2005年08月30日(火)



土曜日は花火大会だった。
日曜日は航空ショーを見た。

美しい物を見たり
すごいものをみたりして感動するのは
いつだって僕を幸せにする。
空を見上げ、「おー」と感嘆の息を漏らす時
人は誰だって純粋な気持ちで
目の前の出来事に没頭できるのだ。
あの時、あの瞬間、
なにか他のことを考えている人などいなかったはず。

今は亡き坂本先生も言っていた。
「上を向いて歩こう」と。

あと金八先生は
「こらぁ〜おまえ達ぃ〜」と言っていたけど
それはあまり関係ない。

とにかく、
上を見上げ、ポジティブに
人生を楽しむことは大事なんだ。
それがよくわかったよ。

でも坂本先生。
土日ずっと
上ばっか見てたら
首が
痛い。


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2005年08月25日(木)




僕の同級生に
甲子園に出場したやつがいる。
かなり野球が強い高校だった。
もちろん練習も厳しい。
そして上下関係も厳しい。
日頃、下級生がどんな扱いをされるか
私は彼からよく聞いていた。
理不尽な暴力、無意味な威圧、尊厳の侵害。
そんな侮辱、よく我慢できるなと思ったものだ。
頭の悪い人間が多すぎる。

そんな話を聞いていたから
高校野球が爽やかだなんて
私は一度も思ったことがない。
こいつらも、普段は後輩イジめてんだろなー。とか
この監督も生徒殴ったりしてんだろ。とか。
思いながら試合を見てしまう。
もちろんそんなバカばかりじゃないと思うが
少なくはないだろう。とは思う。

だから駒大苫小牧の不祥事が発覚したって
別に驚きもしないね。
ま。有り得る話だろ。
どこだってやってるよあんなの。
知らないのは部外者だけさ。

それよりももっとくだらないのがマスコミだ。
鬼の首とったみたいにいちいち大騒ぎすんなよ。
騒ぐならもっと早く騒げよ。
それよりも尼崎の事故はどうなった?
たくさん死んでるんだ。
年金問題は?生活かかってるんだぞ。
政治のニュースに
「刺客」とか「女暗殺者」とかアホみたいな単語使うなよ。
恥ずかしくないのか。
マスコミは腐敗しきっている。
もっと大事なことがあるだろう。
視聴者にとって有意義な情報はもっと他にある。
くだらない情報なんかいらない。
もっと使える情報をくれ!
大事なことを教えてくれ!
心の底からそう叫びたい。


そういった意味でまずマスコミは
スイカップの異名を持つ
古瀬アナの特番を組むべきだと私は提言したい。

あとあのゴッツイ変な占い師。
なんだっけ。細木数子?
怖いよね。あれボカシ入れなくていいのかな?
子供とか泣くんじゃないかな?

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2005年08月19日(金)



なんだか最近家の中に
小さな蛾みたいな羽虫が出没するんだ。
退治しても退治しても
次の日にはやっぱり出てくる。
そういうことって
よくあることだと思わないかい?
誰にだって
そんな経験あるよね。

じゃ、そんな時どうすればいいか
僕が教えてあげるよ。

え?
窓の隙間から入ってきたんじゃないかって?
違う違う。
一昔前の家ならともかく
今の建築は機密性がいいから
そんなところからは虫は入ってこないよ。
ドアや換気扇やドアポストなんてところから
虫が入ったとしても
それはごく稀にだ。

そんなんじゃない。
君たちはもっと大事なことを見落としている。
いいかい?
君たちが真っ先にやらなければならないことは


玄関に置いてあるブナの木
一刻も早く家の外に出すことだ。

さもないと表面には得体の知れない
禍々しい色した菌類が生長し
その回りを出身地「白神山地→(変更)→君の家」
の小さな虫さん達がうじゃうじゃ這いまわることになりますよ!
気をつけようね。


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2005年08月17日(水)



みんなの僕に対する愛情には
感謝しているんだ。

普段はあまり連絡をとらないような人まで
僕を心配して連絡をくれた。
昨日、仕事が終わって携帯を見たら
安否を気遣うたくさんのメールが入っていたよ。

こんな件名が並んでいた。

「大丈夫だった?」
「地震だいじょうぶ?」
「★人妻ゲット!!★」
「大丈夫なの?地震」
「平気かい?」
「※※素人娘とヤリたい貴方に※※」
「大丈夫?」
「大丈夫?地震」
「!!!セックスフレンド募集!!!」
「地震は大丈夫だった?」
「[パンツ好き集まれ]」


