと発表した」(6月22日共同通信)写真を見たが軽飛行機程度の大きさなのだ。 宇宙旅行を民間人の手で行なおうとするアメリカ社会の活力の敬意を表したい。飛行に成功したのは、流線形の本体の両側に短い翼を付けた「スペースシップ1」。運搬用の大型機(10人乗り程度の飛行機)で高度約15キロまで運ばれた時点で切り離され、ロケット噴射で高度100キロまで。80秒間で上昇したという。62歳のパイロット、マイク・メルビルさんが乗り込んだあたりもアメリカ的である。 民間の宇宙飛行開発では、有名実業家や元宇宙飛行士らでつくる「エックス基金」が、3人乗りの機体で高度100キロの飛行に2週間以内で2回成功した企業や個人に1000万ドル(10億8000万円)の懸賞金を提供すると発表しており、27チームが成功を競って来たのだという。民間が作る凄まじい活力だ。 ・民間で 宇宙旅行を 楽しむぞ 活力溢れる アメリカ社会
2004年06月22日(火) |
米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行へ |
米ベンチャー企業、スケールド・コンポジッツ社が21日午前米カリフォルニア州のモハーベ砂漠で民間初の有人宇宙飛行船打ち上げに挑戦する。宇宙船「スペースシップワン」にはパイロット1人が搭乗、高度100キロメートルの宇宙空間への到達を目指すという。この宇宙船は3席あり、パイロット1人と旅行者2人が乗船する宇宙旅行への利用を想定している。宇宙船は飛行機に取り付けられて上昇、高度約1万5000メートルで切り離され、ロケットエンジンに点火する。宇宙空間では約3分間の無重力状態が体験できるという。僅か3分間の宇宙飛行なのだ。 私が書きたいのは、地球の直径からすると引力が作用する100キロの距離は以下の通り僅かなのである 地球の直径 12740キロ 地球が1000ミリとすると 大気圏 100キロ 大気圏は僅か7.8ミリ
・うっすらと 地球を包む 大気圏 それを超えれば 宇宙の世界
2004年06月21日(月) |
青山亮子さんのプロフィール |
今日は、交流のある青山亮子さんのプロフィールを紹介したい。 「・・・今は大学4年次に在学中で、来年からは社会で何らかの役割を担っていく立場にあります。私は「自分自身を幸せにすること」と「人の役に立つこと」の2つの地点が交わるところで生きていきたいと願っていて、その両方を満たすのは、「伝えたいことを文字にする職業」です。ただ、いくらそうありたいと願っても、ニーズがなくては成立しないもので、ときどき、その地点にまで到達することができるのだろうかと考えます。私に出来ることは、伝えたい文章を書き続けること、出来る限り多くの人に発信していくことだと思っています。 卒業後は、就職は選ばず、何らかの形で収入を得ながら続けていこうと思いますが、文章を書くことを職業にして暮していきたいと切実に思っています。そのほか、毎日の暮らしと暇な時間をとても大切に思っています。そのため私の文章は暮らしや暇な時間の中から生まれる文章です。・・・・現在、文化人類学ゼミに所属し、卒業論文に取り組んでいるところです。将来の夢 お金持ちになり、アメリカの富豪のように、素晴らしい活動をしているNPOなどにお金を寄付すること。現在の寄付予定先・ジャパンウエルネス。 http://www.japanwellness.jp/ガンを宣告された患者さんの精神的サポートを目的とするグループ。現状では、お医者さんが忙しすぎて、精神的サポートまで手がまわらないそう。関わっているお医者さんは皆ボランティアで交通費も出せないそうです。運営していくことで精一杯だそうです。尊敬を超えてしまうくらい、素晴らしいと思います。・・・」 このプロフィールの文章で、亮子さんの素晴らしい心音が伝わって来るので補足はしないことにしたい
・文章で 生きて行きたい これからを 夢が私を 今日も動かす
2004年06月20日(日) |
よく眠ること (5号に引用) |
