1977年1月1日付けの日々の映像で「初めての読者に」 というページを設けてある。この中で追って英夫の日記を掲載したい旨の記述をしてあった。実は、独自のホームページを作ってここに掲載する予定であった。これが何かと忙しくて完成していないのである。最近になって、この英夫の日記に関して話す機会があり、何らかの方法でその一部を掲載する必要を感じた。よって、暫定的に癒しの森のページを使って、英夫の日記を公開することにした。英夫の日記は小説「愛のかたち」の滑り出しの部分なのである。
1994年01年30日 小説「愛のかたち」の目次 1994年01年29日 英夫の日記 (1) 1994年 1994年01年28日 英夫の日記 (2) 1995年 1994年01年27日 英夫の日記 (3) 1996年 1997年から2000年までの日記は後日に公開する予定だある。関心に持ちの方は、日々の映像の下段の「癒しの森」をクリックして、上記の年月をクリックして読んでください。感想をいただければ幸いです。 「お断り、半年余りここに掲載しましたが、今は削除してあります」
2004年04月29日(木) |
便利な食器洗い乾燥機 |
松下電器が主婦を対象に実施したアンケート調査をした嫌いな家事ワースト3は、「コンロの掃除」「生ゴミの処理」「食後の後かたづけ」であったという。それだけに同社はキッチン三種の神器」として、IHクッキングヒーター(電磁調理器)と食器洗い乾燥機、家庭用生ゴミ処理機の3種類の器具は確実に伸びる商品としている。 わが家で食器洗い機を設置したが、予想外の威力に驚いている。ともかく、食器は食べ終えたら、食器洗い機に並べるだけでよいのだ。そして、セットして洗剤入りの80度のお湯で洗うのだから、食器という食器は気持ちが良いほどピッカピッカになる。主婦の労働としては、50年前から家庭に入り始めた洗濯機に相当するように思う。 一番驚いたのは、頑固に油がこびり付いた油容器まで、数回洗うとピッカピッカになる。食器洗い乾燥機は単純な器具かもしれないが、グラスについた口紅まで落とせるというから、それなりの技術なのである。
・次々と 生活ささえる 機器多き 景気を支える テレビデジカメ
今日は表情と声と題してうどんを食べに来る来客の印象を少々記述したい。来客の4人の1人は、友人が連れてくる人で初対面の人なのである。多くの人を理解することは、人生を豊かにするように思う。今月初めて会った来客になかで、印象に強く残った人のことを書きたい。
1人は町内で始めて会った夫人である。御主人とは交流があったが、奥さんが我が家に来たのは初めてであった。素朴でなんとも言えない温かい声だ。素朴でストレートな発言が、他の4人の夫人達を爆笑の渦に巻き込んでいた。
2人目は昨日書いた80歳の婦人である。近くで顔を合わせたのは初めてであった。ふくよかな笑みをたたえた表情で深みのある声だった。この人が我が家に来ると癒されるような印象をもった。後で聞いたであるが長らく看護婦をしていたとのこと。
その他にも表情と声がある。弱云しい声、そう艶やかな声を出す婦人もいた。自信に溢れて相手を圧倒するような声もあった。ただ共通していることは、うどんを囲んで、ワイワイと声を出し合うコミュニケーションの渦の中にいたことである。コミュニケーションに溢れる触れ合いがあると、皆の表情が変わり声も元気になるようだ。 ・ワイワイと 声を出し合う うどん会 爆笑重なり 命の洗濯
今日はコミュニケーションが溢れる楽しい1日であった。我が家の北側で野菜作りと園芸を楽しむ元看護師で80歳近いご婦人Aさんと、いつも交流のある近所のBさんとその友達CさんDさんの4人が「ざるうどん」を食べに来た。
Aさんは「こんな美味しいうどんは初めてだ。毎日でも食べに来たい。こんなうどんを毎日食べたらきっと長生きする」とうれしい評価を頂いた。このAさんは今年中に80歳になるというのに、頭脳は明晰で表情も豊かでコミュニケーション能力も抜群である。何人か健康長寿80代の夫人を知っているが、共通していることはコミュニケーション能力に優れていることである。歩く後姿は60代を思わせるスピードで歩いていく。健康長寿の見本のような人だ。 Cさんは、朝の食事は必ず「うどん」を食べるというほどのうどん好きな人であった。後で聞いたことであるがCさんは病後の人であったにもかかわらず真っ先に食べ終えた。そして「なんと美味しく喉ごしの良いうどんでしょう」と満面の笑みを浮かべていた。人が喜ぶ姿に接すると、充実した瞬間を味わうことが出来る。ふと、ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ビンチの語録を思い出した。
・あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、 良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす。
2004年04月26日(月) |
女子サッカー、北朝鮮を3-0で破り五輪出場決める |
