2001年04月29日(日)


昨日、朝帰りだったので目が覚めたのは昼も過ぎた頃でした。
そんで目が覚めてぼぉーっとテレビなんか見てました。
洗濯でもするかなぁ。と思ってたら
弟が帰って来て
「友達が来る」とか言いいます。
それじゃぁ、俺は邪魔だろうから学校にでも行くよ。
という流れで家を出てきました。


ああ。俺ってなんて弟思いのアニキなんだろう。
時間にゆとりがあると、心まで広くなるのかなぁ。
GWラヴ。
弟よ。兄は消えるから気兼ねなく遊べ。うんうん。






























早い話が追い出されたんですケドね。>


しかも明日の昼まで帰って来ないでくれと。


休みの日にまでボクは学校にお泊りデスカ?








つーか

友達って女ですかっ!(妬





GWが一気に切なくなりましたとさ。



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2001年04月27日(金)


今日はものすごく眠たいです。
というのも昨晩はよく眠れなかったからです。
ベッドに入った時間は早かったんですけど。
なんか昨晩は色々邪魔が入りました。
時間を追って書いてみましょうか。


0時30分
ベッドに入る。


1時30分
携帯鳴る。
寝ぼけながら出ると


「麻雀しねぇ?」


というお馬鹿な嬉しいお誘い。
でも、たまらなく眠かったので
電話を叩き付けるように丁重にお断りする。
すぐに意識を失う。


1時45分
再び携帯鳴る。
電話に出る。
声が出ない。
相手はさっきの友達。


「なぁなぁ。ジュンチャンって何役だっけ?」


久しぶりに殺意を覚える。
電話を切った後、
「麻雀の誘いと人権」について論文を書こうかと思ったが
すぐに意識を失う。


2時50分
揺れる。
なんか揺れてる。
ユサユサ揺れてる。
家がギシギシ言ってる。


「・・・・・・なんだ?・・・・」


地震らしい。
天さえも俺の安眠を妨害するのか・・・・。


神様。僕、なにか悪いことしましたか。


いいさっ。
地震くらいなんだってんだっ。
どってことねーや!
ああ、揺れが心地良いナーー!!
あはははは・・・・。
寝る!!寝てやる!


4時20分

ウ〜〜〜。
ウ〜〜〜〜〜。
ウ〜〜〜〜〜〜〜。


な、なんか遠くの方から変な音が・・・。
またもや俺の睡眠を妨害しやがってー。
今度はなんだ!!


低くて長い音だなぁ。
エンジンのアイドリングか?
と思ってたら


ウヮン!!!ガァウッ!!


犬かよっ!!


しかもやたら近いところで聞こえてきたので驚く。
どうやら壁一枚挟んで向こうらしい。


・・・・・・ノラ犬かぁ?珍しいなぁ。


うなっては吠えてうなっては吠えて。
めちゃめちゃうるさい。


一体なにに威嚇行動とってんだ?もー。眠れねーよ。


と思ってたら


フゥーーー!!ニャーーーーウッ!!


ね、猫かいっ!!!

コ、コイツラ・・・。こんな朝方になに喧嘩してんだよぉーもー。

確かこの壁の向こうは袋小路みたくなってたなー。
逃げ込んだはいいけど、追いつめられたのかぁ。
はやくどっか行けよー。











ガタッ!!ガタガタッ!!
がうっ!
にゃー!


頼むよー!静かにしてくれー!
他でやってくれー!!

・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。




アレ?
静かになったなぁ。
どっか行ったのかな。


うぅ〜〜〜〜〜〜。

やっぱまだいるよぉー!!
も、もうカンベンしてくれ。


15分くらい壁を挟んで向こうでの闘いは続く。
イライライライラ。























あれ?


そのうち、犬の唸り声は聞こえるが吠え声は聞こえないことに気付く。
なんでだ?
普通、もっと吠えるだろうに。

・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・はっ!!!

もしかして口塞がってんのか?
か、噛み付いてんのか?
猫に噛み付いてんのか?!


眠気も忘れて聞き耳立てる。
相変わらず、犬の唸り声と猫の威嚇音。暴れる音しか聞こえない。
うーわー。
なにしてんだよー!
おめーらなにしてんだよー!
人の枕元でー。壁挟んだ向こうでー!


