矛盾スルニモ程ガアル
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2019年04月25日(木) 行きたかったスパに行けた話&プラトニック崩壊の理由。

こんばんは、ぼむでございます。


ミラクルですよ。


土曜日の朝に電話があり。どうする? と。
それで、翌日の日曜日にずっと「彼と来れたらなあ」と思っていたスパに行くことになりました。(私は謝りに行くつもりだったので、彼のホテルに近い駅でカラオケでもと思っていたのですが、「スパに行きたいって言ってなかったっけ?」と彼が言ってくれた)


でね。その電話の後で集合時間とか調べて、「これでいい?」ってメールしてたんです。返事がなかったので、夕方にもう一度メールを送りました。

それでも返事がなくて。

「また、返事しなくていいやって思われてるのかな。流石にこれだけ時間が経ってるからメール見てないなんてことは無いよね。めっちゃ悔しいし悲しいし腹立つ」

って思いながら、「返信ないけどどうしました? 心配しています」とメール。


すると、ちょっとして電話がかかってきてたようで、気付かなかったのでメールで「ごめん、返事を返した気になってました。時間はそれで大丈夫です」と。

こちらからかけ直すと。



正直、











ってぐらいに、彼が謝ってくれるんです。



彼「ごめん、朝出かける時にメールが来てて、後で返そうと思って返した気になってた」

私「夕方にもメールしたんだけど」

彼「眼科に行ったあと、寝ちゃってて……。本当にごめん。ホントごめん」



何度も何度も、誠意をもって。





これ




求めていたのは、こういう態度なんです。



初めて、「ああ、彼は本当に変わってくれたんだな」と思えた出来事でした。
(まだ少しだけ疑ってますが)



そして、スパ。


めっちゃお風呂に入る気満々だったのですが、「別々になるの? ぼむが行きたいなら入っておいでよ」という彼を置いていけず、二人で入れる岩盤浴などに入り、後はひたすら食事と飲み。


中華料理に彼が良く職場の先輩と行くらしく、この料理はこうすると美味しい、とか。

白酒(パイチュウ)というお酒を彼が頼み、その匂いに「無理」と思いつつ、一口だけ飲んでみたり。


実は、お酒に強い人なんですよね……。


結局、二人でゆっくりしてスパを出ました。慰謝料を貰っているので、彼が全驕りじゃなくなったのが「なるほど」って感じでした。

駅に着くちょっと前まで、やっぱり彼が手を繋いでくれて。

私「嘘!?」

彼「嫌ならいいけど」

私「嫌な訳ない」


という会話を交わし。


その次の週も会う約束をして別れました。




次の計画は高級中華のランチ。

ランチは私が持つと宣言して、実際払いました。

結構いいお値段でしたが、今までの食事って彼が結構おごってくれてますし、私のリクエストだったので。

美味しかったのですが、私、味音痴のようで、ぶっちゃけ冷凍食品のチャーハンでも美味しくいただけるし、1600円で一切れ(?)分の北京ダックにお値段相応の価値は感じませんでした……。

けど、そういう雰囲気を彼と味わいたかったんですよね。



その後は彼とカラオケへ。


そこで事件が起きます。いや、事件でも何でもないのですが。


キスはしない、でもしてしまうかも、とか思っていたのですが。

カラオケで彼と寄り添って、くっついていたりして、彼も段々遠慮が無くなって抱き寄せてくれたりしていたら。


彼がこう言ったんです。



「いちゃいちゃしたら前の気持ちを思い出すかもと思って、今日はいっぱいいちゃいちゃしようと思って」



と。


私、衝撃。



私「前のって、じゃあ、今はそんなに好きじゃないの?」

彼「前ほどはね。あの時よりは気持ちは冷めてると思う。忘れてるっていうか。だから思い出そうと思って」

私「私は忘れてないのに。むしろ思い出してるし、気持ちだって冷めたことないのに」

彼「忘れようとしたからね。ぼむに嫌われたと思って、諦めなきゃ、って思ってたし。連絡も取りたかったけど、取っていいかわからなかったから、凄く我慢してた」

私「えええええ!? 嫌わないよ。嫌う訳ないよ。そんな風に思ってたの!?」

彼「うん。ぼむに嫌われたんだと思った。だから別れも仕方ないんだって思おうとしてた」

私「違う。違うよ。ごめんね……。私がちゃんと、不倫が辛い、この状態が苦しいって言わなかったから……。ちゃんと向き合わなかったから……」

彼「ううん」


まさかのまさか。そんな風に彼が思っていたなんて、初耳でした。


私「もしかして、凄く感情を抑圧したのかな」

彼「かも」

私「じゃあ、たくさんイチャイチャしたら思い出す?」

彼「かもね」

私「……ホテル行きたい」

彼「俺もそうだけど、でも、ここで身体目当てとか、身体があったから離婚を決意したって思われたら嫌だし」

私「うん。私も、正直『ここで体を差し出せば、私を選んでくれるかな』って下心が無いとは言えない。うーん……悩むね」


そんな会話をして、まさに「乳繰り合う」状態だったのですが、私が観念しました。


私「やっぱり行きたい。ゆっくりイチャイチャしたい」

彼「じゃあ、最後までしないってことで、行こうか」


どうでもいいけど、そうと決まった時のお店を出るスピードって男子は早いですよね。エロに向かうスピードというか。


カラオケ代は彼が払ってくれて、ホテルへ。


満室が続き、心が折れるかと思いましたが、結局そこそこのお値段のサービスタイムを何とかゲット。


結果的には数千円をケチるより、和室な雰囲気の綺麗なホテルで過ごせたので良かったです。



そこでイチャイチャしながらお話タイム。


私は自分の感情を見つめて。


「こうしたら彼が手に入るかもじゃなく、私はどうしたいの? どうなりたいの?」


と自分に問いかけて。



彼とセックスしたい、という結論に至りました。


下心も確かにある、けど。


ホテルでも彼が言った「ぼむに嫌われたと思ったから」という言葉に、「そんなわけない。嫌う訳ない」とまた泣いて。


この人を傷つけていたのだということと。


私たちは本当に、対話が足りてなかったということと。


というか、お互い自分の感情を全然感じていなかったのですよね。


その状態で対話なんてできるはずもないのです。



それで、そう伝えて。


「あなたは身体目当てにそういうことを言う人じゃないから」と伝えると、「俺がそういう人間じゃないって、ぼむは思ってくれるんだね。信じてくれるんだ」と嬉しそうでした。



けど、「入れたい」と言う彼にストップをかけ。

「もう少し話したい」と言って話したことが、とても重要でした。


私「どうして、離婚するって言ってたのに、それぐらい私のことを思ってくれていたのに、出来なかったんだろう。何か理由に思い当たる?」

彼「うーん、多分世間体じゃないかな」

私「どうして世間体がそんなに気になるの?」

彼「うーん、何でだろう。実家は凄い田舎だからかな」

私「小学生の時にいじめにあったのに関係してる?」

彼「してるかも。実家にはさ、お盆とか年末年始には帰るじゃん。それで、
仲間外れにされるって思うのかも」

私「そ れ だ(多分)」



え、だったら絶対離婚とか無理だったじゃんね??