名もない乙女達がいた スーパーのレジで働きながら猛練習に励む乙女達がいた その乙女達が女子サッカーアジア予選の主役だった 国立競技場に響き渡った大声援、そして奇跡が起こった 13年ぶりに北朝鮮を撃破、青く染まったスタンドは歓喜のるつぼとなった そして2大会ぶりの五輪出場をきめる。 試合が終了した瞬間選手たちは両手を突き上げ はじけるような笑顔で互いに抱き合った 名もなき乙女達は日本の茶の間に感動を送った 観客席からは「ニッポン、ニッポン」の大歓声 サポーターに何度も手を振って感謝を表す選手たち まさに、生きた感動の名画。
2004年04月25日(日) |
地球大進化:地球46億年の旅 |
4月からNHKで地球大進化という番組(月1回・土曜午後9時〜)が始まった。番組のタイトルの一部を引用しよう。
・・・あなたのなかには、地球46億年の大変動が隠されている母なる地球。 私たちがそう呼んでいたこの星は、大変動を繰り返す“荒ぶる星”であり、厳しい父のような存在だということが分かってきました。 海がまるごと蒸発した海洋蒸発事件や、海と陸のすべてが氷に閉ざされた全球凍結事変など、生命が絶滅の危機にさらされたことが幾度もありました。 ところが、そうした大変動こそが、原始の生命を私たち人類に進化させた原動力なのではないかという考えが最新の研究から浮かび上がってきています。私たちの祖先が微生物から大型生物へ、水中生物から陸上生物へ、そして哺乳類、類人猿、ヒトへと進化してきたきっかけには、地球の大変動という知られざるドラマが隠されていたのです。・・・
4月23日ノルウェーのベルゲン大などのチームが、微生物のようにやや複雑な生命が地球に誕生したのは、35億年以上前という説を裏付ける証拠を発見したとの報道があった。 ヒトへと進化した生命の起源は34億年前になるのだ ・悠久の 大変動の 存在が いのちを生み出す 母なる地球
2004年04月24日(土) |
水泳:山田沙知子二つの日本新記録 |
アテネ五輪代表選考会を兼ねた競泳の女子800メートル自由形で山田沙知子(コナミスポーツ)が8分23秒68の日本新記録で7連覇を果たした。しかも山田選手の記録は昨年の世界選手権優勝タイムに0秒02に迫る好記録なのである。日本の選手が800メートルでメダルを狙える位置のいるのだ。 山田沙知子は既に女子400mでも日本新記録を樹立している。 800メートルで日本新記録を出した山田沙知子は左手を軽く結んでガッツポーズを3度した。8分23秒68は自己の日本記録を1秒94も縮めたのだ。山田沙知子選手は「「こんなにうれしいのは初めてかも」。と喜びを爆発させていた。そして「800メートルは世界のトップに入ってきたかなと思う」と自信と手応えもつかんでいる。 日本の女子水泳の800メートルで世界のトップレベル記録保持者が出たことは特筆されよう。山田選手は「泣いてばかりだったけど違う涙で喜びたい」ともコメントしている。山田選手の逞しい肩を見ると、過去の激しい練習が容易に予測される。練習の苦しさで涙したことも多くあったのだろう。山田選手の昨日までの鍛錬の敬意を表したい。 ・水泳で 日本記録と 7連覇 ガッツポーズで 歓喜爆発
2004年04月23日(金) |
「冬のソナタ」ブーム |
私はあまりテレビドラマを見ない。妻が以前「冬のソナタ」を見ていたことは知っていた。4月3日主演のぺ・ヨンジュンさん(31)が来日した時は大フィーバーとなった。詰めかけた数千人のファンは、30〜50代の女性が中心。「こんな男性、今の日本にいます?」「夢心地です」と興奮気味なのである。日本の熟年女性たちは、初恋という誰にでもある思い出をモチーフにした美しいドラマを渇望しているようだ。 主演のぺ・ヨンジュンさんに熟年女性達を熱狂させるだけの文化性があるように思った。ぺ・ヨンジュンさんはファンを「家族」と呼び、質問に真剣に答える。記者会見での「言葉や文化を学ぶことは、相手を理解すること、ひいては愛することの始まり。そうしたきっかけを『冬のソナタ』で作れたとしたら、誇りに思います。これからもそうした機会をもっと作れるよう、最善を尽くしてゆきたい」という言葉が印象的であった。 日本には、このような文化的な発言をする若い俳優がいないのかもしれない。『冬のソナタ』を通して日本と韓国の人々が内面的な連帯感を築くことが出来れば、民間の文化交流として大きな成果だ。NHKで4月30日(総合、午後11時)ペ・ヨンジュン(31)がロングインタビューに答える特番「素顔のペ・ヨンジュン」が放送される。 ・日韓の 不幸な期間を 乗り越えて 連帯育つか アジアの同胞
2004年04月22日(木) |
北島康介:至難の5連覇で五輪切符 |