昨夜から私と妻は、福島県の猪苗代に居る。次男夫婦(孫2人)の招待で猪苗代ウイングタワーホテルに宿泊している。今回は2泊の予定。昨夜は次男夫婦と夜遅くまで懇談した。メインはインターネットの世界、100円の価値、たばこを吸う次男の禁煙の説得などであった。ひょっとする禁煙の説得は成功の可能性がある。 朝散歩から帰り食事が終わると、妻と次男夫婦と孫達はホテル内の施設に行ったので、私だけ部屋に残って2時間余り眠ってしまった。6月7日に書いた友人との旅行の時も良く眠った。電車の中でも眠る機会があり、夜は一番早く眠ってしまった。旅行が終わりに近くなった時、疲れた表情の友人もいたが、私は普段より多く眠ったのですっきりしていた。 過日私がお世話になっている伊藤公認会計士事務所の伊藤先生と健康の関する懇談をした。一定の年代になると眠りが浅くそして短くなるのである。極端な老化の進行は、浅く短い眠りにあるといっても過言でない。見方を変えれば、60歳以上になってよく眠れることは健康の証といえる。そのためには、飲み物を含めた生活の智慧が必要である。睡眠が健康に取って最重要であることは誰でも知っている。しかし、この単純なリズムをしっかりと守ることが案外と難しいのである。
・生体の リズムを守る 睡眠を しっかり取らねば 老化駆け足
2004年06月19日(土) |
青山亮子さんのメールマガジンから |
青山亮子さんのメールマガジンが6月17日から「文章で生きていきていきたい私の文章」から「一日のことを一日分だけする暮らし」というタイトルに変更になった。17日の亮子さんのHPは「ことばのいろいろ」というカテゴリーで書いている教養講座であった。 私は時代遅れの人間で、パソコンで文字を打ち始めたのは、日々の映像の前文に書いたように昨年の1月であった。文字の入力をして始めて分かったことは、正しく発音出来ない言葉がいかに多いかを知った。入力しても意図する漢字が出てこないのである。幸い妻が正しい発音が出来るので、内助の功があって日々の映像と癒しの森をまとめて来た。 亮子さんのメールの目次は、その1、カタカナの読み間違い、その2、聞き取り間違い、その3、「自己中」という言葉、その4、「私にはできない、苦手だ」という言葉、その5「最近どう?」という言葉の説明であった。この中からその2聞き取り間違いに付いて引用させていただこう。以下は亮子さんが聞き取り間違いをしていた言葉であった。 1、正 バラエティ → 私 バライティ 2、正 おみやげ → 私 おみあげ 3、正 ひつよう → 私 しつよう 私の場合はまだまだ多くの発音違いがある。改めて日本語の正式な発音を勉強している昨今である。
・言葉には 多くの意味が 含まれる 文字に秘めたる 文化の薫り
2004年06月18日(金) |
高津臣吾投手(35)が光りはじめた |
ヤクルトの 高津臣吾投手(現ホワイトソックス)は昨季2勝3敗34セーブで4度目の最優秀救援投手のタイトルを獲得した代表する抑え投手であった。通算記録は260セーブであった。 35歳になった高津臣吾投手がメジャーに挑戦した。「お金も地位も手にした高津。なにを今さら…。そんな周囲の反対を押し切って、世界最高峰の舞台に飛び込んだ」(13日サンケイから)日本のセーブ王も“0”からのスタート。シーズンに入ると、屈辱的な敗戦処理。それでも夢と意地があったのだ。新守護神誕生のチャンスが訪れた。ブレーブスとの試合で、初めて抑えとしてマウンドに上がり、3者凡退に抑えてメジャー初セーブ(3勝)を挙げた。19人連続で出塁を許していない完ぺきなピッチングを続ける高津は、連続試合無失点も「19」に伸ばした。「ミスターゼロ」というニックネームが生まれた高津臣吾投手が光りはじめた。 対戦相手であるブレーブスの首脳陣が、「打つことは不可能な投手」と絶賛したという。そして「ストレートの球速が89マイルと、そんなに速くない球を打てないのは、あのスローカーブのせいだ」とコメント。コックス監督は、「彼は日本でセーブ記録を保持している。ということは、日本の打者は最後まで対応できなかったということだ。彼はいやらしい」と語ったという。「彼はいやらしい」という論評は高津臣吾投手の存在を決定付ける最高の誉め言葉だ。高津投手はクレメンスより6歳も若い、彼と同じ年代まで活躍して欲しいものだ。