しばらく均衡状態が続いた後、
途中から猫の鳴き声が聞こえないっ!!
暴れる音だけっ!!







数十分後、タタタタと走り去る音。
そしてなにも聞こえなくなった。


え?なに?どしたの?
犬君。まさか君、猫君を仕留めてしまったんじゃないだろうね?
僕の枕元から壁一枚挟んだ向こうには
無残な猫君が横たわっているんじゃないだろうね?
ち、血まみれとかでっ!

な、ななななななんかヤダよそれ。
ボクはイヤですよそんなんっ!!!


どうなったの?
なにがあったの?
この壁の向こうはどうなってるの?
ああ。気になるっ!!
でも見に行くのもなんかキモイ!
どーしよー。あぁ〜〜。


つーカンジで、朝まで眠れませんでした。








































なんなんですかねこれ。
なんかの陰謀ですか?
テロ活動ですか?



















ちなみにでかける時に覗いてみたら猫の死骸とかはありませんでした。
よかった。ほっ。



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2001年04月25日(水)


昨日の続き。


その客は


「実は誰かに聞いてもらいたかったんですよ。」



という一言から
静かに噛み締めるように話し始めました。


男の話を要約するとこうです。


数ヶ月前、携帯のメルトモ掲示板で一人の女性と知り合ったそうです。
その女性は20代後半の既婚者で
趣味や考え方が合ったせいか
まめにメールなどしていたそうです。
でも彼女は元々、メールだけの関係を望んでいたので
同じ街に住んでいながらこれまで1度も会うことはなく
自分もだんだん会いたいとは思わなくなり
メールだけの関係がこれまで通り続けばいいと考えていた。と。


おお。これは僕としても興味深い話です。
それが携帯の話とは言え、
ネットの世界にどっぷりと漬かっている僕としてはなかなか他人事ではありません。
興味しんしんです。


マスターの方はメールとかなんとかっていう世界がよく理解できないらしくなにかにつけて、


「それはなに?」「掲示板って?」



とか話の腰を折ってくれました。
正直言って





ウザかったです。(もう完全に下克上)







そこまで事のあらましを説明し、
いよいよ話の本題です。



土曜の夜に、いつもの通り彼女からのメールがあったそうです。
しかしその内容は男をとても驚かすものでした。
内容はこう。


「今日は家に帰りたくない。これから会えないか。」、と。




う〜〜お〜〜〜!!!





マジですかっ。マジですかっ。
なんかドラマみたいじゃないですかっ。
ラブロマンス満開じゃないですかっ。




おめーいい歳こいてなにしとんじゃっ!(暴言)
羨ましいっ!





ていうかマスター息荒いっ!
しっかりシテー!!



どうやら彼女はダンナと喧嘩してしまったそうです。
元々、夫婦仲が芳しくなく、
それで寂しさを紛らわすためにメールをやっていたらしいんですが
今回はかなり派手に喧嘩してしまい、
思わず家を飛び出してしまったんだそうです。


男はもちろん放ってはおけなかったので
急いで待ち合わせ場所に行ったとか。




あー。
夫婦喧嘩をしてしまったっていうのは深刻な問題ですが。
それまで長い間メールなどをして気心知れた相手です。
もちろんそれだけ関係が続くってことはお互いに気に入ってたんですから会うのは感慨もひとしおでしょう。




男は言いました。


想像してたよりもキレイな女性だったと。


雨の中、傘もささずに立っていたと。


すごく落ち込んでいたとも。


彼女が、自己紹介する間もなく
男の顔を見た途端に泣き出してしまったとも。


落ち着かせるのに一晩かかったとも。







そうかぁ。大変だったんだなぁ・・・・・。
ってえ?!



ひ、ひひひひひ一晩っ?!



今、一晩っつったか?このオッサンっ!
一晩ずっと一緒にいたのっ?!
彼女とっ?
ど、どこに?!
だって彼女は雨に濡れてたんでしょっ?
はやく着替えないと風邪ひくじゃないっ。
ふ、ふふふ風呂入らないとっ!