日本の水泳界で世界記録保持者がいる。男子百メートル平泳ぎで世界記録59秒78を持つ北島康介(21)君だ。今回行われた男子百メートル平泳ぎ決勝で優勝(1分0秒39)した。これで5連覇を達成し、2大会連続の五輪出場を決めた。至難な水泳での5連覇は過去にあっただろうか。 頂点を極めたのは昨年、それ以降も立ち止まることなく努力している。北島くんは「とりあえず決まったので、一番高いところを目指したい」(4月22日スポニチ)とその瞳にはハッキリとアテネに向かっている。北島君は金メダルを狙うアテネで百メートルの新記録を出すことを期待しよう。そてにしても、下記の通り0,61秒に賭ける青春である。 1、今回の百メートル平泳ぎの優勝記録・・・・・1分0秒39 2、北島君の百メートル平泳ぎ世界記録・・・・・ 59秒78 この差 ・・・・・ 0秒61
・北島の 連覇の偉業の その次は 記録に賭ける ああ青春譜
日本水泳にシンデレラガールが誕生した。女子400メートル個人メドレーで、これまで無名だった天野美沙(17=桐蔭学園)が優勝、アテネ五輪代表の座をつかんだ。五輪選考会で初めて行われた一発選考。過去の実績に関係なく、1度のレースで派遣標準記録を破って2位以内という明確な選考基準が、新しいヒロインを生んだといえる。 天野美佐はゴール板をたたくと、すぐに電光掲示板を見た。目標のタイムを上回る4分43秒台。次の瞬間、天野は右のこぶしを観客席に突き上げた。初優勝とともに手にしたアテネ五輪代表の座。こぶしの先の水泳部仲間たちが大歓声を挙げた。これまで無名だった高校生の快挙に、会場のざわめきはしばらく収まらなかったという。(以上日刊スポーツ参考) 陸上スポーツに詳しい知人がいる。女子マラソンの選考に関連して「どうして五輪代表を一発選考でやらないのか」と質問すると「陸連のテレビ放映料の問題だ」と私に説明していた。放映料は1回より3回のほうが多い。しかし、これだけ選考の都度陸連は批判されるのである。水泳と同じように、マラソンも一発選考にしたほうが良いと思う。今年秋に高橋尚子が、日本新記録を更新したら陸連はどう説明するのだろう。
・一発の 選考基準の 水泳で 躍り出てきた 新人スイマー
2004年04月20日(火) |
シンクロ立花、武田組が2位でアテネ切符 |
シンクロナイズドスイミング・アテネ五輪予選は16日、ギリシャ・アテネで行われ、立花美哉(29)武田美保(27)(いずれも井村シンクロク)組は合計97・667点でロシアに次いで2位となり、五輪出場権を獲得した。この二人は96年アトランタ五輪を含め3大会連続の五輪出場だ。「前回銀メダルペアの目標は金メダルしかない」(スポニチ)という期待は師である井村雅代コーチの悲願でもあるのだ。 ともかく立花美哉(29)武田美保(27)の二人は逞しい。以前日本代表ヘッドコーチ井村雅代さんのことを書いたことがあるが、この人がいて立花美哉(29)武田美保(27)という2人のスターが生まれたのだ。武田美保さんに至っては小学6年から師弟関係が続いている。日本のシンクロナイズドスイミングの躍動と独創的な美の世界は、井村雅代さんの芸術の世界なのだ。 ここでは井村雅代(いむら・まさよ)さんの経歴に目を通し敬意を表したい。「1950年(昭25)8月16日、大阪市生まれ。天理大出身、既婚。現役時代に目立った成績はなし。74年に大阪の名門・浜寺水練学校のコーチに就任。78年から日本代表コーチ」28歳で日本代表コーチとなり53歳の今日まで日本のシンクロナイズドスイミングを育て支えてきた人なのである。 ・シンクロの 選手を育てて 幾年か ようやく見える 金の輝き
2004年04月19日(月) |
ヤンキース:トーリ監督の年俸 |
日本はアメリカと比較すると、富が個人に貯まらないシステムになっている。その一例が経営者・管理者の年俸である。私の記憶では経営者の年俸が一番高いのがソニー会長の2億円である。それに比べるとアメリカの経営者の年俸は桁違いに高い。 日本で馴染み多くなったヤンキースのジョー・トーリ監督(63)の年俸を引用しよう。「ヤンキースは9日、今季で契約が切れるジョー・トーリ監督(63)と、来年から07年まで3年間の延長契約を結んだ。年俸は監督としては破格の3年総額1920万ドル(約20億4000万円)」であるという。1年6億8000万円の年俸なのだ。トーリ監督は「とても満足している。ヤンキースが(野球人生で)最後のチームになるのは間違いない。そう言えることを誇りに思う」(スポニチから)と笑顔の会見だ。 今日衆院議員478人の資産が公開された。一人当たり資産の平均は約5200万円であった。この額は2000年12月より1500万円減少している。これは民主党を中心に、資産をほとんど持たない新人が多数当選したことが影響しているという。なにしろ、資産合計が100万円以下の新人衆院議員が478人中26人もいるのだ。アメリカで資産ゼロの上院議員がいるのだろうか。 ・国栄え 個人が栄えぬ この社会 どこかおかしい 日本のシステム
2004年04月18日(日) |
青葉伸び行く命ドラマ (7号で引用) |