と思いつつ、やっと彼が優柔不断(に見えた)だった原因が分かりました。

いじめの恐怖。無意識の。


そして、おそらく彼の中からは出てきませんが、親も関係してるんですよね。

だって、いじめを親に言えなかった、って言ってましたもの。


親との信頼関係が出来てないんですよね……。


物を隠されたり、多少の暴力をふるわれたりしたみたいです。

想像するだけで胸が痛いし、腹が立ちます。

過去に戻って守ってあげたい、と思います。


とにかくそのことがクリアになったのは大きな大きな収穫でした。


そして結局、プラトニック崩壊。


おかしいな、5年はやらない筈だったんですけどね?(遠い目)




けれども後悔はないのです。


きちんと、彼の奥底の気持ちが分かったから。


「きっと、その自分の感情を掘り下げていけば、私たちうまくいくんじゃないかなって気がしてる。だから大丈夫」

と伝えると、

「そうかな。変わっていけるかな」

と少し希望を持った感じで彼が私を見ていました。




それは、あなたがこれから自分とどれだけ向き合うかなんですよ、と思いつつ。

彼なら大丈夫だと、私は信じていて。



こういう関係だから、うまくいくのかなと思いました。




そばにいたいのです。


もう私は迷わなくなりました。



よっぽどのことが無ければ



彼もそうだといいなあと、思っています。



2019年04月14日(日) 大ショックからの大復活。

こんばんは、ぼむでございます。

この1週間で、また色々とございました。


まずですね。


私とお花見に行って、超ラブラブだった彼が、
翌日嫁と野球観戦していたんです。



もーこれを知った時、ショックでショックで。



まあぶっちゃけ、仕事を休みましたよね(遠い目)





身体の関係は無いから私はないがしろにされてない♪ 傷つかないで済む、なんて思ってたけど全然傷付きますね

そりゃそうだな。この公開二股。


んで、「また地元に戻って彼は嫁の良さを実感して、私なんかいらなくなるかも知れない」という不安が押し寄せてきて。

そして、このまま続けるか、諦めるかをとても迷いました。

勢いでアプリにも登録。



けど正直参ってしまって、Cさんに連絡するも、「ガチ相談がある」って言ってるのに「今月は厳しい。どんな用件?」と聞かれて終了。

すっごいわがままだって思うけど、ガチ相談っつってんのに「今月は厳しい」って、連絡したの8日ですからね。

あーもーそういう奴だったよなーと。

絶対、どこかで電話とかの1時間が取れない訳ないんですよ。

もちろん、フリーランスになって、その分色々と仕事を詰め込んでるんだとは思いますが。けど物理的にその1時間が不可能って訳じゃないと思います。

私に、使う、1時間が無いんです。


こういう、「俺の時間は貴重だから」って感じの人だったよなー。

はー。そりゃあ、「今月めちゃくちゃ忙しくて、ごめんね」っていう気遣いのある人だったら、私、振られてもしがみついとるわな。

そうだったそうだった。と思い出した一件でした。

気弱になりすぎておりました。



「忙しかったら大丈夫! ありがとう」と返してCさんとは終了。


そして、頼るか迷った末、以前アドバイスをくださった、不倫仲間さんに相談することにしました。


裁判とか慰謝料請求で迷った時に、私に「彼をシャットアウトせず、ちゃんと話し合った方がいいよ」とアドバイスくださった方です。


正直、これがなければ、私は彼と縁が切れていたかも知れません。
本当に本当に的確な、貴重なアドバイスでした。


めちゃくちゃ忙しいときだったのに、彼女はまた快く相談に乗ってくださいました。

で、この「私とお花見行った直後に嫁と野球観戦事件」を話すと。


女神「それは、彼にとっては日常なんだよね。今までも行ってたんでしょ? それで急に嫁の方が良くなることもないだろうし、あんまり彼は何も考えてないと思うよ。

 嫁と比較するのすっごい分かるけど、勝ち負けにしない方がいい。嫁と同じ土俵に立ったらダメだよ。ってか立てないしね。『嫁には嫁の良さが、ぼむにはぼむの良さがある』とか、『迷ってる』とかって言ってくれるの、私は凄く誠実で正直な態度だと思う。
 『嫁とは別れるつもりなんだけど〜』とかってずるずる行く男だっているよ。

 彼とお花見に行ったって聞いて、以前話を聞いた時より随分関係性が良くなったんだなって私は感じたよ。その、まだ起こってもいない介護とか、出産とかを心配するより、もっと今のことを考えるのって、難しい?
 42歳とかになれば、出産できること自体に感謝するようになるよ。無痛分娩にもその時にはそこまでこだわらなくなるんじゃないかな。こうでなきゃダメ、を一つ一つ捨てたらどう?

 離婚をゴールにしない方がいいよ。離婚のことは一旦脇に置くのは難しいのかな。離婚にこだわるより、自分と彼の関係にフォーカスして、どうやったらもっと彼との関係が良くなるかを考える方がいいよ。

 ぼむさんが『捨てられるなら別な人に行こうかな』って迷うなら、彼も『嫁とぼむどちらにしようかな』って迷うんだよ。
自分が迷ったり間違ったりするように、彼も迷ったり、間違ったりするんだよ

 彼と一緒にいるために、出来ることを何でもするって気持ちになった方がいいんじゃないかな。あと、『彼が〇〇するなら、私も〇〇する』ってならない方がいいと思う。彼が嫁を選ぶなら、私も他の人にいくとか。
 もし彼に振られても、再度ぶつかっていけばいいじゃない。『諦めないでいる』のは自分が決めることで、彼が決めることじゃないんだから。

