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★☆★ぶろたんのゲイ日記★☆★

Mental medical treatment by ★ぶろたん★


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2000年02月26日(土)   自分を好きになろう



俺より若い奴は悩み相談が多い。



俺の意見でイイのかなとも思うけど、

参考になればと、一応真面目に応えてる。



俺みたいに汚れている奴もいれば、

まだゲイだって気が付いて、とまどっている奴もいる。



いろんな奴がいるけど、俺が思うことは1つ。





自分を好きになろう。





これだけ。





俺、自分を好きになってから、なんか光が射したような気がする。



男を好きになったからって、自分を否定しないで欲しい。



俺は、ゲイに生まれて良かったと思っている。



生まれ変わっても、またゲイになりたいと思っている。



だって、ゲイの奴って、本当に、悩んで悩んで、苦しんで。

でも、それだけ、人を愛することのすばらしさを知ると思う。



HP見ても、皆、一生懸命生きている。



もちろん、ノンケの奴らも頑張っている奴はいる。

でも、根本的に違うと思うよ。精神の強さが。

だから、自分は、こんな自分を誇りに思う。



人それぞれだけど、ノンケのふりしてもイイじゃん。

俺は、今、彼女がいるけど、心の支えになるから付き合っている。



簡単に言うと、いやいやだったら、相手にも、自分にも、最低だってこと。

だって、そんなのスッキリしないでしょ?

やっぱ、気持ちよく生きていたいじゃん!!



うまく言えないけど、何をするんでも、

後悔はしないように生きていこうと言いたい。



人生なかなかうまくはいかないもんだけどさ。

その中に、ホンのたまーに、光るものがあるから、楽しいと思うよ。




2000年02月24日(木)   出逢いと別れ


昨日は俺の涙のことを書いたけど、

今日はなんと、俺が泣かせてしまった。



泣かしてしまったのは、17歳の高校生2年生。


実は、泣かせてしまったのは、地元の恋人Σ('ロ';)!?

と言ってもそれは彼から見た俺で、俺は友達(弟)と思っていたけど。



実は、俺、12月に発売されていたバディの通信欄に、

何通か手紙を出した。写真も、もちろん入れて。



でも、返事は1通のみ。(写真返せよ、オラ!)

それが、地元の高校に通う、17歳の彼だった。



通信欄では、19歳だったはずなので、俺は驚いた。



そんな彼から電話が来たのは、1月の半ば。

どうやら、年末年始で、手紙の回送が遅れたらしい。



その時会話したときの、俺に対する感想。

「なんか優しげだよね」

「ホントに26?話してて全然違和感感じないんだけど」

そんな感じだった。



彼は、改めて、手紙と、プリクラを同封してくれた。

「顔濃いよ。東南アジア系」

と言っていた彼の顔は、

まあ整っていたが、確かに濃かった。おまけにロンゲ。



正直タイプではない。



そして、彼から電話が来た。

彼「俺、顔濃いでしょ?」

俺「うん(即答)」

彼「Σ( ̄口 ̄*)!信じらんない。普通『そんなこと無いよ』とか言うよ」

俺「そう?じゃあ『そんなこと無いよ(棒読み)』」

彼「・・まじムカツクー!ヽ(`Д´)ノ」

俺「それより、顔濃い奴は、髪短い方が絶対格好いいって!