・最高の 誉める言葉は 「いやらしい」 ミスターゼロが 光り始めた
2004年06月17日(木) |
ダイエー・王監督が1000勝達成 史上11人目 |
ダイエーの王貞治監督が、史上11人目の通算1000勝を達成した。通算成績は1000勝868敗60引き分け、勝率5割3分5厘。同監督に敬意を表す意味で1000勝の内訳をメモしょう
巨人時代 347勝364敗39分け ダイエー時代 653勝604敗21分け 試合数1928 1000勝868敗60分け (1928÷130=14,8年)
試合数1928といえば上記の通り延べで15年余りのなる。神経をすり減らす監督業をこれだけ長期に続ける王監督に改めて敬意を表したい。6月13日ダイエー城島の活躍を書いたが、6月16日今季3目のサヨナラ勝ちをした。連勝はダイエーとして最多タイとなる9に伸び、40勝一番乗りとなった。 8試合連続で2ケタ安打していた打線で、今年も優勝の最有力候補となっている。
・十余年 監督続ける この忍耐 指導者王を だれぞ讃えん
6月7日古い友人との小旅行のことを書いた。この時の懇談で妻が我が家のうどんの話をする。早速4名が過日どんを食べにやって来た。その中の一人は、自分でもうどんを作ったことのある人であった。長年建設会社の役員をしていたので、食に関する話題も広かった。ため息をしなから「うまい」との評価を頂く。仕込みが終わったうどん(団子状)が少々残っていた。彼は「貰っていっていいか」と恐縮して持ち帰った。家に帰ってから、自分で延ばし奥さんに食べさせてやるという。 毎日がそれなりに忙しい。月曜日の昼は妻の姉との食事会がある。火曜日は、ここで書くのは始めてであるか、火曜会という少々の集まりの昼食会がある。水〜金我が家でうどんの会がある。1日の来客は3〜4名であるが、最近は天ぷら付きになったので、午前11時頃から「うどん」と「天ぷら」の準備に忙しい。文化的(食文化など)な媒体での人との交流は、現役の時代では想像も出来なかった充実の時を与えてくれる。
・健康と 食の文化の 交流は 会話も弾んで 癒しが生まれん
2004年06月15日(火) |
クレメンス無傷の9連勝(通算319勝) |
ドジャースの石井一久投手(30)が10日、クレメンス(アストロズ)を1勝差で追走するナ・リーグ2位タイの8勝目(3敗)をマークした。石井投手の初の球宴出場も視界に入った。石井は昨季の9勝に早くも迫る8勝目で、ハーラートップの剛腕クレメンスを追走している。石井投手は「スピードは(クレメンスより)10キロぐらい遅いけど僕も頑張っているよ」といっている。30歳の石井投手より41歳のクレメンスのスピードが平均で10キロも速いというから驚きである。 ストロズのクレメンス投手(41)の輝きは大変なものだ。メジャー最年長記録となる開幕から無傷の9連勝を飾った。イチローはクレメンスの前に3打数無安打に倒れ、連続試合安打が14でストップした。これで対戦成績は20打数2安打とクレメンスを打てないのだ。イチローはクレメンスのことを「グラウンドの中では、どれだけ(存在が)大きくてもそんなのは関係ないが…」と冷静だったが、今回もクレメンスを打ち崩すことが出来なかった。41歳でこれだけの活躍をする・・・若い投手にとってはこれほど大きな存在はないと思う。クレメンスのことは6月5日にも書いたが、讃嘆に値する人である。 ・9勝目 ハーラートップの クレメンス どこまで輝く 41歳
6月8日、真っ黒な金星が、明るい太陽の表面を通過する「太陽面通過」の現象が起きた。このビデオはテレビなどで多くの人達がある種の感動を持って見たことだろう。私は改めて太陽の大きさを実感した。金星の見かけの大きさである視直径は、太陽のおよそ1/30であるであるが、実際は以下の通り115分の1なのである。 直 径 太陽からの距離 太陽 1390,000Km 0 水星 4,878Km 5,791万Km 金星 12103Km 1億0820万Km 地球 12756Km 1億4960万Km (太陽の直径1390000÷金星12103=114.85・・115)