い、いや。でも・・・・まさか。
だって相手はすごく落ち込んでいるのだもの。
まず一緒にいて慰めることが大事。
自宅や、ホテルに行ったとしても
優しく側についていてあげなければいけない時です。
大事な友達ですから。
それが大人の男。
というより人間として当たり前の行為です。
そんな時に手ぇ出すなんて、鬼畜以外のなにものでもないですから。



そうですよね。うん。
あー。人間って素晴らしい。
こうやって助け合って生きているのだなぁ。うんうん。




マスター>え?ホテルに連れ込んだんですか?







ママママママママママスター!!!!!
なに馬鹿なこと聞いてるんですかーー!!
人があえて考えないようにしてたことをーー!!
人間の「負」の部分に踏み入るような質問をーー!!































えらいです。
惚れました。それでこそマスター。




男はその質問に


「他に行くところがなかったんで。」


と当たり前のように答えました。


ふむ。
見た目はタダのオッサンだけど。
なかなか紳士な男らしい。
その物言いから、決して馬鹿な行動はとらなかったと分かります。
ナンパ目的でメルトモ探しているような男だと見間違えてしまった自分がすこし恥ずかしくなりました。そして僕はちょっとこの男が好きになりました。



男は続けてこう言います。


彼女に、これからも時々会ってくれはしないかと言われた。と。
それで悩んでいる。と。
なぜなら自分も彼女も既婚者であるので
これ以上、不用意に親しくなるのは問題があるのでは。
そしてそうなりそうな予感がある。と。



なるほど。
それでそこまで考え込んでいたのですか。
んー。
やっと理解できました。


自分に口出しできる問題ではないことも分かりました。
マスターもそれが分かったらしく。
終始聞き手です。


そうやって
切ない恋愛の話を聞きながら、
他に客もいなかったので3人で語り合いました。
サービスで焼き鳥など焼いて。



きっとこの男も、誰かに話を聞いてもらうだけでよかったのでしょう。
さきほどとは変わって笑顔を見せるようになりました。
真面目な性格の人なのだなぁ。と思いました。
まぁ、口は軽いかもしれませんけど。
逆にまったく知らない人間だからこんな話を聞かせてくれたのかもしれません。




そのうち逆に、僕の就職活動のアドバイスなんてしてもらったり。
また店にきてくれると嬉しいです。
あんな話をしたんだからもう来ることはないと思うけど。




その男が帰った後も
マスターと二人で、恋愛のことなんかについて話していました。
ああいうこともあるんだねー。
ネット恋愛とかなんか全然知らないマスターにとって
とても変わった出会いに感じたようです。

そしてやはり興味はその携帯のメルトモ募集掲示板にいったようです。



マスター>ねぇ。リク君はそういうのやったことある?

俺>いやぁ。僕は携帯ではそういうことはしないんで。

マスター>そうかぁ。それって俺でもできるかな?

俺>え?マスターやってみたいんですか?

マスター>んー。そういうのも試しにやってみたいなぁと思ってね。

俺>そうですかー。まぁ、今、ネットの世界はいろんな出会いがありますからねー。

マスター>そうらしいねぇ。

俺>マスターの好きそうな、大人のサイトもありますよ。きっと。はははは。

マスター>え?どんなの?教えてっ!



・・・・・・・こ、こやつ・・・。冗談で言ったのに。
さきほどの気持ちの良い客とは対極に生きてる人間のようです。
ああ。人がせっかくいい気持ちだったのに。

俺>い、いや。僕はやったことないんで分からないですけど・・・・。

マスター>それってどうすれば分かるのかな?

俺>それくらいなら調べればすぐに分かりますよ。

マスター>ほんとっ?じゃ調べてっ



うわ。マスターまじだ。
マジでやる気だ。
しかも友達募集じゃなくて、遊び相手募集する気だ。


僕は正直、そういう下世話な話をする気分ではなかったし、
調べるなんて面倒くさかったので、
こう言えば諦らめてくれるかな。と思って。


「じゃぁ、今日のバイト代に1000円上積みしてくれたら、調べておきますよ。はははは。」(バイト代は日払い)

と、冗談交じりに言いました。

マスターも

「1000円だとー。ぼったくり過ぎだよーリク君。もー。あはははは。」

などと言い、この話は和やかに終了しました。
ほっ。良かった。


さて。
もう少しでバイト終わりだから、
皿を洗っておくか。
あ。そだ。ゴミ捨てなきゃ。


「マスター。このゴミも捨てて来ていいですかー?」





























って、ちょ、マスター!