髪切んなよ。絶対似合うからさ」



それからしばらくして、彼と食事をすることになった。



学校帰りでブレザー姿の奴と、仕事帰りでスーツ姿の俺。

彼が女だったら、完全な援交だ。



俺、しばらくまともに顔見れなかった。

だって、本物の高校生なんだもん。

ラルフのべストとか着てるんだよ。

カバンの中はノートや、無印グッズの入ったペンケース。



さすがに若すぎて、俺、どうしていいか分からなかった。



そんな俺を見て、彼はこう言った。

「俺のこと、嫌いなんだ・・・」



正直、電話ではバカっぽい口調で、

彼を今どきの脳天気な奴と思っていた俺は

ここで、自分の誤りに気が付いた。

「いや、そうじゃなくって・・・」

と、初めてまともに彼を見て、俺は気が付いた。

彼の髪が、短く切られていたことを。



「ブロッケンさんが言うから、髪切ったんだ。

もう、超クラスの奴らに驚かれた。

でも、評判いいんだぞ」



名残惜しそうに髪をいじりながら言う彼に、俺はニヤリと笑って、こう言った。

「だから言ったろ、似合うって!(* ̄ー ̄*)」





食事がすむと、俺達は寒空の中、色々なことを話した。



「俺、裏切られてばかりだから。人が信じられなくて」



彼は、俺と同じだった。

そんな彼が、俺は愛おしくなった。

手袋がなく冷えきった彼の手を握りながら、俺は言った。



「俺は信じてくれよ」

彼は、コクンと、うなずいた。



その後、彼に大事件が起きた。



親にゲイだってばれた。



父親は単身赴任。

そして、母親は、泣いて部屋に籠もってしまったそうだ。

「俺どーしたらいいんだよ・・・」

絶望的で、彼は混乱していた。



「とりあえず、落ち着け。落ち着かなきゃ、親も絶対落ち着かない。

親とは、縁を切りたくないんでしょ?親好きでしょ?

だったら、時間はかかると思うけど、

ゆーっくり、解ってもらうよう親を説得するように。



自分のために、頑張れ!



でも、もし家追い出されるようだったら、うちに来なよ。

自分の気持ちを静かに親に伝えて、

それでも解ってもらえなくて、どうしようもなくなったら、来な。



でも、家で、ゴロゴロするんだったら、即追い出すから。

いざとなったら、俺の家にくればいいやなんて思ってたら、俺は泊めない」

と、俺は言った。



やはり、高校生だと、何もできない。経済力が無いのは痛い。精神的にも。

俺も、そういう経験あるから(ゲイがばれたわけでなくて、家を出された)



その後、母親は、何もそのことに触れずにいるらしい。



母親は母親なりに、彼のことを気遣っているのかもしれない。

それとも、息子がゲイだという現実を受け入れられずに、

忘れようとしているのかもしれない。



とりあえず、また元の平穏な家庭に戻った。

そのことさえ触れなければ、幸せな家庭に。


そして、彼と俺は再び会った。

今回の場所は俺の家だ。



スーパーで、買い物をし、俺は鮭と緑野菜のクリームシチューを作った。

彼はうまいといって食べてくれた。



その後、ちょっとじゃれあったりはしたが、Hはしなかった。

もちろん、キスもしなかった。



まだ、自分の気持ちが、わからなかった。

そんな簡単な関係にはなりたくなかったから。



ユーミンのビデオを話をしながら見てた。

彼は相変わらずバカっぽい事言ってたかと思うと、いきなり俺に聞いた。

「俺のこと好き?」

俺は正直にこう答えた。

「わからない」

彼は、にこり、と笑った。

なぜ彼が笑ったのか、その時の俺には解らなかった。


そして、先週末、俺の家に泊まりたいと彼が言った。

俺は、彼の言葉の裏に、彼の決心が隠されているのを察した。

(彼は俺を好きだ)

俺と一緒にいたい。

しかし、俺は夜勤明けだからダメと言った。



しかし、本当の理由は違った。

彼はまだ、高校生だ。

もちろん、未成年。



そして、もう一つの理由。

俺は、彼の愛に応えることができない。

彼は、まだ若い。



可愛い弟にしか見えない。



今日、それを彼に伝えた。

彼は、わかっていた。

それでいいと言ってくれた。



逆に彼は、前に好き?と俺に聞いて、

俺がわからないと答えたことが、嬉しかったらしい。

好きと答えたら、自分の信じていたことが誤りだってことになってたから。



彼は、俺を好きになった理由を、こう言った。



嘘偽りのない、言葉。

信念。



周りも自分も、相手の顔色伺っていた環境。

そんな高校生活の中で、

俺の素直な言葉は、彼の心に衝撃を与えたらしい。



彼は、もう俺には会えないと言った。

「会うと、ますます好きになっちゃうから。辛いんだよ、俺」



涙声だった。



元彼との経験で、俺は彼の気持ちが痛いほどわかった。

俺、元彼のことを彼に話していた。

そして、先日発売のバディにも、元彼のことが掲載された。

彼はそれを読んで、俺だと思い、電話をくれたのだ。

自分が辛くても、彼はこう言った。

「彼とまた戻れるといいね」



それでも、俺は彼を好きになれない。

やはり、まだ彼は若い。若すぎた。

こんな年の離れた俺でいいのか?

