ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
この間の帰省の折に、みちえさんに北大路公子の最新刊をプレゼントした。
って、わざわざ買ったのではなく、読み終わってしまったやつで、サインしてもらうための本は別にあるから大丈夫なんだけど。 そこら辺のけち臭さは誰に似たんだろか?なにが大丈夫なんだろか?
「お母さん、これ面白いからあげる」 「わ〜!ありが・・・って、この人の本前に読んだ人?」(枕元に靴のこと) 「そうだよ。今度はサンデー毎日の連載のやつ」 「お母さん、前にも言ったけど、苦手なのよね〜」
そう。 『枕元に靴』の続編、『最後のおでん』を貸してあげようと云ったのに(それもうちに複数冊あるんだけど、どれもあげられる状態ではなかった)、 「読まない」と断ったのだ。
なぜかというと、 「笑っちゃうから」
「この本ね、面白すぎて。電車の中で読んでいて、可笑しいのを我慢するのが大変だし、我慢しないで笑っていると変な人に見られるし・・・」 「それにね、寝る前に布団の中で読んでいると、面白すぎて寝られなくなるの」 が、その理由。 まぁそこら辺のことは、北大路公子愛読者なら必ず経験することなので、よく解るのだけど。
「今度のは週刊誌に連載してたやつで、モヘジ度も前のより低いから大丈夫!」 と、屁理屈御託を五色に並べて、無理やりおいてきた。 先日、電話で話している折に、 「そうそう、お母さん北大路さんの本読んでるの。あの浅草寺とか上野動物園に一緒に行った友達ってあなたたちのことでしょ?」 「そうだよ。実際はあの本(に書かれている)以上に面白い道行だったよ」
今、みちえさんは大魔人のことでかなりストレスが溜まっているらしく、電話を掛けてきては愚痴ることが多くなった。 普通の健康な状態の時でさえ、気難しくてお天気屋の勝手気ままな大魔人なので、一緒に暮らすのはかなり大変らしい。 普段は会話も笑いもない生活に陥りやすいんだろう。 あの本を読んでおこる笑いは、今のみちえさんにはとても心が休まるのだろう。 無理にでも置いてきて良かった!
「で、そんなに気に入ったんなら、枕元に靴の続編送ろうか?」 「ううん。怖いからいい」
何処に意地を張っているのか、『最後のおでん』はかたくなに拒んだみちえさんだった。 何が怖いかは、よく解らない。
2008年05月08日(木) |
いいいことはじっくり過去日付にて |
この間のこどもの日、 無事に6年目の結婚記念日を迎えられた。
よくもってるね。
ってのが、大方当方関係者の感想で。 ほっとけとぼけ。
当日帰った実家では、相も変わらずのたけぞ人気。 日々アタクシを大好きだと豪語している文吉(女児・5歳ぐらい)は、 家の裏で、帰ってきたばかりのアタクシを発見して 「にごちゃゅわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!大好き♪」 と抱きついて来たかと思うと 「今日、たけぞちゃんは?」 とつぶらな瞳で尋ねるので 「一緒に帰ってきたよ!うちの中にいるよ〜」 と答えると、 「お〜ろ〜し〜て〜」 と、手足をばたばたさせ、地面に足が着くや否や脱兎の如く家に駆け込む。
「たけぞおちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
と絶叫しながら。
女の女たるものを5歳児に見せ付けられるとは思わず、つい一緒にいたみちえさんに?と首をかしげると、何も云わずにうなずいた。
その後、奴らが寝静まり、起きて田舎に帰るまで、たけぞ氏は奴ら姉妹の恋の奴隷のように拉致されてました。
あ〜あ。
昨日、おにおにいさんの希望で、物好きな連中がビアガーデン開き。 ところが、物好きな連中が他にも沢山居たらしく、会場は満席。 席だけ予約していて良かった。
雨がちょっと心配だったけど、飲んで暫くすると太陽が出てくる始末。 お陰でビールがはかどったらしい。
その後、2軒ばかしはしごして、ほどほどの時間で解散。
ジンギスカン、旨かった。 やっぱり奉行がいないとね。
2008年05月02日(金) |
義妹かわいや かわいや義妹 |
よしこぴから電話があった。 たまたま某ちゃんがうちに来て、たけぞ氏と3人で飲んでいる時だった。 「ごめ〜ん、今飲んでるからちょっとよっぱだよ」 と正直に申告すると、 「大丈夫ですぅ、私も飲んでますから」 って。 電話の向こうから徳松が酔っ払いを諌める声が聞こえたような。 でも、そんなことで怯む我々ではなかった。 多分、主たる用件は、母の日にみちえさんに何をプレゼントするかだと思うが、 途中からというより、殆ど日本酒の話になって、 「にごさんがGW帰省するなら、美味しいの2升買って帰りま〜す!」 なんてかわいいこと云ってくれたり。
そそ、よしこぴも徳松もアタクシを名前にさん付けで呼ぶ。 ねえさん なんて云ってくれるのは、のねがまーずだけなんだな。
ってことで、何が何でもGWは帰省するのだ。 実家で一緒にお酒飲んでくれるの、よしこぴだけだし。 彼女が買って帰る日本酒、美味しいし。 酔っ払ってくると笑い上戸になって、面白いし。
いつもの通り、いつか東京で飲んだくれようね!って約束して電話を切った。
その間、某ちゃんとたけぞ氏を放っておいたんだけど、二人で楽しそうに飲んでたからいいや! ふっふっふ。
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