 今をもっと楽しんでみたらどうかな」



もうね、目から鱗がバリバリバリと。


前回も女神でしたけど、今回も女神でしたね。


それがね、他の人に言われたら抵抗感が出たかも知れないんです。

けど、自分の不倫のエピソードと絡めて、「気持ちはすっごく分かるし、私も同じことがあったんだけど(したんだけど)」って言ってくださるんですよね。

それが、めちゃくちゃ癒されると言うか、アドバイスがすっと入って来ると言うか。


それに、誰に話しても「そんな優柔不断なクソ男相手にすんなよ」くらいの反応(実際に口には出さなくとも、雰囲気で分かるじゃないです?)なのに、彼のことを「凄く誠実だと思うよ」って。


うう(涙)



それで、すっごく気持ちが落ち着きまして。


翌日、彼に「今日電話できますか?」とメールしました。

それで、テレビ電話をしまして。

野球のことは若干拗ねて話してしまったけれど、そうではなくて、この女神からのアドバイスを受けて、自分が思ったこと、感じたことを話しました。



「私はBさんが離れていってしまうと思うと凄く不安になる。前にも話したことあるけど、それは母親がずっと、『私の言うことを聞かないなら貴女を見捨てますよ』っていう無言のメッセージを送り続けてきたせいだと思う。
 習い事をしないだけで勘当されそうになったしね。そうやってずっと、思い通りにならないなら見捨てるぞって脅されてきた。

 それに、Bさんの地元に行くことも、父親の『稼いでいるから男は偉い、稼いでいないから女はダメだ』っていう呪いみたいなのがずっと自分にあって、そっちで専業主婦になることは、『稼いでいないと見下される、自分の主張は通らない(稼いでないから)、理不尽なことをされても耐えなければならない』って恐怖が凄いあって、だから行くのが怖かった。
 
 だけど違うよね。

 確かに私がこだわり過ぎてたのかも知れない。お金のことばかり気にしてたけど、二人でいられる時間を過ごすとか、そういうのも大切なんだよね。マイナス面ばかり見過ぎてたのかも。失敗したくない、って気持ちが凄い強くて。
 だけどそれは、失敗しないように失敗しないようにって育てられたせいだと思う。失敗するのはいけないことで、失敗した自分には価値がないと思うから、失敗しないようにするのかも。

 もっと二人の時間を大切にしてって言われたよ。そうするね」



不思議なことに、彼に「私はあなたが離れていくことを不安に思っている」と伝えると、不安が減ったのです。

正確には伝えたからだけではなく、「不安に思っていることを彼が受け止めてくれた」からなのだと思いますが。



そして翌日。飲み会の計画があって、そのことで話そうとテレビ電話をしたときに。


別れたときの話になったんです。


私が、

「別れたとき、本当はもっと他に方法はないのか考えて欲しかった。『あなたの地元では暮らせない』って言ったけど、何が嫌なのか聞くとか、俺が少しの間そっちに行くよとか、もう少し譲って欲しかった。『地元に住まないならもういいです』ってあっさり振られたのが悲しかった」


と伝えたら。


彼は、


「そんな今更……。だってあの時、ぼむは別れたがってたじゃん。それで、俺にそれを言わそうとしてたじゃん。そういう空気だったし、もうこれは俺が何を言ってもダメなんだなって諦めたんだよ」


と。




え、




バレてたの。





え、この人、




思ったより頭いいのでは。(暴言)





いやだって、今までの男(っていうかCさん)だったら多分、まんまと乗せられて「俺が振ったんだ」って思ってたよ?

え、男のプライドを傷つけないようにって思ってたのに、逆効果だったってこと??

そんなに頭が良かったとはまさか全部分かってたなんて……。


多分偏差値や知能指数ではCさんのが頭いいけど、人と接する上での頭の良さや向き合い方は、Bさんの方が優れているんだろうな。

だから私は、Cさんと結婚したいとは思えなかったんだな……。(負け惜しみに見えますが本心でもあります)



そして、テレビ電話とは素晴らしいもので。


彼の表情が見える訳ですよ。



そこで私、気付いたのです。



私「もしかしてBさん、怒ってる?」


Bさん「怒ってる……? そうなのかな。そうかも。怒ってるし、裏切られたって感じがしたのかも。だから、余計に嫁とやり直そうと思ったんだと思う」



私「!!!!!」




確かにそれは、私が彼を裏切ったと言えることでした。


私は彼のことをさんざん責めたし、彼が行動してこなかった(私に言われてしたことを除けば)のも事実ですが、私も正に「間違ったことをしていた」のです。


あの時、不倫が辛いという自分の感情に気付いて、確かに、この関係を終わりにしたいと思っていました。

遠距離結婚でも私はいいと思う、とか変に縋ったりもしたりもしましたが、確かに言わせようとしていたところは存分にありました。


彼に言わせた=花を持たせたと、本気で思っていました。


私から振れば、彼は傷つくだろうからと。



まさか、その逆だったなんて。




私は彼を、見くびっていました。



正直、Cさんと同じだと思っていました。(←それはそれで無礼な発言)




だけど本当に、私は確かに、あの時、「不倫がとても辛い。もうこんなのは嫌だ。別れたいぐらい辛い」と泣くべきだったのです。



まあ、そう言ったとしても彼が行動してくれたかどうかは分かりませんが、少なくともその気持ちをちゃんとぶつけるべきでした。



ちゃんと向き合ってなかったのは、私も同じだったのです。





ですので、私は彼にスマホ越しに謝りました。


彼は「うん」と言って、直接謝るという私を制して「いや、今謝ってくれたし、それですっきりしたからいいよ」と。




良いわけあるか




慰謝料請求までするくらい相手の過失を責めた私が、テレビ電話で一回謝って許されるなんてとんでもないことです。



それに、「俺にそんなに謝らなくても」という彼は、自分の価値を低く見ているからそう思うのだということも何となく分かりました。



なので、「それはダメ。私はあなたが大切だから、あなたにちゃんと直接謝りたい」と伝えました。



それから、メールで今でも敬語なのも、彼がよそよそしいとか、私に対して感情が無いからとかではなく、以前メッセージのやり取りで揉めたので、なるべく粗相の無いように敬語にしているということが分かりました。




その日はそれで電話が終わり。


私は反省いたしました。



自分が悪いとはあまり人間思いたくないものですが、そこをきちんと見つめるようにしました。



やはり、彼が離婚に積極的に踏み出さなかったのは、私にも原因が色々とあったのだなあと、必然だったのだなあと実感するようになりました。



そして、翌日の金曜日。色々と予定が2転3転したため、会えないと思っていた日曜日に会える可能性が出てきました。


会いたい、って伝えるかどうか、ちょっと悩んで。


電話が通じなかったので、メールで伝えました。


「日曜日に会えるなら会いたいと思ったんだけど、ご都合どうですか? 無理だったらいいので、ゆっくり休んでね」


と。


今までね。


「無理だったらいいよ」


とは言えても、


「ゆっくり休んでね」



とは言えなかったんです。

自分の変化に驚きました。


だって、「ゆっくり休んでね」ってことは、時間的には私に会えるのに、敢えてホテルとかにこもるってことですよ?(聞かれても)