今年は桜を堪能した。4月9日に書いた内野小学校の桜を見に行った時、今まさの満開となった古木の伐採が行われていた。この古木は高さ1メータ余りのところから裂けてしまい危険であるので伐採が始まっていた。 妻と2人で満開となった太さ2センチ余りの枝を、十本余り頂いて帰り、近所の人に分けてあげる。我が家の玄関の正面に高さ1.5メーター幅1.5メーターの桜が飾られ、妻は上機嫌であった。4月15日頃になると近所の差し上げた桜はみな散ってしまった。我が家の桜は、妻が愛情を持って毎日水を補給したせいか15日になっても花を保っていた。 16日今日で終わりかと桜を見る。桜はやや萎れてはいるがまだ花をつけていた。17日今日で終りかと桜を見る。よく観察するとなんと無数の淡いグリーンの葉が出ているではないか。感動の一瞬であった。太さ2センチの桜の枝は、あらん限りの力を振り絞ってグリーンの葉に栄養を送っていたのだ。大地に根を張る桜並木は、余裕の表情で淡いグリーンの葉を伸ばしている。
・春4月 ばんだの桜も 散り始め 青葉は延び行く 命のドラマ
2004年04月17日(土) |
ブラックホールの見えない神秘 |
銀河系中心には太陽の数百万倍〜数億倍もの質量を持つ超巨大ブラックホールがあると考えられている。一方で、太陽の1000倍余りの質量の恒星ブラックホールも見つかっている。「太陽の1000倍程度の質量を持つ中質量ブラックホールは、巨大星の超新星爆発によって作られることを、東京大の牧野淳一郎助教授や理化学研究所のグループが14日までに突き止めた」(4月15日共同通信から)という。 詳しい説明は省略するしかないが、高密度にあった星の一部が数百万年で合体、太陽の約1000倍の巨大星となり、これが超新星爆発を起こしブラックホールになったことが分かったいう。 研究チームの説明によると、「おおぐま座の方向に1200万光年離れたM82銀河の中にあるMGG11星団を観測した。星団は中質量ブラックホールのそばで、星が約35万個あり、半径は約4光年だった」という。大宇宙から見れば点のようなM82銀河の一団で星が35万個もあるというのだ。宇宙全体の質量は、想像も計算も出来ない規模なのだ。
・光さえ 引き込む巨大な このホール まさにブラック 見えない神秘 ―――――――――――――――――――――――――――――― メモ ブラックホールのスケール ブラックホール、その実体は、とてつもなく強力な重力を持った天体だ。あらゆるものは、一度ブラックホールに引き込まれると、その重力によって永久に脱出不可能となる。地球も重力を持っているが、 秒速11.2kmの速さで進むロケットは、地球の重力に打ち勝って地球から宇宙へ飛び立つことができる。しかし、ブラックホールの重力は地球とは比べものにならないほど大きい。秒速約30万kmもの速さ(1秒間に地球を7周半回れる速さ)で進む光でさえ、ブラックホールに引き込まれるのだ。
2004年04月16日(金) |
鉄人28号」の横山光輝さん死去 |
「鉄人28号」「三国志」などで知られる人気漫画家の横山光輝さんが15日午後10時29分、東京都板橋区の病院で死去した。69歳だった。横山さん自宅起きた火災で全身にやけどを負い、重体となっていた。それにしても大きな人を失ったものだ。 児童雑誌「少年」に連載したロボットマンガ「鉄人28号」は手塚治虫さんの「鉄腕アトム」と人気を二分した。横山光輝さん、手塚治虫さんの2人が残された業績に目を転じると、その偉大さに圧倒される。横山光輝さんは「三国志」「徳川家康」など中国史劇、歴史時代ものも描き、大人をも魅了した。特に「三国志」は連載40年全60巻におよぶ作品である。 横山さんの業績に敬意を表す意味で、この人の作品一覧をメモ欄に表示したい。作品32、277巻という膨大なものだ。圧巻は三国志の全60巻であろう。
・中国と 日本の史劇が 語るもの 群雄鮮やか 文化の香り メモ 横山光輝さんの作品 豊臣秀吉 全7巻 講談社漫画文庫 講談社 徳川家康 全8巻 講談社漫画文庫 講談社 織田信長 全4巻 講談社漫画文庫 講談社 武田信玄 全5巻 講談社漫画文庫 講談社 伊達政宗 全4巻 講談社漫画文庫 講談社 武田勝頼 全3巻 講談社漫画文庫 講談社 捨て童子 全4巻 講談社漫画文庫 講談社 時の行者 全3巻 講談社漫画文庫 講談社 戦国獅子伝 全3巻 講談社漫画文庫 講談社 三国志 全60巻 希望コミックス 潮出版社 ・・・・以下省略・・・・
2004年04月15日(木) |
福原愛(15)小西杏(23)組が五輪出場権 |
卓球のアテネ五輪アジア予選最終日は13日、北京で男女ダブルス決勝リーグが行われ、福原愛(15)小西杏(23)組が“強運”を発揮して五輪出場権を得た。1勝6敗の7位に終わったものの、上位にいた台湾ペアが6位となったことで代表に繰り上がり、福原は「シングルスの10倍くらいうれしかった」 (4月145日スポニチ)と喜びを爆発させた。 愛ちゃんは「日本代表として五輪に出る。皆の応援の力を借りたい」とのコメントだ。シングルスとのダブル代表となった愛ちゃんはどんな活躍をするだろう。 愛ちゃんは14日のニューステンに出演していた。笑うことが愛ちゃんの活力の源のようだ。卓球界のみならずCMやテレビ出演の依頼も多く、持ち前の明るさで、国民的アイドルになっている。愛ちゃんは田村亮子と同じく3〜4回のオリンピック出場を果すのではないだろうか。 ・五輪から 卓球人生 始まりだ 亮子に続いて 輝け愛ちゃん