以前、地球と太陽の比較のことを書いた。何しろ、地球を1メーターとすると太陽は109メーター(1390.000÷12756=108.96)もあるのだ。宇宙の大きさを多少でも理解することは、心の空間を広げると思う。多少加筆すると、太陽系の全質量の99.8%は太陽なのである。残る0.2%の質量で、水星〜地球〜冥王星までの9つの惑星が存在しているのだ。 ・太陽と 惑星たちを 比較して 驚くべきは わずかな質量
2004年06月13日(日) |
ダイエー城島 1968年以来の記録達成か |
昨日に続いてダイエーの「若鷲」城島捕手のことを書きたい。なにしろ、昨日にオリックス戦では、「初回にバックスクリーン左へ先制21号3ラン。5回には、15試合連続5得点以上のプロ野球記録を樹立する22号3ランを左翼席へ叩き込んだ。6打点の荒稼ぎで、打点はリーグ断トツの63。本塁打もトップタイとなる22本」(スポニチから)という活躍でまさにスーパー捕手なのである。68年の野村克也(南海)以来、捕手として36年ぶりの2冠も視界に入ってきている。 この好調な打撃には裏付けがあるようだ。専属トレーナー・藤田一郎氏が「今年は筋力トレーニングでこのくらいかなと思って負荷をかけても本人は物足りないという時がある」というほどパワーアップしているのだ。それが本塁打数に直結している。会心の3ラン2発で打点は63と言うから凄いものである。2位の同僚・松中と西武・和田に10打点差をつけて断然トップなのだ。本塁打もリーグトップに躍り出ている。 パ・リーグ捕手の打点王は72年の野村克也(南海)以来、同じく捕手の本塁打王は68年の野村以来出ていない。昨年MVP、日本一を手にした城島、次なる目標はバットでの勲章か。日本プロ野球を代表するスーパー捕手、頂点に向かって立ち止まることはない。
・打点王 ホームラン王を 目前に どこまで光る 男城島
2004年06月12日(土) |
日本の好きなスポーツ選手 |
昨日の「誠実」な松井秀喜選手に関連して、日本の好きなスポーツ選手を書きたい。その一人は、ダイエーの城島健司捕手である。この人のことは、2003年10月30日(癒しの森73)に書いた。城島選手のリポートも読んだが、松井と同じく「謙虚な誠実」さがあるのである。この日、エッセーの結びに次の短歌をかいた。
・信頼と 勇気で固めた 軍団の かなめに座る リーダー光る
今回元関取の舞の海による城島健司捕手に対する長文のインタビュー記事を読む。 ・舞の海 「自分に厳しいですね」 ・城島健司捕手 「厳しいというより、臆病(おくびょう)なんです。年数を重ねるほど野球は怖いと臆病になっています。ヒットを打つ難しさ、試合に勝つ難しさをいつも感じているし、『成績がいいと明日は打てないのではないか』と不安がよぎるし。シーズンオフになると『来年はこの給料に見合う働きができないのではないか』と不安になります。だから、調子がいいからといって、やるべきことをやらずに、夜の街で騒ごうとは思わないですよね。昨日と今日は同じではないんです。いい選手になるほど、球場に早く来て帰りが遅いのは、自分の打撃を毎日リセットしているからですよ。僕は楽しく野球をやろうなんていう気持ちはサラサラありません」 ・舞の海 「今年はアテネ五輪もあります」 ・城島健司捕手 「選ばれても意気揚々と『アテネに行くぞ!』とはいかないでしょうね。ペナントレースが気掛かりですし、簡単な仕事ではありませんから。昨年の五輪予選も、僕は3日間ほとんど眠れなかったし、終わって1週間ほど寝込んでしまいました。それを長嶋監督に話したら、長嶋さんも寝込んだと聞きました。予選でさえ体調を崩すほど重圧がかかったのだから、本戦となると……。アマチュア選手の夢を奪う形でプロが出場するんですから、勝たないといけない」 この誠実さ・・・私がここで補足するまでもない ・一流の 選手が保つ 財産は 謙虚と誠実 二文字の光彩
2004年06月11日(金) |
