天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2005年05月31日(火) よいよいヨイ


2週続けて古典芸能鑑賞の日曜日。
今回は、おっしょさんが出演するからということで。
色々な古典芸能が一同に会するだけあって、
来ている人たちも芝居見物とはまた違った感じ。

どれもこれもなかなか気持ちよく楽しかったけど、
(睡魔も大暴れしたけど)
やっぱり圧巻だったのは、船弁慶の富十郎の二役。
見るも悲しくはかなげで、別れの辛さをひしひしと感じさせる静御前。
一挙一動がなんとかお見送りをしようとようやく立っているという感じ。
それでも愛する義経に所望されて舞う舞が哀しくも綺麗。
富十郎の女形を見たことがなかったのだけど、全然違和感なかった。
そして、義経・弁慶らが乗った船を沈めようと、
壇ノ浦で滅んだ平家一門の平知盛の霊。
怨みが噴出しているその様相は凄まじく、
さっきまで静御前を演じていた人とは思えない。
荒々しく音声響き渡る様子は、雷を連想させる。

最後の最後のお囃子の太鼓もすんごかった。
恨みを永劫忘れまいぞ 
と花道を引いていく平知盛の霊の荒々しくおどろおどろしい舞を
さらに増長させていた感じ。

うわ〜〜〜っ!と圧されっぱなしだった。気持ちよく。



前々からたけぞ氏が「リトルダンサー」を観たいというので、
DVDを借りて一緒にみた。
アタクシの方がはまってしまったようで、
後半のお父さんに泣かされっぱなし。
ネタバレになるのも嫌なので、これ以上は差し控えるけど、
前に行きそびれたバレエ公演、機会があったら見に行きたいと思った。



否否店主から借りた「SWING GIRLS」単純に楽しめた。
この監督の作品のスコーンと抜けた明るさ、好み。


来月から三味線の稽古が再開。
アタマにココロにいいもの好きなもの詰め込み月間終わり。

むふ



2005年05月27日(金) 信じられない

最近、弁当を作っている。たけぞ氏の分も。
で、
おかずに一口カツでも入れたら美味しかろう
と 思ったので、今朝それを作ってみた。

生まれて初めて「とんかつ」を作った。

いぃ〜〜!!

揚げ物を作る時のあの油は、
アタクシには、匂いというより臭い。
しばらくすると 吐き気などをもよおしたりするので、
そんなに作らないし、
付け合せとしてお約束のキャベツの千切りなんて拷問だし。


で、
作ってみると、確かに臭いにはやられつつも、
簡単だったので、また気分機嫌のいい時に作ろうと思う。
もちろん、キャベツ何ざは刻まない。
うちにないし。



時々、実家に電話を掛けてみると、
「お客様がお掛けになった電話番号は現在使われておりません」
と云われる。

今日もそうだった。


自宅に電話しようと思って、M邸に電話をし、
おばあちゃんが出てきて、
「いつからうちにおばあちゃんがいるのか?」
と たじろいだこともあるが、
確かに、あまり自宅へは電話をしないので、
まま ある間違いだと。




寝ぼけていたので、
歯ブラシに洗顔フォームを間違えてつけ、
口まで持っていった時に、その匂いで気が付き、
大惨事を免れた。

その逆もあり。


なんだか哀しくなってきたので おしまい。



2005年05月26日(木) 云われたことない

今月の給料日も終わって ホッと一息。
ま、クレームは来るなら今日あたりからなんだけど。
って書いてる先から
「俺の給料多くない?計算大丈夫?」
って・・・・・・・・・。

あら。

職人さんに渡す書類のほうが間違っていた!
・・・・・・・・・あらら。

金額の間違いではないので、ひとまず安心。
こういうこと、あってはいけないとは思うのだけど、
なかなかダメだねぇ。



この間、ふと思ったのだけど、
まげが好きだったり、まぁ他にも好きなものなどはあるのだけど、
それのマニア とか おたく って云われたことがない気がする。
云われても忘れたのか。正面きって云われたことがないのか。
そこまでのレベルでもないのか。