それをね、今までは認められなかったんです。「それでもいいよ」って、思えなかった。


だけど今回初めて、「もし彼が疲れてて私に会う気力が無かったら、私は会いたいけど、でも仕方ないかな。ゆっくり疲れを取って欲しいし」って思えました。



進歩を通り越して最早進化ですね。(自分で言う)




そしたら彼も、「日曜大丈夫です」と返してくれました。



しかも彼から、土曜日の朝に電話が来ました。



朝に電話が来るとか、今までに一度もなかったんです。



ミラクルは、続きます。(この話も続きます)



2019年04月06日(土) 彼とお花見に行ってきました。

こんばんは、ぼむでございます。



お花見ですよ。何というタイムリーな話題。


正直、遠距離不倫だったので、一緒にお花見とか今まで無かったんです。


だけどちょうど今回は彼がこちらに来ていて、本日の最終便で帰るというので、お花見に行きたいと伝えていて。


嫁と迷う、って言われた時には「じゃあお花見はいいよ。行かなくていい」って落ち込んだのですが、その後私の欠点を指摘されてありがたくなり、「お花見行く」ってなりました。(単純)



しかしですね。




どうせホテルのチェックアウト時間まではゆっくりしたいだろうし、11時くらいから会うことになるだろって思ってて午前に予定を入れてたんです。




ただ、桜の見頃が東京だと少し過ぎてしまっていて。


「どうせ見るなら満開の桜が見たいな〜。そのためには少し北上しなきゃなんだけど、最終便で帰るなら遠出は難しいよね……」


と彼に話したら、


「遠出でもいいよ。そっち方面にホテルを取ればいいし。大丈夫だよ。予定ずらせないの?」



とか言うんです。しかも何度も。



こいつ、自分の予定はずらそうとしないくせに私の予定は易々とずらせとか言うって何なの……と思いつつ、それでも気持ちが嬉しくてまんまと予定をずらす私。


けど大事な予定だったので、もう絶対そういうことはしません。



さて、遠出OKになったので、私はとりあえず桜開花予想を見ながら、「この辺なら丁度見頃かな〜」という地域をピックアップしました。


そして、彼からの電話で伝えると。


「えー、ちょっと遠いな。〇〇駅(彼の普段宿泊しているホテルがある駅の近く)とかどう? お花見フェスタみたいなのやってるし」



と。





遠出で




いいって




言ったのはおのれだろうが





え、だったら予定ずらさなくていけたじゃん?


私にとって凄く大事な用事だったのに、そりゃずらすのを決めたのは私だから私にも責任があるけど、それにしたって「遠出は無理だよね」みたいに言う私を何度も「ホテルをそっち側に取ればいいから、金曜の夜に移動するから大変じゃないし」って言ったのはお前だろう??



「ちょっと遠い」って、電車で1時間ぐらいのところが遠ければそもそも「遠出OK」とか言うなよ。



「疲れてるし近場がいいな」って最初から言っておけよ!!




で、呆然としながら「うん……土曜日まで桜が残ってるのかな……」とか曖昧に答えて、その日は電話を切って。



翌日からモヤモヤですよ。



言ったじゃん?? 遠出できるよって。ホテルをお花見の場所の近くに取ればいいからって、そこまで言ったじゃん??


私がわざわざ調べて、色々考えてチョイスしたのに、「ちょっと遠い」って自分の近所を選択するなんて、「ここで良くない?」みたいなのって何なの。


いくら何でも自己中心的じゃない??



ずーっとこのことでモヤモヤしまして、これをメールで伝えようかとも思い、けど文字は話がこじれるから止めておこうと思い。



翌日は彼からも連絡がなくて、更にその翌日。


「電話できますか?」とメールが来ていたので、テレビ電話をすることに。


そこで彼から、

「お花見どうする?」

と切り出してきました。




私「うん……」


彼「遠出したい?」


私「うん!(もう、今までみたいに彼も疲れてるんだしとか変な遠慮はすまい)」


彼「〇〇駅じゃダメ?」


私「だって、遠出いいよっていうから予定までずらしたのに。ホテルそっちに取るからいいよって言ったのに。満開の桜が見たいの(口をとがらせながら、あんまり重くない感じで)」


彼「じゃあ、遠出しようか」


私「わーい!」




んー。何て言うのでしょうか。


今までのパターンだったら、


私「え、まあ、〇〇駅でもいいよ……疲れてるでしょ」


と承諾して結局不満が募り、彼だって「え、折角一緒に出掛けてるのに……休みを潰して会ってるのに……俺の頑張りが全然認められてない……」となった可能性があります。


でももう、こんなこと言ったらわがままかなって遠慮はしません。



だってお姫様ですし。←


私は行きたいんですし。←




それで、無事に行けることになりました。




待ち合わせはどうする? って話の時も。


朝はゆっくりめ、夕方は早めに帰ることのできる電車の時間帯を選ぶことができました。


朝とかね。本当は早く会いたいじゃないですか。だからもっと早い電車にしたかったけれど。朝の40分は貴重だよなーと思って。


そりゃあゆっくり寝たいよね、と思って、「どっちがいい?」と私の意向を伺う彼に、「遅い方でいいよ」と言えました。


帰りも、この時間にはこの駅に着いていたい、というときにギリギリの電車と少し早めに着く電車があって、「どっちにしよう」と彼が言うので、「早めに着いた方が安心でしょ? 早い方にしようよ」と言えました。



これね、正直、今までは出来ていなかったかもです。


待ち合わせを早めに設定して彼が結局遅刻、みたいなことが一回あった気がします。


それを思えば、今は待ち合わせ時間よりも早めに着こうとしてくれるし、変わりましたねえ……。(これがずっと続くかは未知数ですが)


そして私も変わりましたね。

こういうのが余裕というのでしょうか。(まだギリギリの判断でしたが)


遠出はしたい。だから、それに合わせて貰うんだし時間くらいは譲ろうということと。だけどそれだけじゃなく、そういう取引(ギブアンドテイク)みたいなのとは関係ないところで、彼のことを思いやるということが出来てき出した気がします。