今まで何回も、アメリカの野球文化に関連したことを書いた。 メッツの松井稼頭央内野手(28)の鮮烈なニューヨーク・デビューにちなんで同じ趣旨のことを書きたい。ニューヨークの試合では「4打数2安打2打点。待ち望んでいた地元ファンを熱狂させた」(14日・スポニチ)という。開幕から7試合で2安打以上が4回もあった。そのすべてがチームの勝利に結び付く活躍で、ニューヨーカーの大歓迎を受けている。 ともかく声援が鳴り止まないのだ。「3回、打球が左翼線を抜けると、1、3塁側のオレンジ色のスタンドに詰めかけたファンが一斉に立ち上がった。歓喜のハイタッチ、そして抱擁。松井稼が、ニューヨークのファンに認められ、愛された瞬間だった」(スポニチ)という。優秀な選手を人種とは全く関係なく大歓迎する雰囲気は、まさにアメリカの文化そのものであると思う。 松井稼内野手は「これほどまでの大舞台は初めてですから。球場の雰囲気、ファンの皆さんの声援は何ともいえない」とコメントしている。ニューヨークは、松井秀と2人の「マツイ」が活躍することになった。、ニューヨーク市民はこの2人の活躍で、日本を身近に感じることだろう。 ・鮮烈な デビューを飾った 松井稼 歓喜のタッチと やまない声援
2004年04月13日(火) |
谷(田村)亮子さん4度目の五輪出場 |
谷(田村)亮子さんのことは癒しの森31・110に書いた。癒しの森110に「この人は褒め称えるというより、尊敬に値する素晴らしい28歳の人である。なにしろ亮子さんは、、我々凡人では想像すら出来ない努力をしている。癒しの森36に書いたが毎日3000回の腕立て伏せなどで肉体を鍛えているという。この努力に心から敬意を表したい」と書いたが今も全く同じ気持ちである。 女子柔道のアテネ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権で谷亮子13度目の優勝を果たし、4大会連続の五輪出場を決めた。信じられない快挙である。テレビのインタビューも明るく、この人の青少年に与える好ましき影響は計り知れない。ここでは、過去に書いた短歌を再掲して、谷亮子さんへの敬意に変えさせていただこう。
癒しの森31(世界選手権で前人未到の6連覇を成し遂げたとき) ・こぶし上げ 前人未到の 6連覇 喜び表わす 涙の瞳 ・バロセロナ それからアテネと 12年 輝き続けた 亮子幸あれ 癒しの森110(入籍の届けを出したとき) ・柔ちゃん 門出を飾る 届出に 誰しも送る 笑顔のエール 癒しの森234 (今回、五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権で優勝) ・バロセロナ それからアテネと 16年 前人未踏の 輝く記録
2004年04月12日(月) |
卓球の愛ちゃん五輪代表に |
3月18日にJ1開幕で東京VのFW森本貴幸(15歳10ヵ月)のことを書いた。天才少年なのか努力の少年なのか、中学3年生でJ1に出場という快挙をなし遂げた。アルディレス監督は「日本サッカー界の宝物」と語り、スポーツ紙は瞬間移動の名人と驚嘆しているのである。まだ15歳の森本貴幸君はサッカー界に黄金の輝きを放っていくようだ 卓球の愛ちゃんといえば知らない人はいない。福原愛ちゃんも1988年11月1日生まれで、森本貴幸君と同じく15歳だ。愛ちゃんが北京で快挙を成し遂げた。「世界ランキング25位の福原愛(15)は10日、8人が残った決勝リーグで3戦全勝。通算3勝1敗として、11日の残り3試合を待たずに上位7人までに与えられるアテネ五輪切符を確保した」(10日・スポニチから) 15歳での卓球五輪代表は史上最年少であることは言うまでもない。可愛いいアイドルの愛ちゃんから五輪代表へと成長したことになる。西村卓二監督は「小さい頃から皆に注目される中でやってきた。だからここ一番に強いし、メダルも狙える」という。アテネでは柔道の谷(田村)亮子さんと同じくらい注目されることだろう。メモ 愛ちゃんのプロフィール
・愛ちゃんも いつの間にやら 15歳 最年少の メダルもあるかも
メモ 愛ちゃんのプロフィール 1、生年月日 1988年11月1日 仙台市生まれ 2、身長 155センチ 血液型:B型 3、好きな食べ物は スイカ・メロン・うどん …赤ちゃんみたいでしょ 4、得意なことは 水泳 3歳から卓球を始め、以来親子そろって卓球一筋の生活。中国人コーチや両親の指導のもとで、実力をつけ、同年代での大会ではこれまで負けなし。これまで全日本7タイトルを獲得している。卓球界のみならずCMやテレビ出演の依頼も数多く、持ち前の明るさと真剣に卓球に取り組む姿勢が支持され、国民的アイドルとなり活躍中。
2004年04月11日(日) |
健康目指すは何のため(2) (5号に引用) |