怖かった。



・・・・・・

また彼から電話が来た。



俺が甲府から転勤でいなくなっても、俺に何も言わないで欲しい。

携帯のメモリーも消して欲しい。

彼はそう言った。

辛くなるから。



俺は、長い沈黙のあと、わかったと言った。

彼の気持ちは、理解できたから。

だけど、淋しかった。

哀しかった。



こんなに彼は俺のことを想ってくれている。

前にもこんな事が何度か会った。

みんな、年下の奴だった。

でも、俺のタイプからは、色々な理由で、はずれてしまった。



正直、すごく辛い。

俺を想ってくれる、最高の奴ら。

大切にしたい奴ら。

だけど、恋人にはなれない。

友達では、許されない。

だから、2度と会うことはできないのだ・・・・・・。




2000年02月23日(水)   悔しくったって・・・哀しくったって・・・♪


コートの中では平気なの・・・って、それはアタック・・・

どーしよー、寒すぎるよいきなり。俺のイメージが(笑)。

若い人はこのギャグすら分からないかもしれない(汗)。

やばい、いつもの俺に戻らねば!!



さて、ここからが本題だけど、最近の俺は、涙もろい。

ラグビーで泣いた、映画で泣いた、昨日も泣いた・・・。



涙にはいろんな涙がある。

感動の涙、哀し涙、嬉し涙、悔し涙。

やはり年を取ると涙もろくなるよね。



で、最近俺が流した涙。



哀し涙。



1月の31日に、中学の友人が亡くなった。



俺が埼玉にいた頃に一緒にバイトしていて、かなり仲は良かった。



バイトが終わったあとも、ずっと語り合った記憶もある。

ケンカもしたが、今ではいい思い出だ。



なんかお約束だから一応断っておくが、彼はノンケの友人。

そんな彼とも、俺が甲府に来てからは、連絡が途絶えていた。



30日の夜、同じく中学の頃の友人から、メールが届いた。

彼が亡くなったという内容だった。

急性心不全だった。



朝、親が起こしに行ったら、冷たくなっていたそうだ。



俺は仕事を休んで、次の日の葬儀に出席した。

相変わらずだが、信じられなかった。

だから、涙も流れなかった。



久しぶりにあった中学の友人達と、久しぶりに語り合った。

彼らもかなり変わっていて、時の流れを感じた。

ちょっと寂しかった。





もう2度と過去へは戻れない。





甲府に帰って、卒業アルバムを見た。

彼のとびきりの笑顔を見た。

彼も、もう俺に笑顔を見せることはない。



焼却されて小さくなった彼。





人は、生きているから、命があるから、人なんだ。





そう思った。





涙が溢れた。



みんなは最近涙を流しましたか?




2000年02月21日(月)   彼氏はどうなの?


俺は職場の女友達2人にカムアウトしている。



一応他の男どもにも話したような記憶もあるけど、もう忘れられている。

みんな自分に関係ないと、忘れるものみたい。



さて、ある日のモンチとの会話。



俺「今、イイ感じの奴がいてさー」

モンチ「ふーん。(ごく自然に)『彼氏』はいくつ?」

俺「・・・一応おれ男なんだからさ・・・・・・」



モンチ「なによ。じゃあ(わざと強調して)『彼女』はいくつ?」

俺「いや、彼氏なんだけど(笑)」

モンチ「もう、なんなのよ!ヽ(`Д´)ノ」



って感じ。うーん、わかる?





またある日の会話



モンチ「携帯新しくしたいんだよねー」

俺「でも、携帯って、『彼氏』がいな・・・・・・

(いないと必要ないと思うけど)

ああ、自然に彼氏と言ってしまう自分が嫌になる・・・・・・」



モンチ「(俺の顔をしばらく見て)