過去の記憶をたどっていてもそうかもしれん。
云われても忘れたのか。正面きって云われ(以下略)

いや 云われたいとは思わないのだけど。
なんだろ。




2005年05月22日(日) やっぱり いいわ

しまさんの粋なお心遣いで、ひっさしぶりの歌舞伎座での芝居見物。

夜の部は

義経千本桜
(菊五郎(源九郎狐)と菊之助(静御前)、海老蔵(義経)錦絵のごとき艶やかさ。初音の鼓を貰った時の菊五郎の狐の踊りがじ〜〜んと泣かせた)

鷺娘
(玉三郎が綺麗過ぎて、文楽を見ている様な感じ。変わり身の素晴らしさは溜め息ものだし、最後の場面では胸がぐぐっとつまった哀しさでいっぱいになったさ)

野田版・研辰の討たれ
(勘三郎襲名披露の。野田秀樹の脚本の芝居。台詞廻しの早いこと、洒落駄洒落、今風の表現、流行り言葉、横文字なんでも御戯れの歌舞伎を歌舞いた芝居。笑わせつつも風刺も利いていて、ふ〜〜む。最後のシーンなんざ、照明さいこ−!)

の3本。
楽しんで楽しんで、あっというまに、幕。

ほんと。こういう機会に触れる度に 日本人で良かったと思う。
のは大袈裟か。
時代劇や時代小説を好んで見ていたせいで、時代のお約束事は解説を通さなくても判るようになったし、
歌舞伎のお約束事もなんとなく判るようにはなってきた。

そういうのを判った上で、野田版みたいな芝居も見られて、もう今興奮状態。

7月の蜷川演出 十二夜 も行ってしまいそうな感じ。


快く送り出してくれた たけぞ氏、ありがつ。
来週はNHKホールに出かけるけど 宜しく。



2005年05月19日(木) 儚くするか現にするか

久しぶりに三味線を弾いてみる。

2週間振りぐらいだったのに、全部覚えてた。
えらい と思う。

指の形、バチの振りを おっしょさんのそれを思い出して真似してみる。

わりと調子よく弾けたので、3回ぐらいでお終い。


もう少し耳を訓練したら、譜面無しで聴いた曲を弾けるようになるだろか?


行く末は、寄席小屋の地方。
ジャンルなしで 粋に乙に出囃子を奏でてみたい。


そんなこと云ったら
おっしょさんに破門されるだろか?


なんとなく、三味線習って良かったと思った。



2005年05月18日(水) 要素

アタクシは 自他共に認める「幸せ者」である。

すっぱりと言い切り。
言い切ったところで、抗議もなかろうって。


時々昔話などをしたときなぞ
「それは大変。かわいそうだったね」
と云われることはあっても、
多分その時だって結構幸せ者だったのではなかろうかと思ったりする。


で、「幸せ者」に関して、
アタクシのココロの中には玉条があって、
色々幸せ関する項目があるのだけど、昨日新たに追加。



近所に 美味しい豆腐屋 が ある。
そこの店主が気持ちのよい人であるなら なおよし。


昨日、木綿の豆腐を1丁買い求め、それを水切りし、さいの目に切ったとき、しみじみと感じた。
いや前からそこの店の豆腐は美味しいし、店の人の感じもいいのだけど、
そういう店が普段の行きつけってのがいいなぁ うれしいなぁと。


豆腐は、アボガドとトマトと合えてサラダにした。
好きな献立のひとつである。



2005年05月17日(火) 目標

あたくしだって、
「粋でげす」
「乙でげす」
と 云われるような大人になりとうございます。

今の時代何が粋で乙なのか、そこんとこの見極めが難しいところだと思うのだけど。

それともこれは古今東西不変不動のものなのか?