なに財布から1000円札出してんスかー!!



マスターから金だまし取る自信あり。


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2001年04月24日(火)


昨日のバイトはとても暇でした。
居酒屋のバイトなんですけどね。
小雨がパラついていて、
風も冷たかったからみんな家にいるようでした。
9時になっても誰も客が来ず、
マスターと二人でくだらない話などしてて
今日はもう上がりかなーとか言ってたらふいにお客さん。

見たことのないお客さんです。
30代後半といったところでしょうか。
そこいらにいるような、普通のオッサン。
このくらいの年代の客さんと言えば大体、常連さん以外はあまり見ないので珍しいなぁ。と思っていました。


俺&マスター>いらっしゃいませー。




僕とマスターはエプロンを締め直し、お客さんを案内。
その人は無言で傘を畳み、なにやら沈んだ表情でカウンターの席につくと大きなため息ひとつ。
視線が合ってもニコリともしません。
そして


客>ジョッキ。


とだけ言って、また黙ってしまいました。
僕はおしぼりを出し、ジョッキを注ぎ、お通しを出して注文を待ちます。



俺>ご注文はお決まりでしょうか?



その人は、メニューを1度だけチラっと見て


客>豚串とモロキュウ。




と注文しました。
なにやら愛想のない客です。
機嫌が悪いのでしょうか。
でもまぁ。たまにはこういう人もいますから。
僕はただ自分の仕事をするだけです。
話し掛けられなければ黙っていればいいのです。

でもマスターは違います。
店の主ともなると、やはり客とのコミュニケーションは重要です。
無言な居酒屋なんて居心地悪いだけですから
カウンターに座っている客さんに色々話題を振って、楽しい雰囲気にさせるのもマスターの仕事の一つです。




マスター>今日は嫌な天気ですねぇ。

客>ん?・・・ええ。まぁ。

マスター>お客さん。はじめてですね。この辺に御住まいですか?


客>・・・・・・いえ。違います。

マスター>うちのモロキューは味噌が特製なんですよ。

客>・・・・・そうですか。

マスター>・・・・・・。

客>・・・・・・。






うーわー!
嫌な空気っ!
なんなの。なんなの。

どうやらこの客、会話する気がない様子。
だったらバーにでも行けよ。もー。
無口な客もたまにいますけど
ここまで露骨に黙り込む人なんて見たことなかったです。
嫌なやつー。ムカツク。



マスターもてこずっているようでした。
が、がんばれマスター!応援してるよっ!





まぁ、僕は皿洗いして
知らんぷりしてましたケド。





諦らめないマスターりべんじ。



マスター>なんか元気ないですね?なにかあったんですか?

おおっ。マスター、ガッツあるじゃんっ。かっこいいっ。


客>・・・・・・。






























おおいっ!!シカトかよっ!





こいつは強敵だ・・・・・・・・・・。
マジで会話しやがらねー。
カウンターの真ん中の座ったくせに。
マスターの真ん前に陣取ったくせに。

マスターの顔色・・・・・悪くなってきたゾ。

ていうか目が泳いでるぅ。
マスター気が小さ過ぎぃ。


うちのマスターをここまで追い込むとわ。
こいつ。この客。
ムカツクけど・・・・。ムカツクけど・・・・・。































オモロイ。



ていうかだんだん楽しくなってきた。






なにが楽しいかって。
マスターのうろたえようが最高。(悪魔)





心なしか、串をかえす手も震えているような。




俺、ウッキウキ。




も、ももももももっとやってくれっ。
もっとやってくれっ。さぁ!




ヨダレ出そうでした。
がっつし聞き耳立てて傍観決め込んでました。
だって滅多に見れないんだもん。マスターのあんな顔。








すると不意に、客が口を開きました。

客>・・・・・・・・・ちょっと・・・・悩み事があって・・・・。





おおっ!これは新展開っ。
この客が黙りこくっていたのは
ただ単に無愛想だったんじゃなくて
すんげー落ち込むような出来事があったのかっ!
なるほどっ!それでか!




