2005年09月26日(月)


9連休明けの初日。
社会人たるもの、ケジメが大事だ。
休みは休み。
仕事は仕事。
そのへんをキッチリとしていきたい。
あと社会人は過ちは素直に認めなければいけない。
ミスはミス。
そのへんをキッチリとしていきたい。
寝坊してごめんなさい。


あれ?来たの?
もう来ないかと思ってたよ。
早くないけどおはよう。ふふふ。


などと言うシヴァさんらの冷たい言葉が
心に突き刺さるのだった。
そして追い討ちをかけるように
机の上に山積みにされた書類。
勝手に割り振られた仕事。
知らぬ間に決定された私の今週のスケジュール。
心の奥深いところにまで
ジワリと染み込むのだった。
ああ。この痛み。
日常に戻ってきた。
いつも通りだ。
ただいま。


連休中、札幌のデパ地下を歩いていると
なんとバッタリ、りーさんと会った。
1年ぶりに見る彼女は
携帯電話をカコカコ打ちながら
ものすごいトボトボ歩いていた。

帰り道、一緒にいた彼女に
りーさんがどんな人物かを説明するために
1年前、りーさん本人から聞いた自己紹介を
そのまま彼女に説明したのだが(2004/9/24日記参照)
イメージカラーは白に淡いピンクなんだって。とか
生娘なんだって。とか言ううちに
私自身、自分のセリフになんだか段々自信が持てなくなり
ふと彼女を見てみると案の定、半笑いなのだった。
仕方ないので、私がりーさんと会って感じたそのままに
とても明るくて面白くて良い人なんだよ。
と説明すると、彼女は大きくうなずいて納得していた。

りーさん。
もしかして
もしかしてだけど
りーさんの自己紹介は間違っているんじゃなかろうか。

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2005年09月24日(土)



携帯電話を人を変える。
と言っておきたい。

私は大学院に入学するまで
携帯電話を持っていなかった。
そんなもの必要ないと思っていた。
でも今は私も携帯とPHSの2台を使いこなし
もうなくてはならないものになっている。
変われば換わるものだ。

携帯で人と繋がり
情報を手に入れ
スケジュールを管理し
発信する。


ちなみに私には
高校2年生のはとこがいる。
女子高生だ。
元気いっぱいで、青春真っ只中の彼女。
しかしながらなぜか携帯電話を持っていない。
私は、今時の若者はみんな持っているものだと
思っていたので
どうして持っていないの?とたずねてみると
以前は持っていたのだが
使いすぎて親に取り上げられたそうだ。
ああ。
そりゃ2万も使ったら親も怒るでしょうよ。
なるほどね。ありがちだ。


ところが
続けて彼女の口から発せられた言葉は
全然ありがちじゃなかった。


「ていうか、ママが叩き折ったの。」


こんな携帯もういらない!と言いながら
折りたたみ携帯を逆にへし折り
そのままバン!と床に叩き付けたそうだ。
南野陽子に似て美人なママがそんなアグレッシブな。
想像ができない。


携帯は人を変える。と言うことか。

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2005年09月16日(金)



使い物にならない。


例えば、遠足とか
修学旅行とか
あとちょっと、もう少しって
日にちを数えながら
そういうイベントを楽しみに待つことは
とても心が躍る。
当日が近づくにつれて
クラス全体も浮ついた雰囲気になり
概ね授業にならない。
いいんだよ勉強なんて後で。


実際、今私は割と浮ついている。
だって明日から9連休なのだ。
クールを装ってなんていられない。
そんなの無理だ。
いくつになっても楽しみなものは楽しみだ。
徐々にテンションは上がり
朝からご機嫌な私。
ああ。すごい楽しみ。
楽しみで仕方ない。
仕事なんてしてられないよ。
つーかもう帰ってもいいですか。


社会人になって数年。
私ももう29歳になろうという歳。
あの頃よりもたくさんの人生経験を積んだにも関わらず
あまり自分の心をコントロール術が身に付いてなかった。
という新たな問題が私を直面したのだった。


いいんだよそんなのは。
それより9連休だ(ニコニコ)


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2005年09月12日(月)



先を読まなくてはならない。

人生にはどんな事が起こるか分からないのだ。
常に一歩先を、もっと先を見据えて
慎重に行動しなくては
生き残ってはいけない。
ましてや、この激動の社会で
己が身ひとつで生きる私。
上司に「パスポート持ってる?」
と聞かれた時には
瞬時に様々な返答のヴァリエージョンを考え
その中から最適の返事を選びとった。

私>いえ。ありません。

上司>そうか。じゃぁ再来週には間に合わないな・・・・・。


よし。
乗り切った。
小さくガッツポーズをする私。
私の選択した返答は間違っていなかった。
最善のものを選びとったと思ってよかろう。
というか、実際パスポートなんて持ってないから
選択を間違いようがないが
とにかく海外行きはまぬがれた。


上司>じゃ次回行ってもらうからパスポートとっておいて。


私>っっ!!!!