人を飾る財産は「誠実」の2文字 |
世論・市場調査の専門機関、社団法人中央調査社は7日、今年で12回目となる「人気スポーツ」に関する意識調査の結果を発表した。「最も好きなスポーツ選手」は、米大リーグヤンキースの松井秀喜が2年連続で1位となった。松井秀は18.6%の支持を集め、2位は長嶋茂雄の8.9%だった。3位イチロー、4位中田英寿 5位清原和博と続く。 私がここで書きたいのは、どうして最も好きな選手に松井秀喜が選ばれるのかという推論である。人により意見が異なると思うが、私の意見は松井選手の「誠実」さではないかと思う。人としての「誠実」さは、その人を飾る素敵な財産のように思う。 今日友人の木村かおるさんが、中村ゆかりさんという友人を誘って我が家にうどんを食べに来た。4人の母である中村ゆかりさんは、爽やかなコミュニケション能力を備えた婦人であった。中村ゆかりさんの魅力を一口に表現すると、どんな言葉になるのか。それは「誠実さと未知に対する好奇心」であった。手作りのうどんに対して、心から感謝の意を表わし、手を合わせんばかりの「誠実さ」なのである。なんと素敵な人なのだろう。
・好感を 持てる秘訣を 尋ねると 心第一 誠実こそが
2004年06月10日(木) |
加害女児はホラーサイトの被害者 |
小学女児の殺人事件が明らかになった6月5日「加害女児11歳は、ホラー本(ビデオ・サイトを含む)などの悪書で精神を毒殺された被害者である」との捉え方をした。大学生ですら、不適切なサイドの影響を受けてスーパーフリーのメンバーのように女子大生を集団強姦(ごうかん)し、大学は退学、そして懲役10年の判決をうけるような事件を起こすのである。10歳の少女がホラーなどのジャンルの影響を受けないわけがない。有り得ないような殺し合いを発信するサイトは知的な毒薬を振り撒いているようにおもう。 加害女児が自宅のパソコンで、「同じクラスの中学生が最後の一人になるまで殺し合う小説『バトル・ロワイアル』や、バイオレンス、ホラーなどのジャンルのインターネットサイトに頻繁にアクセスしていたことが、長崎県警の調べで分かった」(6月9日・毎日から)という。これは十分に予測されたことだろう。女児はそのサイトの内容を項目別に整理して保存していたという。女児がこうしたサイトから暴力的な世界にのめり込んでいったのだろう。人間は善悪どちらにも変化する存在なのである。 ・殺人の 原因何かと 尋ねれば 町に溢れる 電波の毒薬
2004年06月09日(水) |
子供が正常に育つには |
女児による殺人事件のニュースをため息混じりに読んだ。加害女児の両親、殺害された女児の父親のショック、授業が出来なくなった担任の先生、再度発生するかもしれないという恐怖、などなどこの事件の深刻さは計り知れない。 6月2日「新しい人との出会い」と題して少々記述した。ここで人間は「人と人との間で育つので人間」であると書いた。この言葉の出所の記憶は定かではないが、この認識は重要だと思う。要するに子どもは人とのコミュニケーションの中で育つである。子供には人の温もりが必要なのだ。インターネット上の関係だけでは、正常な人に成長することが出来ない。 5年ほど前、クリントン大統領夫人の提案を書いたことがある。同婦人の提案は、「1週間に1回はテレビ(インターネットを含む)をつけない日を作ろう」であった。親子の温もりも、会話が媒体となって伝わると思う。まずはそれぞれの家庭で会話の時間、コミュニケーションの時間をいかに作るかである。 ・正常な 子供が育つ 条件は 1にも2にも 会話がポイント
当たり前のことを書くが、人が気持ちよい気分になる最大の薬は会話である。我が家に4〜5人集まって、うどんの会を開いている婦人たちの会話を聞いているとしみじみと思う。コミュニケーションと笑いこそ人を元気にさせる根幹のようだ。 妻の姉から毎週月曜日、美味しい店を食べ歩く昼食会をしようという提案があった。今までも月に1〜2回は昼食会をしてきたのであるが、今月から毎週にしょうということになる。この食事代は全て姉持ちなのである。別に私ども夫婦にお金がないわけでないのだが、週1回の食事代は喜んで姉が出したいのである。