しかし一体なにがっ!
大のオトナをここまでブルーにさせる理由はっ!?






き、きききききき聞きたいっ!!!




お、お客さんっ!
ぜひその理由を教えてくださいっ!
なんなの?!なにがあったのっ?!





ていうかマスター!なにしてんだよっ!!

串なんて焼いてないで

早く理由を聞けよっ!
(謀反)








僕の祈りが通じたのか、マスターが尋ねる。





マスター>一体どうしたんですか?あ。聞かないほうがよろしいですか?







ゴラァ!マスター!
余計な気使ってんじゃねーよ!
ズバっと聞け!ズバッと!(もはや敵)







そんな僕の心の中の叫びも知らず
またもや重い沈黙が流れ、
そして

それを打ち破るように客の口からゆっくりと話され始めた話は
僕とマスターの興味を引くに十分な
切ない恋物語だった・・・・・・・。









長くなったので続きは明日。←得意
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2001年04月23日(月)


人が珍しくやる気出して、忙しく研究してるっていうのに
突然、教授がやってきて仕事増やしてくれました。

その内容は
今年の春からうちの研究室に配属になる4年生に
招集かけたいので、その旨の掲示をしておくように。と。

ほほぅ。








































楽しそうじゃないの。
































この味気ない昼下がりに
ちょっとしたスパイス。
教授も気が利くなぁ。
これは、




「まぁまぁ。そんなに根つめて研究ばかりしなくても。
違う作業でもして、
息抜きでもしなよ。」


































ということですね?教授。

そう理解していいんですね?






分かりました。
おまかせください。
必ずや教授のお気に召す招集掲示を仕上げてみせます。



































それにはまずは企画会議からはじめなくてはなりませんね。
こういったものは、最初のプランをしっかり固めることが重要ですから。



よしっ。みんな集まれっ。
これから喫茶店に行って会議だっ。




********





よしっ。
2時間もぶっとおしで漫画を読めば企画会議をすれば
もう完璧です。
少し目が疲れている気がしますがそんなのは対した問題ではありません。
それくらいでは僕の創作意欲を萎えさせることはできないのですから。













大まかのレイアウトは決まりました。
あとは頭の中に描かれたものを形にするだけです。





さて。なんのソフトで作りましょう。










word?ヌルイっ!










そんなものでは早く終わってしまう質素なものしか作れないではないかっ!
もっと時間を労力をかけなければ
すぐに研究に戻らなければならないっ
良い物はできないっ!







ここはパワーポイントです。
プレゼンの味方。これさえあれば装飾し放題です。
きっとステキなものができあがるでしょう。












まずは題名だっ!
掲示を見に来た4年生の目を一発で虜にするようなインパクトがなければいかんっ。






もっと大きくっ!紙面の幅イッパイを使うのだっ!そう。それでいい!
次に色っ。
違うっ!そんな弱々しい色でどうする!
もっとこ〜・・・・・・。
































見た瞬間に目がズキズキするようなのある色にするんだっ!
ようし。それでいい。



















次に文字装飾だっ。
通常のフォントでは駄目だ。芸がないじゃないか。
見たこともないようなマイナーなフォントを使うのだ。
そしてそれに強調をかけて、縁取れっ!
なに?読めない?

































そんなことは問題ではないっ!






いいんだよっ。フィーリングだっ。
魂で読めるっ!

















よし。その調子で日時と名前だ。
外枠の縁取りと色の変化も忘れるな。
印刷物なのでアニメーションにできないのが口惜しいが。
まぁ、これでまずまずのデキになるだろう。





よし。完成っ。印刷だっ。
総制作時間2時間10分(うち2時間は漫画)

大作だっ!












印刷したものを見てみると
素晴らしいデキでした。。


































一体、なんの掲示なのかは

僕にはよく分かりませんでしたけど。





衝撃度では他のどの掲示にも勝っていました。はい。























これだけ気合の入った掲示を見れば
教授も満足してくれることでしょう。ええ。そうですとも。
では早速。




教授に見つからないうちに

掲示板に貼ってきましょう。

























と思ったら
掲示板に貼ってる現場をモロ教授に目撃されてしまいました。



マズイっ。これはマズイです。
緊急事態。えまーじぇんしー!





