| 2005年05月02日(月) | 世界はきっと痛いきっと辛い でもたぶん美しい |
世界は広いと知っていながらも
気付いていないフリをしてきました
狭く偏見に満ちた私だけの王国は
とてもとても居心地のよいところでした
そこには私を傷つけるモノは何もなく
(痛いことは私が意図的に排除し続けたので)
慈愛と自愛が隅々まで支配していました
(無論私がそう仕向けたので)
私はソコで私を甘やかして育てたので
私はとても弱く小さく育ちました
見たい物だけを見
聞きたいことだけを聞き
いつまでも続くはずのない王国の存続を夢見て
世界に気付かないフリをして