青山亮子さんの視点に私なりの補足を書きたい。健康のために、食事、運動に気を配って実行している人は多い。しかし、何のために健康を維持したいのかを即答できる人は少ないようだ。ただ健康のために多くの時間を使っているだけであれば、港の泊まっている船のようで、青山亮子さんの指摘のとおり本末転倒ではないかと思う。 2004年2月10日の「百歳を過ぎてもまだまだ現役」を皮切りに「人に役立つ意識とパワー」「百歳でまだまだこれからの平山直八さん」「百歳まで元気でいるには」「元気で長生き10か条」と5日間続けて健康長寿のことを書いた。この翌日私のページを読んでいる知人が尋ねてきて「百歳まで生きようじゃないか!の会」(要旨は癒しの森176)を作ろうとの提案を受ける。ただこの時の意見交換で「何のために100歳まで生きようとするか」との論議はなかった。 その後何人かの人から「百歳まで生きようじゃないか!の会」は、どうなったかの質問を受ける。中には出来てもいないこの会に入りたいとの申し入れを受けたりする。この会が出来るかどうかはわからない。仮に出来たとしても、入会基準は厳しくならざるを得ない。言うまでもなく、「何のために100歳まで生きようとするのか」が明確でない人はとても100歳まで生きることが出来ないと思うからである。
・長寿をと 願う目的 何のため これがなければ 活力弱し
2004年04月10日(土) |
健康を目指すのは何のため (5号に引用) |
4月4日「一日のことを一日分だけする暮らし」http://www3.ocn.ne.jp/~suteki/)というホームページを紹介した。文章は明確な視点がないと書けない。このホームページを書いている青山亮子さんは、明確な視点があるので、かなり長文な文章でも読めるのである。4月4日付けのエッセイは「健康を目指すのは何のため」であった。青山さんの指摘の要旨に多少の補足を加えて短文の箇条書きにすると次の通りだ。
1、ひたすら健康維持のために、毎日フィットネスクラブに通っている人の話や、一日の大半の時間をそこで過ごしている人達に少し矛盾を感じる。 2、「健康のために・・・」ということで日常の大半の時間を使っている人は、健康自体が人生の目的になってしまっている。これは本末転倒なのではないか。 3、健康だからこそ、食べ物が美味しく食べられるし、精神もハツラツとしていられる、人とも気持ちよく接することができるし、思いやりを持つ余裕もできるのが本当に大切なことだ。でも人生は健康のためにあるのではない。 4、私は名言、いい言葉などのメールマガジンをいくつかとっているが、どんぴしゃりの言葉があった。「港に泊まっている船は安全だ。でも、その姿は、船が造られた目的じゃあない。(ジョン・A・シェド)」健康は人生の基盤であるが目的ではない。 5、本当の喜びは人生の目的に向かっての航海の中で生まれてくると思うし、それが心の底で求めてやまないものを手にするために必要なことだと思う。 ・健康を 目指す目的 何のため これがなければ 活力弱し
2004年04月09日(金) |
春 爛 漫 (7号で引用) |
春は自然界が燃え上がる季節だ 陽光を浴びる新潟の桜は今日全開となる まだ朝日が感じられる午前8時に内野小のグランドへ行く ここの桜は「一見百両」の値打ち グランドの西側は高台、そこより見下ろす桜は絶景 太陽に光を受けて、桜はキラキラと輝いていた。 まさに桜花爛漫の春を謳っている 皆から「綺麗」と鑑賞される桜は幸せだ 山の中に一人で咲いて、誰も見てくれない桜もいる。
・僅かなる 花のいのちを 惜しんでか 桜を愛でる 日本の心
・山々に 一人佇む 山桜 見る人なしに 散り行く姿
2004年04月08日(木) |
松井稼、衝撃デビュー! |
松井稼が現代のおとぎ話のようなデビューを飾った。アトランタ・ブレーブスとの開幕戦に1番ショートで先発出場したニューヨーク・メッツの松井稼頭央遊撃手は、初回にいきなり先制弾を放つと、その後の打席でも二塁打2本と大活躍。歴史的な鮮烈なデビューを飾った。 最初の3打席で3打点を稼いだ松井の勢いはその後も止まらず、5回2死走者なしの場面では右中間に弾き返して、この試合2本目の二塁打を記録。そして7回2死二、三塁のチャンスで迎えた5打席目は、驚く場面が展開された。なんとブレーブスベンチが敬遠を指示して5度目の出塁を果たしたのだ。 ニューヨーク・ポストは全体の1面に本塁打を打った瞬間の松井稼の写真を掲載し、ファンタスティック(素晴らしい)とカズを掛け合わせた「Fan−kaz−tic!」との見出しで、「野球の神様がほほ笑んだ」「マツイは歴史を打ち立てた」などと絶賛している。更に ニューヨーク・タイムズは「米国に来てから最高の打球を放った」、ニューヨーク・デーリー・ニューズも「大当たりの幕開け」。各紙ともメッツの開幕戦勝利を導いた新人に最大級の賛辞を贈った。ハウ監督の「(松井稼のデビューは)現代のおとぎ話だね」というコメントが印象的だった。 ・新人に 最大級の 賛辞をば 送る文化を 見習うべきや
2004年04月07日(水) |
阪神:やり放題で3連勝 |