教授が僕の後ろで、掲示をまじまじと眺めているのが分かります。
息遣いまで聞こえてくるではありませんかっ。































・・・・や、殺られる。

























僕は正直、死を覚悟しました。
現行犯ですからそう簡単には言い逃れはできません。







作成者は僕ではなく後輩だ。



とシラを切り通す以外にはもう僕の生きる道はないと思いました。








すまん。後輩よ。俺は自分の身を守るために
お前を生け贄に捧げる。
お前の死は決してムダにはしないぞ・・・・・。









僕はおそるおそる、後ろを振り返りました。
悪魔に魂を売り飛ばす覚悟で。




















すると教授の口から一言。






























いいんじゃない?































教授っ!ツッコミなしですかっ!

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2001年04月20日(金)


やったー!
ちょっと調子に乗って作ってしまいました。
今、流行(この時点ですでに流行遅れ)のほーむぺえーじっ!!
きゃー!きゃー!
ステキー!リクすてきー!
惚れたっ。自分で自分に惚れちゃったっ。
総制作時間が約1時間なんて、手抜きなところが最高。
面倒くさそーなタグ極力使ってないところが最高。
時間なんぞかけてられるかっ!
でもまぁ。そこそこそれらしく出来上がってると思います。
なのでとりあえずは満足です。
きっと誰もが気に入ってくれるでしょう。ふふ。

今、センス感じられないとか言ったやつ。ブラジャーとれ。








ま、とにかく。
これで僕も時代に置いてけぼり食わされずに済みます。
3年もネットの世界を徘徊してて、しかもほぼネットジャンキーのくせに
HPも持ってないのか?お?
とか言い掛かりつけられなくて済みます。
知り合いの掲示板にあからさまにHPのアド置いて歩いて
煙たがられたりすることもできます。
ぶるじょあーな日記なんか書いちゃったりして
僕の優雅な日々を世界に発信したりなんかもできます。
うわっ。やることイッパイあるじゃないですか。
このクソ忙しい時期にHP開設なんぞしてる僕ってやっぱりステキ♪(自分追い詰め型)



まだ出来上がったばっかりなので

誰もこのHPの存在は知らないのですが

少しずつ広めていこうと思います。

まぁ、ほっといても来月くらいには一日1万アクセスになるでしょうけどね。

頑張ってリロードしなくちゃ。



ただ問題はですネ。

今のところなにも企画がないってことですネ。

メインが日記だったりしますネ。
うは。
やべ。なんつーか。なんつーか。
日記系サイトの仲間入り?
なんかエロゲーとか制服美少女とかガンダムとかについて熱く語ったりしてるヤバっちーテキストサイトと同系列?(偏見)
むむ。
まずい。
これは切実な問題です。
爽やか青年のリクにとっては世間からそんな目で見られるのは耐えられません。

一刻も早く、心癒されるようなステキ企画を立ち上げて
僕のあるがままの姿をお見せしなければなりません。
世の女性ファンに。


今、馬鹿とか言った奴。パンツ脱げ。


topページに日記おいてある時点で日記系サイトだ。とか言った奴。
歯ぁくいしばれ。





い、言われなくてもわかってらぁいっ!
ひとまずですよ。ひとまず。
一気に完成させるほどの時間も気力もないんですよ僕には。
もう歳なんですから。優しくしてくださいよ。
むしろ腕枕とかして、頭なでなでしててくださいよ。
女の人の髪の毛触りたいっ!

ていうか触らせれ。




あ。失礼。取り乱しました。
ま。ちょっとずつ暇を見つけて更新していくことにしましょう。
今日は疲れたのでここまで。つーカンジ。



で。一息ついてふと外を見たらすでに明るくなっちゃってます。
研究しててふと思い付いて始めたHP作りのおかげで
作り掛けのプログラムはまだ動かないわけです。

はは。はははは・・・。























































ちがうっ!これは泣いてるんじゃないっ!
朝日が目に染みただけだっ!

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日記才人