2006年04月16日(日)


結婚式の次の日は
浅草観光をしたわけ。

前日はめいっぱい遊んだ後、
とるくんがとってくれたホテルに一泊。
翌朝、早めに起きて
とるくんが用意してくれた檜風呂に浸かり
ホテルの朝食を楽しもうと思っていたものの
目が覚めたらチェックアウトの30分前であったので激しく動揺。
予定していたことをなにもこなすことができず
ショボショボの目でロビーに集合した。申し訳ない。

とるくん夫婦とちえちゃん夫婦。
それに私とnochanという面子で
ホテルのテストランにてしばし歓談したのに
下町へと繰り出したのだった。

この日の予定は
石川県民的存在であるところのちえちゃん夫婦のために
浅草をぐるりと観光してみましょう。という趣旨。
まずはみんなでトコトコ歩いて雷門へ。
途中、スマートボールなるものに興じた。
初めてやったけどパチンコよりもシンプルで玉がキレイだった。


その後、仲見世通りを抜けて浅草寺でお参り。
途中、あまりの空腹に焼き鳥など食していたら
どうやらみなさんして私を探していた様子。
nochanより、心配かけた罰として
あそこの砂利の数数えてきて。と浅草寺の前庭を指差された。
砂利の刑だけは勘弁してください。

昼食は浅草名物の天丼を食す。
店員の年齢層の高さに驚き。
介護系アイドルだ。とか
略して介ドルだ。とか
あれは介ドル界のなっちだ。とか
好き勝手に言い合って遊んだ。
ちなみに介ドル界のなっちはパンチパーマっぽかった。

満腹になった一行はそのまま花屋敷へ向かう。
私も花屋敷というものを知っていはいたものの初体験。
話に聞いていた通り、北海道では考えられないほどに
町の中に唐突という感じで建っており
1周が20秒くらいの上がって下がって終わるジェットコースターなど
本来ならちっとも面白くもないはずが
建物スレスレを走ってゆくので
なにやら違った意味でスリルがあって面白かった。


建物すれすれ。

その後、とるくんに誘われてフリーフォールに乗る。
他の方たちはそういう乗り物がどうも苦手らしく
僕ととるくんの二人だけの参戦となったわけだが
実は僕もああいうのは得意ではない。
だって無重力ってなんか。ウンコしたくなるじゃない。


はしゃぐ新郎(変態)

ちょいと遊園地で遊んでいたら
もうちえちゃん夫婦は空港に向かう時間。
とるくん夫婦も翌日から新婚旅行でアメリカ亡命する準備のため
早い時間での解散となった。


またいつか会えるといいね。

二人あぶれた私とnochanは、テコテコ浅草を歩き
angelなんとかって名前忘れたけど
大正時代からの趣のある古い喫茶店でストロベリートークをした。



nochanから聞かされた写真に対する考え方とか
撮るときに気をつけていることとか
とても勉強になって楽しかった。
そういえばあんまりこういうカメラの話題って
誰かとしたことなかったなぁ。
普段から完全に自己流。というか適当に撮影している私は
自分の持つカメラのパラメータ設定すら知らず
nochanに色々と教えてもらった。
お恥ずかしい。
だってカメラ買ったとき嬉しくて説明書読まなかったんだもの。

喫茶店を出た後、河童橋通りにある
よく食品店のディスプレーにある
食べ物のイミテーションが売られている店に案内してもらった。
寿司とかフライとかあまりにリアルで見ているだけで楽しかった。
私は、これを見せたら彼女がとても喜ぶに違いない。と思い
少々値が張ったが、ビールジョッキとパフェと寿司を2貫買った。
それを見ていたnochanは
「それで喜ぶ彼女なら仲良くなれそうです」
とにやりと笑った。
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2006年04月15日(土)



友人的存在であるところの
とるくんの結婚式出席のために上京したわけ。

披露宴は15時からであるので
本来ならばゆっくり出発しても良かったのだが
浅草神社で行うという結婚式に
ぜひとも顔を出したかったので
昼前に到着するよう早起きした。

11時過ぎにホテルに到着し
ラウンジで待っていると間もなくnochanも到着し
新郎と3人でしばし歓談。
今回、nochanはとるくんに頼まれ
カメラマンとして活躍する予定であり
親族の集合写真など撮ることになっているらしかった。
では私はその間、なにしていたら良いですか?と尋ねると
「オナニーでもしてろ。」
と結婚式当日の新郎のセリフとは思えない暴言を吐かれたのだった。

