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『セカンド・ラブ』乾くるみ
2011年01月29日(土)
親もすでに亡くなり、恋人も友達もいなかった正明は、一人の女性と出会う。良家の令嬢である春香は大学院生であり、高卒で工員の正明は、最初は自分の学歴を引け目に感じていたが、二人は付き合うようになる。
しかし、春香とそっくりな女、美奈子に、正明は出会ってしまう。美奈子はパブで働いていていた。
外見はそっくりなのに、中身は正反対な二人。美奈子に出会ったことが、正明の不幸だったのだ…。

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『イニシエーション・ラブ』の衝撃、ふたたび―と帯にあります。
うーん、なるほどなるほど。
ラスト、どういう意味なのかしばらく考えてしまいました。ちゃんと読まないとダメですね(笑)
おもしろかったけど、相変わらずこの人の書く本は「えー」な話ですな(笑)
★★★☆
『GANTZ 30』奥浩哉
2011年01月24日(月)
これを読んだ人はみんな、人間が家畜にしていることを思うんでしょうね。ベルトコンベアーに乗せられて、殺されていく…。

タエちゃんを助ける男が出てくるんですが、その入れ方がうまいなと思いました。ありがちなような気はするけども。最初の彼の返事に思わず笑いました(笑)
『私の家では何も起こらない』恩田陸
2011年01月22日(土)
幽霊屋敷と噂される丘の上の家を舞台にした連作短編集。
語り口調で書かれたものが多く、読み心地は柔らかい。いいですね。恩田陸の文章はやっぱり大好きです。読んでいて、いちばんしっくりくるんです。
内容は、舞台が幽霊屋敷ということでちょっとホラーっぽくはなってますが、どことなくほんわかした雰囲気が感じられます。
固有名詞がほとんど出てこないので無国籍な感じでいいなあと思って読んでいたんですが、一編だけ、「ビル」という名前が出てくるんですよね。それがちょっと残念でした。

で、この本で私がいちばん素晴らしいと思ったのが、装丁です!! 私はこういう柄が大大大好きなんです! 子どもの頃こういうデザインのバインダーとかメモ帳とか大好きで、使わずに愛でていたくらいで(笑) もう理想の本のデザインですね。
★★★☆
『物語の命題 6つのテーマでつくるストーリー講座』大塚英志
2011年01月14日(金)
「本から入るんだね」と言われたことがあります。なにかにはまり始めた時、本を買うことが多いんですね。それについての本を読む。取説とかはあんまり読まない方なんですが、理論的に解説してくれてる本は好きで、音楽理論の本とか読みたいと思ってたくらいでね。
大塚英志は、「物語を作ること」を、誰もが出来ることとして解体してみようとしている人で、創作論は何冊か読んでいます。今回の本は、物語の中でも、「テーマ」と呼ばれるものを取り上げたもの。何人もの作家によって繰り返し語られているテーマの中から6つを例題として取り上げ、実際にその作例も載せています。
魅力的なテーマがいっぱいで、しかもそれを丁寧に分析していくというのがとてもおもしろかった。
『萌えの死角 2』今市子/『はじめてだったころ』たかぎなおこ
2011年01月10日(月)
『萌えの死角 2』今市子
あまり私の詳しくない世界なんですけど(笑)、おもしろいので読んでます。いろんな世界があるよ。


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『はじめてだったころ』たかぎなおこ
いろんな初めての体験を描いたコミックエッセイ。
んんん…他の本ほどおもしろくなかった…。
『ソダテコ』宇仁田ゆみ
2011年01月09日(日)
あんまりネタっぽくなくつらそうでもない(笑)、そんな育児漫画。
姉弟仲よさそうでいいですね。
『聖☆おにいさん 6』中村光
2011年01月08日(土)
「いや私ずっとインド人だったよ?」にいちばんウケました(笑)
『大原さんちの食う・寝る・ココロ』大原由軌子
2011年01月07日(金)
いつもよりちょっと真面目な内容。副題に「東洋医学はじめの一歩」とあるように、鍼や食事で体調を整えていこうという内容。刺さない鍼もあるんですねー。
感化されやすい私は、これを読んで、夜は10時に寝なくちゃ…いや10時は無理だ…せめて11時に……とか思いました。


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