さて、待ち合わせをして、ホームのはじっこまで行って無事に予定通りの電車に乗れました。


ボックス席をゲットし、運よく進行方向を向いた席で、座って目的地まで行けました。


車内が空いているだろうからってホームの端まで歩いたのは彼の判断で、こういうところ好きだなって思いました。



座ってお喋りしながら、景色を見ながらの移動。


彼が「この席は良い。ぼむを見ながら景色も見られる」ってにやりとしてました。


遠出してくれてありがとうって言ったら「仕方ないなあ」とか冗談で言うのですが、私は今は姫なのでそこに卑屈になったりしません。

「えー、だって遠出いいって言ったじゃん〜。それに晴れて良かった♪ 私の日頃の行いがいいんだと思う」

って返しちゃいます。


彼「俺の日頃の行いだな。平日めっちゃ頑張ってるし」

私「頑張ってるのは分かるけど。私の目的地のチョイスがいいんだよ。開花予想も、ばっちり満開のピークだったし」


という会話をしつつ。


彼がぴったり身体を寄せてくるので、「座席狭かったっけ? まあ荷物もあるしな〜。だけどやっぱりこの距離感は恋人同士の距離感だよな〜。まあ恋人でもなんでもなくて、今は他人だけどな」とか思っていました。



彼「何かこんなゆっくりした遠出が久しぶりかも。こっちにいると慌ただしいし」


私「だね。景色を見ながら行くのもいいね。東京は空がすかーんと晴れてていいなって思ってたら、東京出身の人が「でも空は常に霞んでる」って言ってて、今見たら確かにそうかも」


彼「あー(嫌そうな顔)」


私「自然が割と好きなんだね?」


彼「割と?」


私「凄く? 非常に?」


彼「自然はとても好きだよ。霞んでる空とか嫌じゃん」


私「なるほど、確かに」



私は都会的なものが好きで、あんまり自然に感動するということはないのですが(好きは好きですが)、彼といると影響されて、自然もいいなって思うようになってきたかも知れません。



さて、目的地に着いて、まずは屋台で食べたいものを調達して。


初めて、話題のハットグを食べました。あれは美味い。
彼は一口食べて「もういい」って言ってましたが、解せぬ。


レジャーシート持ってくれば良かったねと言いながら、階段になってるところに人が沢山座っていたので、そこに座って桜を見ながらタコ焼きとかを食べて。


ゆっくり土手を散歩して。



彼は人前では自分を殺してあまり喋らないようにしている、と言っていて(いじめにあった後遺症らしい)、テンション低いのかな? と思ったのですが。


そうすると、「やっぱり私じゃなくて嫁の方がいいから乗り気しないのに来てる?」とか嫌な考えが心を占めるのですが、「いやいや、乗り気しないなら〇〇駅になってたよな。お花見は彼も行きたいと思ってるって言ってくれてたし。楽しみにしてくれてたんだろうし」と思い直しました。



そして、「確かにこうやっていちいち『私のこと好きじゃないのね?』って言われたらうざいよな〜。それよりは『お花見楽しい♪ 一緒に行ってくれてありがとう♪』っていう女の方が、そりゃどっちといたいかって明白だよな」と思いました。

以前だったら↑のようなことを書いてあるネットの記事とかに傷ついていたものですが、やっと自然に「そりゃそうだよな」って思えるようになりました。








成 長。(自分で言う)





いや、こうやって時折自分で自分を褒めるというのも大事なことなのですよ。




で、段々手を繋ぎたくなったのですが、人前では絶対手を繋がない彼なので、こんなところに知り合いはいないよなと思うもののやっぱり人生何があるか分からないしと思って、自重していて。


しかし、人気が少なくなったあたりで我慢できず、「手を繋ぎたい」と言ってみるが早いか彼が手を繋いでくれました。


そして「こうしたかった」と驚きの言葉が。


私「さっきから繋ぎたかったんだけど、人が多かったし遠慮してた」

彼「遠慮しなくていいのに」


え、絶対手を繋がない人だと思ってたし、とびっくりしていると


「だってこんなところに知り合いいないでしょ。それに、電車のあの席が凄く良かった。くっついていたくて凄い身体を寄せた。もっとくっつけば良かった(笑) 帰りもあの席がいいな。もっとゆっくり走る電車で、長くあの席に乗ってたいとさえ思っちゃった」




と。



うーん、びっくり。



「私といると、ぼむといるのもやっぱりイイなって揺れる?」


と聞くと、


「揺れるね」


って言うので


「もっとこれからも揺らそうっと」


と答えると、


「もう揺れてる」


と。



怖いけど、「やっぱり嫁の方に傾いてるの?」と聞くと、「うーん……」と悩んでいるので「やっぱりそうなんだ」と落ち込みつつ「悩むってことはそうなんだ」と言うと、「いや、半々ぐらいだと思う。どっちにもいいところがあるんだよね」と彼。


私「贅沢な悩みだよね(笑)」

彼「そうだね」

私「私と嫁、どっちも選べると思ってるから迷うんだろうね。私がいっそ、他の人を見つけるので嫁とお幸せにってやれば、Bさんを苦しめないのかな。そう思う?」

彼「うーん……。それはそれでショックのような……。やっぱりこうやってそばにいると、いいなって思うよね」



マジで王様ですよね。


だけど、どちらかにしていただかなくては困りますので。少なくとも私は。


話していたら少し感情が出てきて、「やっぱり諦めたくない」と泣いたりしながら、手を繋いで立ち止まったりしていました。


「座って話す?」と彼が言ったのですが、そろそろ引き返さなきゃいけない時間だと思ったので、「そろそろ戻る時間じゃない?」と言って引き返しつつ話しました。


感情を感じるのが重要という話に、「分かったような分からないような……」と良く分からないといった表情の彼。



また、彼の中に凄く「常識を守らなくてはならない」という思いがあって、それが凄く強いので、「親がそういうこと良く言ってた?」と聞いたら「うーん、覚えてないな」と。


これは抑圧が強いパターンのような……気がします……。


それから、

私「産むなら無痛分娩だけど、40歳超えた初産は私の地元じゃ無痛分娩できるところないから、こっちで産むしかないと思う。……地元で産んで欲しい?」


彼「うーん、どうかな。ぼむのやりたいようにやって欲しい、っていう気持ちがあるから何ともだけど。そばに居れたらそれがいいけど……」


私「Bさんは実は寂しがりなんだね」


彼「うーん……。そうなのかな。そうなのかも」


私「自分が出かけるのはいいけど、相手が出かけてて自分が帰ってきたときに不在なのは嫌、みたいな」


彼「うーん。そうかもね」



という会話をしました。



ここで、この話が最近婚活で得た知見と合致しましたよ。



男性は、「相手と一緒にやる趣味が欲しい」。(女性は割と趣味はそれぞれで楽しめばいいという考えの人が多いらしい)