ホテルから浅草神社までは
なんと人力車に乗っての移動だ。
なんとも風光明媚ではないか。
しかしながら、ソレに乗ることができるのは新郎新婦のみであり
ソレに乗っている二人を写真に収めたい私は
もちろんソレを走って追いかけるハメになったのだった。
僕らが一生懸命走っては立ち止まり写真を撮っている間
二人そろって皇室スマイルでにこやかに手を振り
僕らをからかう様子を見て
ああ。似たもの夫婦だな。と思った。









ちなみにソレを追いかけることになった人間は
私とnochanと式場の公式カメラマンと友人のビデオカメラマン。
計4人。
一般人の撮影にしてはかなり多めな人員配置であり
道行く人は「え?なに?有名人?誰?」
という感じで足を止めていた。
無理もない。



浅草は観光地であるので海外からの観光客が多い。
交差点で信号待ちしていると
どこかの海外のツアーらしき一団がやってきて
「オー!ファンタスティック!」
などとのたまいながら
とるくん達の乗ったソレを囲んでいた。
どきなさい。
白人さんが「コングラッチュレーション!」
といいながらおじぎをする光景を見て
なんだか新鮮で楽しいと思った。
そうやって道行く知らない人たちに
おめでとー。って声をかけられるのは
くすぐったいようだけど
僕まで嬉しくなった。

やがて浅草神社に到着。
神前の結婚式に出席したのは初めてだったので
勝手が良く分からず、気がつけば私は
いつの間にか親族席に座っており
親族と一緒に、固めの杯を交わすハメになったのだった。
ごめんとるくん。固めちゃった。
俺、親戚になっちゃったみたい。

やがて再び人力車をえっほら追いかけ
ホテルに戻り、披露宴が始まる。
宴が始まる前に、nochanと二人で会場入りし
もろもろを写真に収めておく。
ウェディングケーキなどを夢中になって撮っていたnochanは
他のカメラマンや司会者達との打ち合わせに乗り遅れ
ちょっと困っていた。

式はアットホームな感じでとてもよかった。
二人はとても幸せそうだったし
新婦はとてもキレイだったし
新郎は元々いつも笑ってる男なので
なんかいつも通りだった。










友人からのスピーチを
唐突に振られたnochanは
カメラ片手に頑張っていた。
ちょっと笑いもとってた。
え?なに?これってば俺にも来る?と思い
オモシロトークを頭の中で必死に考えてはみたが
別段、僕の名前が呼ばれることもなく
滞りなく式は終了した。
悔しいので後日とるくんを正座させて
あの時、私がするはずだったスピーチを
懇々と聞かせてやろうと思う。

それにしてもとるくんの弟も
たえぽんの妹も
似すぎだと思った。
再現性が高い遺伝子だ。
もしとるくんとたえぽんに子供ができて
兄弟なんかができたりすると
多分きっとその二人はとてもよく似ているに違いない。









披露宴が終わり2次会は
近くの地中海レストランを借り切っての宴会。
通常の2次会らしきものとは一風変わり
特にみんなでゲームやったりとか
席を入れ替えたりとか
そういう合コンノリではなく
各自が自由に話したい人と話していたので
なんか普通に飯食いに行って来た感覚で居心地がよかった。
みんちゃんやきっしゃんやさながさん夫婦にも
久しぶりに会えたし、有意義な夜だったと思う。

なにやらとてもおいしい
地中海的な料理をしこたま食べて
おいしいお酒をガッツリ飲んで
いい気分になったところで2次会はお開き。

その後、新婚夫婦とnochanとちえちゃん夫婦と某O田クンと
みんなで近くのダーツバーにゆく。
そういえば以前、とるくんと新宿でダーツやったなぁ。
と懐かしいことを思い出した。
あの時、とるくんの放り投げたダーツは
鋭い直線を描きつつ、どこか彼方へ消えていったっけ。
でもこの2年ほどで彼も進歩した様子。
ダーツを一本もへし折ることなく
それなりの勝負を繰り広げたのだった。



勝負の行方はというと
疲れたので。と勝負を辞退し続けたnochanが
最後の最後でカッコいいところをみせ
そして×ゲームとして負けたとるくん夫婦やちえちゃん夫婦は
ノニジュースとかいう薬なんだかジュースなんだかよく分からない
劇的にまずく腐敗臭のする飲み物を飲まされていた。
でも二人そろって腐敗臭なら
別に夜のアレは問題なかったと思われる。
腐敗臭の夜。しかも初夜。
いい思い出になったに違いない。