そうきたか。
そこまで先読みしてなかったよ。
というか、
そこまでして私を上海に行かせたいとは!
思って!なかった!よ!


以上の私の失敗談を踏まえて
この日記を読んでいる社会人の方達には
もし、上司から「パスポート持ってる?」
と聞かれた際には

「持ってません。アレルギーなんで。」

と答えておくべきだと進言したい。
それがこの場合の最も正しい選択肢だ。


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2005年09月07日(水)



自分に仕事が降りかかってきそうな気配を察知し
私は脱兎の如く逃げ出した。

そのまま喫煙室に逃げ込み
さてこれからどうしようかと思案する。
必ずや逃げ道があるはずだ。
どうする?
誤魔化す?
とぼける?
いっそ会社に火つける?

だがそんな思考も空しく
課長がやってきてあっさり捕獲完了。

えー。まじでー。俺がー。うそー。シャレでしょ?

でも課長マジ。
いいさ。分かったよ。
もう分かった。
俺も社会人の端くれさ。
もうダダはこねないよ。
と言うか、ダダはこね尽くした。
仕方ないから、思考を切り替えるよ。

じゃ今、僕がやってる仕事は
一体、誰に引き継げばいいですか?

そしたら
今の仕事もそのままやってくれって
アイツ笑って言ったんだ。
言った。しかも笑って。
笑って言ったんだよーおかーさーん!
それって二人分働けってこと
DAーYOーNEー!!(古い)


キレてみる?
泣き崩れる?
いっそ会社に火つける?
どうする?
プライスレス。
違う。アイフル(もうどうでもいいよ)


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2005年09月06日(火)



隣のチームの人が壊れた。

なんせ真面目な性格だったから
与えられた仕事は残業しようが休日出勤しようが
徹夜しようがちゃんとやる。
ちゃんとやったにも関わらずデキに文句言われる。
そんでまた徹夜する。エンドレスフォーエバー。
鬱まっしぐら。
そんな性格の人に対して、
限界以上の仕事を与えないようにするってのは
上司としての采配のしどころなんだろうけど
横から見ててもそんな加減はそぶりもなかった。
全然なかった。
そしたら案の定イッた。

彼は少なくとも一ヶ月の休養が必要となり
実家へと帰っていったのだった。
あーあ。
可愛そうに。
同情するよ。
はやく元気になってね。

しかしながら
彼がいなくなったことで
彼のやっていた仕事もなくなるわけではなく
むしろ人が減って忙しさが増した。
偉そうに彼のことイジメてたんだから
オマエら彼の代わりくらいちゃんとできるんだろう。
と言いたいがもちろんそんなはずはなく
上の人間なんて口を出すばっかりで、
そしてそれが当たり前だと思っている。

彼がいなくなった次の日
部長や課長達が遠くの方で
ヒソヒソとなにかを話していた。
どうやらピンチヒッターを誰にしようか。
という算段をしているらしい。
次の犠牲者は誰か。ってことだ。

次に選ばれた人も壊れるのかな・・・。
と、思うとちょっと切ない感じになった。

しかしやがてその会話の中に
私の名前が時折出てくるようになったので気が気じゃない。
ひとごとじゃなくなった。
終いには私の名前を言いながら
「じゃぁそうしようか」などと
なにか重大なことを決定したようなことを
言っているのが聞こえたのだった。





とりあえず逃げた。


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2005年09月02日(金)



狙いがはずれることもある。

彼女は調査文書のまとめを行うため
何千枚もの文書から手作業で統計を行うつもりであるらしかった。
なにやらとても手間のかかる作業どころか
期日に間に合うとはとても思えない。

聞いてみれば文書はpdf形式。
これをなんとかexcel形式に変換できれば
あとはマクロでなんとかなるだろうと思い
試しに作ってみたらこれがうまくいったのだった。
10ページを約1秒で処理できる。
全ての統計処理を10分もあれば完了することができる計算だ。
素晴らしい。
何日もかかる作業を10分で終わらせることができるなんて
効率化も甚だしいではないか。
俺、すごい。俺、えらい。

たくさん誉めてもらおうと思い
早速マクロを彼女にプレゼントしたところ
予想通りに喜んでもらえたのだった。
そしてたくさん誉めてもらったのだった。
調子にのって「もっとなんか困ってることないの?」
などと言ったりする始末。
割と掌で踊らされているような感も否めない。

しかしながら今回は少なからず
私の数少ないアビリティを発揮して
彼女の心を捉えることに成功したと言えるだろう。
狙い通り。
ハート鷲掴み。


このように彼女も喜び
私も誉めてもらって
この件はみんなハッピーで終わった
かに見えたが実は


マクロの名前を
なにか個性的で面白いものにしよう!と考え
「蝶々婦人3号」と命名し
デカデカと明記したことについて

「なにこれ。人前で使えないじゃない」

といったコメントしか貰えなかった事は
少し切ないのだった。



実はそこが一番の狙い所だったんだ。

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日記才人