つまりこれって、「男性は寂しがり」ってことなんですね。納得。




それで彼は、野球観戦が趣味の嫁と、「一緒に野球の話が出来るし」とか言うんだと一人合点がいきました。


Bさんは、「1ヶ月連絡取らなくても平気」とか言うし、一人で平気な人なのかと思ってましたが、どうやらそれは違ってて。

あくまでも「一緒に生活しているベース」があっての「出張時の不在で連絡取らなくても平気」ということみたいです。


何か、私、あんまりBさんのこと理解していなかったのかも……。




まあこれで、家に帰れば「やっぱり嫁もいいな」って思うんだと思いますがね。

そうやって後10年くらいはずるずる行きそうですがね。



けど、今までと違うのが、私の中で


「別居でキスまで、離婚でセックス」


とはっきり線引きをしていること。



これなら誰かに聞かれても、不倫じゃないですし堂々と「友達です」って言えます。(キスをする友達とは、とは思いますが)



この線引きは、「相手が結婚している状態でセックスをするのは、とても悲しいことだ」と悲しみを味わったから、どんなに彼としたくても「でもあんなに悲しい思いはもう嫌だ」と思えるからなんですね。
(それぐらい、自分の感情が麻痺していたんですね……)


今までだったら、愛されているか確かめたくて、今日とかでも自分からキスとかしてたと思います。

けどそこが、踏みとどまれるようになった。



それに、もし結局最終的に嫁を選ばれても、私の身体は守られているので、「遊ばれた」とか「身体目当てだったのね」とか「恋愛ごっこがしたかっただけかよ」という感覚にはならない。(最後のやつはちょっとかすりますが)


自分の身体を安易に渡さないっていうの、実はとても大事なことなんだったのだなあと。(今更ですが、今まで分かっていなかった、ある意味知らなかったのです)


当面の目標は、彼とエッチをしない間に、男友達を沢山作ることです。

いい人がいれば乗り換えてもいいし、そうじゃなくてもきっと精神的な余裕が出来るし、捨てられたらそこから選ぶぐらいの気持ちでいたいです(笑)



しかしちょっと気になってしまった、「嫁とのレスは解消したのか」について勇気を出して聞いてみましたが、「してない」と即答でした。


そんな相手と、この先も続けていきたいんですかね?? 本当に??
(私の方に誘導したいとかではなく単純に疑問でもある)


それが嫌だから私に惹かれたんだと思いますし。
そこは、彼が感情を我慢している箇所なのではないかな〜と思っています。



だって悲しいですもん。普通。


したいと思っている相手から拒まれたら悲しいし傷つきますもん。



けど、そういうことを彼は言わないので。多分抑圧してるのではないかと。




うーん。先は長いですねえ。




まあそれで、時間になったので急いで駅に向かい、無事に時間通りに着きました。


帰りも無事にボックス席、進行方向向きをゲット。


彼が眠そうだったので、「寝ていいよ」とすんなり言える自分にもびっくりです。


今までだったら「えー、折角一緒にいるのに」って思ってしまってたと思います。


けど今は何故か(←?)、「まあそりゃあ疲れてるだろうし、眠いよな。眠いの我慢するのも辛いし、寝てもらおう」と思えるのです。



圧倒的成長。(自分で言う)



そしたらですね。到着10分前くらいから、手が重なり。3本くらい指が少しだけ絡んで。


それだけでもびっくりしてたのに、なんと!!


ターミナル駅で、昼間なのに、電車を降りてから彼が手を繋いで来たんです!!!




えっこれ4年間の間に一度も無かったことなんですよ??←誰に聞く




一体何が? と思って「マジで?」と彼を見ると、「嫌ならいいけど」とか言うので「嫌な訳ない」と言ってそのまま繋いでいましたが、正直私の方がヒヤヒヤしてました。


まあ別に友達に見られても、「ちょっと落ち込むことがあって一人でいられなかったので、Bさんが見かねて繋いでくれてた」とか言えばいいかなって。
(苦しすぎる言い訳ですが)


一回ぐらいの目撃なら、まあ何とかなるかなって。


何とかならなくても、一応、奥さんに慰謝料を払うことになるという覚悟自体はしているので、もうバレるならバレてもいいか〜って感じです。(彼は冗談じゃない、って感じだと思いますが)


けど今の状態なら「やってません」ってはっきり言えるので、過去がバレない限りは言わないかも知れません。ずるいな。

けど浮気された経験から、それを知ることが果たしていいことなのかはわからないというのも本音なんですよね。


私は浮気するような野郎だってことは知りたい派ですけど、そんな私でも当時「知らない方が幸せだったかも」って思いましたもんね。


まあもうなるようになるさ、という。




にしても、彼の変化にびっくりです。


びっくりって何回言ってるんですかね。語彙力ナッシングですね。



驚愕の変化。(やっぱり語彙力なさ過ぎて悲しい)





こんなこともあるんだなあという。



それはやっぱり、私が変わってきたからかも知れませんね。



この調子で、自分のためにこれからも頑張るぞー。




感情を感じるコツは、泣きそうになったときに泣くのを我慢しないことです。


頑張ります。




2019年04月05日(金) やっぱり悲しい。

こんばんは、ぼむでございます。


感謝の電話の後、やっぱり感じるのは悲しみで。


選んでくれたと思ったのに、まさか4年前の状態に戻るなんて。


去年別れる直前に話してた時には、「もう別居しかないんだよ、別居できるの?」って聞いて、「できると思う」って言ってくれていたのに。


あの時は少なくとも、私の方に傾いていたのに。



それを聞いてみると、彼の答えは「あの時はそう思ってた。今は違う。半々ぐらいかも」でした。



別れている間に、嫁と再構築しようと頑張って、それで嫁に傾いて、また私と会うようになって私が諦めないもんだからまた迷って。




彼には「感情を感じて欲しい」と伝えていますが、そう言われても実践が難しいのも確かなんですよね。



それは分かる、分かるんだけど、彼が変わらないことには何も変わらない。マジで。



だけど、彼の変化をどうこういう前にまずは自分かなって、今は思います。



ダイエットして腕と足を半分の太さにすることが目標です。(←誇張ではなく。どんんだけ太いんだって話ですが)