ともあれ、結婚おめでとう。
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2006年04月06日(木)



東京では桜が咲いたなどと
浮ついた噂が聞こえて来ますが
仙台には一体いつになったら春が来るのかと思えば
本日は朝からめこめこ雪が降っており
しかもかなり吹雪いており
だから私は仕事にやる気がでないのだった(よく分からない理屈)

用事があって社外に問い合わせることがあった。
どうやら取引先ごとに担当者が決まっているらしく
その会社にとっての私の担当者は
アヤちゃんという女性。
いつも丁寧に応対してくれて
好感の持てる女性だ。
声もかわいい。

ところが本日、電話をかけ
アヤちゃんをお願いしようと思ったところ
彼女の苗字がどうしても思い出せないのだった。

えっと。あの。えー。

電話をかけたのは私なのにも関わらず
初っ端から言い淀むおかしな男。
一生懸命思い出そうとするも
私の頭の中に浮かんでくるアヤちゃんに関するデータは
「名前はアヤちゃん。声とか割とかわいいよ」
以上なのだった。

困った私は
「えーと、ちょっと担当者さんのお名前忘れてしまったのですが
確か下の名前はアヤさんとおっしゃる方で・・・。」
などとかなり遠まわしな指名を行わざるを得なかった。

とても恥ずかしかったし
申し訳ない気持ちでイッパイだ。
電話を受けた人もかなり戸惑ったと思う。
苗字は覚えてないのに名前覚えてるってどういうことだ。

とにかく。
今後は社会人として
女性の名前は、下の名前だけじゃなく
ちゃんと苗字も頭に叩き込むよう
日頃から心がけたいと思う。


キャバクラ嬢じゃないんだから。


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2006年04月02日(日)



マジックスパイスが
仙台に満を持して出店。
という噂を聞きつけ
コクさんらと共に食しに出かけたのだった。

札幌では有名らしいスープカレー屋さんであるところの
マジックスパイス。
北海道出身でありながら実は私も食べたことがない。
コクさんらに
「有名店であるのでおそらく美味いのでしょう。行く?」
というカンジで店に乗り込んだまではよかった。
店に入ってメニューを見てみると
「マジックスパイス」じゃなくて「マジカルスパイス」の文字。

「マジック」であることを微塵も疑わなかった私は
一人激しく動揺し、恐る恐るといったカンジで
何も気づいていないコクさんらに
「あのー。ちょっと間違えたかも」と申告。
そんな正直者の私に向かってコクさんらは
騙したな。とか、バッタもん食わせる気か。とか
容赦ない罵倒を浴びせたのだった。
食べる前から散々な様子。

一体この店はマジックスパイスとどのような縁があるのか
はてさてほんとに札幌から来たのか?などと
腑に落ちないことは多々あれど
とりあえず、来てしまったものは仕方がないので
皆で仲良くスープカレーを注文。

ここでコクさんがおもむろに
持ってきたバックから
タオルを取り出したので軽くびっくり。
実はコクさんは大の汗っかき。
以前、違うカレー屋さんに行った時は
まるでサウナにでも入っているかのように
だくだくと汗をかいていたのだった。
今回は前もってカレーを食すことを伝えておいたので
どうやら彼は準備万端で望んだらしかった。
それにしても、ハンカチとかミニタオルとか
そんなかわいいものではなくて
普通のフェイスタオルだ。
あなたは風呂にでも入りに来たのですか。

そしてあろうことか
彼はすでに汗をかいていた。
私は、まだ食べてもいないのになぜ汗を?
と誰もが思う質問を投げかけてみると
彼は、いや。匂いで。
と衝撃的なことをサラリと言ってのけたのだった。
人間は匂いで汗をかけるんだ。すげーよコクさん。

これでカレーを食べたらどうなるのかと思ったが
案の定、コクさんはものすごい勢いで汗がでまくり
一口食べてはタオルで額を拭うという
非常に食べずらそうな食事法を敢行していた。

それにしてもすごい汗ですね。
するとコクさん曰く。
いいか?
よくデブは「カレーは飲み物」だ。と言うだろ?
俺には違う。
俺にとって「カレーは運動」だ。


なるほど。
それでそんなに汗を。


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日記才人