どうしてそこまでしてくれるのか、客観的に説明すれば、私ども夫婦といる時の会話が楽しいからではないかと思う。今日の食事はイタリヤ料理であった。来週姉は何処へ案内するのか分からないが、「来週の月曜日、忘れないでね」と念を押される。
・生活で 笑いと会話の 有る無しが 大きく影響 健康までも
私が25歳から29歳まで勤めた会社があった。28歳の10月(昭和42年)に結婚して、翌29歳の3月に会社は倒産した。先輩経理マン3名が倒産を予測したのか、事前に退社したので、未熟な私が倒産の整理をすることになった。私にとっては貴重な人生経験となった。 この会社は、本社約30名工場約300名の規模で、全員がそれぞれ別々の人生を歩くことになった。この本社30名のうち約15名は、その後「ドリンカークラブ」として数年に1回会って交流を重ねて来た。その年月がとうとう36年にもなった。今回はこれらのメンバーとの小旅行となった。 主な先は、長野の善光寺と松本城であった。松本城とその城を囲む佇まいは、日本古来の文化そのものであり癒しを与える空間であると思った。
・往年の 文化の香り 厳然と 栄華を伝える 松本城かな
2004年06月06日(日) |
清原やった!2000本安打達成 |
清原が不屈の闘志でバットマンの勲章を手に入れた。巨人・清原はプロ19年目で史上31人目の2000本安打を達成した。故障と不振で決して順風ではなかった中で刻んだ記録は、清原の野球人生そのものだったようだ。2000本安打で一塁へ走る清原は 「頭の中が真っ白。覚えがない。雲の上を走っているようなフワフワした感じでした」と言うコメントを残している.。清原ほどの選手でも2000本安打は、バットマンの最高の勲章なのである。 史上31人の2000本安打の主な達成者に敬意を込めて列記しよう。 1、張本 勲 3085本 2、野村克也 2901本 3、王 貞治 2786本 7、長島茂雄 2471本 9、落合博満 2371本 11、山本浩二 2339本 18、秋山幸二(ダ) 2157本 20、立浪和義(中) 2114本・・・・・現役 30、駒田徳広(横) 2006本 31、清原和博 2001本・・・・・現役
・プロ野球 ナンバーワンの 存在感 苦節重ねて 2000の勲章
2004年06月05日(土) |
クレメンス8連勝!歴代14位の318勝目 |
クレメンスのことは1ヵ月前の5月4日に書いた。何しろ開幕5連勝をしたのである。それが5月になっても負けを知らず、6月2日でなんと8連勝を飾った。クレメンスがまた新たな記録という歴史を変えた。通算勝利数を318勝とし、歴代14位の殿堂入りナックルボーラー、フィル・ニークロと並んだ。クレメンス投手に敬意を表する意味でスポニチから少々引用しよう。クレメンスはとてつもない大投手である 「引退を撤回し、1年後に異なるユニホームで挙げた通算318勝目は、魔球ナックルを操り48歳まで活躍したニークロに並ぶ歴代14位。『(現在の成績は)ボーナスみたいなものだね。野球を楽しむために、このチームでプレーしようと決めたのだから』と笑った。 通算勝率0.665(318勝160敗)は、過去300勝以上を挙げた投手ではL・グローブ(アスレチックス)の0.680(300勝141敗)に次ぐ2位。・・・衰えを知らないロケット(クレメンス)は、楽しみながら記録を塗り替えていく」
・クレメンス 四十を越えても この力 リーグトップの 8連勝を
2004年06月04日(金) |
膨大な銀河の数:されどほんの一部 |
国立天文台と欧州宇宙機関(ESA)は1日、すばる望遠鏡やエックス線天文衛星などで撮影した、くじら座の中にある約100万個の銀河などの画像を公開した。同天文台や東大、英ダーラム大などの研究チームによるプロジェクトで、「地球から見える月の面積の約7倍の領域」(6月4日・産経から)で100万個もの銀河があるというから、この大宇宙にどれだけの銀河が有るのか分からない。 これらの銀河が加速度的に膨張しているのだ。この加速させようとする謎のエネルギーはなにか。正体のわからないこのエネルギーは「ダークエネルギー」と名づけられている。さらに最近の観測では宇宙の75%はダークエネルギーが占め、21%がダークマター(暗黒物質)、星や銀河はわずか4%に過ぎないことも分かったという。宇宙のほとんどが「見えない物質」で占められているのだ。目に見える物質(恒星、惑星、星雲)は合計で僅か4%しかない。科学の進歩が、更に宇宙の神秘を立証するような構図だ。