脱毛ももうちょっと完璧にする。


大分お肌は綺麗になった(当社比)ので、今度はボディケアを頑張るのです。



でもやっぱり悲しくて。



けど、悲しんで悲しんでいたら、あんまり悲しくなくなってきたような気がします。



「まあ迷うなら仕方ないよね」



みたいな。



嫁の方に行ってしまうのかな、と思うと強い不安感に襲われますが、それはきっと「見捨てられ不安」というやつで。



強い不安を覚える度に、「これは違う、小さい頃の私が見捨てられると怯えているだけ。彼に対する感情ではなく、親に対する感情」と認識を正しています。



けど、見捨てられ不安だけじゃなく、好きな人が自分から離れていって、自分じゃない人を選んだら悲しいじゃないですか。


そんなの、悲しくて当然じゃないですか。


だからその悲しみから逃げないで、悲しみをしっかり味わうことにしています。



押し殺さないで、抑圧しないで、ただただ感じる。



自分の感情を感じるということは、自分を大切にするということなんですよね。



しかし最近、気軽に人に話しかけられるようになってきました。


以前から少しずつそうなっていたのですが、最近更に。


これは、Bさんと色々と話している効果かなと思います。
Bさんと接する中で、やっぱり自分の感情と向き合うことが多く。
何もないときって、やっぱり自分の昔の感情を掘り起こすって難しいんですよね。

苦しいし、辛いし、やりたくなくて後のばしにしてしまう。



だけどBさんと話して、湧き上がる自分の感情をなるべく感じるようにしている最近は、やっぱり成長(?)が早い気がします。



もう何だか、私のことを選ばない人で、こんなにもフラフラされて馬鹿にされるなら、もういいかなという気持ちも出てきました。


だけどそれが、依存先を変更しようとしているのかなと思って、自分で自分が怖いです。
それに、彼は自分の感情を感じられていない状態なので、フラフラするのも当然なんですよね。

このことに、むしろ私が4年前に気付いていれば話は早かったのですが。


仕方ないですよね。色々あって、もがいて、あがいて、苦しくて、悩んで、それでもやっとここまで来れたんですから。



悲しんで、悲しんで、その先にあるものを。



自分の眼で、見ていきたいと思います。



2019年04月02日(火) よりが戻ったと思ったら戻っていなかった話。

こんばんは、ぼむでございます。

落ち込んでいます。理由はタイトルの通りです。



何かね。落ち込むってこと、今まであんまりなかったかもって。


落ち込むって言うのは、自分の感情を感じているってことなんですよね。ある意味。


今まで、ショックを受けてその場では泣いたりしても、こんな風に引きずってずっと悲しいなんてこと、無かったような気がします。

Cさんに振られた時は、落ち込みよりも悲劇っていうか茫然自失っていうか、もっと激しい感じでしたし。

今はなんかこう、「ずーん」って感じです。



前回の話の続きになるのですが。



「反省よりも先に、相手がなぜそれをしたのかを掘り下げること。そして、相手は感情を感じ吐き出すことで、その次の段階として反省ができる」


という内容の本を読んで、薄々感じていたことが「やっぱりそうか!」となりまして。


分かっていたのに自分が焦りすぎていたなと。


そんな訳で、先々週Bさんに会った時にそれを伝えてみたんです。


2時間しかありませんでしたが、カラオケ屋さんでご飯を注文しつつ、

「どうして離婚を自分からは切り出せなかったのか」

と。


「不安だった?」「私のことが信頼できなかった?」
色々聞いてみました。


すると、

「俺は安月給だから、月1回東京に行きたいってぼむの望みを叶えてあげられない。給料安いから捨てられちゃうって不安はあったかも。ライブに行きたいなら行かせてあげたいし。好きなことをして欲しいし」


と、意外な答えが。

私は泣きべそになりながら、

「そんなことで捨てないよ……。それに、そういうお金は自分で用意するつもりだったんだよ」


と、資金計画を話し。今まで打ち明けてなかったことも言いました。

それから

「私が結婚してもしばらくはこっちにいる、って言ったの、本当は嫌だった?」

と聞いたら、

「うん。正直に言うとね。だってテレビ電話だと、触れあったり出来ないじゃん。エッチもできないし」

「そっか。私も一方的に決めてしまっていたね。Bさんがどう思うかを聞いてなかった。ごめんね」

という会話をしました。


色々話していたら、お互いに触れ合い、おでこをコツンとしたり、頬ずりをしたりしていい感じに。


どんな会話の流れだったか忘れましたが、彼は、

「だって、ぼむのことがどんどん好きになっていってた(る)」

とまで言ってくれました。



どんどん好きになってた、って嬉しくないですか。


それで何かいい雰囲気になって、けれども何の確証もない状態だったので、私から「待ってて、って言って欲しい」と伝えました。

彼は一瞬戸惑って、迷いながらも、「あー、でも言いたい」と言って。

彼が「待ってる?」と聞いてきたので、「うん」と答えると、

「待ってて」と言ってくれました。






重要ポイント:私が言わせたにしろ、彼は自らの口で
「待ってて」って言ったんですよ



さてここからが本題です。



「待ってて」と言ってくれて、しかも帰りには、今まで絶対自分からは手をつないでくれなかった彼が、夜の新宿で手を繋いでくれたんです。


「変わってくれた」「選んでくれた」って思うじゃありません?



ところがどっこい




筋金入りの


煮え切らない男(弁護士表現)が




そんなはずなかった





その翌週。


私はメールで「いつまでにどうするかを、二人で話し合って決めたいな。Bさんの中でも考えていて欲しいな。どうかな?」と伝えました。

Bさんからは、

「そうですね、次回会ったときに話しましょう。またそっちに行くとき連絡します」

とお返事。(私はよりが戻ったと思った時からは敬語をやめているのですが、Bさんは何気に敬語です)


「またそっちに行くとき」っていつだよ! とイラっとしていたのですが、その次の週にすぐに出張が入り、電話ができることになりました。


で、話していたのですが。


「嫁とちゃんと話して欲しい」という私に、

「しばらくこっちに出張になりそうだから、次のGW前には…」

という彼。


「いや、正直こんなマイルストーンを決めるだけの話、電話で出来るんじゃないかって私は思うんだけど。会って話さなくても良くない? 私が40歳までに離婚するのを目指すとして、別居期間も入れたら今から動かないと間に合ないよ。今度の週末に帰った時に話す、ぐらいのスピード感じゃないと」


と伝えると、「ぼむが会って話そうって言ったんだよ」と
事実をねつ造してきたため、メールを読み返して訂正したりしました。

そして、

「分かった。今週帰ったときに話してみる」

と。


で、半分安心してたのですがね。


そうは問屋がおろさないですよね。



話し合いをしているはずの週末は何の連絡もなく、明けて月曜日。


こちらに出張に来ている彼に、何とか連絡を送らずにいると、相手から電話大丈夫かというお伺いが。


そこで電話をして、他愛のない話をして。


私から、「話し合いどうだった?」と聞きました。


そしたら。


「まずは、子供を持つことについてどう思うのかを話し合うことになった。嫁はあんまりはっきり答えないから、GWまでに考えておいてって話した。
 ……ごめん、正直、まだ迷ってて、こういう聞き方になった。
 やっぱり嫁といて落ち着くし、楽だし、趣味の話とかもできるし」


と。




は??