地震が起きても
人間はしぶとく
太陽は昇り
地球は回り続ける。
色んな人の愛に感謝しつつ
同時には見たくない
あまり美しくない文字に舌打ち。

でもこれが世界の縮図なのかも知れない。
色んなものが混沌としながら
それでもなにがあろうと
明日は来る。

せめてその明日が
僕が大好きなみんなにとって
笑って迎えられるものだったらいいな。
そう思う。


あとパンツは別に好きじゃないけど
パンツの中身なら好きです。
おしかったね。
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2005年08月16日(火)



僕はこの世の全ての事象は
様々な条件や互いの影響によって
確率論的に起こるものだと思っている。
運命などというものは結果論であって
未来とは、ちょっとした状況の変化や
僅かな外因の積み重ねによって
あっという間に変わってしまう儚いものだ。
空から落ちてきた無数の雨粒のうち
僕の額に落ちたあの一粒と落ちなかったその他の雨粒。
何万年もの時間を経て
川に投げ込まれるために僕に拾われた石とその他の石。
それらの違いは一体なにかというと
特に違いはない。
それは気の遠くなるような
遙か太古からの膨大な偶然と必然の積み重ねの結果。
ある確率で起こった事。

そう。確率。
全てはこの単語に集約される。

ある確率で生命は進化し
ある確率で私は生まれ
ある確率で君と出会った。

これはすごいことだ。
運命というもので片付けるには
あまりに奇跡的で
あまりに愛しい。
無限にある道の中で
今、ここに立って
君に語りかけているという幸運を
大事にしたい。
心からそう思う。
そしてこれから僕らの人生に
ある確率で生じる
あらゆる出来事を
君と楽しみながら
生きていきたいんだ。


ただ、
3億円の宝くじはハズレて
宮城を震度6の地震が襲い。
その結果100%の確率で残業が確定したのは
全然愛しくないし
確率で片付けるには
あまりに腑に落ちないと思う。

ていうか
責任者出て来い。
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2005年08月10日(水)



ここ最近の私の中で
かなりの大ニュースとなった
「地球大進化」との出会い。

隕石の衝突のすごさや
生命の進化の素晴らしさを
いかに熱心に語ろうと
僕の彼女は「そ、そうなんだ」
という歯切れの悪い返事を返すばかり。
終いには
「変わったことが好きなんですね。オタクみたい」
といった主旨の評価をいただき
私の心にサーンと突き刺さったのだった。
一体なにオタクだ。地球オタクか。

ともあれ、この感動について
昼休みにヨウスイさんと語り合っていると
コクさんも興味をそそられたようで
次はコクさんに貸し出されることになったDVD。

昨晩、風呂上りにぽかぽかくつろいでいた時
その約束を思い出し
同じ建物の4階に住んでいるコクさんを尋ねて
エレベータに乗ったのだった。

その時、私は風呂上りだったので
着衣は短パンのみ。上半身裸。
外の気温はそれでも尚、暑いくらいであったし
ちょっと4階まで行くだけだからと
そのままの格好で向かったのだった。

そして途中の階で乗り込んでくる見知らぬ人。
まさか誰かがエレベータに乗り込んでくるなんて
思っていなかった私は、まずい!と思い
上半身裸だということが
なんとかばれないような方法はないものかと
一瞬の間に様々な対策を練ったが
0.5秒後に諦めた。ムリだ・・。ムリだよ・・。
どう考えてもバレないはずがない。
とりあえず隅っこの方で小さくなってはみたが
あまりに無駄な足掻きなのだった。

私を見た男性は、わ。と驚き
の、乗っていいの?いいんだよね?とでも言いたそうな
三歩進んで二歩下がるといった風情の
かなり躊躇した感じで
恐る恐る乗り込んできたのだった。


ただでさえエレベータという閉じられた狭い空間は
見知らぬ人と乗るとなにやら気まずい感じがする。
ましてや私は、上半身裸という
かなり非日常的な出で立ちなわけであるから
「気まずい」というよりはむしろ
「逃げたい」に近かったと思う。
そしてそれは僕だけではなかったはずだ。


実際、扉が開いた途端に彼は逃げた。


心の底から悪かったと思う。
昨晩の私は、エレベータマナーを守れていない男であった。
夏の蒸し暑さと、風呂上りの開放感が私の心を油断させた。
紳士たるもの、いつもエレベータ内の雰囲気を考え
せめて乳首は隠せるくらいの準備はしておくべきだったと思う。