阪神はヤンキースに打ち勝つなど、強さは本物のようだ。巨人との開幕3連戦は球団史上初の3連勝となった。阪神フアンにとっては、癒しどころか歓喜の3日間であっただろう。試合の内容は、阪神のやりたい放題、打ち放題。猛虎の鋭い牙が巨人を圧倒した。 3連勝。岡田阪神新監督は「びっくりしています。いいスタートが切れたのは確かなこと。これで弾みがつく。次からもタイガース野球をやっていきたい」と高笑い。一方3連敗して、堀内巨人新監督はガックリと「うまくいかない」とうなだれるのみであった。 全て独自の考え方で進むという「オレ流」の落合中日も3連勝した。注目される落合新監督は、初采配となった広島との開幕戦で、先発に故障から復活を懸ける川崎を起用。あっと驚く策は失敗したが、その後を好継投でしのぎ、打線が12安打で引っくり返した。セの開幕戦では史上初となる5点差逆転勝利でファンを魅了した。野球の見方はいろいろあるが、私の1番の関心は、落合中日が何処まで勝ち進むかである。今年の優勝はこの3チームから出るのではないだろうか ・指導者で 人の心も 変わり往く 今年の優勝 何処になるか
2004年04月06日(火) |
東洋医学(漢方、中医学)の五味の概念 |
東洋医学は、中国哲学思想を基礎にした医学体系であり、人間の体を小宇宙として、自然界の森羅万象と同じ現象が人体内でも現れるという思想に基づき、数千年の歴史とたゆまない観察の下に進歩して来たものだ。今から2400年前、黄帝内経素問という書物の中で、すべての理論ができあがり網羅されているという。(マエダ漢方のホームページから) ここで難しいことを書こうとしているのではない。漢方では食べ物の味を酸味、苦味、甘味、辛味、鹹(塩辛いという意味)味の五つに分類し「五味」といっている。昔漢方に関心のある友人がいた。彼が言うには、ことは簡単で、日常の食事でこの五味を摂取するようにすれば、病気にならないとの説明であった。 酸味(酢)辛味は容易に手に入るが、苦味を食品の中で年中手に入れるのは難しい。今日は五泉の水芭蕉を見に行って来た。そして、お世話になっている知人宅を訪れる。そのお宅の敷地は2000坪以上もあって、裏庭にはフキノトウが沢山芽を出していた。まさに春の苦味である。山ワサビと共に採集させていただいた。江戸時代の名医であった貝原益軒は次の短歌を残している。3月30日の日々の映像で霊芝のことを書いたが、味で分類すればまさに苦味なのである。 ・春苦味 夏は酢の物 秋辛味 冬は油を 心して食え
2004年04月05日(月) |
「報道ステーション」今日スタート |
古舘伊知郎(49)をメーンのテレビ朝日「報道ステーション」が今日スタートした。古舘さんは4月1日の製作発表会の席上「久米さんの功績の裏にはものすごい天才性とテクニックがあった。ニュース風に何かやろうとすると、すぐ“むくんだ久米宏”になる。何をやっても久米宏くさい」と久米宏氏(59)の幻影と苦笑いしていた。 古舘さんは「自分のカラーを早く出そうとして気負えば撃沈される。むしろ前に出て行こうとする気持ちや自意識は抑制したい」と抱負を述べている。更に「主役は日々のニュースで、それと格闘する。まず1年見てほしい。しゃべり手として命懸けでやりたい」と語気を強めていた。 古舘伊知郎さんはもっと若い感じであったが、49歳のベテランなのである。この人をして「しゃべり手として命懸けでやりたい」という姿勢に好感をもった。女性キャスターは河野明子さんだ。40代前半の雰囲気を持つ古舘さんとは名コンビになるようだ
・久米さんの 18年は 長かった 幕を下ろした キャスター人生 ・新鮮な コンビで始まる ステーション しゃべりの名手も命を懸けて
2004年04月04日(日) |
素敵なホームページの紹介 |
素敵な文章を書く若い女性(大学4年生)がいる。「一日のことを一日分だけする暮らし」(http://www3.ocn.ne.jp/~suteki/)というホームページだ。このページは、大学生の青山亮子さんが書いている。昨年の9月偶然の青山亮子さんの文章を読んだ。「「消費されない文章・・・読み返して味わいのある文章。そんな文章を目指して・・・」という青山亮子さんの文章をよんで、この方の非凡さを感じた。 私がこの人の文章の感想を送り、青山亮子さんから返信を頂いたのは、2003年9月28日のことだった。この時は「文章で生きていきたい私の文章」というマガジンであった。その後数回メールを交換する。そして、今回上記の通り亮子さんは「一日のことを一日分だけする暮らし」というホームページを完成させた。 このページはかなりの分量で、次の5つのカテゴリーで構成されている。 「心の灯り」 「おいしいもの」 「本のある暮らし」 「ほんのちょっとしたこと」 「良かった場所」
