2005年05月28日(土)



今日は出勤だ。
土曜だしのんびりやろうと思っていたら
案外慌しくて困る。
たまにはドモホルンリンクルみたいな仕事がやりたい。
「500滴目・・・。うふふ。」
とか微笑みたい。

東京から同期がまた出向してきた。
しかしながらこっちの職場では
車がないと通勤ができない。
よって先週末には車を購入した。

だが彼の車が納入されるのは
まだもう少し先の話である。
それまでは仕方がないので
毎朝、私が乗せていってあげているわけ。

そして本日、私は見事に寝坊をした。
彼がシビレを切らしてチャイムを鳴らすまで
全然気がつかずに寝ていた。
おもむろに起き上がり
時計を見ると、すでに終業時間が始まろうかという頃。
ヤバイ。
なんて言い訳しよう。
とりあえず
顔を洗い、歯を磨き
のっそりと玄関に顔を出してから
「おはよう。今日も一日頑張ろうね♪」
と満面の笑みで言ったみたが
土曜出勤のけだるさは消えないし
なにより寝坊したことはやっぱり誤魔化せないのだった。


とりあえず彼の遅刻の理由を作ったのは私であるから
その責任はとらねばなるまい。
怒るなら私を怒ってください。


私>「いや。寝坊したんすよ。コイツが。」

スノー>「オマエだろ!」


上司の笑いをとった時点で私の勝ち。

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2005年05月25日(水)




人が感じる距離感や地理の認識というものは
住んでいる場所によっても違ってくるのでオモシロい。

例えば東京などに住んでいる人は
どこかにおでかけする際には
行き先や待ち合わせ場所を
地名や駅名を挙げて言う。
私は東京の地理感などなかったので
「それってどれくらい遠いの?」と尋ねると
彼らは決まって
「40分くらい」とか所要時間で返事をする。
「それってどこにあるの?」と尋ねると
「京浜東北線」とか路線で返事をする。
これには最初戸惑った。
頭の中で全然地図ができない。
実際、その街に行ってみても
その場所が東京のどのへんにあるやらさっぱりなのだ。
彼らにとっては街と街の距離や場所よりも
電車で向かう時の所要時間や経路の方が重要らしかった。

僕が「100kmなんてそんなに遠いとは思わない」
と言うと彼らは「遠いよ!」と驚くが
毎朝1時間もかけて通勤している彼らは
自分達が数十キロの距離を移動していることに
あまり気付いていないようだ。

距離や場所の表現の仕方が違うと
こうまで感じ方にも違いが出るのかと思う。


ところで
先週末、秋田へ向かう最中に
「北緯39度」という看板を目にした。
これは興味深い。

地球の円周は約4万km。
つまり、緯度9度で1000km
緯度1度だと約111kmとなる。
旭川に行けば「北緯44度の風になれる」
ということを、北海道民ならば大抵知っているから
北緯39度であるところの秋田は
旭川から555kmほど南にある。ということだ。
まぁ経度は考慮していないので
実際の直線距離は違うと思うが。

ともかく
これってカッコよくはないか?
所要時間でも距離でも地名でもない。
新しい場所の表現方法。
しかもこの2年で5万キロを走り
東北はもう狭いと感じ始めた私にとって
うってつけではあるまいか。

今後はどこかに出かけるときには

「北緯40度あたりへ行こう!」
とか
「僕と一緒に39度線越えてみない?」
とか言いながら

遠まわしに私のスケールのでかさを
表現していこうと思う。



ただ、一体どこに行きたいのかは
言ってる本人もよく分からない。

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2005年05月16日(月)



土曜は朝8時に起こされ
ネットで見つけたソースカツ丼を食しに
会津若松へ向かう。


注文してみれば写真の通りに
肉が大きくてご飯見えない。
丼から肉がはみ出てる。



それを見たヨウスイさんは

「はみ出てるよ!肉が!はみでてる!」

とはしゃぎ、坊主は

「はみ・・・肉・・はみ・・」

と圧倒されていた。
私はと言うと
「はみでてる」「肉」という単語を元に咄嗟に

「んーと。は。はみ肉ってるよね!」

と、この驚きを新しい言葉を作って
うまく表現したのだが
こればかりは

「はみ毛みたいに言うな」

と不評なのだった。
我ながらドンピシャの表現だったと思ったのに・・・。

なにが気に食わなかったのだろう。
「肉はみチック」
とかの方が良かっただろうか。
それとも
「肉 always はみ」とか
グローバル感を出した方が良かったか。

物事と感情を正確に表現するのは難しい。
あのソースカツ丼は
そんな問題提起を私にしてくれた。
それだけでもわざわざ福島まで行って
食べた価値があったというものだ。