ってなった私を誰が責められましょうか。



っていうか、とっさに「は??」ってなったの、私も大分自分の感情を感じることが出来てきたように思います。


何か、「えっこれめっちゃ怒りたいけど怒っていい案件だよね? そうだよね?」って自問自答しながらの「は??」ではありましたが。



いや別にね、迷うのは仕方ない。


最初に話し合いをした当初は、「嫁とやり直そうと思う」って言ってたし。



けど、



だったら、





「待ってて」は無いだろこのクソが。(←言い方)




私「えっ待って今私凄い怒りたいんだけど、これは怒っていいよね? え、待っててって言ってくれて、私は私を選んでくれたんだと思ってたんだけど、違うの?」

彼「あの時はそう思ったんだけど、家に帰って嫁と話したら迷いが出たっていうか……。それに俺、最初言葉に詰まったじゃん(←だから何だと言うのか)」


私「詰まったけど、最終的には言ってくれたじゃん」


彼「うん。……ごめん」


私「一度は私にするって決めてくれたのに、どうしてまた嫁に傾いたの?」


彼「やっぱり去年の6月に別れたのが大きいんじゃないかな。あれからやり直そうと思って、それなりに会話をするようにしてたから、前よりは話すようになったし。それはぼむにも話してたよね」


私「聞いてたけど、以前の海外出張のときに、嫁と話をして欲しいって言ったら『もう少し関係がほぐれてから』って言ってたから、まだそんなに話すような関係じゃないんだと思ってたよ」


彼「だってぼむは、俺の地元に来たくないって言ったし……」


私「あの時はそう思ったけど、よくよく自分の心を見つめてみたら、私が本当に怖いのは『お金を稼げない=見下される、差別される、理不尽なことをされても言うことを聞かなくてはならない』って思ってたからだった。父親がそう言って専業主婦の母親を見下してたから。だからそっちに行って仕事がないのが怖かった。
 それに、Bさんはこっちだと良く飲みに行ってるじゃない。最低でも週2〜3回は行ってる。結婚してからそんな頻度で行かれたら、凄く辛いなって。
だけど、結婚してからそういうのが辛いって訴えても、その時は「ごめん」って言ってくれても同じことをするのかなって。飲みで待ち合わせに2時間遅刻するみたいに。
 待ち合わせ2〜3回、少なくとも3〜4回に1回は遅刻してたよね。それも連絡なしに、1時間も2時間も。嫌だって何度も言ったけど同じことしたじゃん。ああいうのが起こると思って怖かった」



彼「そんな頻度じゃないと思うけど……俺の記憶では数回だけど」


私「少なくとも10回以上はあると思うよ。最初の待ち合わせの時から遅刻してたし。性質が悪いのは、遅刻しない時もあるからなんだよ。以前の遅刻はたまたまかも、こうして時間通り来てくれるし、って思ってしまって。それに、Bさんの都合も考えなきゃって自分を押し殺してたし」





……今こうして会話を振り返ってみると、私もしつこいですがBさんも何気に私のせいにばっかりしてますね。

お似合いですね。←何が



それで、とりあえずとても怒っているということと、心の底から謝って欲しいということを伝えて(でも多分Bさんは分かってない)、何の意味もない「ごめん」をいただきました。


私「じゃあ、あの時は
ムードに呑まれて言ったって感じ?」


彼「申し訳ないけど、そんな感じだと思う」






マジか



この世に神などいないな。




……って気分になりました。




「煮え切らない男」という鉄面皮弁護士の言葉がリフレインしますね。


っていうか、ここにきて、この不誠実さって何なんですかね?


まあ結局、彼はまだ一度も自分の感情に向き合ってないですからね。


けど、向き合ったとしてもこの感じだと、嫁との再構築に向かう気はしますね。



いや、相手の気持ちなんてわからないですが……。


しかし、この時の会話で重要なことが分かったんです。



子供のことを話していた時。


私は妊娠したら事前検査をしたいタイプ。

「障害を持って産まれたら、その子が苦労するんだよ。親の身勝手で遅く産むんだから、なるべく私にできる最善の努力はしたい」

と伝えていました。(あくまで自分自身の考えは、ということです)


そして、「こんな理屈っぽい女といたら安らげないよね。だからしんどい?」

と彼に聞きました。


彼は「そうかも」


と。




その瞬間、自分の全てが否定されたような、「ぼむの深く考えるところを尊敬している」って言ってくれたのに、結局そこがダメなのかよお前も今までの男と同じかよって感覚になりました。


そして、「私の良さを否定するのならば結局一緒にはいられないな」と思いました。


しかし。


よくよく聞いてみると、


「ぼむはさ、何て言うか0か100かしかないじゃん。(はい) それで、絶対白か黒か決めなきゃいけなくてさ。ぼむの深く色々考えるところは俺にとっては凄いな、って思う面と疲れる面とあって。それは、いい面も悪い面も両方あるっていうのじゃダメなのかな。どっちかに決めないと気が済まない、ってことが多い気がする。
 
 うーん、どっちかっていうと、深く考えるのがダメっていうより、そういう風に決めつけたり押し付けたりするところが疲れるんだと思う」


と。





これには正直、参りました。



だってマジ正論なんですもの。


そこ。


それ。



そこ多分、私の悪いとこ。直すべきとこ。


少なくとも、コミュニケーションにとってはマイナス面が大きいとこ。


そして、こういうことを指摘してくれる彼に感謝したし、やっぱりありがたい人だなって思いました。

で、

「そこを直したら、私に傾く?」
と聞いたら、普通に自然に

「傾くと思う」

と。

「何それむっちゃ頑張る。直す」

と前のめりな私。





沢山沢山感謝をして、その日は終わりました。




が。(続きます)


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