2006年12月17日(日)



最近、更新をさぼり気味な私。
気味というか思い切りさぼっているわけだが
どうせ誰も読んでおらんだろうと
のんきに構えていたところ
どうやら彼女はマメにチェックしていたらしく
「また書いてないし」と怒られた。
しかも
「昔の日記の方が面白かった」
というダメ出しまでいただいた。

え。以前のフォントをいじってた頃の
あのバカっぽい日記の方がお好みですか。
私としましては
笑え。と言わんばかりに
オチを強調するフォントいじり系は卒業し
文章のみで心を掴むような大人系甘酸っぱいテキストを目指していたのだが
どうやらそれはうまくいっていなかったようだ。

ともあれ
そこまで言われては日記書きであるところの私としても
ニーズに沿うようなサービスを提供してゆきたい。

そこで本日は
久しぶりにフォントをいじりつつ
日記をかいてみたいと
思う。

あ。間違えた。
久しぶりだからね。
勘が鈍っているのかな。



先日のこと、美容室で散髪をしながら美容師さんと
最近近くにできたグリーンカレー屋の話をした。



しかしながらどうやら彼女は
グリーンカレーなるものを知らなかったらしく

「え。緑のカレーなんてあるんですか?気持ち悪い

などとおっしゃるので
私は、グリーンカレーとはココナツミルクの入った
まろやかなカレーなのですよ。
といった趣旨の説明をしようとしたところ

「あ。分かった!」

と、何かものすごい閃きを得たといわんばかりに

「ずんだ味ですね?!!」

と自信満々に言い放ったのだった。

緑=ずんだ。
という公式が成り立つあたりが
仙台っ子らしいな。と思い
存外、面白かったので
私はあえてその間違いを指摘せず
彼女にはこのまま
「グリーンカレーはずんだ味」
という夢を抱き続けてもらうことにした。


「それは変わったカレーですんね!今度ぜひ食べに行ってみます!」

と意気込む彼女が
食べた瞬間びっくりする。
という光景を想像して
私は一人、ほくそえむのだった。


ちなみにその店にはレッドカレーなるものもあったので
それは仙台味噌だ。
という方向で攻めたいと
思う。







 < past  INDEX  will >
MY追加




2006年12月11日(月)



三日月さんは私にこう言った。

「rikuくんはジェットマンなの?」

ガツンと心の響いた。
ここまで私を動揺させた質問は
ここ最近なかったように思う。
ワリと素で耳を疑ったよ。
むしろ少し、チビった。

え。いつから私はそんなヒーローに?
しかもそんなどっかに飛んでいってしまいそうな
やったらアグレッシブな名前。

私はただの一般人であり
背中にロケットなどついていないし
流線型のヘルメットなどかぶってはいない。
にも関わらず
「キミはあれかい?納豆にはマヨネーズ入れる派?」
的な軽いノリで尋ねられても
私はうろたえるばかりなのだった。

今考えてみれば
これほどおいしい振りに対して
「ええ。まぁワリとジェットマンです」とか
「定時後はジェットマンだったりしますね」とか
面白い返しはいくらでもあった。

しかしながらこれはあまりに意外な質問であり
私の認識を大きく越えており
それどころか日本語として革命的な文章であり
簡単に言うと意味が分からない。

「え。ジェットマンってなんですか?」
普通に聞き返してしまった私を誰も責めることはできないはずだ。
よくよく聞いてみると
「ジェントルマン」と言おうとして噛んだらしかった。

惜しい!
・・・うん。いや。あんまり惜しくない。
あんまり間違えないよねフツー。
すごいね。
ちょっと感心しちゃった。
そうきたか。
でも気をつけたほうがいいよ?
だって唐突に「キミ、ロケット男?」と聞かれたら
さすがの紳士も穏やかではいられないだろうし。
あと念のために言っておくけど私はジェットマンじゃないです。


でも当の本人は
笑って誤魔化しながら
こう呟いていた。

「でもジェットマンってなんかエロイですよね」


全然意味が分からない。

やばい。
ちょっと惚れた。



 < past  INDEX  will >
MY追加




日記才人