むぅ。



70000HITだそうです どもどもありがとうございました。



2005年05月15日(日) 予測不能

金曜日、インドから一時帰国をしているsinさんをダシに宴会。
週末と云えど平日なので、いつもの場所での開催時刻をやや遅らせる。
が、宴会となれば、早退だって可能なアタクシは、そんな時間までお腹も喉も待ちゃしない。
sinさんを誘って、とある店にいった。
酒や肴は旨いし、店の雰囲気もいいので、ついつい長っ尻をして、
主賓と幹事が宴会に遅れた。

でへへ。

で、次の帰国が本帰りだと思いきや、元請けの所長に気に入られているらしく、
日本に帰ってこない可能性もあるんだとか。
インド・台湾・中国 に次の赴任の可能性があるとのことで、
満場一致で 台湾 が我々の希望する赴任先に決まった。
コトによっては、陳情書を元請けに提出してもよござんす。


うちに泊まる予定だったsinさん、歯医者の予約があるからと、夜行列車で上方へ帰った。


千葉組も同じぐらいに帰ってしまったので、ぴろと店主と3人で座談会。

酒の勢いをかりて、北へ脅し透かしの電話をかけ、弄ぶ。

してることが ちんぴら。あぁ。

もっとしっかりと宴会の様子を書くつもりもあったのだけど、これが精一杯。

あはは。



2005年05月13日(金)

昨日、湯船を洗っていたら、給水栓の蛇口に思いっきりおケツををぶつけた。
一瞬 息が出来なくて、その後激しく痛む。
痛くて湯船の縁に寄りかかったら、濡れてしまう。
まさに踏んだり蹴ったり。
一人で声を出して泣く。
泣いたところで痛みは治まらず、
体をねじってみてみると案の定痣になっていた。

今も痛い。

だけど 今夜は宴会。
しかもその前に 美味しいものを食べに行く。

痛がってはいられない。



2005年05月11日(水) 来客続き

月曜日、前日からツアーで万博へ遊びに行っていたみちえさんが泊まりにきた。
夜、品川まで迎えに行く。人混みが苦手で、夜の電車乗りは不慣れすぎるので。
万博は、予約を入れてなかったし、どこも人が多くて殆ど入れなかったそうだけど、
別にパビリオンを楽しみにしていたわけでないらしいので、いいんだそうだ。

リニアにも乗ってないらしい。


・・・・・なら どうして行ったのか?

時折 あの方の行動がわからん。



火曜日、「盤嶽の一生」(主演;役所広司、演出;市川崑!他)での決め台詞(?)
「世の中嘘でいっぱいだ!!」
を叫びたくなるような事件があり、
真っ正直に生きているわけではないけど、えげつくはないと自負しているアタクシは、
今回の被害者であるかん様と意見の一致をみ、
タイミングがいいことに、たけぞ氏も程なく帰れるということだったので、
うちで急遽酒盛りをすることになった。

刺身を買って、やまかけや蒸し鶏、ワカメサラダ、冷奴などを作り、
軽く一刻の宴。


すっきりした。


で、最近弁当を作っているので、やや早起き。もちろん、二人分。
だから 今眠い。



2005年05月09日(月) まさに大型連休一過の風体

カレンダー通りと云えども、なかなか休み応えのあった連休で、この間に読んだのは、
志ん朝の風流入門 (筑摩書房 ; ISBN: 4480036911)
だけ。
日本の四季の移り変わりと人の生活を俳句や小唄端唄、歌舞伎芝居・長唄、能・狂言をもひっくるめて、喋っていたラジヲ番組を本にしたものらしい。いい塩梅の江戸言葉が随所に。ゆったりとした船の櫓の漕ぐ音や商いの呼び声が行間から聞こえてきそうな本。あまり好きな言葉ではないけど、スローライフ を堪能できる一冊か。(普段聞いている落語も志ん朝がほとんど)

で、GWは、飲んだり買い物をしたり、実家に帰ったり、そこで恋敵と渡り合ったり、大魔人の非道な振る舞いにみちえさんが身も世もなくなってしまって、その仲直りの橋渡しをしたり、結局コーヒーの話にはまって、あと5枚ぐらいDVDを大人借りしそうだったりで、あまりPCの前で過ごすことなく終わった。

今日からはココロイレカエて、まずは週末の宴の連絡などいたしゃしょう。無論、家に帰ってからだけど。


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