ともかく今後、その辺のセンスを磨き
いつしか、誰しもがうなずくような
そんなステキな感想を述べられるようになりたい。


味については触れないでおく。
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2005年05月12日(木)



ガムの噛み方が分からない。

元々、私は
ガムというものをあまり噛まない。
しかし、ごくたまに売り場で目に付いたり
甘いものを食べたい時に購入したりする。

考えてみれば
ガムってのは不思議な食べ物だと思う。
うぐうぐ噛み続けて、味だけ楽しみ
味がなくなったら飲み込まずに捨てる。
ていうか飲み込まない時点で
これは食べ物というのだろうか?
嗜好品と言ったほうが良さそうだ。

とにかく
ガムってのは味が命だ。
味がなくなったらその存在価値を失う。

しかしながら
いつまでも長い間、味が持続するわけではなく
1枚ポイと口に放り込んで
ものの1分も噛めば味は半減する。
普通の食べ物ならばその時点で飲み込むが
ガムは延々と噛み続けるのだ。
私はそれが気に入らなくて
1分おきくらいに新しいガムを口に放り込む。
これで味がなくなることはない。
よって常に何枚分かのガムが口の中にあるわけ。

でもそれも10分くらいで味がなくなる。
仕方ないので新しいガムを追加する。
そうやっているうちに
あっという間にガムはなくなり
口の中には、ガム一つ包み分全てが投入された状態になる。
あむあむと可愛くガムを噛むというより
もっちゃもっちゃとくたびれた表情でガムを噛み続ける私。

今日はガムが3個セットで150円と安売りしてたので購入したが
1時間もたなかった。
すごい消費量にも関わらず
飲み込まないので腹が膨れるわけでもなく
得た物は少ない。味だけ。
おまけにものすごくアゴが疲れた。

そしてなにより
3個分のガム全てを吐き出した時の
その量の多さにはびっくりした。
噛み過ぎにも程があると思った。
なんかの生き物っぽかった。
しかも歯形がついているあたり
アブノーマルな生き物らしかった。


とにかく
幸せなガムライフを送るためにも
正しいガムの噛み方を習得する必要があると
痛烈に感じたのだった。

アゴのためにも。
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2005年05月06日(金)



脇目も振らず働き、仕事に情熱を注ぐ
働き者社会人rikuの日記へようこそ。
連休前に何してたか思い出すのに昼までかかった。
そして思い出した所で今日は力尽きたっぽい。
私の情熱は今、眠る事に注がれている。
眠いのに細かい仕事持ってくんなー。

3年ぶりにGWというものを満喫した。
なんと7連休。
とりあえず1500kmほど走って色々な所へ行った。
岩手、宮城、福島。
ずっと行きたいと思っていた竜泉洞にも行ったし
思いつきで行った小岩井農場もよかった。
仙台に友達的存在のいないことで有名な私は
これまでならこの長期連休にかなり退屈し
結局は一人でお出かけするハメになるのが常だったが
彼女と同棲生活をしている今回は
二人で楽しい休日を過ごせたのだった。

色々遠くに出かけたりしたので
近場も回ろうと久しぶりに秋保大滝にも行った。
ところが春の雪解けのせいか水量が多く
水しぶきがすごかった。
おかげで岩場は濡れて滑りやすく危険。
私は、同行した彼女に
「滑りやすいから気をつけるように」
と男の優しさを見せておいた。
これで彼女のハートはくぎ付けだ。
でも、結果的にコケたのは自分なのだった。
ついでにその拍子に鞄を岩にぶつけてしまい
中に入れてた一眼レフのフィルターを叩き割った。


唐突に、そして静かに開催されるしょんぼり祭。


滝から降り注ぐマイナスイオンに
気持ちよさそうにしている彼女を尻目に
一人、事態の打開を試みるが
割れたフィルターは元には戻らないのだった。


優しさは常に危険が伴うという話(ドジなだけ)
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日記才人