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2005年08月08日(月)



なんかここ数年
定期的に熱を出すんだ。

学生の頃は常に空腹で
運動も特にしなかったし
今と比べると明らかに不摂生な生活だったけど
なぜか風邪をあまり引かなかったよ。
人間、ぬるま湯に浸かると弱くなるのかな。

40℃近くまで熱が上がって
朦朧としながら
丸一日寝てた。
そしてら夢を見たよ。
体調の悪いときって
なんだかとんでもない夢を見たりするよね。

夢の内容はカメラの夢だった。
とても美しい人と知り合ったんだ。
どうやって知り合ったのかは覚えてないんだけど
とにかくキレイで、白くて、細くて
こりゃぜひモデルになって欲しいと思って
思い切って申し出たらあっさりOK。
やったーと思って
じゃ軽く一枚。とか言いながらカメラを構えたら
その人、鼻に指を入れるんだよ。
え?って思ったさ。
ポ、ポーズ?
冗談かと思ってその場は笑って済ませたんだけど
じゃ改めて。ってカメラを構えたら
また鼻に指入れるんだよ。
キレイな人が鼻に指突っ込んでるのって
すごいシュールだよね。
しかも第2関節くらいまで入ってそうな勢いなんだ。
指の入れ方に可愛気がない。本気モードで入れてる。
や、やめてよ。せっかくキレイな顔なのに・・・。
あの・・普通にしてていいですから。
って言ったら
「だってあなたが鼻に指入れないからでしょ!」
って怒るんだ。
え。僕が?そうなの?
現実ならそんな不可解な怒られ方しても納得できないけど
そりゃ夢だから、
僕か彼女かどっちかが鼻に指入れてないとダメ。
という意味不明なルールに普通に納得しちゃったんだ。
仕方ないから僕は、左手で鼻に指入れて
右手でシャッター切ってたんだけど
片手で撮るとひどく不安定だから
何度撮っても手ぶれしちゃって全然撮れない。
困った僕は色々考えて
そうだ。じゃ、君が僕の鼻に指入れてよ。って言ったんだ。
我ながら意味分からないけど
そうしたら僕は両手を使えるし
これはいいアイディアだと思ったんだよ。
彼女は「分かったわ」と言って僕の目の前に来て
おもむろに僕の鼻に指を差し込んだ。
・・・これは・・・何ぷれいだ・・・。
釈然としないままだったが仕方がないので
ばしりと写真を撮ってみると今度は
彼女のアップしか撮れない。彼女の鼻の穴しか撮れないんだ。
だって彼女はずっと僕の鼻に指入れてるから
すごい近くにいる。近すぎるよ。
しかも彼女は僕の鼻だってのに、相変わらず本気モードで指入れくる。
無表情でグイグイ入れるんだ。何関節まで入れる気だこの女。
ねじったり、押し込んだりしながら
一生懸命、指を入れようとしてる。
痛いんだよ。ちょっと待ってよ。カメラどころじゃないよ。
終いには鼻の穴二つとも指をねじ込むもんだから
僕は息ができなくなって苦しくて、そいで目が覚めた。


こんな馬鹿げた夢なんて
なかなか見ないから
ちょっと面白いけど
その時は熱が40℃近くもあったから
全然笑えなかったよ。

むしろ少し
泣きそうになった。



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2005年08月03日(水)



NHKスペシャル。
地球大進化 46億年人類への旅。

最新のデータと科学的根拠に基づき
CG画像で再現される
地球形成から生命誕生まで様子。

数え切れないほどの偶然が重なり
地球が誕生し、月が誕生し、生命がうまれた。
その46億年前という気の遠くなるような昔の地球を
宇宙という離れたところから
私は今、見ることが出来る。

そして最初のクライマックスは
太古の地球への隕石衝突。

400kmの巨大隕石が地球に落下した時の
凄まじいエネルギーの放出。
水深3000mの海水などなんの意味ももたず
それどころか地下深くにまで到達する。
衝撃で地殻ごとめくりあがり
地殻津波となって陸地を襲うシーンくらいになると
私はひどく興奮し、テンションは急上昇。
すげーよ!
かっこいいよ!
お茶とかこぼした。

すごい楽しい。
その後、一旦、DVDを止め
隕石落下の衝突エネルギーを計算しようと試みたが
あまりに桁が大きすぎて
私の認識能力の範囲外になったので途中でやめた。
それくらいスケールがでかいのだ。

そして次に訪れる全球凍結。
真っ白になった地球は
宇宙から見るととてもキレイ。
だが地上は過酷そのもの。
平均気温マイナス50度。
海水は深さ1000mまで凍りつき
それが数百万年続いた。
しかし!
その中でも太古の生命は生き抜いたのだ!