・誰しもが 自分の明かりが より強く 燃える光源 探す旅かな ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 青山亮子さんのプロフィール(ページからそのまま引用) 1982年神奈川県生まれ、都内大学に通う4年生小さい頃から本を読むことが大好きで、空いた時間を見つけると本を読んでいました。 本は辛いとき、悲しいとき、どこかに逃げたいとき、たくさんの考え方があることを知りたいとき、素敵な考えを知るとき、様々なときに、私を助け、慰め、励まし、わくわくさせ、感動させ、支えになってくれました。本を世の中に送りだすために力を尽くしたすべての人の力で、かけがえのないものをたくさん受け取りました。 本の素晴らしさを存分に味わい、その素晴らしさをたくさんのものをもらいっぱなしの私は、今度本に関わって素晴らしい何かを生み出して行きたい。そして大人になった自分が、この世の中で役にたちたいとの思いを持っています。 そして本に関わる様々な役割の中で、私が一番疲れなくて、続けろと言われたら一日の半分を費やしたとしても嫌にならないことを考えてみると、私にしかない私の感じ方を文字にして普遍性に落としていくために、試行錯誤することでした。
2004年04月03日(土) |
高橋尚子を外した選考の余燼 |
五輪代表から高橋尚子を外した選考の余燼は当分続くと思う。なにしろ、2時間19分46秒の日本記録保持者を代表から外したのである。今回五輪代表となった野口みずき(25)、坂本直子(23)、土佐礼子(27)がたいした成績を上げられず、高橋尚子(31)がこれからのレースで日本記録を更新したら、日本陸連の澤木啓祐強化委員長はどう弁明するのでろう。 高橋尚子選手(31・スカイネットアジア航空)が2日、朝日新聞社のインタビューで心境を語っていた。 五輪代表から外れてから手紙など大勢のファンから励ましを受けて「人のあったかさを知りました」(4月3日・朝日から)と改めて感謝の言葉を繰り返していた。現在は気持ちも落ち着き、「走る気持ちは満々です」と落選の悔しさから立ち上がり、再出発に向けて意欲を漂わせている。 今後の予定としては、ベルリン(9月26日)やシカゴ(10月10日)のほか、来夏の世界選手権(ヘルシンキ)の代表選考会を兼ねた東京国際女子(11月21日)も視野に入れて検討するという。記録面でも自己ベストである2時間19分46秒の日本記録更新を目指すことを宣言している。そして「2時間17分には手が届くと思う」と言い切っているのだ。そして「ファンのみなさんに感動してもらえるようなレースをする」と結んでいる。 ・この秋に 悔しさ胸に 颯爽と 日本記録の 更新レース
2004年04月02日(金) |
ヤンキース12−1松井の活躍 |
デビルレイズ―ヤンキースの第2戦で、ヤンキースの松井秀喜は特大2ランを放った。3回にも同点適時打を放つなど凱旋アーチを含む2安打3打点の活躍で第2戦のMVPを獲得した。松井にとって記念すべき日本開幕シリーズは最高のスタートを切った。感動のフィナーレがあった。MVPに選出され、お立ち台に上がった松井秀喜の左腕をトーリ監督が高々と持ち上げる。そして東京ドームを揺るがす「マ・ツ・イ」コール。称賛と惜別の声はいつまでも鳴り止むことがなかった。
松井はインタビューで「もう完ぺき。すぐに入ると思った。今までここで何本打ったのか分からないけど、どのホームランにも負けない素晴らしいホームランだった。あのベース1周は最高に幸せでした。ファンの方や神様に感謝しながら走りました」(スポニチから)という松井らしい言葉を残している。トーリ監督は言った。「まるで映画の中の主人公のような活躍だった。でも、私は日本のファンに謝罪しなければならない。秀喜をまたアメリカに連れて帰らなければならないのだから」と。松井秀喜は1日未明、機上の人となった。
・完璧な 凱旋アーチの 称賛で 「マ・ツ・イ」コールの 声鳴り止まず
2004年04月01日(木) |
フィギュアスケート荒川静香(22)初優勝 |
3月27日、ドイツのドルトムントに行われたフィギュアスケートの日本代表は、村主章枝(すぐり ふみえ 新横浜プリンス・22歳)、荒川静香(早稲田大学・22歳)、安藤美姫(オリオン・16歳)の才色兼備の3人であった。 2003年12月21日に村主章枝にことを書いたが、まさに才色兼備の人で、この人の精神的レベルの高さに驚いた。この人のホームページを読んで感動し次の一句を結んだ。 ・いにしえの 文化に学び いま生きる ふみえ輝け いついつまでも 2004年3月11日ジュニア選手権で安藤美姫が1位となったことを書いた。私はここ4年余り米国のクワンのファンであったが、安藤美姫がクワンを超えると思い次の一句を結んだ。 ・銀盤に 新たな妖精 躍り出て クワンを超えるか 優美な滑走
世界選手権は雄大な演技と華麗な滑りで、5.9がずらりと並んだ荒川静香(22)が初優勝という快挙を成し遂げた。日本女子の優勝は89年の伊藤みどり、94年の佐藤有香に続き3人目という快挙である。初出場の安藤美姫(オリオンク)は4位、村主章枝(新横浜プリンスク)は7位と健闘した。 ・完璧で 加えて華麗な 金の舞い 観客引き込む 女王の滑り
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