それを軽く聞き流してしまうあたしも嫌になる・・・・・・(;´Д`)」



俺とモンチは、もう、何でも言える仲なんだ。





みんなは、なかなかカムアウトはしていないと思う。



俺だって、家族には言っていない。

でも、信用おける奴になら言ってしまう。



でも、2人は信用できる奴らなんだ。

街歩いていても男チェック一緒にやったり。

最近は、俺のタイプを読まれてる(笑)。



3人で飲みに行って、娘。の歌一緒に歌ったり。

ペンちゃんのほうは、彼氏がいて、でも相手も熊みたい。

でも、もう夫婦の様な仲になっている。絆だな。

俺がいちばん欲しているもの。



そして、モンチは最近男と別れた。



あまり自分のことは話さないモンチだから、それを聞いたときは驚いた。

よほど辛かったんだろうな。



彼女は16歳年上の人と付き合っていた。

それも去年まで一緒の職場だった人。



彼女もいい加減、付き合いが長かったし、

相手が異動で静岡に行ってしまってから

真剣に考えていたらしい。



俺は相談されて、こう言った。



「その人とずっと一緒に生活できると思うなら、

このまま付き合って結婚すればいい。



でも、それができないなら、別れるべきなんじゃない?」



もう、彼女の答えは決まっていた。



すでに心は冷えていたから。

結局彼女は別れた。



でも、俺は良かったと思う。

彼女はまだ若い。



彼が初めての恋人だったから、まだモンチは恋がどんなものかを知らない。



俺がいろいろな恋愛話をすると、彼女は真剣に聞いていた。

なんか自分の恋が違うって思ったんだろうな。

俺が失恋して号泣したら、彼女はショックを受けていた。





あたしは別れても泣くほどの恋はしてないなって。




2000年02月15日(火)   登場人物紹介


★☆★よく出てくる人物紹介★☆★

モンチ♀・・・一番心を許せる友達。和兄の妻。
カムアウト済み。


和兄♂・・・先輩。熊みたいでマジ頼もしい。モンチの夫。
カムアウト済み。


忍君♂・・・先輩でモンチの同期。マジ顔も体も性格も最高!
結婚済み(ToT)

むっちい♂・・・後輩。むっちりしていてかあいい。
頂き済み。


ヨッシー♂・・・モンチと同期の先輩。グチが多い。ロリコン(笑)。

クボちん♂・・・和兄と同期の先輩。19のケンジに似ている。でも、
結婚済み

カミちゃん(ババァ)♀・・・俺の新上司。どうしようもない給料泥棒。
3●歳(独身)なのに、可愛い声を出す。キモイ(;´Д`)

お局♀・・・俺の元上司。計算高い。辞職してカナダへ。
カムアウト済み。

まちゃぼ♂・・・後輩。俺のHPを知っている貴重な奴。
カムアウト済み。

ペンちゃん♂・・・同じく職場の女友達。寿退社した。
カムアウトと済み。

杉坊♂・・・和兄と同期の先輩。頼りなくって、オネェ心をそそる。

元彼♂・・・幸せでした・・・。



2000年02月14日(月)   ★☆★はじめまして!!★☆★


はじめまして、ぶろりんです。


エンピツとしての日記は今日が初めてですが、


自分のHPにて、2000.2.14から書き続けていました。



少しずつ、以前の日記をアップしていきます。



そして、みなさんに伝えたいこと。

俺はゲイです。

でも、解って欲しい。

ゲイだからといって、愛することは、何も変わらないこと。



ただ、男が好きだった。



それだけなんです。


さて、

始めなので、俺がゲイになった頃の話でもしよっかな。



俺が男を好きになったのは、中2くらい。

林間学校で、みんなで風呂入った時のこと。



友達が俺に背を見せながら、タオルで体を拭いていたんだ。



大きく開かれた足の間で、ぶらぶら揺れていた金玉をみた俺。

もう、目が釘付けになっちゃった!Σ('ロ';)



最初は、他人のチンポに興味があるだけなのかなと思った。思春期だし。



その頃、俺達の間では、チンポをふざけて触りっこするのが流行ってた。

俺はガタイのいい同級生のチンポを触ってばかりいた。

しかし、だからといって、男は恋愛対象ではなかった。

まあ、まだ恋する年でもなかったし。


でも、俺は【自然に】男が好きになった。


サッカー部やラグビー部の奴らを見ると、エッチな気分になって。

でも、付き合うとか、そこまでは全く考えたことも無くて。

性欲の対象だったのかな・・・。高校生だし。



でも、俺、おかしいのか?とは、不思議と思ったことはなかった。

その頃は、自分が男女問わず、恋をするとは全く思ってもなかったから。



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よろしくです。




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