・大宇宙 主役は誰かと 尋ねれば まさに神秘な ダークの世界
2004年06月03日(木) |
緑が燃える山林へ (7号で引用) |
青葉が萌えるように延びる6月の山林の風景も美しい。6月3日の山林は盛夏が近いせいか、辺りは草いきれが漂っていた。 妻と近所の婦人2人の夫人を連れて、新津丘陵へ行く。一人の夫人は山菜取りが嬉しくて、朝早く何度も目を覚ましたとのこと。この日も例年と同じく、奥深い新津丘陵の中心部へ行くと、1週間前に熊が出たので注意を促す看板が立っていた。これでは危険とのことで、山麓の林道沿いで水菜を取ることにした。急傾斜の場所であったが、十分な量の水菜を採集する。 うどんの薬味に最適なミヨウガが多く自生しているところ、また、清水が流れているところに自生しているセリの場所を見つけるなど、それなりの成果のあった山菜取りであった。 ・6月の 青葉が萌える 山林の 恵みは多く ミヨウガに水菜
決まり切ったことであるが、人の活動の原点について少々記述したい。 以前、日々の映像で書いたことがあるが、人間は「人と人との間で育つので人間」なのである。すなわち人と人とのコミュニケーションが欠落すると異常人間になって行くことは容易に理解できる。社会で問題になっている若者は、子ども時代からのコミュニケーション不足が原因と言っても過言でない。 ここでは、家族以外の人と人との人間関係で生まれる媒体について書きたい。人と人と結びつけることを客観的に観察すると、必ず何かが媒体になっている。最近特にそれを強く感じるのは妻の園芸である。妻は家の周りで百鉢余りのプランターに花を育てている。ここを通る人が立ち止まって、談笑の花を咲かせる。中には改めて「何時もここを通るときに鑑賞しています」と挨拶していく人もいる。 過日は、家の周りのプランターの花について、潤いを与える素敵な行為だと新潟日報に投稿したが、新聞の掲載までは行かなかったと見知らぬ人が話しかけてくるのである。妻の喜びようはここで記述するまでもない。硬く文章を結ぶようであるが、新しい人とコミュニケーションは何か文化的なテーマが媒体になっているのである。漬物の話とか何か文化的なテーマを持っている人は、コミュニケーションの輪が広がっていくことは確かである。
・人と人 新たな出会いを 誘(いざな)うは 小さな文化が その道しるべ
2004年06月01日(火) |
松井絶好調 チーム4冠 |
私は松井秀喜のファンである。今年の松井選手は、爆発的な活躍をすると確信して1月18日に次の短歌を書いた。 ・ いざや見よ 日本の松井の 2年目を チャンピオン目指す 雄姿稟たり 開幕から2ヶ月、まさに松井選手は、雄姿稟たりの活躍をしている。5月31日の試合では、5打数3安打1打点の活躍で今季通算打率を0.320に上げた。今週の松井は6試合で打率0.524、2本塁打の驚異的な大爆発。5月の月間成績も打率0.351、6本塁打、20打点の好成績を残した。メジャー移籍後2度目の週間MVP、さらには初の月間MVPの可能性もある。(5月31日ヤフースポーツから) トーリ監督は「気づかないうちに好成績になっている」と驚くハイペースである。松井秀喜は笑顔で話しす。「4冠の実感?ないですね。まだ8本だし、ホームランはそんなに意識していない。このままの打撃を続けていけたらいい」(5月30日・スポニチ)絶好調でも変わらない謙虚な姿勢が、さらなる爆発へとつながって行くのだろう。 ・軍団の トップを走る 成績を 挙げても謙虚な 松井の姿勢
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