再び上がるテンション。
すげーよ!
すげーよご先祖様!
灰皿ぶちまけた。

それが終わると今度は平均気温50度の灼熱地獄。
風速300mの超巨大なハリケーン。
高さ100mの津波。
ありえねぇ!すげー!

もうなんか
楽しいイベント盛りだくさん。
まだ2巻までしか見ていないのに
もはや私の心は虜になってしまった。


みなさんにもぜひオススメしたい。
DVD6巻セット 23960円(税込)
これは買いだろう。


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2005年08月02日(火)



昨日、残業するために
定時後にヨウスイさんと二人で残業定食を食した。

特に美味くもない食事を済まし
軽く一服してからトイレに入った。
私は小用。
そしてヨウスイさんは大を済ますため個室へ。

なんせ二人きりのトイレだから
シーンとしているし
お互い顔見知りであることも考えれば

「あんま音とか聞かないでね」

などと可愛らしいことを言ったヨウスイさんを
誰も責めることはできない。
というか、私だってそんな音聞きたくもないが
両手が塞がっているのでどうしようもない。

「じゃぁ聞こえないフリします」

と、あまり意味のない提案をし
お互い、事に臨み始めたわけだが

「ここで思い切り脱糞してくれたら面白いんですけどねー」

などと、個室にいるヨウスイさんに向かって
冗談を言ったのが悪かった。


ぶりゅ!ぶり!びちびちびちびち!!!!!


唐突に炸裂音が響き渡った。
それは人間の体から出た音にしては
あまりにも・・・そう。
あまりにも危険な音だった。
予想外のことにショックを受け
一瞬、小用が途切れたくらいだ。

なにしてんすかー!
割とツボにはまり爆笑する私。
いやぁ、漢っすねー。
今の面白かったですよ。

恥もなにも捨て去って獲得した笑いに
私は惜しみない賞賛を送った。


そしてポツリと個室から聞こえてきた
ヨウスイさんのコメントは

「・・ヤバイ・・ちょっと・・・切れたかも・・・。」

なのだった。

先ほど炸裂音と描写した通り
ほんとに「炸」→「裂」してしまったらしかった。
私一人の笑いをとるにしては
少し高くついたように思うが
腹を抱えて笑ってしまったことを考えると
目的は十二分に達成されたと判断したい。


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2005年08月01日(月)



友人と回転寿司に行った。

日曜の夜ともあって
ものすごい混みようで
30分以上も待った。

しかし、そこの寿司屋の待合所には
テラスがあって解放されていた。
蒸し暑い日だったけど
日も暮れるとさすがに少し気温も下がり
テラスで涼みながら待つにはいい夜だった。

最初は友人と二人で
とりとめもない話をしながら待っていたが
やがて野球好きの友人は
中にあったテレビで野球を放送しているのに気がつき
ガラス越しに釘づけ。
しかしちょっと遠くてよく見えなかった彼は
徐々に近づいてゆき、最終的にはガラスにへばりついてテレビを見始めた。
文字では分かりにくいと思うので図示すると下の通り。



野球の試合の流れを真剣に見る友人。
その友人のガラス一枚隔てた反対側で
友人と向き合って漫画を読む少年。
その距離、数十センチ。


ガラスを隔てて、少年のいる側は明るく
友人のいる側は暗いので
少年からは友人の姿が良く見えない。
ましてや少年は漫画を読むのに集中している。
ふと顔をあげた時、はじめて
目の前にこっちを向いて立っている人影に気が付き
ものすごいビックリした少年は責められないと思う。

さすがに向き合って漫画を読むのは気が散るのか
その後、ちょっと横向いて漫画を読みつづけた少年。



というカンジでからかってやろうかと
友人と二人で話し合ったが
実際に行動に移さなかった我々は大人だ。

しかし、無防備な人間が
素で驚く姿はちょっぴり可愛くて
ちょっと間抜けだと思う。
好きな女の子の前などでそんな醜態を晒さないよう
漫画を読むときには常に身の回りを警戒しておくくらいの
慎重さをもっていきたい。
という結論でこの話を終わろうと思う。


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日記才人